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Nekomar's Diary

2006年10月31日(火) むつの体力測定

なーんとなく、くたびれている感じのむつ。
がんばれ、がんばれ。
そういえば、のんが年少の時には「芋掘り遠足のおつかれ休み」というのが
存在していたのだが(この日)
既になくなっていたらしい。

給食を食べて14時降園。通常保育だ。
がんばれ、がんばれ。

なぜか、のんもくたびれている感じ。
休み明けだからか?


帰宅したむつ、一気にしゃべる。

掘ってきたお芋を、みんなで蒸かしイモにして食べるらしい。
年長さんはスイートポテトを作るのだが、
年中クラスは蒸かしイモ。

「きょうは、おいもをあらったの!!」という。
子どもたちがよってたかって、芋を洗っているところを想像して、
少し可笑しい。
アライグマみたいだったんだろうナァ。

「あとね!」

遠足が1週間ずれてしまったために、スケジュールがいっぱいだ。

「たいりょくそくてい も、した!」

そうだった、そんな予定もあったなぁ。
へぇー、どんなのしたの?と聞くと、全部やって見せてくれた。
反復横跳びらしい動作(まったく、ナニゴトかと思う動作だった)と、
前屈、垂直跳び、バランス、握力、か。

「ちから(握力)はね、むちゃん、ぜんぜん、なかった!!」

堂々と言い放つ。
あははははは。
うん、どう見ても無さそうだ。


のんとむつは対照的。
のんは瞬発力がある方だと思う。
走るフォームも、一応整っている。
握力、腹筋、背筋もそれなりにあって、腹筋はかなり強い方かも。
でも、体が硬い!子どもって、こんなに硬かったか?と思うほど。

むつは、瞬発力なんて何処の世界の話か。
走る姿は、皆さんに笑顔を運ぶ。
本人も、笑顔で手を振りそうな速度で走る。
でも、体が軟らかい。
ぐにゃり、と開脚できて、そのまま前に倒れることも可能。

おもしろいなぁ。ふしぎだなぁ。
どうして、姉妹でこんなにも違うのだろう。



2006年10月30日(月) 芋掘り遠足

朝起きて、何となくおそるおそる外を見る…。
よーしっ!曇天だけれど、雨は降っていない!

本日、幼稚園の芋掘り遠足!!
本当は先週のはずだったのが、
雨天延期で今日になった。
今回、役員のため、私は引率の手伝いでついて行く。準備も2人分だ。

むつは完璧に興奮して舞い上がっていて、
自分の支度を済ませると、早々とリュックを背負って玄関で私をせき立てる。

幼稚園に向かう間の自転車でも、興奮してしゃべりっぱなし。
いつも園に向かう道は同じなのに、少しの坂道で
「きゃーー!」などと歓声を上げる。これ、少し静かにしなさい。

園に到着、先生からの指示を聞き、自分の班の子どもたちを確認。
今回は1クラスにつき役員、お手伝いさん合計6人。
それぞれ、我が子を含む5,6人ずつの班のお世話をすることになっている。

子どもたち全員の支度を確認して、バスに乗り込む。
大型の観光バスに、
1クラスと少し(年長クラスが別れて乗る)乗ることになっていて、
グループごとに場所が決まっている。
はりきって乗り込んだむつだが、
私が補助席に座るのを見て、「お隣がいい・・・」としょぼんとし始めた。

なるほど、そうきたか。

こういった行事の時、私としては役員の仕事をするのは
特に負担ではないのだけれど、
なにが困るかというと、むつ。
どうにも、「自分のお母さんが一緒にいる」ということで、
甘えたりくっついたりしたくなるらしい。
とほほ。

バスの中でも私の膝にずっと足を乗せている。
みんなで列になって歩く時には、私と手を繋ぎたがって何度も私を見る。

でも、芋掘りが始まったらそれどころではなくなったらしい。

グループごとに、決められたエリアで掘ることになっている。
1週間延期になった分、芋が生長していたのか
ものすごいでっかいお芋がゴロゴロでてくる。
うわーー、面白い!

子ども6人と私、夢中になって芋掘り。
すごいーー!!と歓声を上げるほど、でっかいお芋がたくさん掘れた。

1時間弱の芋掘りのあとは、またバスに乗り込んで、近くの広場のある公園へ。
そこでみんなでお弁当を食べ、おやつを…開ける間もなく、
みんなで森に入ってどんぐり拾い。

こちらは1週間遅れた分か、全く落ちていない。
どんぐりの帽子はたくさん落ちているので、どこかの園か学校が
拾ってしまった後かも。残念。

でも子どもたちは楽しそう。
きゃっきゃと笑い、走って、拾って。
あっという間に集合時間。あらら、全然「自由時間」って無いのね。

バスに乗って、また園に帰る。
お芋をそれぞれ渡して、解散ーー!終了ーー!
楽しかったねぇー。
帰りの道のりも、やっぱり興奮して、しゃべりっぱなしのむつ。


ホッ。
園行事も、ここまで来れば一段落。
役員の仕事も、あとは餅つきと卒園・お別れにともなう準備で終了…!



