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昨夜のうちにパリのアパルトマンを読み終わり、最終章が読み残っていた刀と傘を一気に読了。 「パリのアパルトマン」は最後まで面白かった。 こうなったらいいのに、と思っていた通りのラストで読後感も良し。 固有名詞が沢山出てくるので全部わかったらもっと映像として思い浮かべられたのかもと思うと自分の知識のなさが残念である。 画家や古いミュージシャンならまだしも映画や俳優、本になると少々厳しいのよ。 さっぱりわからん。 教養大事だわ。 「刀と傘」は。 (ネタバレあり) 師光ーーーーーーーー! なんでこうなる。 なんでなのよ!と江藤の代わりに泣いてあげたかった。 切れ者二人がお互いを認め合い、互いを必要としていたのに。 最強のパートナーだと思ったのに。 見ている先が同じでもそのための手段が真逆で、それが許せなくなる師光と師光のその思いに全く気付かなかった江藤。 時代と共に各々の立場が変わり、しかし己の正義の在り方だけは変わらない。 「罪には罰を」の師光がどのように江藤を守り、また自分の正義を守り通したのか、それを知った時の江藤の絶望は如何ばかりか。 ・・・・・・・そうか、だから刀と傘なんだ。 と最終章を読んで切なくなった。 哀しいね江藤。 フーダニットというよりホワイダニットな中短編5編。 【桜】と【監獄舎の殺人】はその意味でとても印象的だった。 そういう理由なのか、と。 良質な読書時間だったな。 これの前日譚が出たのでそちらも読もう。 ![]() 師光に。
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