2016年02月09日(火)  誕生日が同じなんです&放送日なんです

昨日から後半の放送がスタートした青春アドベンチャー「走れ歌鉄!」(全10回)。マリとシドウの喧嘩の果てに、「まさか、シドウが…」と気になるところで続きは次回となりましたが、今夜放送(22:45からNHK FM)の第7回は、マリとシドウの見せ場の回でもあり、わたしがとくに気に入っている回。

その放送日が自分の誕生日と重なる偶然もうれしいですが、シドウ役の大浦千佳さんも2月9日生まれ!それがわかったのが収録最終日にスタジオから出たところでの立ち話で、「歌鉄!の放送中に誕生日を迎える」みたいな話がきっかけだったのか、「え、わたしも! 誕生日いつ? わー同じ!」(どっちがどっちの台詞だったかうろ覚え)と盛り上がり、一緒にいたマリ役の武田杏香さんが「わたしも水瓶座です」(1月22日生まれ)となり、なんか偶然、うれしいね、とほくほくしながら帰りました。

大浦千佳さんプロフィール

武田杏香さんプロフィール

今までで一番誕生日が近かった出演者は、朝ドラ「つばさ」のスピンオフ「好きと言えなくて」に出演された中島ひろ子さんの2月10日。大浦千佳さんは、初めての「誕生日おんなじ!」さんです。誕生日が近いって、それだけでも親近感が湧きますが、話していても響き合う感じがあって、また会えそうなご縁を感じます。

というわけで、2月9日生まれと水瓶座パワーで2月9日にお届けする「走れ歌鉄!」第7回、聴いていただけるとうれしいです。感想などもいただけると、それが何よりの誕生日プレゼントです。

NHKオーディオドラマ 「走れ歌鉄!」
NHK FMが受信し辛い環境の方は、ネットラジオらじるらじるでどうぞ。

先日は、大浦さんが主演された舞台「川辺市子のために」を拝見。
小さな体から市子をほとばしらせている体当たりの演技が心に焼き付きました。登場人物たちがたたみかける言葉の中から市子の人生を浮かび上がらせる演出・戸田彬弘さんの脚本も素晴らしかったです。

2012年02月09日(木)  集英社「マリソル」→手作り「ひまわり」の誕生日
2011年02月09日(水)  子どもとお好み焼きでハッピーバースデー
2010年02月09日(火)  マイマイの指輪で40歳の誕生日
2009年02月09日(月)  福福(200929)の日
2008年02月09日(土)  プレタポルテ#2『ちいさき神の、つくりし子ら』
2007年02月09日(金)  マタニティオレンジ76 母になってはじめての誕生日
2006年02月09日(木)  倉カルミネにて2006年の誕生日
2004年02月09日(月)  今年もハッピーバースデー
2003年02月09日(日)  何才になっても祝うのだ
2002年02月09日(土)  シモキタ(下北沢)


2016年02月08日(月)  京大×男女共同参画×堺市=?

京都大学のサイト内にある男女共同参画・男女共同参画推進センターのページに掲載予定のインタビューを受けてきました。

堺親善大使の一面もアピールさせていただこう!と、取材は永田町の都市センター内にある堺市東京事務所にて。
京都、名古屋、東京から集まった四人の方々にじっくり話を聞き、写真を撮っていただきました。

質問に記憶や気づきを掘り返してもらえるのがインタビューの醍醐味。今日は「どのようにして表現者の道へ向かって行ったのか?」という切り口で質問していただき、幼い頃の喘息ゆえの妄想癖が根っこにあることを思い出したり、小学生の頃の手作り市での手応えが「働き甲斐」に目覚めるきっかけだったかもと思ったり。

名古屋からいらしたライターの大原純子さんはNHKの岐阜発ドラマ「父の花、咲く春」を観てくださっていたそう。わたしのハート好きも下調べ済みで、かわいいハートの干菓子をお土産にくださいました。

終始笑いの絶えない楽しい取材となりました。
堺市東京事務所の皆様、立派な応接室をお貸しいただき、ありがとうございました。
記事は4月にページをリニューアルするのにあわせて掲載予定です。

