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Nekomar's Diary

2006年11月30日(木) のん元気?/宝石屋さんゴッコ

昨日の朝、心配したのんの体調。
帰宅した時にはすっかり元気いっぱいだったが、
ただ、鼻が大いに出るので、風邪なのは間違いない。

今日帰ったら医者に行こうか…?と思うと、
かかりつけの小児科は今日は休診日。
耳鼻科行く?と誘ったら、きっぱりと「いやだ」と拒絶された。

本人の言うところによると、
「鼻は昨日の方が出た。今日はこれだけのティッシュで足りちゃった」
とのことなので、まぁ、大丈夫なのか。
なにより元気いっぱいなので、少しホッとする。

来週すぐにマラソン大会もあるので、出来れば元気に参加して欲しい。


今日は臨時で4時間授業の日。(通常は5時間)
なので、例によってAちゃんのママが下校時に
弟くんの幼稚園のお迎えと重なり、家にいられないので
我が家にのんとAちゃんが帰ってくる日。

話が前後するが、そんなわけで、のんが風邪気味なので
Aちゃんと帰ってきてからも、あまりのんの様子が悪いようなら
早めにAちゃんママに連絡して、
Aちゃんに風邪をうつさないようにしないと…と気を遣っていたら、
元気いっぱいに帰ってきた、のん。
確かに、鼻もあまりでなくなっている。

そしてなにより、Aちゃんも負けず劣らずのすごい咳をしていたので、
苦笑する。
まぁ…ね。学校にいれば、みんなこんな感じなんでしょうから。

でもとりあえず、2人にうがい、手洗いを推奨する。


Aちゃんママにも了解をもらい、そのまま我が家で遊ぶ事になる。

せっかくなので、同じマンションのMちゃんも誘って、
1年生3人で遊ぶ。

最近、のんたちの流行は「宝石屋さんゴッコ」。
いつものんとむつでしているのだが、先日からAちゃんも仲間に入った。
今日はMちゃんもだ。

なにをヒントに考えたのか、定かではないのだが、
宝石に見立てるのは、お祭りの時に「宝石すくい」で手に入れた、
アクリルで作られた綺麗なオモチャ。これだ。
(ああ、そういえばこの絵で遊んでいたのが「宝石」。)

それを3つくらい並べて、のんが売り手になる。

「はい、1番!2番!3番!」と、順に宝石に番号を付けると、
客の役のむつやAちゃん、Mちゃんが
「はい!!はい!1番!1番!!」
「2番!!」
などと、自分の欲しいものの番号を言う………らしい。
かち合ったら、ジャンケンをして勝者がその宝石を手に入れる。…らしい。

競りか何かを、TVで見たのか?

女の子4人で、キャーキャー言いながら宝石を買い漁る。
なんか・・・とっても楽しそうなんだけど。
遊びとしては、どうなの?



2006年11月29日(水) のん、具合が悪い……?

最近にしては珍しく、きちんと6時20分に起きたのん、
「気持ちが悪い」と言い出す。
えっ。

確かに、このところ嘔吐下痢が流行っていて、
学校でも毎日数人ずつお休みだったりするらしい。

うーーん。とりあえず、食事が出来るまで横になっていなさい、と
布団に寝かせておく。
ここ2,3日、鼻も出ていたので風邪気味な事に間違いはないのだろう。

30分くらい横になっていて、
「朝ご飯だよ、どうする?食べられる?」と声をかける。
ちょうどむつも起きてきた。

あんまり無理をさせて、今週末のむつのおゆうぎ会の日に
のんが休んでしまったり、
来週のマラソン大会に響いても困る。
様子によっては今日は休んでも…。

…などと思いながら横目で見たら、
サンドイッチをバクバク食べていた。
「おいしいね!」

・・・なんか…心配ないという事??

ご飯を食べて気分が良くなったのか、支度もスムーズ。
ただ、ぜんぶ支度を終えたところで、また
「なんかお腹のこの辺が痛くなってきた…」と言い出す。

トイレに行く感じではないと言う。
熱もない。

んーー・・・。
どうする?でも、朝ご飯は元気に食べられたんだし、
とりあえず学校に行ってみて、あんまり痛かったり、
また気持ち悪かったら、すぐに先生に相談しなさい、と言うと
元気なく頷いて、家を出る。

…が。
見ると、ちり紙を忘れていっている。
否、ポケットにはいつも通り小さいものが入っているのだが、
鼻が出るのでランドセルに大きなティッシュを入れて行きなさい、と
出しておいたのが丸ごと残っている。

元気のない様子も気になったので、
友だちとの待ち合わせ場所に走っていく。
寒い外に出て、また気持ちが悪くなっていたら、そこで相談しよう。

…と、思いながら待ち合わせ場所に私が着くと。
友だちときゃっきゃ笑って、楽しそうにしている、のん。
どうやらそこにある木に、サナギがついているらしい。
昨日のサナギよりも増えている、と言って笑っている。

私の姿を見ると、
「あ!見て!サナギ!すごいのー!」

…さっきまでの元気のなさは、なんだったの。

ま、なんにしろ、元気に楽しく登校してくれる事は素晴らしいのですが。
とりあえず、ティッシュを渡して見送った。


・・・
ちなみに、帰宅してからはまったく具合の悪い様子はなく。
ただ、鼻が出るので「耳鼻科に行こうか?」と言ったのですが、
友だちと遊ぶ方が優先するらしいです。
いいのか?!それで!



2006年11月28日(火) 反省する

せっかくしばらく続いている話なので、
今日も「チャレンジ」話を。


今朝はなんとなく早めに起きる。
とはいっても、
とりたてて「チャレンジ」を意識して起きたわけでは無さそうだけど。

「朝ご飯出来るまでにやってしまえば?」
と言うと、素直にし始める。
でも、いつもよりは時間が無くて、テキストとドリルのうち、
テキストまでしか終わらない。

ま、それはそれで仕方ない。


そして、下校してから。
今日は雨だった事もあり、友だちと約束もしていない。
宿題も終わった。
その状態で、「チャレンジしようかな」とは………

………ならないよなぁー、やっぱり。

宿題の片づけもそこそこに、むつと遊んでいる、のん。
「今日の終わらなかった(ドリルの)分、いつやろうと思ってるの?」
と、ちょっと強い口調で聞いてしまった。

すると、
「そんなこと、考えてないよ!!」
と、さらに強い口調で返された。

・・・。
そうか。そうだよな。1年生で、「ああ、このあと○時からやろう」なんて、
考えられるわけないよなーー・・・。

などと一瞬にして思ったのだが、
私のそんな表情を見て、
「……あとで」
と決まり悪そうに言う、のん。

そうだよね。
まだまだ、あと何時間遊べるとか、これをしないと後でどうとか、
そんなこと、全然考えないから、小学生なんだものねぇ。

なんか、当たり前の事に気付いてしまった。


ちょうど(?)4時くらいから、むつが「眠い」と寝てしまう。
その間の30分くらいに、
「ドリルすれば?」と声をかけたら
「そうだね」と素直にすませた。

まだまだ、一緒に時間を考えて、やっていこうね。

「たまったらどうするの」とか「やらなきゃしらないよ」とか、
そういう言葉は、出さないようにしよう。
深く反省。



2006年11月27日(月) 様子見

雨の月曜日。
細かい雨で、風も強い。ああ、最悪の通学路だ。
のん、給食袋も、体操着も、ランドセルに押し込んで行く。
上履きを持つのは、忘れずに。ふふ。(先週は忘れてしまったから…)

そうそう、昨日の日記にも書いた、のんの「チャレンジ」の話。
結局、今日もできなかった。

学校に行く前、帰ってきてから、
それぞれ「今日の分はきちんとしなさいよ」と声をかけたのだが……。


下校時刻は1時50分。と、言われている。

が、今日は2時半になっても帰ってこない。
やっと2時40分頃、どやどやと賑やかに帰ってきた。

のんが言うところによると、
男の子の某くんが、悪いことをして、先生に怒られていた、と言う。
ふーーーん。

帰りの会が長引いたのか。
「せんせいー、○○くんが、こんなことしてましたー」
なんていう話になっていたのか。

ま、それはそれで仕方ないけれど、
やっぱり1年生が言われていた時間から30分以上も遅いと心配する。


今日は4時間だから、児童館に行きたい、と言うのは
数日前から言っていた。
児童館で友だちと遊ぶ約束もしてきたらしい。
宿題を済ませてから、そのまま連れていく。

迎えに行くと、
パタパタアニメ(紙に2枚の絵を描いてアニメーションを作るもの)と、
一口ゼリーのカップで作るちいさな帽子、
それからミサンガを1つ作って、
「楽しかったー!また来週行く!」
と、非常に満足した顔で、館内から出てきた。


帰ってきてから、私は「チャレンジ…」と何度か口に出したくなったのだが、
うん、様子を見てみよう。と思いとどまる。

むつに楽しげに作ってきたものを見せ、遊んで、
夕食、風呂の後は学校で借りてきた図書を読む。

ああ、楽しそうだなぁ。
ここで「やりなさい」は、なかなか言えないなぁ。
…やっぱり、朝、ちゃんと起きてやってくれないかなぁ。

明日の朝はもうちょっとしつこく声をかけてみようか。
いや、もうちょっと様子を見てみようか。



2006年11月26日(日) のんの「チャレンジ」

のん、例のベネッセの「チャレンジ1年生」を受講している。
ちなみに、むつは「こどもちゃれんじ」の年中むけ教材「すてっぷ」。

さて、この「チャレンジ」だが、
私も小学校5〜6年の時に受講していたのだが、
(確かちょうどその時初開講だった…なんて書くと年齢がばれるか?)
その頃よりもずっと面白く、やり方がわかりやすくなっている。

否、それは1年生だからか?

