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Nekomar's Diary

2004年09月04日(土) むつ、やる気を見せるプレ保育

久しぶりに、むつのプレ保育のある日である。
本日の予定は、園のバスに乗って園の農園まで行き、
トウモロコシ狩りをするのだ。
今日収穫したトウモロコシ(ポップコーンにする品種)は、
皮をむいて、干しておいて、
次回、ポップコーンを作って食べさせてくれることになっている。

雨が心配で、直前まで行くかどうか迷った末、出発。
自転車に乗りながら、むつに今日の話をする。
 この前、むつはバスに乗っていったでしょう。
 あそこに、今日もまたバスで行くんだって。
 でも、お母ちゃんはバスに乗れないから、
 むつと、Aちゃんと、お友達みんなと、先生で乗っていくんだよ」

うんうん、と話を聞く。
「とうちゃんは?」とむつ。
私「ううん、父ちゃんも乗れないから。」
むつ「おともだちと?ちぇんちぇいと?」
私「そうそう」

ふーん、と神妙な表情。
さて、今回はちゃんと泣かずに行き帰り、乗れるだろうか。

のんの時は「きまじめ、はりきり」のプレ保育であったが、
今までのむつの様子を言うとはっきり言って
「やる気ナシ、だれまくり」のプレ保育。
特に7月の最初の時なんてひどいもんだった。

それが。おお?!
今日はひと味違う、むつ。
「最初にトイレに行きたい人は行ってくださーい」と先生に言われ、
オムツにもかかわらず、「いく。」とトイレに向かう。
(おかげでずいぶん時間をとってしまい、朝の歌に間に合わなかった)

自分で指示に従い、バスにもAちゃんと手を繋いで乗り込む。
おかげで、2人並んだ席にしてもらえた。

バスが農園に向けて発車すると同時に、
ママたちは一斉に自転車でバスを追いかける仕組みなのだが、
(園〜農園まで、自転車でも3分ほどである)
曲がり角でちょうど見えた時、むつが中から私に手を振った。
何事か言っている。

あららら。前回とはずいぶん違う。
降りてきた時も、しっかり見て降りてきて、動揺した様子はない。
おおお。成長って、するもんなんだなぁと、こういう時実感する。

トウモロコシも、「ここだよ」と場所を教えると、
自分でちゃんとむしり取る。

園に帰ったあと、(ポップコーンにするために)皮をむいて干す作業をするのだが、
それも先生のやり方を見ながらちゃっちゃとする。

すごい!どうした、むつ?!
私は心底ビックリだ。
その後のお帰りのお歌も初めて身振り手振りをくわえてちゃんと歌えて、
サヨナラの御挨拶が済んで・・・。

さて、室を出ようという時、むつが大きな声で言う。
「ぽぷこーんは?!ぽぷこーん!!!」

!!!
それを期待しての「やる気」だったのか!!!


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