2006年10月29日(日) 気持ちの切り替え

ひとつイベントが終わって、ホッとのんびりの日曜日。

「散歩に出よう」ということになり、
午後からゆっくり外に出る。

いつも「散歩」といって出る時には、
なんとなくのんに「どっちにいく?」と聞いて歩いたり、
父ちゃんが「こんなところ見つけたから」と先に歩くことが多いのだが、
今回は「むつに歩かせてみよう」と。

曲がり角、十字路に来たらむつに方角を選ばせることにして出発した。

学校の校庭開放に遊びに行きたかった(らしい)のん、
むつを学校へ、学校へと言う方向に導こうとする。
「こっちだよ」などとむつにコソコソ耳打ちする。

こら、今日はむつに決めさせるんだから!と言うと、
とたんにブーッとして、むくれ、嫌な感じでついてくる、のん。

むつは途中の地点で、「ここ、○○ちゃんが降りるところ!」と、
園バスのバス停を通ったら、
「バスの行く道を教えてあげる!」と俄然はりきって歩き出した。

ムッとしているのんに、
「ほら、園バスの道だったらのんも知ってるでしょ、教えてよ」
などと言うのだが、
「知らない!忘れた!」
などとさらにムッとする。

むつが一緒に歩こうとしても、妙に嫌がったりする。
嫌な感じだ。もうしらん。

どうも気持ちの切り替えが下手なんだよなぁ、
一度怒られるとずっと引きずっているのは、のんの方だし。

…と、
途中の地点で新しい公園を発見。
最近、近くにショッピングモールが出来た関係で、
たくさんのマンションが幹線道路沿いに建ったのだが、
その中に綺麗で小さな公園が出来ていた。

きゃっほーーー!!と、走っていくのは、のん。
はやく!はやく!とむつを呼ぶ。

のんの気持ちの切り替えには、公園に連れて行ってやるのが一番イイらしい。



2006年10月28日(土) 音楽会

昨夕心配された、むつの口の怪我も大したことはなく、
今朝になったら腫れはさらにひいて、本人も何も感じていない(?)くらいに。
良かった、良かった。

そして今朝は、のんのお弁当作り。
小学校は本日、「音楽会」。
のんの小学校では
「学芸会」「展覧会」「音楽会」が1年ごとに順に開催されるという。
今年は「音楽会」の年度なのだ。

1週間くらい前に、のんは
「のんちゃん、『はじめのことば』も言うことになった!!」
と興奮して帰宅してきた。

1年生が開会の言葉を、6年生が閉会の言葉を言うそうなのだが、
1年生は6人で台詞を割って言うらしい。その6人のうちの1人になったという。

どうやって決めたの?と聞くと、
「ジャンケン!」と誇らしげにポーズをとった。
あはははははは。

そんなわけで今朝は、むつ、父ちゃん、私の3人は、
開会式に遅れないように行かねばならない。

…とはいえ、
体育館の保護者の席がどのくらい確保されていて、
どのくらい前に行けば座って見られるのか、
どのくらいの人が来て、どのくらい混雑するのか、
だいたいの時間配分はどんな感じなのか、
さっぱりわからない。
心配なので早めに…と思い、30分前に家を出るが、
それが本当に早いのかどうか、良くわからない。

1年生の1年間は、行事の度にこんな感じで、あたふたすることばかりだ。

学校の体育館に到着すると、観覧席はまだまだ余裕があったが、
ビデオを撮る場所はそこそこに混雑。
なるほど、なるほど。

9時、開会。
司会進行の子の案内で、1年生の「はじめのことば」が始まる。
緊張して、ちょっと高い声になっている、のん。
ふふふふ。

引き続き、のんたちの演技が始まる。
合唱、合奏。
ああ、すごい。
すばらしい。

1年生、入学してから約半年で、よくぞここまで!!と
素直に思えるほど、みんな真面目で、一所懸命演奏している。

先生方のご努力が見える。みんなも、頑張って練習したんだなぁ。

「今日は2時間もずっと体育館で練習だった!」と、
のんがくたびれて帰ってきた日もあったなぁ。
本当に、よく頑張った。

1年生の素直な声が、体育館に響くのが心地よい。


6年生までの演技が午前中で終了。
お弁当を食べて、午後は地域のお祭りに。
踊りのチームとして参加する子どもたち。
揃いのはっぴに、豆絞りを頭に巻いてもらって、元気よく。

パレードは、いつもの通学路である商店街を往復する。
本当に楽しそうに、笑顔で踊る1年生。
踊り終わって、学校に戻り、お土産のお菓子をもらって、やっと解散。

楽しかったね。疲れたね。
明日はゆっくり、休もうね。



2006年10月27日(金) むつのケガ

昨夜の充実感と、なんとなく疲れの残る朝。
ああ、でもしっかり!