とにかく、1日分のテキスト、ドリルがわかりやすくなっていて、
やり終わると1日分、シールを貼ったり、塗り絵をしたり。

もちろん、「赤ペン先生」もご健在。
ただ、昔と違って生徒に固定した先生が、1年間指導してくれて、
提出するテストの端の方に手紙の欄などがあり、
なんとなく交流できる仕組みになっている。

テキストは14日分あるのだが、赤ペン先生のテストを1日分とすると15日分。
土日はお休みすると考えて、
あとは行事があったり、どうしても都合で出来ない日があると、
結局平日、毎日する形になる。


そして、4月から今までの約半年間、
のんは基本的に朝、テキストとドリルを続けてきた。

6時20分に、のん起床。
食事が7時からなので、それまでの約30分間が「チャレンジをする時間」
ということになっていた。
30分あれば、大概1日分は終わる。

基本的に私が「さあ、はじめよう」とつきそっていたことや、
「ためたら(受講を)やめるよ」と脅していたことで
11月分までは滞ることなく、終わったのだが・・・。
(11月分は11/20頃終わるスケジュールになっている。
ちょうどその頃、12月分が届くので、今の時点でするのは12月分)

ここ数日、なんとなく滞り気味になってきた。
原因は、寒さ。
朝、6時20分に布団から出てこられなくなってきた。
私は声はかけるのだが、朝食を作りに行ってしまうので
起きるまでつきあっているわけにはいかない。

すると、結局、朝ご飯の出来る7時に布団から出てくるのだ。

学校から帰ると、まずは宿題。
そして、友だちと遊んだり、児童館に行ったり、むつと遊んだり。
今までは朝のうちにチャレンジが済んでいたから、
それでも良かったのだが、
「今朝の分、終わってないんじゃない?」と私が声をかけ、
「そうだ!やらなくちゃ!」
というものの、結局、遊ぶ時間の合間に滑り込ませることは
のんにはまだ出来ない。

さて、どうするか。

半年間、ずっと毎朝続けてきて、せっかく習慣になった…と思っていたので、
私としては残念なのだが、
ここはしばらく様子を見てみようか。
数日分たまったところで、のんはどうするだろう。

やっぱりやらなくちゃね、と、
自分で動き出してくれたら、すごく良いんだけどなぁ。



2006年11月25日(土) ヒーローショー/交通公園

昨日夜更かしして遊んだせいで、寝坊する土曜日。
ああ、のんびり。
(といっても8時には起床。)

午前中、近くのショッピングセンターのイベント広場で
戦隊モノのヒーローショーがあるという。
そこでは、今まで何度かイベントは行われていて、
一度のんもむつも見に行ったことがあるのだが、
今回のようなヒーローショーは初めて。

開演30分前に到着すると、すっかりぎっしり、人、人、人!!
すごーーい!!
ブルーシートが大きく広げられて、座れるようになっていたのだが、
それよりもその後ろで立って見た方が見られそう。

結局、シートのすぐ後ろの位置に立って開演を待つ。

MCのお姉さんが出てきて、挨拶をして…と、普通のヒーローショー。
でも合間の悪役による手品?なんだか漫才なんだか
わからない時間があって、大いに盛り上がる。
むつも、のんも、きゃっきゃと声を立てて笑う。

いいなあー。こういう仕事、したいなぁ。


終わったらそのまま、歩いてジョリーパスタへ。
ああ、なにやら久しぶりのコースかも。

普段家から行く時には、車かもしくはバスを使ってしまうのだが、
バスの時間が合わなかったこともあって、徒歩になった。

20分ほどの道のり。
5年くらい前、よくこの道を、Tくんママとベビーカーを押して歩いた。
その頃はジョリーパスタには行かなかったが、
近くの交通公園まで、おにぎりを作って持っていって遊んだ。

その頃ガードレールがついておらず、狭い歩道だったところが、
整備されてすっかりキレイになり、
歩道も、車道も広く、通りやすくなってガードレールもつけられている。

年月の流れを感じるなぁ。

そんな話をしながら、ジョリーパスタで昼食。
そしてそのまま交通公園で遊ぶ。

5年前の当時、よくごろごろと遊んだ芝生には見向きもせず、
自転車やゴーカートを乗り回す、のん。
負けずについて走る、むつ。
もう、2人とも私がぴったりついて、手を貸したりしなくても
安心して走れるようになった。

帰りはバスで。
バスの中で眠ってしまうこともない、のんとむつ。
嗚呼、本当に。大きくなった。



2006年11月24日(金) Tくん宅の夕食会

久しぶりに、Tくんのお家で夕食会!
日記を見たら、新年会以来だった。
(私たちがTくんのおうちにお邪魔するのは以来。)

メンバーはいつもの、旧プールのメンバー…といきたいところだが、
実はAちゃんママが臨月。ふふふ。
むつがずっとプールで一緒に過ごした、
あのAちゃんがお姉さんになるのだ。
予定は12月中旬なので、今回は欠席。

そんなわけで、
メンバーはTくんママ、Tちゃんママ、私、そして子どもたち。

平日なので、Tくんは本当は学童のある日なのだが、
学童はお休みして、下校したら連絡をくれることになっている。

のんも、むつも、わくわくして待つ。
私も朝からはりきって料理して、わくわくして待つ。

電話が鳴る。
「あの・・・オレだけど…」
わははははは!!
Tくんじゃなかったら、「知りません」って言っちゃうところだよ!
ああ、でも赤ちゃんの時から見ている男の子が、
「オレ」なんて言って電話をかけてくるのは、感慨深いなぁ。

のんに電話を代わる。2人でしゃべっている。
「うん、今から行くね」
うふふふふ。
いいなぁーー。いいなぁー。幼なじみ。

急いでTくんのお家へ。
相変わらずの大歓迎で迎えてくれて、感謝。感激。

早速、私たちは一足早く乾杯。
子どもたちは夕食までの間、ゲームをしたり。

子どもたちが「おなかすいたー!」と言い始め、みんなで食事。
Tくんのお姉ちゃん達と食べる夕食は、のんもむつも楽しみ。
いつもより、よく食べる気がする。

普段ならのん、「これ、なにが入ってるの?」などと
確かめてから手を出すようなメニューも、
勢いよく「食べるーー!」「おいしいーー!」気分の問題か。

夕食の時間を少し過ぎた頃、Tちゃんママが登場。
現在は派遣社員で働いている。

お互いの近況を聞いたり、家の話をしたり。
あっという間に時間は過ぎる。

いつも20時になると、電池が切れたように「眠い…」と言い出す我が子らが、
あまりにも楽しくて、まったくそんな気配が無く。
わはは、わははと笑いながらゲームをして遊んでいる。
でも、帰らないといけないね。

興奮しながら帰る道。ああ、寒くなったねぇ。



2006年11月23日(木) ピアノの発表会

同じマンションの1年生のお友だち、Aちゃんはピアノを習っている。

Aちゃんは、我が家に週1回は遊びに来てくれるのだが、
(弟くんの園のお迎え時間が下校時間に重なってしまうため
「遊びに来る」と言うよりも「我が家で預かっている」と言うのが
正確かもしれないが)
その時に、我が家のキーボードで、のんにもピアノを教えてくれる。

そのAちゃん、今日午前中、ピアノの発表会に出るという。
それはもう、見に行かなくちゃ!!

同じマンションのMちゃんも行くというので、一緒に会場まで。
2駅行ったところに、最近出来たばかりの高層ビル。
その最上階のホールで行われるらしい。

すごいーーー!きれいーーー!!
建物自体も新しく、とても綺麗だけれど、眺めも素晴らしい。
ホールのロビーで開場までのしばらくの間待ったけれど、
私はずっと外の景色を見てしまった。

のんとむつは、前回に続いて、2度目のピアノ発表会。
この時バレエの発表会も見に行っているので、
「お友だちの発表会」がどんな物かは良くわかっている。

Mちゃんと一緒に来られたこともとても良かった。
のんはすっかり、ロビーのイスにMちゃんと並んで腰掛けて、
プログラムを見て、曲目を読んで話をする。

面白くないのは、むつである。

ピアノの発表会ということで、すごく楽しみにして、
来る時も思わずスキップしてしまうほど楽しげだったのに、
のんがすっかりMちゃんと一緒に行動するので、つまらないらしい。

まぁ、なんてわかりやすい。
でもこればっかりは、私がのんに無理に言う事でもないし。

むつがしゅーんとなり、口がへの字になり、涙が出そうになった頃、
やっと開場。席に着く。
座席も、のんを真ん中にしてやっと落ちつく。
のんはMちゃんと一緒にいたい。むつはのんと一緒にいたいのだ。

演奏が始まる。
まぁ、みんなお行儀よく、キチンと練習してきていること!

