NM Syndrome

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2022年02月26日(土) なさいくん主役!

絵本?
おおー、絵本第2弾が決まった。
しかもなさいくん主役ですって。
脚本は古市さん。
曰く、「新しい絵本は、「なさいくん」の姿をずっと見ていて、思いついた物語です。なさいくんでもあり、なかいくんでもあるのかなあ。社長のアイディアもたくさん盛り込まれているので、楽しみにしていて下さい!」だそう。
タイトルは中居に委ねられた。
ぬいぐるみと絵本はどっちが先になるだろう。
発売日決定を首を長くして待つ。
春にはたくさん楽しいことが待っていそう♪


「図書室の怪(マイケル・ドスワース・クック著)」読了。
この気分になるまで途中で放り投げていたがここ数日で一気に読み切った。
非常にスタンダードで端正なゴシック怪奇小説でこれが現代に書かれたというのが素晴らしい。
特に表題作はその雰囲気といいモチーフといい何とも好みなテイストだった。
チューダー様式の館というだけでわくわくするのに騎士の幽霊ときた。
極めて英国らしい復習譚であり幽霊譚でもある。
物語の展開としては想像通りに推移し主人公ジャックの出自もそうだろうなという範囲内。
それでも不穏なラストでない分ワタクシの点は非常に高いです。
近頃はバッドエンドは気持ちを落としてしまうのでなるべくなら避けたいのですよ。
堪能しました。
ただ疑問が一つ。
騎士が持っていたクーベルタンの聖書の初版本を修道院長が畏れたのはわかるけどなぜ領主まで手を出さなかったのか?
当時は今よりずっと敬虔だったということ?
それにしてはその所業はどうかと思うんだけどね。

残り3篇は短く幻想譚であったりファンタジーであったり怪奇譚であったり。
短い分切れ味がいいかというとそうでもなく割と普通なのは残念。
ただバラエティに富んだ作風は良きです。
何より端正な落ち着いた文章はさすが研究者。
次作はあるのかなあ。
研究の傍らまた書いて欲しい。
英国物はやっぱり好きだ。


さて外国物が続いたからそろそろ日本人作家にしようか。


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伊波