今朝はのんが「あいさつ係」の当番で早く登校。
初日から数えて、今日で4回目。最終日だ。

1度くらいはどんな感じで活動しているのか
見てみたいと思いながらも、どうしてもむつの園バスを待つ時間に
重なってしまうので、見ることが出来なかった。少し、残念。

金曜日は読み聞かせ。今回は手伝いの当番の日なので、
むつのバスを見送りながら、学校へ向かう。
(今回読んでもらった本はほんだなへ。)
バタバタと、忙しい。


帰宅してからも、昨夜のハロウィンパーティーの片づけ、
買い物も行って…、と、何となく慌ただしく過ごしていると、
電話が鳴る。

…?幼稚園から!?

この時間に幼稚園からかかってくる、ということは…?!
忘れ物?いやいや、こんな帰り間際にわざわざ忘れ物で電話があるはずがない。
ケガ?事故?!

電話に出ると、担任の先生のしっかりした声。

「申し訳ありません、
 むつちゃんが、転んで顔面を打ってしまい、口を切ってしまいました、
 歯は特にグラグラしたり欠けたりしていないのですが、
 出血がありまして…」

うわぁぁぁ。
なんか聞いているだけで血の気が引く。

特に病院に連れて行くほどの状態でもないらしい。
このままバスに乗せて降園させるので、状態を見てくださいとのこと。

はいはい、わかりました。すみません、と電話を置く。
そして、バスから降りてきたむつ。

とほほ。
下唇が、だいぶ腫れて血がにじんでいる。
ああ、でも本当に、なにか外科的処置をしなければならない様子には見えない。
本人も元気そう。
家でも見るが、特にそれ以上どのようになるというわけでもなく、
おやつもバリバリ食べて、その時も痛がる様子は特になく。

ただ、本人も言っていたが「ちゅこち、ないた」(少し泣いた)そうで、
疲れたのか、ぱったり倒れて昼寝をしてしまった。

昼寝の最中、先生からもう一度電話をいただく。
「むつちゃん、どんな様子ですか」

丁寧にお礼を言って、お菓子を元気にバリバリ食べていたと言うと、
先生が少し笑って、ホッと安心した声を出した。

ご心配かけて、本当に申し訳ない。

でも、……むつ。転ぶ時は、手を出そうね。
むつは例の事件でもおでこを打ったり、
今回は口を打ったり、のんとは違うタイプのケガをしやすいみたいだ。
(のんは膝や肘の擦り傷が毎日のようだった)

気をつけてね、むつ。



2006年10月26日(木) ハッピーハロウィン!

14時頃から、集会室に荷物を運び始める。

今日はハロウィンパーティー、当日!!

子どもたちがそういうイベントをすると知った、
マンションの他のお家の方々
(…すでにお子さんが独立していらっしゃるようなお家の方とか…)が、
「良かったらお子さんに渡してあげて」
などと、お菓子をたくさん持ってきてくださる。

パンプキンパイ、チーズパイなどを作って持ってきてくださる方も。

なんとありがたい!!

幸せねぇ、恵まれているねぇ、ありがたいねぇ、と
我が子たちを見る。


さて!!準備!
集会室内を飾り付けして、備品を一通り揃えて、
受付をつくって、ハロウィンバッグを並べて。

お手伝いをしてくださるママさんや、我が家ののん、むつは
14時以降、順次帰ってくるので、
それぞれいったん家に戻って、宿題をしてから集合。
早々とハロウィンバッグを選んで、室内の飾り付けを手伝ってくれる。

のんに昨夜、かぼちゃの折り方を教えておいたら、
いつのまにか折り紙教室のようになって、
子どもたちみんなでカボチャを折って、目や口を付け、室内に飾っている。
すごいすごい!

室内の様子などの写真は、のちほどことばたちに。


17時なると、一斉に子どもたちがやってくる。
コップを預かり、名札をつけてあげたり、
ハロウィンバッグになまえのシールを貼ったり、大忙し。

全員そろったところで、整列順を決めて、
さあ!私が前に立って…
「ハロウィンって、なに?」という話をして、
「大きな声で騒がない」「順番に歩いて階段を上がろうね」とか、
いくつかの約束事をして。

しゅっぱーーつ!