演奏が始まったら、むつも楽しげ。
私が演奏に合わせて、なんとなく指を動かしていると、
小さな声で「おかあちゃん!ひけるの?!」と驚いてくれた。
「ちょっとね」と言うと、すごく満足げな表情。ふふふ。

ただ、Aちゃんの出番もすぐに終わってしまい、
30分も経つとむつはすっかり飽き飽きモード。

まぁ、もともと今日は午後ジージのお誕生日祝いに、
ジージのおうちに行く予定になっていたので、最後までは居られないと
分かっていた。
演奏順の区切りの良いところで、むつとロビーに出て、
しばらくしてのんが「ここまでは聞きたい」と言っていた曲が終わってから
のんを迎えに行く。

Aちゃんもロビーに出てきてくれて、プレゼントと手紙も直接渡すことが出来た。

帰宅して、すっかり触発されて、キーボードを弾き出す、のん。
でも、ピアノを習うつもりはないらしい。



2006年11月22日(水) また忘れ物…

今年は暖冬だという。
確かに、昼間はポカポカ天気の日の多い、東京地方。

ただ、ここ数日、
朝はちょっと分厚い上着が必要なくらい冷え込むようになってきた。

・・・となると。

どうしたって、上着を忘れて帰ってくる、のん。

帰りの支度は慌ただしいらしい。
その様子、想像するのは容易である。
今までにも、のんが忘れた物は、給食袋、連絡袋、国語の教科書、
週末に上履き、そして上着……。
特に給食袋(ナフキン、ハンカチを入れて毎日持っていく袋)は、
2,3日に1回は忘れてくる。

1回ずつ困っていられないので、袋を3セット用意した。
これなら、1日2日くらいの忘れものでも、どんとこい、と言う感じだ。

でもね、のん。
昨日もジャンバーを置いて帰ってきて、
今日もウィンドブレーカーを置いて帰ってきたら、
明日、出かける時になにを着たらいいの?

と言うと、へへへ、と笑った。
笑い事じゃなーーーい!!

しかも、今日学校でみんなで収穫した落花生を、少しずつ分けてもらって、
ビニールに入れた物も一緒に忘れてきたという。

明日、休みじゃないの・・・。

仕方ない。
むつと、私と、のん、3人で学校へ向かう。
未だ高学年はクラブ活動だったのか、帰ってくる子が居る時間だった。

門のところで私とむつが待ち、のんだけ校舎に向かう。

しばらく経つと、何も持たずにのんが戻ってくる。
「(出入り口が)閉まってて、入れない・・・。」

たぶん、1年生の出入り口が閉まっていただけなのだと思うのだが、
のんに「それならこっちの入り口」というのは難易度が高かったのだろう。
それでは、と、正規の来訪者のための入り口へ。
主事室、職員室に通じるインターホンを押し、
「子どもが忘れ物をしてしまいまして…」と話をすると、
なんと出てこられたのは、のんの担任の先生!
とほほ。

先生に連れられて、一緒に教室に行く、のん。
見送る私とむつ。

戻ってきたのん。ちゃんと上着を2枚と、落花生の袋を持って。

「2枚もありましたよ、お母さん」
と、担任の先生に笑われた。
いやいや、ホント、申し訳ない。お恥ずかしい。

私がぺこぺこ頭を下げて、お忙しいところスミマセンでした、と
挨拶をしているのに、
のんはなにを考えているのか、ボーっとしている。
私に促されてやっと、「さようなら」と挨拶をした。

こんな時、なんと思っているんだろう??

帰り道は、もうすっかり日も暮れて、いつもと違う様子の通学路。
あんまり、忘れ物しないようにね。
気をつけようね。



2006年11月21日(火) むつの友だち

帰ってきた、むつ。
「きょうねぇ、Kちゃんと、公園で遊ぼうって約束ちたの!」

Kちゃんは、去年と今年、2年続けて同じクラスの女の子。
バスコースも一緒で、むつのことをとても好んでくれているらしい。
動物園の遠足の時に、60回の「むつちゃん!」を聞かせてくれた、
あのKちゃんだ。

「やくちょくちたの」
と、きりりと言い放つ、むつ。
えーーー。
でも・・・。ねぇ。うーん。
幼稚園児の言う「約束」ほど、当てにならない物はない。

本人はしたつもりでも、相手がすっかり忘れていたり。
相手はなにか習い事がある日だったり。
(それは1年生ののんでも、よくある話だし)

うん、まぁ、とりあえず、のんが帰ってくる時間だから、
公園に行くとしてものんが帰ってからね…と、
軽くなだめていると、
Kちゃんのママからメールが。
「むっちゃんと約束したとKが言っているのですが、
 良かったら公園に行きませんか?」

まぁ!!
本当だったのね!!

すごーーい!
むつが幼稚園で遊ぶ約束して帰ってくるなんて、初めてじゃないかしら。
(のんは幼稚園の頃しょっちゅう、不確かな約束をしてきていた)

せっかくなので、ありがたくお誘いに応じることに。
タイミング良く、のんは誰とも約束をしてこなかった。

Kちゃんのことも、のんは知っているので、のんも喜ぶ。
でも行く直前に
「Kちゃんは、のんちゃんも行くって知っているのかな…」
などと、妙な気を遣う。

そして公園へ。

ちょうどKちゃんも到着したところで、
乗り物などは時間が遅くて乗ることができなかったが、
遊具で遊んだり、追いかけっこをしたり。

閉園時間(管理人さんが居る交通公園で遊んだので…)も
近かったので、1時間も遊べなかったが、
Kちゃんもむつも、満足できた様子。
当然、のんも。

すごいなぁ。
むつも、友だちと約束してこられるのかぁ。
……となると、
いよいよ2人がそれぞれ約束してきたりするんだなぁ。
大変だ!



2006年11月20日(月) 忘れ物の月曜日

雨の月曜日。
さ、寒い・・・!
ああ、これからしばらくはこんな日が続くようになるんだなぁ。
今年はポカポカ陽気が続いていたから、すっかり寒さを忘れていた。

のんに、分厚い方のジャンバーを出してやる。
長靴を履いていくか、どうするかとか、
玄関に出て、ドアを開けても傘を持っていないことに気付かない、
相変わらずののんに声をかけたりして、送り出す。

むつも、普段の上着よりも長めのものを出して、バスを待つ。


そして、下校時間近く。
午前中出かけたりしていたので、珍しく午後に掃除をしていたら、
のんの机の横に袋が。

・・・・・。
上履き入れだ。
あーあ。上履き忘れていっちゃったよ。

下校の頃は雨も上がっていて、
案の定、上着を学校に忘れて元気よく帰ってくる、のん。

学校に忘れていくぶんには良いけれど、(ホントは良くないけど)
うちに上履きがあったわよ、とのんに言うと、
「届けてよー」
などと言う。

バカ言うんじゃないわよ、届けるわけ無いでしょ、と
とりあえず軽く一喝。

「上履きが無くて、どうしたの?」と聞く。

実は先日、のんは上履きのサイズを1サイズ大きくした。
その時に、先生に1サイズ小さい方を学校に寄付してくださいと
言われたと言って、履かなくなったものを持っていった。

「(その上履きが)職員室にあって、ちょうど良かったから借りたのよ」
と、満足げに言う、のん。

・・・うん、まぁね。
上履き忘れごときで、メソメソして困るような性質じゃないのは
よく知っているけれど。

雨の日は、学校に着いてからランドセルを拭けるようにタオルを持たせる。
タオル、干しておきなさいよ、と言うと、
「ああ、上履き借りに行ったり、いろいろ忙しくて拭かなかったの、
 そしたらさぁ、すっかり乾いちゃってた!」

と、これまた得意気に言う、のん。
そ、そう・・・。それはよかったね。

…良かったのか?



2006年11月19日(日) 学校ごっこ

なにやらくたびれた朝。ゆっくり寝ていたかったのだが。

子どもたちは昨日、不規則に食事をとったうえに、
疲れて帰宅して20時前に寝てしまった。

そんなわけで、むつ、6時過ぎにはパッチリ目を覚まして、
「おかあちゃん…!おなかすいた!!」
と私を起こす。

勘弁してくれ。

いや、でも…ねぇ。
お腹が空いている子どもを放っておいて寝ているわけにいかない性分。
(というか、大概の「お母さん」はそうよね…)
ああ、昨日のうちに簡単なパンとか買っておけば良かった、と
思いながらも朝ご飯を作る。

のんもお腹が空いていたらしく、一緒にバクバク食べる。
なによりですこと。


昨日とうって変わって、朝からどんより、重い雲。
午前中のうちに雨が降り始めた。
ああ、寒い。もう冬だ。

このところ、のん&むつ2人はよく遊ぶ。
(とこう書いておくと明日あたりからまた悪循環が始まるかもしれないが)
今日の遊びは「学校ごっこ」。

2学期になって漢字もたくさん教わったのん、
今度はむつに漢字を教える。

幼稚園ごっこと違って、むつにとっては未知の世界。
机を用意して、「今は○○の時間です」などとのんに言われると
とても素直に従う。

のんがノートに漢字を書くと、むつがそれを見て書き写したり、読んだり。
…と言っても、正確に出来ているわけではないが。

「図書の時間でーす」
というのんの声を合図に、図書館で借りてきた本を2人で読む。
「声を出さないで、静かに読むのよ」などと
のんに注意されている、むつ。

まぁ、なんにせよ、2人で楽しく遊んでいるのは良いことです。



2006年11月18日(土) 大混雑

今年のカレンダーも、手帳も残り少なくなってきた。

朝から…というより、午前中から家を出て、
マクドナルドのドライブインへ。
そして食べながらそのまま、TDLへ。

子どもたちに予告するといろいろ騒がしかったりするので、
今日は「お昼ご飯マクドナルドで食べよう」と言って連れ出した。

マクドナルドで買ってしばらく食べながら車が舞浜方面に向かっていると、
「あれ?何処いくの?」とのんが気がついた。
あははは、さすが7歳。

ほどなく到着。
最後までもぐもぐ、もぐもぐ食べていたむつが、ちょうど食べ終わる頃。
時間的にはちょうど良かったけれど。

・・・天気も良く、土曜日。
クリスマス期間。
しかもミッキーのスクリーンデビューの日。
諸々の要因が重なり合って、久しぶりに見る大混雑だった。

まぁ、混雑は大凡予想が付いていたので、
(だから朝からではなく、昼近く午前中に出発した)
あらかじめ、のんとむつには
「今日はクリスマスの飾りを見て、ご飯を食べて、買い物をして帰ろう」
という事を言っておいたのだが…。