2014年02月08日(土)  雪国東京
2012年02月08日(水)  41歳ラストナイト「ベサメムーチョ会」
2011年02月08日(火)  新聞整理の一日
2010年02月08日(月)  30代最後にしたことは折り紙でハンバーガー屋さん
2009年02月08日(日)  もうひとつの人格? あかりちゃん登場
2008年02月08日(金)  整骨院のウキちゃん3 となりのトトロ編
2007年02月08日(木)  マタニティオレンジ75 授乳しながらランチ&シネマ
2006年02月08日(水)  クリピロ様セネガル行ってらっしゃい会
2005年02月08日(火)  映画『不良少年の夢』試写会
2004年02月08日(日)  FRIDAYの亀ちゃん
2002年02月08日(金)  フライングワイン


2016年02月07日(日)  番宣! 「おじゃる丸」「ルルロロ」「音due.2nd live」「阪堺電車」

★青春アドベンチャー「走れ歌鉄!」6-10回(最終回)
2/8(月)-12(金)22:45-23:00 NHK FM
初めてのオリジナル、しかもミュージカル!
戦争孤児の愚痴も涙も歌にして、走れ機関車どこまでも!
http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2016002.html

★がんばれ!ルルロロ「まっくらかいじゅう」
2/11(木)6:40 15:20 Eテレ
http://www9.nhk.or.jp/anime/lululolo/

★音due.2nd Live〜Heart〜
2/13(土)17:30 2/14(日)昼13:00・17:30
(開場は開演の45分前)
バレンタインデーにちなんで恋する物語を二編書き下ろしました。西村ちなみさん(おじゃる丸でおなじみ!)と大原さやかさんの声、窪田ミナさんのピアノ、小笠原肇さんのギターに彩られて初お披露目です。
http://pyxie-llc.com/ondue/

★おじゃる丸「プリンかるた」再放送
2/17(水)18:00 Eテレ 
かるた50音をプリンで!
http://www9.nhk.or.jp/anime/ojaru/

★がんばれ!ルルロロ「やっぱりあげない」
2/18(木)6:40 15:20 Eテレ 
http://www9.nhk.or.jp/anime/lululolo/

★おじゃる丸「さもあるがごとく」再放送
2/18(木)18:00 Eテレ 
ちょっとシュールな、ごっこ遊び。
http://www9.nhk.or.jp/anime/ojaru/

★オムニバスドラマ「阪堺電車」上映会
2/21(日)14:00-16:00(開場13:00)
ワークショップで生まれた高校生の脚本を大学生監督が映像化。
羽衣学園講堂(羽衣学園中学校・高等学校構内)
参加無料 事前申込が必要です。

2012年02月07日(火)  2012年1月「月間たま語大賞」(後半)
2011年02月07日(月)  締め切りのない日々
2010年02月07日(日)  ときはめぐりて回文ブーム
2009年02月07日(土)  『パパ ママ バイバイ』と講談「哀しみの母子像」
2008年02月07日(木)  映画『歓喜の歌』に感きわまる
2007年02月07日(水)  マタニティオレンジ74 子育て中の美容院とエステ
2004年02月07日(土)  二人芝居『動物園物語』


2016年02月01日(月) 青春アドベンチャー「走れ歌鉄!」2/1から全10回放送!

NHK FM青春アドベンチャーで初めてのオリジナル連続ラジオドラマを書きました。
タイトルは「走れ歌鉄!

NHK FMで2/1-2/5 2/8-2/12 22:45-23:00放送。

青春アドベンチャーの枠でデビュー間もない頃に「不思議屋旅行代理店」というオムニバスドラマの第1回「ランゲルハンス島の謎」と第10回「過去に架ける虹」を書かせていただいてから幾星霜、2005年に稲生平太郎さん原作の「アクアリウムの夜」(全10回)を、一昨年には岡田淳さん原作の「びりっかすの神様」(全5回)を脚色させていただきましたが、全編オリジナルは初めて。
1話15分×10回。原作なしの150分オリジナルは、思った以上に大変でしたが、聴くとあっという間です(笑)

演出の小見山佳典さんに「青春アドベンチャーやりませんか」と声をかけていただいて、パッと思い浮かんだのが「鉄道もの」。そこからの連想で「戦後に戦争孤児たちが自分たちで機関車を走らせる」という物語が膨らんでいきました。