わいわい、がやがや、にぎやかに。
我が家も含む4件のお家を順にめぐっていく子どもたち。
「トリック、オア、トリート!」という言葉も忘れずに。
いやはや、それはそれは、もう、
ここに書ききれないほどの楽しい様子。

最後のお家でお菓子をもらったら、そのまま集会室へ。
「いただきます!」とお菓子を食べ始める。
最初の約束通り、ちゃんとみんながそろうまで、
お菓子を出さずに待っていた子どもたちに、少し感動。

結局、23人の子どもたちが、一同にお菓子を食べて、遊んで、
楽しい楽しい時を過ごし、お開きになりました。




寝る前。
のんが「楽しかったね、また来年もしようね!」と
にっこり笑いました。
うん、本当に!たのしかったね!!



2006年10月25日(水) ハロウィン準備、最終…。

午前中、1時間だけ集会室で、ママさん4人で集まって、
ハロウィンパーティーの打ち合わせ。
今日が最終。準備するものの確認、役割の確認、などなど。

いよいよ、ハロウィンパーティーは明日!!


…なのだが。

肝心の子どもたち。
バッグ作り、その他デコレーションの準備など
ものすごいはりきって、
「もっとなんかすることないの!?」
「おしごとは?!」
などと聞いてきてくれるのに、
自分たちの仮装の話になると、どうも乗り気にならない。

先日、TDLに行った時に、お父ちゃんがせっかく
「カチューシャか、なにか、身につけるものを
 ハロウィンパーティーの時につけるように買ってあげよう」
などと言ってくれたにもかかわらず、

「うーーん」
などと渋い声を出していて、選ばない。
結局、その類のお土産は、何も買わずに帰ってきた。
な、な、なんてもったいない!


今日も夕方、集会室に飾るものの準備をする私たち3人。
のんとむつは、折り紙でカボチャを作っている。

のんが折る人、むつは目や口をつけていく役割だそうで、
楽しかったのか、調子にのってどんどん作る2人。
「最後に、全員に(この折り紙)くばろうか!」などと言っている。

そんな楽しい気分の中なら、仮装の話ものってくるかも?
「うん、飾りはすごく良いんだけど、あなたたちの仮装はどうする?」

実は今まで何度か具体的な提案はしてきている。

ネコの耳を作ってあげようか、とか、
悪魔みたいに角を突ける?とか、
最後は、バンダナを巻いて、海賊風にしてみようよ!というのも提案した。
バンダナを巻くだけだったら、帽子を被ってるのと同じだ。
のん&むつ、揃いのTシャツを着て、
バンダナもそろってつけたら、良い感じじゃない?

…と、
「ううーーん、かいぞくぅ?」
と、嫌な返事。

ちぇーーーーっ。

まぁいいや。今年はあんまりそういうこと、乗り気じゃないのね。
わかったよ、じゃあ、お友だちの様子を見て、
来年になってやりたかったら、仮装しようか?

と言うと、

「来年?来年なんて、やるかどうかまだわからないでしょ。
 みんな1歳ずつ大きくなるんだよ」

・・・・・・・。ぎゃふん。



2006年10月24日(火) 無くした紅白帽

昨日一日で雨が上がるのかと思っていたら、
今朝まで冷たい雨が残っていた。おまけにすごい風。気温が低い。

さ、寒い・・・!!
それなのに、朝目が覚めた時に隣のむつを見たら、
上半身のシャツを半分脱いで、胸からお腹が丸見えで寝ていた。
ドウイウコト?


さて。
話は少し遡って、土曜日の朝のこと。
金曜日に持ち帰った、体操着の袋から服を出して、洗おうと思ったら…
のんの紅白帽が入っていなかった。

あれれ?

よく見て、ズボンのポケットなど確かめるが入っていない。
のんに聞く。
「えー、入れたよー」と、至極当たり前の返答をするが、入っていない。
ランドセルにも、給食袋にも当然入っていない。