到着してみると、やはり子どもは子ども。
「あれ乗りたいー!」
「今日はこれは乗らないの?」
「あれは?」

どうしても、パレードを見るだけとか、お店を見るだけでは
満足してくれないらしい。

それでも「じゃあ乗ろう」というレベルの混み方ではなかったので、
かろうじてファストパスのとれた「イッツアスモールワールド」と
いつも15分待ちの「ミッキーマウスレビュー」を見て、
店をめぐるのだが…。

やはり、幾つか見るともう、遊びたくて外に飛び出してしまう、我が子たち。
ダメだこりゃ。

トゥーンタウンにあるちいさな公園に連れて行き、しばらく遊ばせる。

そうこうしているうちにどんどん日は暮れて、寒くなり、
食事を済ませて「なにを買おうか…」などと話をしているうちに
あっという間に店は大混雑。

のんもむつも(とくにむつは)、くたびれてしまい、
結局、買い物は何も出来ずに引き上げることに。

ああーー。
どうしても、「大人しくショーを見る」「パレードを待つ」というのは、
無理なんだなぁ。

3歳前の頃の方が、まだこちらの言う通りに動いてくれたので
いろんなことができたのにナァ、などと思ってしまう。
これも成長、仕方ない…………と、思うことにしよう。とほほ。



2006年11月17日(金) 寒くても

朝、夕はかなり冷え込むようになってきた。

それなのに、嗚呼それなのに。
下校の頃はポカポカ陽気だから、のんが上着を学校に忘れてくる。
昨日もロッカーに上着を入れたまま帰ってきたらしい。

今朝、上着を着ずに玄関から出てみる。
「やっぱりダメ(寒い)」と言って、戻ってきて、
ウィンドブレーカーを着て出ていく、のん。

仕方ない。でも、帰りは上着を2枚、忘れないでね。
ウィンドブレーカーは畳めばランドセルにはいるし、
昨日忘れてきた上着はフリースだから、それほど負担にはなるまい。

上着も、給食袋も、忘れてくるのは相変わらず。
ただ、教科書だの、筆箱だの、体操着だの、
そういった忘れ物が無くなってきたのは、やはり徐々に
「帰りの支度」に慣れてきたと言うことか。
そのうち、上着や給食袋も忘れずに帰ってこられる日が来るだろうか。


下校したのん、ちゃんと2枚上着を持って帰ってきた。
よしよし。えらいぞ。(当たり前?)

今日も宿題を終わらせると、
「なわとび、練習してくる!」と飛び出していく。
行き先はいつもの、マンションの中二階。
元気があってよろしい。

研究授業のために4時間だったので、下校がいつもより1時間早かった。
むつが帰ってくるまでに、だいぶ時間がある。

のんがなわとびをしている様子を見て、いろいろアドバイス。
間違いなく、お友だちが一緒の時よりも、
私と一対一でいる時の方が、素直に聞いてやってみたりする。
友だちの前では格好をつけたいと思うようになったのかしら。

中断し、むつを迎えに行き、マンションに戻ると
同じマンションの三年生のHちゃんと、そのお友だちのKちゃんと
一緒に遊んでもらっていた。
HちゃんとKちゃんは、4〜5月の朝、一緒に登校していたので
のんのこともよく知っていて、仲良くしてくれる。

学年を超えても遊んでもらえるのって、すごく良いなぁ。

むつが着替えて、さぁ、行こうか・・・と誘ったら、
行かないで家で遊ぶ、と言う。
あらら。
仕方ない、…まぁ、三年生も一緒だし、
我が家の窓から声も聞こえるし、と、
「何かあったら帰っておいでよ、マンションの敷地から出たらダメ」
とのんに言って、私とむつは家で遊ぶ。

まぁ、いつでもべったり一緒…ではなくて、
徐々にこうやって離れるチャンスがあっても良いだろう。

しばらくすると、「寒くなったから帰ってきた」とのんが帰ってきた。

なわとびをしに行ったはずなのだが、
結局三年生のお友だちのするDSを見てじっとしていたらしい。
お姉ちゃん達はおやつを持ってきていて、
のんにも等分に分けてくれた、と言う。
それどころか、「これはむつちゃんの分」と、お土産までくれた。

まぁ、ありがたい。
今度会ったら、よくお礼を言っておかなければ。



2006年11月16日(木) 個人面談

のんの学校の個人面談期間、最終日。
そして、我が家も本日、個人面談。

始まる時間がちょうどむつのお迎え時間ギリギリになってしまうのと、
ちょうど私と入れ違いに学校から帰ってくるのんを、
おいていこうか、どうしようか…と、いろいろ考えたり、
マンションのお友達ママと相談して。

結局、
下校時にはMちゃんママのおうちに行かせてもらい、
その後Aちゃんのおうちに行かせてもらうことになった。
Mちゃんママはやっぱり今日、私の幾つかあとの順番で面談で、
Aちゃんママは弟のKくんの園にお迎えで、下校時には間に合わないからだ。

お2人のママの連係プレーで、面談に安心して行かれる。
ありがたい、ありがたい。本当に、ありがたい。

・・・
ちなみに。
面談にお子さんを連れてこられて、
廊下でひとり、待たせている保護者の方もいらっしゃるが、
学校としては基本的に、
「もう小学生なのだから、留守番もさせてください」
という方針らしい。
担任の先生に相談したことはないので、今ののんの担任の先生の意向は
わからないが、
保護者会も、講演会も、PTAの集まりも、基本はそういうことだという。

…でも、ねぇ・・・。
このご時世に、小学校1年生の女の子。
普段から慣れているお子さんならともかく……と、思ってしまうのは、
甘いのだろうか。


さて、面談は特に滞りなく。

鉄棒が得意なんですね、などという事を言われ。おだてられた。

我が家からも特に、「学校の先生」に相談するようなこともなく。
家では怒ってばかりだが、
基本的に家庭の躾の範囲内のことであると、私は思うことばかりなので、
「先生、こうなんですがどうしましょう」
というような話は特になく。

・・・というか。
私自身、学校の先生に相談って、昔から苦手なんだよな〜、などと思ったり。
ふふふ。

公園で、男の子も一緒に遊んでいる様子などを話すると、
先生は大変喜んでくださった。
でも、そんな感じに隔てなく遊べるクラスの雰囲気を作ってくれているのは
他ならぬ学校。
感謝の念を伝えて、面談終了。

ホッ。一仕事終わり。

むつは延長保育にしていたので、園に迎えに行く。
いつも、学校でなにか行事が終わった後、園に行くと、
なんだかすごく懐かしいところに来た気分がする。
ああー、こんなところに居たっけか、などと思ったりする。

いやいや、むつはまだ1年ちょっと通うのよね。

引き続き、のんのお迎え。
のんはまだまだ遊び足りない感じだったが、引き上げてくる。

のんとむつ、お互いが、お互いの友だちで存分に遊んだ後というのは、
家に戻っても穏やかな気がする。
2人で本を読んで過ごしたり。

次の行事は……むつのおゆうぎ会か。
ああ、すこしの間、特に園や学校も行くことのない日が続くかも。



2006年11月15日(水) 泥だらけ

帰宅するとすぐに「なわとびの練習しにいってくる!」と
飛び出そうとする、のん。
学校で先生も「練習してきてね」とおっしゃったらしい。

待て待て待て。
まずは、手を洗って、うがいをして、宿題をしてから。

宿題を済ませ、あらためて「いってきまーーす!!」
なわとびを持って、マンションの中二階へ。

マンションの中二階は、敷地内からの階段で上がることが出来る。
ベンチがあり、5m×20mくらいのスペース。
ただ、真ん中には段差があるので、それほど思い切った運動は出来ないが、
なわとびの練習をするにはちょうど良い。

とりあえず、1年生でも安心して送り出せるスペースがあるというのは
ありがたいこと。

ほどなくAちゃんもなわとびを持ってやってきて、2人で跳ぶ。

のん、まだ腕が大降り。
もう少し動きを少なくしないと、綾跳びが続かない。
…と、アドバイスするのだが、
昨日、むつとのんと私でしていた時には素直に聞いたアドバイスも、
お友だちといると素直に慣れないらしい。

