むつ、一昨日の晩〜昨日くしゃみを連発していたのだが、 昨日の午後あたりから薬が効き始めたのか、格段に様子が良くなった。
薬も、のんと一緒に飲むからか(のんにも鼻の薬が出ている)、 スムーズに飲み、点鼻薬もさほど嫌がらずにする。 大丈夫らしい。ホッ。
さて!!新学期だ!! 朝起きたのん、 「ええーーーっ、今日から幼稚園ーー? やーだー、もっとずーーーっと寝てたーーい、のんびりしたーーい」 などと、へらへら笑いながら言う。
幼稚園、決して嫌いではないらしい。 ありがたい、ありがたい。
あっと言う間に着替えも済ませ、準備万端。 「見て」とばかりに、私の前に得意気な顔であらわれる。 「・・・そんなに早く用意出来るなら、髪の毛結ってあげようか?」 と声をかける。
私の基本的な考えとしては、 髪は、自分で結えるようになるまで長く伸ばさなくていい、と思っている。 何よりも遊ぶのにも、食事にも、長い髪は邪魔になることが多い。 結って行っても、幼稚園の活動の度にほつれたりして、 「せんせいーなおしてーー」となるのは、痛いほどわかっている。 何より、短い方が清潔じゃないか。
何度も私がそんなことを言うので、 のんは「長い髪」に憧れながらも、あきらめている。 だから、 「ちょっと横のところ三つ編みにできるようになったら、 もう切ってもいいから」 などと言う。
そんなことを素直に言われると、 子どもの好きなようにさせてやりたい…と思ったり、 イヤ!やっぱり、自分のポリシーを信じるべき!!と思ったり。 大いに心揺らぐのである。
そんな私から「結ってあげようか?」などと言われて、小躍りするのん。 うわーーい!! 早速、髪飾りを持って椅子に座る。
左右に少しずつ、3,4個の三つ編み。 うん、これなら横の髪の毛がばさばさとしないし、 帽子を被っても邪魔にはならないからいいだろう。
のんの髪の毛を結い終わると、 当然、「むちゃんもーーー!!」と、もうひとり待ちかまえている。
のんを見送ったあと、久々にむつと2人きり。 何をする出もなく、だらだらと過ごす。 午前保育で11時には帰ってくるので、買い物にもゆっくり出られない。 なんとなく過ごしているうちに、11時になった。
のんが帰ってくると、とたんに楽しそうになる、むつ。 もう、私ではまったくの役不足らしい。
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