「どうする?」と聞くと、
「うーん、月曜日にみてみるよ!」
あっさりとした答え。

「どうしよう…」とか「なくなっちゃった…!」とかいう
動揺が全く見られない。
月曜日には体育の授業があるはず。

本人がまったく危機感を感じていない様子なので、
ついつい、私の方が感情的になってしまう。
「なかったらどうするの?先生に言える?」

「うん、でもきっと、その前に見つかるから大丈夫だよ」と、
どこまでもあっさりしている、のん。

えーー・・・。いや、でも。
本人が「大丈夫だよ」と言っているのに、親がこれ以上騒いでも仕方ないか。

そして月曜日。
朝、「連絡帳に書いてあげようか?」と聞くと、
「自分で言うから、いいよ。それより見つかるよ」と、自信満々。

えーーー・・・・。うん、じゃあ・・・。
くれぐれも、キチンと先生に言うのよ、なかったら忘れ物の置き場とか
見させてもらうのよ、と言って送り出す。

そして、昨日帰宅したのん。

「なかったよ!」

・・・・・・。
なんとも言えませんわ。

ここにある、という確証が、帽子をおいた記憶があったわけではなく、
全く根拠がなくても「大丈夫」と言っていたというわけで。

そうなってくると、物がなくてもケロリとしている、のんの様子が腹立たしい。
ダメじゃないか。

結局、先生にもキチンと言えなかったらしい。
「だって、今日は音楽会の練習で体育しなかったから」
なんだ、そうなのか。

いや、でも、ダメだよ!自分の物が無くなったら、それを言って、
出てくるまで探さないと!!

…ということを一通り言って、連絡帳にも記載する。


そして、今日帰宅した、のん。
「連絡帳に先生が書いてくれたんだけどさ」とニヤニヤしている。
後ろの席のYちゃんが、自分のと一緒に袋に入れてしまって
持っていたのだそうだ。

あって良かったね、出てきて良かったね、と
精一杯喜んで見せたのだが、のんは特にどうという感激は無かったらしい。

よほど肝が据わっている性質なのか。
はたまた、ものに対して無関心なのか。
どっちもか。



2006年10月23日(月) 遠足……雨天延期。

朝、祈るような気持ちで窓の外を見る。
ああーーーーーー。
雨だーーーーーー。

実は本日、むつの幼稚園、芋掘り遠足の予定だった。
このところ2週間ほど連続で、良い秋晴れの日が続き、
昼間は汗ばむほどの陽気だったりもしたのに…!

昨日の夕方から、急激に天気が下り坂。
夜には音を立てて降るほどの雨。
明け方になっても、冷たい小雨が降り続いてしまった。

幼稚園からの連絡網が回ってくる。
今日は中止、延期になるので日程は後日連絡、とのこと。

ざんねんーーー!!

通常、幼稚園の芋掘り遠足は、子どもたちだけで行くのだが、
今年は役員なので、手伝いの為、バスで同行することになっている。
むつを含むグループのお子さん、6人と一緒に
芋を掘ったり、お弁当を食べたり、トイレに連れて行ったりする。

当然、私の分も弁当や荷物を準備していくわけだ。
昨日、せっかく私の準備もしたのになぁーー。

ガッカリと外を見ていると、むつが起きてきて、
「あー!だめだね!じぇんじぇん、だめ!(えんそく)いかれないね!」
と元気に言い放つ。

・・・なんか、いつも私たち親子は立場が逆のようだ。

…と。思い出したが、むつは春の遠足も、運動会も、
そして今回の芋掘りも、雨でいったん延期になっている。

・・・。雨女?


気を取り直して。

のんを送り出し、通常の月曜日の準備をして、傘をさして外に出る。
月曜日はいつもお弁当の日だから、
遠足用に準備した弁当が無駄になることはない。


月曜日は、のんは4時間。
遠足だったら、のんの下校時間に間に合わないはずだったので、
3年生のHちゃんのお家で、のんを預かってもらうことになっていた。

のんはHちゃんのお家に行かれるのを楽しみにしていたので、
遠足が中止になったむつよりも、のんの方がガッカリしている感じ。

すると、Hちゃんのママから「遊びに来ない?」と電話。
まぁ!ありがたい!
雨で何処にも出られなかった私たち3人、喜んでお邪魔する。
夕方まで遊んで、帰宅。

さて、遠足は来週に延期。今度こそ晴れますように。



2006年10月22日(日) バザーに行こう

同じマンションの、Mちゃん、Aちゃん、Nちゃんは、
カトリックのF幼稚園だった。

今日、そのF幼稚園と地域のボーイスカウトと教会の、
合同バザーがあるという。
規模が大きいから、楽しいよ♪とAちゃんのママにさそっていただき、
午前中からのん、むつ、私で行ってみることに。

歩いて15分くらいの道のり。

残念ながら、のんやむつの通う幼稚園ではバザーがない。
「バザーって、なに?」と聞いてくるのんには、
「もぎ店の大きいのみたいかな」と答えておく。

幼稚園で、もぎ店は何度も体験済み。
のんもむつも、もぎ店大好きなので、15分の道のりも楽しくウキウキ歩く。

到着!
おおお!
すごーーい!!

園庭は、のん&むつの園と同じくらいの広さだが、
所狭しと店が並べられている。
しかも、さすがに教会+ボーイスカウト+…というだけあって、
食べ物のお店もたくさん!