「やってるもん!!」「これでいいの!!」などと言ってくる。

あはははは、これはこれは、おかあちゃんが悪かったよ。
失礼しました。

しばらく見ていると、今度はNちゃんもやってきた。
3人で楽しそう。
だんだん、なわとびの練習ではなくて、違う遊びになっていくのも
また楽しそう。

むつを迎えに行き、着替えさせ、
結局今日も、Nちゃん、Aちゃん、のん、むつを連れてK公園へ。
Nちゃんのママも一緒。

なにやらここのところ毎日のように公園に行っている。

公園にはいつもお馴染みの1年生の子数人がすでに遊んでいる。
遊び方も定着しているらしい。
楽しそう・・・と見ていたら、
石の大きな滑る山に、砂場の砂をまいて、そこを滑り降りる遊びが始まった。

他のお嬢さん方は、お尻をつかないようにうまく足(靴)で滑るのに、
なぜか頭をしたにして、腹這いになって滑るのは、
我が娘、のん。

当然、洋服のお腹の部分が泥だらけ…砂だらけ………。

以前にも一度、ここでそう言う遊び方をして、
「ダメ!滑る時には、何か下に敷いて!!」
と言ったのだが、そういうことはすっかり忘れる脳みそらしい。

あっというまに雑巾のような服になり、笑って走ってくる、我が子。

「パカッ!誰が洗濯すると思ってンのよ!」
と一喝すると、他のお嬢さんに「コワイ・・・」といわれてしまった。
てへ。

いや、他のお嬢さんとか、
そうやって怒られたら二度とやらないタイプのお子さんには言いませんよ。
何度言ってもバカみたいに滑り降りたりする、
我が家ののんだからこそ、
「洋服をあまりにも汚すと、お母ちゃんがひどく怒る」と覚えて欲しいので
ありますが・・・。
とほほ。



2006年11月14日(火) 下校時刻

小学校で、先週から全学年に渡って個人面談が始まっていることは
昨日も書いた通りなのだが、
それによって、授業時間が短縮になっていて、通常の下校時刻と異なる。

月曜日、水曜日は通常4時間授業、給食と掃除で下校するので、
普段は14時。
それ以外は5時間授業で、15時。

短縮の時には、だいたいそれから1時間前倒しになる……はずなのだ。

昨日は月曜日なので13時過ぎに帰ってくるはず。
それが結局、子どもたちが帰ってきたのは13時40分過ぎだった。

のんに「何か特別遅くなるようなことがあった?」と聞いたら、
特にない、と言う。
「すごく忙しくて、ご飯食べて、急いで用意して、
 連絡帳を書いて帰ってきた!」
とのこと。

うーーん、短縮になると、まだまだマイペースでやっている1年生には
きついのかもしれない。

普段、読み聞かせで様子を見ていても、
チャイムが鳴っていても「なんのこと?」と言う感じで
何故か廊下にいる子や、授業が始まる時間のはずなのに
私たち(読み聞かせのメンバー)にくっついて出てきてしまう子も。

1年生、37人ひとクラス。
全部の子に支度させ、まとめるのは本当に大変なことなのだろう。
本当に、本当に、先生はよくやってくださっていると
毎日感謝の念が絶えない。

そんなわけで、
やはりあまり下校時刻より遅いと心配にはなるけれど
我が子だけが遅いわけではなく、他のお友だちも、他学年も
一緒に帰ってくる道のりなので、とにかくマンションで待っている。

今日はどのくらい遅くなるかな…と思って、むつの園バスを待っていたら、
すぐにのんたちの姿が見えた。
知らされている下校時刻から10分しか経っていない。
今日は時間通りにコトが運んだらしい。

幼稚園は、11時もしくは14時降園と2種類しかないし、
バス通園なので心配がないのだが、
学校はこの下校時刻の曖昧さで、慣れないうちは振り回されるんだなぁ。


帰宅して、やはり今日も弟のKくんの園にお迎えで、
ママが不在のAちゃんとしばらく我が家で過ごし、
Aちゃんママが戻ってAちゃんとお別れした後は
マンションの中二階で、のん、むつ、私の3人でなわとびをする。

のんも、むつも、それぞれ学校と園でなわとびが始まっている。
のんは綾跳びなどを教わっているらしい。
むつは今年度の目標が「なわとび10回」なのだ。
(出来ると先生から手作りのメダルをもらえる)

まだまだ、子どもに「やってー!みせてー!!」と言われて、
跳んでみせることができる。
「おかあちゃん、すごいー!」と言われて、ちょっと調子にのる。
てへ!



2006年11月13日(月) 図書/予防接種

学校の2時間目と3時間目の間の、いわゆる「20分休み」の間に、
図書を運び込む。

これは、図書館から「学級文庫」として貸してもらっている本である。

予め、学校とクラス名で登録しておく必要があるのだが、
図書ボランティアが図書館に本を選びに行き、
最大50冊まで、1ヶ月間借りて、クラスに置いておくことが出来る。

借りたい50冊をカウンターに持っていくと、
決まった日に学校まで配送してくれる。
本は折りたたみ式のコンテナに入ってくるので、
それを教室まで運び、本棚に並べる。

また、図書館が回収してくれる日があるので、
その日にもまた教室に行き、コンテナに本を入れ、主事室前に置いておく。

すごく、ありがたくて、素敵な仕組みだと思う。
金曜日の朝の、読み聞かせの時にも、
その図書の中に入っている本を読んであげると、反応が違う。
もう読んでしまっている子もいるけれど、
未読の子達は
「あの本だ!ここにあるよね?」と、読み終えた後、手に取ってくれる。

今日も私が本を運び込むと、子どもたちが寄ってきた。
「あっ!これがはいってる!」とか、
「この前の○○がね…」などと、本の感想を聞かせてくれたり。
時間内に本を並べて、間違いがないかチェックしないとならないので、
ちょっと気は焦るのだが、子どもたちの話は聞いてあげたい。

「あー、なんでおかあちゃんきてるの!」
などとのんきなことを言って、急に我が娘が登場したりするけれど。
なんで私がいるのに15分も気付かないのよ!

ここ数日間は、学校で全学年に渡って個人面談が開かれているので、
子どもたちの下校が早い。
……と、早いなりに、
Aちゃん宅や我が家などは、下の子の幼稚園のお迎えと重なってしまって、
ワタワタしてしまう。

今日は結局、Aちゃんとのんを、同じマンションのNちゃんとMちゃんのママが
一緒に公園に連れて行ってくれた。
いつもとちょっと違うメンバーで公園遊び。

前回こんなことで公園に行かせなかったので
私としてはちょっと気になっていたのだが、
特にその後どうということもなかったらしい。

その時のNちゃん(ああ、ややこしい。この子はマンションの子ではない)と、
Eちゃん、Oくんもいたのだが、
特になにか隔たりがあるわけでもなく、仲良くみんなで遊ぶ。


ほどよく遊んで、Aちゃんママが帰ってきたのをきっかけに解散。
そこから、我が家は3人で、
インフルエンザの予防接種に。

のんも、むつもそれぞれ自転車で、私はランニングで、
楽しく行ったのは良いのだが、ハタと困った帰り道。

私・・・走って帰って、良いの?
まぁ…大人だし……それほど注射で何かあった経験もないし…と
思ったのだが、やはりあんまり血行をよくしてもいけないんだろうなぁ。
「ちょっとゆっくり歩かせてね」と言うと、
のんもむつも快く了解してくれた。
…はずなのに、あっという間に先に走っていってしまう。

こらーーーー!!



2006年11月12日(日) のんのおしゃれ

雨が止んで、快晴!日差しが暖かーい!
…と思ったら、強風。

朝、ベランダを見たのんが、
「おかあちゃん!たいへん!」と教えてくれた。
ベランダに置いてあったいろんなものが飛んでいる。

マンションなので、風の通りが激しい。寒いけれど、上着を着て片づける。
後でニュースを見ると、どうやらいわゆる「木枯らし一号」だったらしい。
そうか、そんな季節か。寒いわけだ。

それでも室内では半袖のむつ。
いや、それは寒いと思うが。

どうもまだまだ、私が「長袖を着なさい」と言わないと、長袖を着ないらしい。
特にむつは、最近ズボンよりもスカートがお気に入り。
半袖で、ミニスカートで、ヒラヒラ歩いている。

ああ、くしゃみした。

それでも、本人平気。
さすがに夕方になって長袖に着替えさせる。

のんは長袖を着ているが、
それはタンスの一番上に長袖が置いてあったから、に他ならない。


のん、学校に通うようになってから、私服なので毎朝大変。
基本のアイテム(下着、長袖シャツorトレーナー、ズボン)を
それぞれタンス内の良くわかる位置においてやり、
そこからとれば、どうにか格好が付くようになっている。
…はずなのだが。

本人、動きやすいことが一番の条件なので、
平気で上も下も全く同じ色のものを着てしまったり、
どうみてもあわないよ、それは…と思うような組み合わせを着ていたりする。

同じ1年生でも、
とてもおしゃれに可愛らしい服を着こなしている子を見かけると、
ほぼろくに髪の毛もとかさず、トレーナーとズボンで
男の子と遊んでゲラゲラ笑っているのんを見て………。

なにかの間違いではと思いたくなる。
・・・が、まぁ・・・私も小学生の頃から今に至るまで、
まったく衣類に関して無頓着なので、仕方ないか、とは思うけれど。


それに比べると、むつは「これはあちた(明日)きるの」などと
洋服を用意したり、
特に気に入った洋服をとても大事に何度も着たりするので、
のんのようなタイプとは違うらしい。

むつが私服で学校に行くようになったら…(想像しがたいのだけれど)
どんな感じだろうか。

そして、いつかのんも、服を気にしたりする年頃になったりするのだろうか。



2006年11月11日(土) 夕食のリクエスト

朝から雨の土曜日。
昨日あたりまでの予報では、土曜日の午後〜夕方くらいに降り始める…
はずだった、のに。

どこか出かけようか、という話もあったけれど、結局中止。雨は困る。
洗濯物も干せないし、布団も。

・・・と。
こんなコトを書くと、今夜あたりにされそうな気がして
ドキドキしながら書くのだが、
むつのオネショが。

ここ2ヶ月ない。

子どもに関してはオネショにしても、熱にしても、
「最近ないな〜」と思っていると翌日あたりに「ある」と言う法則があるので、
うかつに言えないのだが、
それでもやっぱり、前回オネショのシーツを洗ったのは9月上旬のこと。

夜中に「おしっこ!」と起きてトイレに行かれるようになってきた。
2度ほどは、少しちびってしまってからだったが、
洪水にならないうちにガマンしてトイレに駆け込んだ。

すごい。
やっと、オネショから卒業…か?