戦後70年の昨年夏から冬にかけて、何冊もの資料を読み、そこで知ったたくさんの戦争孤児たちの壮絶な体験や悲痛な想いを受け止め、登場人物たちに宿らせていきました。

都で行われる歌合戦を目指す、という設定も早くからできていました。歌、ドレミファソラシド、という連想で、浮浪児と呼ばれていた孤児たちにはレン、シドウ、ソウタ、ソラ、と名づけました。
東の都で空襲に遭い、両親をなくして妹と生き別れになり、おばあちゃんのいる西の港に逃れて来たら、そこでも空襲に遭って身寄りがいなくなってしまったレン(菊池銀河)が主人公。東の都にいたときは大陸国の音楽に親しみ、大陸語も少し話せます。

レンの歌が大好きな妹分のソラ(清水詩音)には、レンの妹ユリ(川原琴響)の面影が。
収容所から逃げてきたソウタ(河崎脩吾)は、いつもおなかをすかせていて、機敏で利発なシドウ(大浦千佳)はレンには頼もしい存在。

浮浪児たちが出会う「見た目は異人の子、でもしゃべるのは大陸国の言葉ではなくてコテコテの西の港の言葉」な少女マリ(武田杏香)は、レンの天敵、占領軍のマケイン大佐(清水明彦)の娘。
レンに歌合戦への出場をすすめるのは、国民学校時代の受け持ちだったミチコ先生(松岡依都美)。
レンたちが出会う元機関士の日出男(斉藤暁)は、子どもだからと甘やかすことなく、レンたちに厳しくカマ焚きを教えます。

そして、警察なのか、鉄道省の人間なのか、レンたちの様子をうかがう謎の男(佐川和正)が……。
戦後復興に取り残された子どもたちも、進める側の大人たちも、取り残された子どもたちも、それぞれに戦争が影を落としています。

ファンタジーでミュージカルという形にして、「戦争孤児の愚痴も涙も歌にして、走れ機関車どこまでも!」と作品のキャッチコピーをつけましたが、実際の愚痴や涙はきっとこんな甘いものではなかったでしょう。そのことをわきまえつつも、愚痴や涙を歌にして突き進む子どもたちを、その子どもたちに衝き動かされる大人たちを描きたい、と思いました。

澁江夏奈さんが脚本から書き起こしてくださった音楽が全編を彩り、歌も次々と。音楽収録のときにM30まであって驚きましたが、繰り返し登場する歌も含め、毎回何曲かの歌が登場します。作詞は「真夜中のアンデルセン」「天使とジャンプ」、昨年からエフエム甲府で月一回放送している連続ラジオドラマ「甲府広告」でも手がけていますが、楽しいです!その歌詞が音楽に彩られ、歌となる、その過程がこれまた楽しいです!「愚痴も涙も歌にして」は人生の悲喜こもごもから吐息のようにセリフを吐き出す脚本家の心意気にも通じるかもしれません。

効果音作りも熱いです。「音で見せる」ラジオドラマの魅力を紹介する記事を発見しました(奇しくも歌鉄演出の小見山さんがインタビューに答えています。>>>こちら)が、NHKの音作りの本気さがうかがえると思います。

歌鉄の音響効果、石川恭男さんは、鉄道にも造詣が深い方。石炭の音を作るためにSLを走らせている鉄道会社に問い合わせ、石炭を調達されたようです。石炭をくべる音、石炭の山を踏み越える音の臨場感にも耳を澄ませてみてください。

とにもかくにも初めてのオリジナル青春アドベンチャー、ぜひぜひ聴いてくださいませ。

2013年02月01日(金)  家で会食する楽しみ
2012年02月01日(水)  パン屋少女と画家の恋(中学生のドラマ脚本会議その3)
2011年02月01日(火)  窓辺に花を飾り、ケーキを焼く。
2010年02月01日(月)  ショップ99ケーキでハッピー40s
2009年02月01日(日)  『指人形 笑吉』はすごかった!
2008年02月01日(金)  マタニティオレンジ231 たま、ネスカフェの景品に!
2007年02月01日(木)  マタニティオレンジ69 女性は子どもを産むキカイ?
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2002年02月01日(金)  「なつかしの20世紀」タイムスリップグリコ

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