こっちではつきたてのおモチが並べられ、
インドカレーのお鍋がぐつぐつ言っているかと思うと、
揚げパンを売り歩くボーイスカウトの子どもたち。

普通にお祭りの時にあるような、チョコバナナやフランクフルト、
タコ焼きや焼そばのお店も…!
射的、ぬいぐるみ釣り、オモチャや本のお店も!!
しかも、みんな100〜200円くらい!

すごーーい!!ついつい、どんどん買いたくなるー!

いやいや、それじゃいけない。
なにか遊ぶものをひとつ、
おやつをひとつ、
それから、ご飯の代わりになるようなものをひとつ、選びなさいと言う。

まずのん、むつが目をつけたのは、トランポリン。
よくデパートの屋上などにある、通称「ふわふわ」のように作られていて、
1回100円。

かなりたくさんの子どもが並んでいたが、「待つ」ときりりと言い放つ
のんとむつ。
20分ほど待って、やっと入って、ああ、楽しそう。

そしてのんは、そのすぐ横にあった綿あめのお店へ。
むつはチョコバナナがいいというので、それぞれ買ってから、座れる場所へ。

途中でAちゃんやNちゃん、それからのんと同じ幼稚園のお友だち、
小学校のお友だちにも会ったりして。

最後に迷った末、お餅を買って。
のんはきなこ。むつは醤油。

…と、Aちゃんが座って焼そばを食べているのを見て、
「隣で食べたい」と言い出す、のん。
ふふふ。いいよ、行っておいで、と言うと、するすると入り込んで、
お友だちの横でお餅を広げ、食べ始める。
何事か話をして、楽しそう。

私はむつとゆっくり食べて、残りはお土産。

昼前に帰途につく。ああー、楽しかったねぇ!

帰り道。
町内のポスターに、「11月○日、△△中学校バザー」の文字。
「バザーだ!!よっしゃーー!!」と歓喜の声をあげる、のん。

…どうやら、また行く気らしい。



2006年10月21日(土) むつ、お疲れ?/ハロウィン準備

なんとなく、むつが機嫌の悪い一日。

むつは基本的に、眠い時と具合の悪い時以外、
大概機嫌良く、いつもニコニコしている感じなので、
なにかというと「うにゅーーー」とぐずり声をあげると、
「具合が悪いのでは?」「熱がある?」「風呂はどうしよう…」などと
心配してしまったり。

とりあえず、夜までは発熱もなく、無事過ごしているけれど。

このところ、のんにつきあって公園にいったり、
延長保育になったりして、昼寝を全くしていないので、
1週間の疲れがたまったかな、とも思う。

むつは、いつもそんな感じで自分の用事ではないのに
忙しかったり、連れて行かれたり、
待たないとならなかったりすることばかりである。

2人目、3人目の子どもは仕方ないことだけれど、
のんはその点、…少なくとも幼稚園の頃までは
のんの生活ペースで行動していたなぁと考えると、
むつに同情してしまう。


さて、特に予定がないので、家でのんびり。

今日のうちに、ハロウィンバッグの残りを作って仕上げてしまいましょう。
先日、お友だちと作ったのだと
あと5個足りないので、本体を5個作って、
持ち手をつけて、ホチキスの部分にシールを貼り、
黒い画用紙で目、鼻、口をつけて、できあがり!!


2人でせっせと作業中。

私は集会室に飾る、デコレーションを作る。

のん、けっこう慣れてきて作業は早いのだが、
どうにも気が散っていけない。
作っていると知らない父ちゃんが、「今忙しいの〜?」と
ひょっこり部屋に顔を出すと、
作っている途中にもかかわらず、
「ううんいそがしくないよ!なにするの?!遊ぶの?」
などと聞く。

おい。遊びにいっちゃったら、その作業はどうするのよ。

どうにも、「これを今しないとならない」という意識よりも、
楽しそうだと思うことを優先してしまう。

・・・子どもだから当たり前、とは思うけれど、
もうちょっと、自分の役割をきちんと果たそうとする意識があっても
良いのではないか?
と思ってしまう……。まだ無理なのかな?

結局、本体を作り終わるやいなや、父ちゃんと散歩に出てしまった、のんとむつ。
そのまま置いておくのもイヤなので、顔は私が貼り付けてしまったが、
(あらかじめ、のんたちがカットしておいたものなのだが)
それでも帰ってきたのんは、
「うわー、カワイイ!」と喜んでいて、
「私が作るはずだったのに!」とか「作りたかったのに!」などという
台詞は出てこなかった。