むつのオネショは…まぁ、毎日ではなかったし、
(4月以降暑くなってからは1ヶ月に1回くらいだったし)
私としてもそれほど負担には思っていなかったけれど、
やっぱり、そういう心配が無くなるのはありがたいこと。

それにしても、のんと比べてずいぶん長くかかったなぁ、と、
姉妹でも違うことにあらためて驚いたり。


雨の中、ショッピングモールまで遊びに行こうか、どうしようか、
などといいながらも、結局どこにも出ずに夜になってしまった。

ありがたいことに、のんもむつも、今ちょうど、
2人ともとても機嫌良く、仲良く遊ぶ時期で、
まるでケンカなんて無縁のように、楽しげによく遊んで過ごす。

本を持っていって、順にのんが読んで聞かせていたり。

あまりにもよく遊んでいるので、
せっかくだから夕食くらいリクエストを聞いてあげようと、
のんとむつ、父ちゃんの居る部屋に紙とボールペンを持っていく。

「ゆうはんにたべたいものを、3つかいてください」
と書いて渡してくると、
ほどなく、のんとむつが紙を持ってきた。




「つべたいうどん」(つべたい→つめたい。これはむつの字。)

「おつゆのおそば」(のんの字)

「ハンバーグ」(父ちゃんの字)

あははははは。
どんなリクエストじゃい。

結局、のんの「おそば」とは春雨のことと判明したので、
夕食は春雨とうどんのサラダと、ハンバーグになりました。



2006年11月10日(金) 怒った後

金曜日は読み聞かせの日。
今日私は当番なので、むつを見送りながら学校へ。

どうも最近、園バスが遅れ気味なために、この時間がとても慌ただしい。
金曜日だけ、むつを自転車で送っていくか、
違うバス停にするか……?

ほとんど長距離走のように走って学校へ行く。

昨日、あんなふうに遊びの誘いを断ってしまったので、
のんはなにか言われるだろうか、とか、
Nちゃんは何か言うだろうか、などという考えが、
チラリと頭をかすめたのだが、当然のように取り越し苦労。

Nちゃん、私の顔を見て、「なに読むのー!」と走ってきた。
ま、そんなもんなんだろう。
(ちなみに読み聞かせた本はほんだなに。)

本読みも、早いものでもう半年。
だんだんに、メンバーのママさんの役割も固まってきて、良い感じ。
ただ、「やっぱり忙しいから…」や、「上の子の受験で…」などで
辞めてしまう方がいるのは、仕方がないこととはいえ残念。


ここ数日、のんとむつが非常によく遊ぶ、良い雰囲気…ということを
先日日記に書いていたら、またひどいケンカになった。

むつも負けずに達者なことを言うし、
押したり、叩いたり、つねったり、大変なことになる。

あんまりひどいので、両方をガンガンガンッ!!!!と怒って、
その後私もものすごく不機嫌な態度を取り、
何を言われてもろくに動かなかったら、
なにやら2人がとても大人しくなった。

世界にたった2人で取りのこされた子どものように、
なにやら協力して過ごし、
「・・・バスごっこでもしようか」
などと、遊び始める。

なんだなんだ。

ということは、最初から怒らないでいればいいのか?
いや、でもそれだと私が「この状態はいけない」と思っていることが示せない。
いや、でもそれは無理に示すことではないのか?


金曜日なので、夕方父ちゃんの帰宅を待って、ショッピングモールに行き、
そのまま夕食を済ませることにした。

夕飯がすんだ後、お店を見たり、食料品のコーナーで試食をして
買い物をしたり。
むつ、あまりにも楽しくて、真っ直ぐに歩けないほど。

昼間怒りすぎて疲れたので、私も子どもと一緒になってはしゃいで楽しむ。

いつも「さあ、もう帰って寝ないと」と言い出す私が
いつまでも遊んでいて、「今度は本屋に行こう」などと言い出すので、
のんも「お母ちゃん子どもみたい!!」とはしゃぐ。

私が楽しくしていれば、子どもも楽しい。
………と、いうのは良くわかっている。当たり前のことだけど。


でも、怒らなければいけない時は、あるのよね。たぶん。



2006年11月09日(木) お友だちからの誘い

なにやら長く感じる1週間。連日学校やら幼稚園やらいっているせいか。

午前中忙しく動き回ると、
子どもたちの帰宅する14時は、「ホッとする時間」だったりする。
基本的に、幼稚園も小学校も、今のところ
子どもが園や学校にいる間の活動になるので、14時からは家にいることになる。

・・・はずなのだが。

のんの下校時刻が1時50分。
むつが2時。
のんの方が少しだけ早めだったので、一緒にむつを待っていた。

すると、Nちゃんが通りかかる。
「K公園で遊ぼう!」と誘ってくれる。

「いい?!」とのん、私の顔を見て目を輝かす。
えっ、だって今日は児童館で万華鏡作るって言っていたじゃない。
「児童館より、公園の方が楽しいの!」

そう、それならいいよ、いつもの通りK公園ね、と
Nちゃんに返事をし、
むつを迎えたらいったん家に戻って、宿題を済ませることに。
(1年生の簡単な宿題なので、5分で済む。)

宿題済んで、家を出る……ところで、
我が家のインターホンが鳴る。
Nちゃんと、Eちゃん。

「Oくんを迎えに行って、Eちゃんの家に行くの」

えっ?
K公園で遊ぶんじゃなかったの?

私も出ていって、話を聞く。
どうやらNちゃん、昨日Eちゃんのおうちに上がって遊ぼうとして、
「明日ね」と言われたという。

じゃあOくんは?
そして、のんはどうする?

Eちゃんのおうちにみんなで行く、と言う。

「Eちゃんのママは、みんなを呼んでもいいって言ってるの?
 そもそも、Oくんはどこで遊ぶ約束をしているの?」

いくら丁寧に聞いても、要領を得ない。
Eちゃん本人も、困ったように笑うだけ。

…Eちゃんのおうちに電話をして、お家の方に聞いてもも良いけれど…、
ほとんど話をしたこともないし、お家が何処かも(私は)わからない。

・・・・・・・。
とにかく、のんが呼ばれていないことは確実。

「公園で遊ぶんじゃなければ、じゃあのんはまた今度にしなさい」
と言うと、Nちゃんはのんと遊びたいらしく、
「公園でも少し遊ぶから!!」などと言う。
「少し?でも、Eちゃんのママは待っているのよね?」と聞くと、
「うん、でも行くって言ってないから、大丈夫!!!」とNちゃん。

えっ?行くって言ってないの?

うーーーーーーーん。

とにかく、また今度。
公園で夕方まで遊べる日に、また誘って、と話をする。


・・・。ちょっと、口を出しすぎたかなぁ。
いや、でも、O君の家に誘いに行くというところもひっかかるし、
(Oくんの家が何処かもわからない)
公園で遊んでから、Eちゃんの家に移動するというのもひっかかるし、
Eちゃんの家に行って良いものかも分からない。

・・・仕方ない。
ごめんね、とりあえず、お母ちゃんはこう考えるの、と
1年生が約束もしていないのにお家に上がって遊ぶのはいけないと思う、
などと言う話をする。
のんも、それに関しては頷いて、素直に聞いてくれた…と思う。

児童館に行くなら、今から送っていくよ、と言ったのだが、
のんは、もういいや、と行くのをやめてしまった。

万華鏡……見たかったなぁ。少し残念。

のんも、私も、なにやらちょっと消化不良な午後。



2006年11月08日(水) むつのわがまま

むつ、午前保育。
11時にバスで帰ってくる。

あれ・・・?バスの中で、いつも座っている席が違う?
降りてきた先生の様子が、いつもより元気がない。
なにかあった?

S先生、どうしたの?元気なかったね?とむつに聞く。
すると、
「うーん、むちゃんが あのおせきにすわったからじゃない?」

???

家で昼食の時によくよく話を聞くと、
(いつもと違う席に)座っちゃダメ、と言われたのに、むつが座ったらしい。

なんだと!それなら、S先生は元気がなかったんじゃなくて、怒っていたのか!

