NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
手抜きブログに泣けてくる。 中居よ、一体いつまで続ける気だ? 木村のイラストはこれまたシンプル。そうか、もう鉄平から公平に変わるのね。 あ、剛の「お気楽〜」頼まなきゃ。そろそろ発売日じゃないの。 金スマは録画していてまだ見てないので今日はネタなし。 たまにはさっさと寝ようかしら。 そういえばまだ読書熱は終わってないみたいで只今白洲正子をしみじみ読んでいるところ。 「闇色のソプラノ」(北森鴻著)は読了。 よく出来たお話で読後の満足度は結構高かったけれど全ての人間関係と過去の事件の全容が途中で見えてしまうのが残念だったかなあ。 またそれ以上に、まるで辞書みたいに何でも知っている人が、最後まで何でもわかっている人だったので全てが予定調和のように感じられたことと、 不可思議な呪を孕む筈だっただろう遠誉野市が全く闇を抱えているようには思えなかったことが残念。 意図したかったことはわかるけれど遠誉野はそんなに重要には思えなかった。 でも久しぶりに先を読みたくなる小説に出会った気がする。面白かったと思うわ。 で、今は白洲正子。何度読んでも心の琴線に触れ、納得したり落涙したりガツンときたりぼんやりしたり。 小気味いい語り口と簡潔でリズミカルな文体、鋭い視点と細やかな観察力。 どうにもマネのできないワタクシの憧れの文筆家でございます。ああ、素敵。 今読んでいるのは雑誌に連載していた文章を集めた「夕顔」というエッセイで、どこから読んでも何かが残る文章を書いていらっしゃるのがすごい。 思わず尊敬語を使いたくなってしまう方です(笑) この人の文を読むと日本語の美しさ、日本の美しさ、日本人の美しさを取り戻せるような気がして(気がするだけだけど) 何かが自分に足りなくなった時につい手が出てしまう。 とは言っても結構アバウト、ケ・セラ・セラの精神も持った人なので堅苦しくなく読めるのも良いのだね。 この後は金庸にいくか、それともブラッドベリにするか。 そういえば有栖川の文庫が1月に出ているらしいのでそれを買うか。ついでに四季シリーズを揃えようか。 でなければ現在ハヤカワも創元も復刻流行りのようなのでどこかに仕舞い込んで見つけられなくなった本をもう一度揃えるか。 これがねえ、自分でも無駄遣いだとはわかってるんだけど本棚探すより早いのよ。 ムアコックのルーンの杖シリーズとか思わず手が出そうになる。 ゼラズニイが出たら綺麗な本を買い揃えようとは思ってるけど。 話変わって、以前どこかのイベントで手に入れた古本の「別冊太陽 スクリーンヒーロー20.s〜80.s」という写真集が手元にある。 タイトル通り古い洋画のスター達の写真集で、コレを買った当時は「灰とダイアモンド」のチブルスキーにラブだったと記憶。 もう、何でも良かったんだろうね、彼の写真だったら(笑)ほんとに好きだったから。 今は、こういうシチュエーションは使えるな、とかこの雰囲気を貰うか、とか資料的に使う方が多い。 資料的、とは言えないがたまに引っ張り出すのが「名作と麦酒の旅」という雑誌。 古今東西の小説の中に出てくるビールを飲むシーンを取り上げて、その場所を旅するというもの。 なぜかミステリーやスパイ小説が多いので見るのが楽しい。知っている小説も多いしね。 翻訳物には食事シーンやお酒を飲んでいる場面が欠かせないような気がするんだけど、そういうとこ、私もガツンと影響受けてます(笑) 「死者のホンネ〜英国墓碑銘の世界〜」も面白い。 面白いというと語弊があるかもしれないけれど、これはイギリスにおける墓碑銘(エピタフ)を集めた本です。原文付き。 というのも多くのエピタフは韻を踏むことによってユーモアや滑稽さを出しているからなんですね。 ユーモアどころかなかなか辛辣だったりもするけど。 たまに引っ張り出して読むと、他人に勝手に作られるくらいなら生前から自分で作っておこうという気になる(笑) うーん、話の着地点が見えないのでこの辺で強制終了するか。 そういえばV6メール伝言板から謎めいたメールが来ていた。 一体、事務所は何をしたいんだろう???
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