うーーーん。



2006年10月20日(金) 文通

以前にも書いたことがあると思うのだが、
のんの幼稚園在園時、3年間同じクラスだったSくん。
今は違う小学校に行っている。

そして、Sくんの妹Aちゃんが、今度はむつと2年間一緒のクラスである。

Sくんはありがたいことに、のんのことを
とても気に入ってくれていたらしく、
家でも「のんちゃんが好き」と言ってくれていたらしい。

去年のおゆうぎ会の時、Aちゃんは、我が家の父ちゃんを捕まえて、
「うちのお兄ちゃんはSくんです、
 お兄ちゃんはのんちゃんと結婚するって言ってます」
などと宣言し、両家の親をあたふたさせた。

そんなAちゃん。

前述の発言からも分かる通り、
Aちゃんのテキパキとして、はっきりとした性質がむつの好みなのか、
むつが初めて、お友だちに手紙を書いた相手が、Aちゃんだった。

へぇーー!むつが、そんな風に手紙を書くんだ!
と感心してみていたら、
すぐ、翌日にAちゃんから返事があった。

あらー、Aちゃん、とても達者な字。読みやすい。すばらしい。

それから、Aちゃんとむつの文通が続いている。

…とはいえ、1週間に1通か2通、
思い出したようにしばらく間があいたりとか、
ただ単にアイロンビーズを作ったものをいれたりとか、
そんな感じではあるけれど、いつも相手はAちゃん。

手紙の内容はお互い、他愛ない簡単なもの。
「あそぼうね」
「おてがみありがとう」
などという一文と、絵が入っていて、シールなどが貼ってある。

そして。
それを見て「いいなー」と入ってきたのは、のん。

「私もAちゃんに手紙書く!」

・・・あんた、なんで幼稚園児のやりとりに手を出すのよ…。
と言うと、Sくんに書くから、届けてくれ、と言う。

えーーー!!

それじゃあ、Aちゃんにも分かるように封筒に「Sくんへ」と書いて、
むつに渡してもらえば…?
と言ったら、
のん、見事なほどにきっちり書いて、むつに「これ!届けてね!」

そして、Sくんとのんの文通も続いている。
………。

むつ、帰宅してカバンから封筒を出し、当たり前のようにのんの机に置く。
Sくんからと分かる署名が着いている。
のん、下校して楽しそうに読む。
「えー!こんな漢字習ったんだ!一緒じゃーん!」などと言う。
そりゃあ・・・学校は違うけど、区は同じだから同じ教科書でしょ…。

見ると、のんがアンケート宜しく、「ならった漢字は?」などと
質問事項を書いて、下に□を書き、「こたえてね」などと書いている。
Sくん、律儀にもそれに答えて、また封筒に入れて返してくれたらしい。

うふふふふ。面白い。

そして、もっと面白いのはAちゃんとむつである。
彼女たちは、どんな風に考えて、兄と姉の手紙を橋渡ししているのか。
幼稚園で、「はい、Sくんにね」などと言うのかしら。

・・・。
まぁ、きっと大人が考えるほどには考えていないのでしょうけれど。



2006年10月19日(木) ハロウィンバッグ作り!

10時から、ハロウィン準備。

本日の予定は、10〜12時(子どもたちが居ない時間)に、
集会室にて、ママ達で、配るお菓子の仕分け、ラッピング。
(お菓子は火曜日の午前中に、ママ達4人で買い出しに行ってきました)

昼ご飯休憩の後、
子どもたちが下校、降園後の14時頃から
我が家にて、ハロウィンバッグ作り。

・・・本当は集会室でハロウィンバッグ作りをする予定だったのだが、
先日の様子を見る限りでは、
どう考えても楽しく遊びすぎて、落ちついてバッグを作る感じではない。

外から「なにやってんのー?」と入ってくる子を追い返すわけにもいかないし。

というわけで、我が家でバッグ作り。


のんにも伝えてあったし、
Mちゃんも、Aちゃんも楽しみにしてくれていたらしく、
下校の時にMちゃんもAちゃんも、ランドセルを背負ったまま
我が家に来ようとするほど。

とりあえず、ランドセルを置いて、宿題済ませてからおいで、待ってるから。


14時から作業開始!
バリバリ作り始める、3人。
Aちゃんとのんは前回2つずつ作っているので、要領がわかっている。
Mちゃんに説明したりしながら、
3人でそれはそれは楽しそうに、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら作業。

「Sくんが今日、国語の時間にね…」
とか、
「Nくんがこんな顔して…」
とか。

まぁーー、なんていい光景!