…でも、今ひとつ話が掴めない。
それならどうして、いつもと同じ席に座らなかったの?と聞くと、
ちゃんと答えない。
うーーーん。


昼ご飯の後は、幼稚園の集まり。
12月に開かれるおゆうぎ会のに向けて、衣装の打ち合わせなど。

自転車で園に着くと、ちょうど門のところにS先生が。
「先ほどはすみません…」と話をすると、
ああ!といつもの笑顔で教えてくれた。

S先生の話によると。
昨日、むつが「ここに座りたい」と言ってきた。
だめよ、と断った時に、
先生が「明日ね」と言ってしまったという。
すると、むつが「きょうはすわっていいのね」と座った。
…ということだそうだ。

まぁ………。
なんともはや。
先生としてははぐらかす意味の「明日」だったとはおもうけれど。

「私が不注意に『明日』なんて言ってしまったので、スミマセン」
などと言っていただいて、私も恐縮。
大丈夫ですから、先生。ハッキリダメな時はダメ、といってやってください。
とほほ。

ちなみに、今日むつが座っていたのは最前列。
座ってみたかったのか・・・。
どんな気分で座ったのか?

先生が困っていたことも、本人自覚していたらしい様子。
昼ご飯を食べながら話を聞いていた時にも、
「先生の言うことは聞くのよ」と言ったのだが、
S先生の話を聞いた後も
「先生に言われたら、ちゃんとその通りにしてね」と念を押した。

「わかってるわよ!ちゃっきいったことでちょ!」(さっき言ったことでしょ!)
と言われてしまった。

・・・・・・ふてぶてしいぞ、むつ!!



2006年11月07日(火) 生活科見学/給食試食会

のん、本日は生活科見学。
…私たちの頃は「社会科見学」と言っていたものですね。

行き先は、上野動物園!
あら!まぁ!!いいわねぇ。遠足じゃない!
本人達も「遠足」と言って楽しみにしているけれど、
ちゃんと「なにを見て、なにをみて・・・」と、先生に言われているらしい。
ふふふ。
のん、「おやつは無しなの」と不満そう。

バスではなく、電車を利用する。
学校の最寄り駅から約15分乗車、その後徒歩で400mほど到着か。
1年生37人が乗車して、その後ぞろぞろ400m……さぞかし、賑やかだろう。

朝、雨は残っていなかったものの(夜中〜明け方少しだけ降っていた)
ものすごい強風。雨があったせいか、肌寒い。

これは上着を着た方が良さそう…と思ったら、ない。
昨日、学校に忘れてきたという。
ええーーー!
違うのを着ていく?とすすめたのだが、要らないと言う、のん。

「のんちゃんの行事だからね、晴れるよ!これから!!」
と、やたら自信満々。
えっ・・・いや・・・。確かに、天気予報は晴れだけど…。

でも、もしも気温が上がらなかったら?
のんに、くれぐれも上着を教室から持って出るように、と何度も言って
送り出す。


そして私は、1年生のいない学校へ。
(他の学年は通常授業である)
本日、給食試食会。
毎年、PTA主催のイベントらしいのだが、
どこかの学年が生活科見学などで不在の時に、その分の食材で行われるという。
なるほど。

最初に栄養士の方からお話しがあり、資料も配布される。
調理室で丁寧に作っているものらしく、とても美味しい。
参加者は1年生の保護者が多数なのだが、
「給食を残さず全部食べると、連絡帳にシールがはってもらえる」
という話を聞いた。
なんですと!
・・・私は、そんなシールの存在すら知らなかった…。
そうか…。
いや、でも、この量だと、のんは食べきれないんだろうナァ…。

でも、とてもキチンと作ってある給食と言うことが良くわかり、
参加してよかったと思うのだが、
これを我が子が、毎日少しずつ残していると思うと、本当に申し訳ない。


午後、強風は相変わらずだが、気温はぐんぐん高くなった。
試食会から戻ってちょうどむつのお迎え。
むつを家に連れて行くと、今度はのんが帰ってきた。
バタバタ。


夕食時、上野動物園の園内案内図を見ながら、何処をどう回ったのか
教えてもらう。
これを見て、これを見て……。
あっ、ここでFくんが迷子になったの。
とか、
Sくんが帽子を飛ばされて、校長先生が残って拾ってきたの、
とか、
いろんな話をしてくれた。

それにしても……先生方、お疲れさまでした。



2006年11月06日(月) 旗振りともぎ店

朝からバタバタ。忙しい一週間の始まり。
今週はほぼ毎日、幼稚園と学校の用事がいっぱい。

例えば今日は、
学校の交通安全指導の当番なので、朝の登校時に旗振り。
そして午前中から昼まで、むつの参観。

火曜日は、学校の給食試食会+図書ボランティアの打ち合わせ
水曜日は、むつの幼稚園でおゆうぎ会の衣装の話し合い。
金曜日は、学校の図書読み聞かせ。

なんだか、どうしてこうもいっぱいいっぱいなのだ。
イヤ、自分で引き受けているからに他ならないのだけど。


そんなわけで、朝は父ちゃんとのん、むつ、私、4人そろって家を出る。
のんはいつもの時間より5分早め。
むつはいつもの時間より20分も早めなのだが、
一緒に家を出なければ、家にひとりで20分いることになる。

どうする?とは聞いたものの、やはり一人で残しておくのも…と、
「一緒に旗を振ろう」と、急いで支度をさせた。
2人目って、こういうところで大変だ。

交通安全の為に、毎週月曜日、1年生の保護者が当番制で
交差点などに立って旗を振ることになっている。
私は初めての当番。立つ場所は、いつものんが待ち合わせをしている
マンションの横のところ。

ただ、やはり朝は通学路になっていて、走りにくいからか、
昼間ほど車の通りがない。
むつ、「いつふるの!?」と、すごくはりきって旗を持っていたが、
結局児童が通る時に車が通ることがなく、
一度も旗を振ることなく、無事に終了した。

子どもたちに朝のあいさつをするために立っていたような雰囲気。
でも、きちんと挨拶を返してくれる子が多くて、とても嬉しい。


さて!むつのバスの時間に間に合わないから、と、今日は自転車登園。
むつを送っていって、いったん家に戻り、
家事を済ませて、もう一度幼稚園!!

今日は秋の「もぎ店」。のんも大好きだったイベントだ。
ちなみに去年の様子はこちら

今回年中クラスのむつは、好きなものを好きな順に買って良かった
去年と違い、黒板に買い物する順が書いてあった。

最初にお寿司(いなり寿司と巻物)、
次にヤクルトとアメリカンドック、それからみかん、おやつ。

みんなきちんと買い物をして、部屋に戻ってくる。
大したもんだ!!

食べている姿も、すっかり落ちついていて去年と大違い。
確か去年は食べきれなくて、たくさん残している子や、
ママにあげてしまっている子もいた気がするが、
今年はそんな雰囲気は見えない。

ああ、もうすぐ年長さんなのね…としみじみ。

・・・にしても。
むつが年長……。ってのは、どうしても考えられないーー!!



2006年11月05日(日) 良い雰囲気

ふとしたきっかけでケンカが始まる時と、
ふとしたところで、すごく仲良く楽しく遊べる時期と。
交互にあるとわかっているけれど。

昨日、今日と、とにかくのんの機嫌が良いらしい。
のんの機嫌がよいと、
むつが…例えば、なにかにひっかかって、
「むちゃんがするの!」などと我を通したとしても、あはははは、で済む。
当然、ケンカにならない。

むつもさすがに、のんが譲ってくれているのが分かるのか、
「じゃあつぎはのんちゃんね」などと殊勝なことを言い出す。

さらに仲良く遊べる。非常によい循環。
いつもこうなら良いのに。……いや、それは子どもとして気持ちが悪い?

・・・まぁ、こんな感じで良い循環と悪い循環を繰り返して、
2人で成長していくのだろう、と、思うことにする。

午後、買い物に出てから、バーバのお家へ。
着くとTVでディズニーの「トイストーリー」をやっていて、
夢中になって見る、2人。

こらこら、遊びに来たんじゃなかったのか。
それより、我が家にもDVDがあるけれど。いいのか。

結局1本丸々見て、「さぁー、遊ぼう!」
勢いづいて遊びだして、ベッドに飛び乗る。

のんとむつの格好の遊び場になっている、ジージとバーバのベッド。
飛び跳ねたりするのはほこりが立つし、
よそのお家の寝具で遊ぶのは好ましくない、と私は思うのだが、
ジージとバーバがOKを出して遊ばせているので、
私は口の出しようがない。

と、ドシン!と言う音がする。
どうやら、のんがベッドから落っこちた。

とはいえ、一般のベッドなので、さほどの高さではないが、
落ちる時に近くにあったものに足を擦ったらしく、
膝の近くに3本ほど、軽い切り傷。

あーあー。

バーバ、慌てて消毒もせずにバンドエイドを貼る。

・・・・。うん、まぁ・・・。
いいや、任せよう。
どうも、どの辺まで私が口を出すべきか、迷うことが多々あるのだ。

どちらにしても、もう落下までして、怪我までしたんだから、
次回はベッドで遊ぶのはNGだしてもいいかなぁ。

行きも、帰りも、のんもむつも自転車で行く。
むつは当然補助付き自転車。

のんに「あの角まで行って、端っこで待っていて」と指示を出し、
私はむつの自転車に、軽くランニングでついて行く。
2人ともだんだん要領が良くなってきて、
注意することも減ってきた。
車の少ない道を選んで走れば、とても良い感じに行かれるようになってきた。

私はさらに体力が付きそうだ。



2006年11月04日(土) 気持ちの切り替え

日記に「最近こんな感じで困る」という旨を書くと、
その翌日にはそれが解消されていたり、解決したりすることが多い。

日記に書くほど困る、と言うのは、かなりピークに達しているわけで、
頂点にきたから、後の状況は良くなる一方だからということなのか、
それとも、
日記に書いたことで、私の気分的なものが落ちついたのか、
それとも、
のんとむつがこの日記を密かに見ていて、
「うーん、仕方ないね、勘弁してやるか」
と思っているのか。

