2002年09月14日(土) |
御神輿と山車と彼氏と |
昨夜、むつの寝付きが悪くてのんも私も寝るのが遅くなってしまった。 いつもにしては、寝坊気味の朝。 朝ご飯を食べていると、…祭囃子が聞こえてきた!!
のん、「お祭りの音?!」 外はかなり涼しそうだし、むつは(昨日より顔色が良くなったけれど) 本調子ではないので、ちょっと出るのを渋っていたら、 「のんちゃん、お祭り見に行きたいのだけれども、 一緒に行ってもらえないかな?」 と、ひどく正当に依頼されてしまい、やむを得ず、出る。
一番近いK公園が今年、御神輿やら自治会本部やらの設置場所になっている。 11時頃に公園に行ったら、もう子ども御輿は帰ってきたところだという。 残念!!…と思っていたら、午後は13時からまた出ると教えてもらった。 よし、昼ご飯食べて、また来るぞ、のん! ふと見ると、みんなはっぴを着ている。 担ぐような子どもはもちろん町会のはっぴを着ているが、 それ以外の…のんくらいの子どもも、着ている子ばかり。
…よし!!買おう!!! ついこの間、商店街で見て、買おうかどうしようか悩んだのだった。 のんを連れて行き、赤いはっぴを買う。2400円の衝動買い。
買ったばかりのはっぴを着て、13時少し前に家を出る。 お父ちゃんがカメラマン。 私がむつを抱っこヒモで抱っこして、いざK公園へ。
しばらくすると、子ども御神輿が出発。
毎年、神社もしくはK公園あたりから出発し、 ぐるりと街道沿い・駅の辺りをまわって、戻るというルートらしい。 私も、きちんと御神輿について歩くのは初めて。
担いでいるのは主に小学生。3.4年程度の子どもが多い。 何やら、みんな恥ずかしげ。 掛け声は大人の声ばかり。
なにより、のん。 ちっとも面白くなさそう。 ま、担ぐわけではないので、ただ歩いているだけになってしまうから 無理ないかとも思うのだけど。 掛け声も出ない。
去年は少しだけ参加したのだが、その後さんざんうちわを持って 「わっしょいわっしょ〜い」と言いながら練り歩く、 「お祭りごっこ」が大流行だったのに。
本番は、やっぱり緊張する体質なのだ。
「つまらない?(列から)抜ける?」と何度か聞いたのだけど、 ううん、楽しい、と首を振る。
途中休憩の時に、山車とすれ違ったので、急遽乗り換える。 子どもの山車は綱をみんなで引いていく。 これなら、のんも参加しやすいし、面白いかも。
ところがやっぱり、真剣な表情で、ただ黙々と綱を引く。 まるで葬送行列みたいだ。
そうだ!Tくんを呼ぼう!! Tくんのおうちはぎりぎり町内からはずれている。 が、電話すると快くお姉ちゃん2人と一緒に来てくれた。 ちょうど休憩のところで合流できたので、 4人でおやつをもらって食べて、 さっきまでのしょんぼりしたのんがウソみたい。 凄い笑顔で、楽しげに、Tくんと一緒に山車を引く、のん。
父ちゃんも私も、かたなし。
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