NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
寒いけれどベランダに出て夜空を眺めるのがお気に入りだ。 月でも出ていればあまりにも煌々と輝くから真昼の様に見えることもある。 夜なのに。 冬の月は時に痛いほど光が強く正視できないほど攻撃的だ。 月の出ていない星だけの夜空にホッとするなど冬だけかもしれない。 きりっとした空気が好きでついつい長居してしまうけどお陰で風邪がぶり返した、などとは大きな声では言えない話。 そういえば時々無性に昔のソノラマとかコバルトとかそんな感じのものを読みたくなることがある。 今はアレをライトノベルと言うのかしら。 でも実はSF作家の重鎮とか今では大御所みたいになった作家さんが結構書いていたのです。 菊地秀行とか高千穂遥、夢枕獏などはソノラマで知ったし新井素子はコバルトで読んでいた。 コバルトといえば氷室冴子のジャパネスクシリーズが大好きだったことを思い出した。 今でもコバルト文庫はあるのね。 なんか昔とはちょっと雰囲気が違う感じ? ファンタジーっぽいのが多い? というかなんでこんなにタイトルが長いんだろう。 覚えられなくない?(私だけか) 懐かしくなったので眉間に皺寄せながら(笑)とりあえず1冊選んで電書で購入、一気読み。 思いの外文章もしっかりしていてストレスなく面白く読めて良かった。 がしかしやっぱり手持ちのジャパネスクを引っ張り出した方が良かったかも、と思ったのはナイショ。
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