そんなわけない。

でも、昨日の荒れた様子はどこへやら、
今日は朝からよく2人で遊ぶ。
のんが優しく接すれば、むつも協力的。

「こうしようか!」と片方が言うと「うん!そうしよう!」となる。
非常に良い感じ。

午前中から、自転車で出かけることに。
…というか、
昼ご飯を食べに、ファミレスまで行くことに。

最初、私が「散歩で歩いていこう」と子どもたちに言っていたのだが、
のんが父ちゃんに「自転車で行きたい」と提案し、
それが通ってしまったところから問題が起きた。

のんの自転車なら、大人の自転車と併走して行かれる。
でも、むつが補助つきで行くには、
父ちゃんか私が徒歩にならないといけない。

のんが自転車を出しているのを見て、当然「むつも」と言いだした。
最初「お母ちゃんの自転車に乗っていきたいな〜♪」などと
言っていたことも忘れて、
むつも、むつもと言って最後には泣き出した。

あらららら。

こんな場面で泣き出すのは、むつはちょっと珍しい。
のんは4歳くらいまでの間、さんざんこんなコトはあったけれど。

泣きながら自転車の後ろに乗せられる、むつ。
私が漕ぐ。
(父ちゃんはのんを見ながら併走)

「ダメな時はだめなのよ、まだ補助つきだからね、
 また今度一緒に散歩しようね」
などと言う話をすると、
「もう言わないでよ!」と怒られた。
なんだいなんだい。

でもファミレスに入る頃には、機嫌良くニコニコして、
食事も楽しくたくさん食べる、むつ。

のんと比べて、性質的に切り替えがうまい…?いや、年齢的なものか……?
うーん、この頃ののん…どうだっただろう。

帰りは公園のハシゴ。
3つの公園を次々に回って、遊んで、
最近で来たパン屋さんでデニッシュパンを買って帰宅。



2006年11月03日(金) 近頃ののん

どうもまた、ここ数日のんの機嫌が悪い気がする。

このところ、私も行事尽くしで忙しく、
のんも音楽会にむけて、時間割も変更があったりして忙しかったから、
お互いそれが終わって、ホッとしたところなのかもしれないが。

ちょっとしたことで、むくれる。
小さい頃のようにぐずるとか、泣くとか、そういうことはないのだが
ムッとした感じで、いつまでもそのまま。


その「ちょっとしたこと」が、
日記に書くにはあまりにもバカバカしいこと。

例えば、外から帰って手洗い、うがい。
その順番が、むつの方が先になって、むつがぐずぐずしていたり。

石鹸で手を洗わずにくるので、「石鹸使わないとダメだよ!」と
私に言われたり。

本を出しっぱなしにして、違う遊びをしているので
「しまいなさいよ!」と言われたり。

とにかく、ちょっと待ったり、
「はーい」と返事をしてすぐにすればいいようなことだと思うような
くだらないちいさな事柄なのに、
ムッとして、転がってしまってなかなかしなかったり。

そうすると、こちらも少し強くもう一度言う。
言われたことが正しいとは分かっているらしいので、することはする。

でもその後、ずっと不機嫌な様子で、むつや私が話しかけたりしても
返事もロクにしなかったり、あからさまに嫌な態度をとる。


なんか・・・。
ムッとするのん、
それを怒る私。
お互い、とても無駄な労力を使っている気がして、
すごく時間も体力も勿体ないと思い、放っておこうと思うのだが、
どうしても気になる。

特にそんな時、むつがからんでいったりすると
あからさまに意地悪なことをするのが、余計に気になる。


・・・いや。ある程度は放っておいた方が良いんだろうな、やっぱり。
いろんな事を考えて、そんな時期もあるんだろうし、とは思うけれど、
うーん、でも…
家の中でそういう態度で居ることが許されていると思われても困るし…。

まだ7歳。
こんな年齢なのに、こんなことを(私が)言っているようでは
14〜15歳になったらたぶん、もっとだよ、と思う。

うん、わかっているつもり。
でも。
なかなか、難しいのだ。



2006年11月02日(木) 1年生の公園

のんの下校時。
(ちょうど私もむつのお迎えで通学路に出ていた)
近所のNちゃんから「公園で遊べる?」と誘ってもらった。

「K公園と、C公園だけね、他に行ったらダメよ」と約束をして送り出す。
Nちゃんと手を繋いで、嬉しそうに公園に走っていく。
K公園は普通の公園。
狭い道路をはさんで、すべり台があるだけのC公園という公園がある。
子どもたちはどちらも使って遊ぶので、
K公園とC公園、と言う約束の仕方になる。

・・・さて。
むつも着替えて、公園に行きましょうか。

やっぱり、のん(とそのお友だち、1年生)だけでは、
まだまだなかなか、いろんな面で心配。

結局先日、Rくんに誘われた時にも
むつと私はずっと公園内にいた。

スタンスとしては、公園内にいて、
どうしても子どもだけで対処できないような事態を見かけたら、
声をかけようと思っている。
それ以外のケンカや、遊び方に関してはノータッチ。
見て見ないふり。聞こえないふり。

でも実は、……K公園というのは、かなりいろんな事件があったりするので、
(警察が来る範囲の事件)
子どもの親がついて来ていると、周囲に知ってもらうだけでも意味があると
私は思っている。

むつは思わぬところで公園行きが決まっていて、大喜び。
私と一緒に補助付き自転車で公園に向かっていると…
わーーっ、と声がして、
のんを含む1年生が公園から走り出てきた。

なに?ナニゴト?!と聞く間もなく、
全員がC公園へ。
あ、移動したのね、と思った瞬間、
一人の子がC公園に入ったら、「きゃーーっ!!」と今度はK公園に走って戻る。

・・・どうやら、K公園とC公園にまたがった鬼ごっこらしい。
1年生は全部で6人ほど。

ちなみに、C公園とK公園の間は狭い道路だが、駅前に通じる車道なので
そこそこ車が通る。
なのに、1年生、誰も車の存在なんて見てやしない。

初っ端から「こらーーーっ!!」

ダメ!!
道路をはさんで鬼ごっこしたら、ダメ!!危ない!!
C公園に行くなら、C公園で遊びなさいっ!!!!

はーーい。と子どもたちが声を揃える。

みんな、まだまだ素直。
「じゃー、なにして遊ぼうかー」
などと相談している。

カワイイ。
まだ、のんに対して「お前の母ちゃんうるさいよ」などという話も
出ないくらいの可愛らしさ。(だと思う)

図書の読み聞かせで、みんなが「のんのお母さん」と知っているのも
良かったのかもしれない、などと勝手に思ったり。

あんまりうるさいオバサンが居たら、遊びにくかろうと
その後は遠慮して、むつとひっそり遊ぶ。
むつはむつで、最近私と公園で遊べることが多くなって楽しいらしい。

16時半になったら、さようなら。
1年生も、だんだん外での遊び方のルールを覚えていく時期か。



2006年11月01日(水) パンを買いに

幼稚園、19年度の願書受付の日である。同時に入園面接も。
2年前のこの日、むつも面接を受けにいったのだ。
さらに4年前のこの日、のんも。

ああ!!もうあれから4年も経つのか!

そして、のんの通う小学校でも、今日は未就学児健診。
ああ、そうか。あの日からもう1年。

日記を読み返すと、まるで昨日のことのようだけれど、
どんどん月日は流れている。すごい。


さて、そんなわけでむつは休園。のんは給食を食べて下校。
なので、それほど思い切った外出が出来ると言うこともなく。

のんびり家の中で過ごそうか…?と思っていたら、
むつが「あのパン屋さんに行こうか」などと言いだした。
「あのパン屋さん」とは、少し前、遠くの交通公園に行った時に
途中で見かけたパン屋さん。
帰りに買おうか、と言っていたらすでに閉店していて、残念だった。

へぇー!うーん、でもそこに行くのは遠いねぇ…。
じゃあ、せっかくだから!
私の足で歩いて20分くらい(約1.5キロ?)のところにある、
最近見つけたパン屋さんは?と提案してみる。

そこなら、歩道を真っ直ぐ行けば到着するから、
むつも補助付き自転車で行かれる。
距離があっても、自分の自転車ならがんばれるかな?

むつ、当たり前だが大賛成してくれた。
躍り上がらんばかりに喜んで、いそいそと支度する。

10:30ころ、むつと長い散歩に出発。

むつにこんな長い距離、自転車を漕がせたのは初めて。
私は横を早足で歩き、時にむつの自転車のブレーキになり、
時にはガードレールになる。

途中、大きな公園がひとつ。
「遊んでいきたいー!」と言うので、しばし遊んでから、またパン屋を目指す。

のんびり、遊びながら行ったので、結局パンを買ったらタイムリミット。
急いで真っ直ぐ帰らなければ、のんが帰ってきてしまう。

さすがにむつ、
「こんなにたくさん自転車に乗るの、初めてよ!」
などと何度も言う。疲れたらしい。
でも「がんばる!むつちゃん、がんばるからね!」

帰宅して、買ってきたパンを食べて。

片道30分かかって買ってきたパンは、とてもとても美味しかったらしい。
予想以上に食べた。


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