むつと、Aちゃんの弟のKくんは、
バッグ作りではなく、バッグにつける顔の目の部分を切る作業。

ママ達はそれを横目で見ながら、参加する子どもたちの名札を作ったり、
テープを貼ったり、仕上げの作業。

15時まで、1時間頑張ったところで、子どもたちは休憩。
お茶とおやつの時間。

…と、おやつもそこそこに、オモチャのある部屋に行って遊んだり、
キーボードを弾いたり。

「休憩終わりでーす」と声をかけると、
またぺちゃくちゃおしゃべりしながらリビングの方に戻ってきて、
作業を再開する。

ああ、こんな風に何年も、仲良くできたらいいなぁ。
とりあえず、来年も、再来年も、こうして仲良くハロウィンパーティーの
準備が出来たらいいなぁ。

そして願わくば、
高学年になったら、今度はこの子達が計画をして、
仕事の分担をしたりして、パーティーが出来たりすると、いいなぁ。


そんなわけで、今日がんばった成果はこちら!



顔をつけるのは宿題になりました。
Aちゃんも、Mちゃんも8こずつくらい持ち帰り、
お家で作ってきてくれるそうです!



2006年10月18日(水) 踊りの練習

のんは放課後はパレードの踊りの練習。

日記を見直したら詳しく書いた日が見あたらなかった。
…ので、とりあえず書いておくと。

今月の末、地元でお祭りが開かれる。
「お祭り」と言うよりも、…なんというのかしら、カーニバル?
どうやらサンバチームなども呼んで、
地元の商店街を練り歩くらしいのだが、
そのパレードに、のんの小学校の希望者が出ることになった。

とはいえ、のんたちはサンバを踊るわけではなく。(残念ながら!)
小学校で揃いの法被を着て、
地元のオリジナルの曲にあわせて踊るらしい。

楽しそうだ。
当然、のんも参加する。
というか、自分が出ないなんてことは、考えもしないかのように、
参加申込書を「はい、これに書いてね」と持ってきた。

希望者は放課後、3回に渡って体育館で踊りの練習がある。
当日は午前中にこの日記にも書いた音楽会があり、
その後、体育館でお弁当を食べてから、パレードに出発するらしい。


そんなわけで。
今日ものんは踊りの練習。

私は今日、どうしても出かける用事があったのでちょうど良い。
むつに「おあずかり(延長保育)する?」と聞くと、小躍りして喜んだ。

15時半に私が帰宅。
10分ほどして、のんが帰宅する。

むつを迎えに行く前に、図書館に本を一緒に返しに行こうということになり、
のんと2人で自転車を走らせる。

図書館に到着。
返却したり、次に借りる本を見たりして、
のんはそのまま図書館に残るというので、
館内から決して出ない約束をして、私だけむつを迎えに。

実はこの図書館から幼稚園は5分の距離。

むつを幼稚園に迎えに行く。あらら、今日はたくさん延長保育のお子さんが。
男の先生が見てくださっていて、
みんなに紙飛行機を折って配っている。思い思いに飛ばす。
あはは、楽しそう。

笑ってる場合じゃなくて。
むつを引き取り、のんのところに走る。

図書館でのんと合流、本を借りて、図書館の前の公園で15分ほど遊んで。

さぁ、帰ろう!というところで、むつの上着を園に忘れたことに気がつく。
Uターン。
園に再び向かい、保育室のカギを閉めているところにギリギリ滑り込み、
上着をとらせてもらう。

さ、やっと家に帰るぞ!

さすがにむつはくたびれてしまい、家に着いたら熟睡。
のんはバリバリ元気。
このあたりで、体力の差が大きく出るなぁ。



2006年10月17日(火) 今日も電話

火曜日、5時間授業なのでのんが下校してくるのは、15時頃。
さて、宿題も済ませて…
夕方まで、自転車で少しだけ散歩に行こうかということに。

わーい♪と、のんとむつが支度をしている時、電話が鳴った。

昨日のRくんからだ。
「のんちゃんいますか」
わかっているけど、一応聞く。
「はい、こんにちは。のんはいますけれど、あなたはどなたかしら?」
ふふふ。

のんに代わる。
どうやらまた、公園へのお誘いらしい。

「K公園ならいいよ、一緒に行くから」と私がのんの近くでささやく。
どうせ自転車で出かける予定だったのだ。

「K公園なら行かれる」と、のん。
「え?自転車?うん、うん・・・」と頷いている。

どうやら、Rくんが自転車で来ると言っているらしい。
横から私が声を出す。
「一人だったら、歩いて来なきゃダメだよ!」

のんの小学校は、1〜2年生は
ひとりで自転車で町中を乗ってはいけないことになっている。

「うん、うん・・・わかった、そうする。じゃ、あとでね」
と、のん。
聞くと、
「Rくんが歩いてくるから、私も歩いていくことにしたから」と言う。
まぁ!!なんと律儀な!

かくして、
男の子に誘われて公園に行くのんの後を、
数メートル離れて私と、自転車に乗ったむつがついていく、と言う、
なにやら絵に描いたような構図が出来上がった。

よほど、公園から出て行くとか、危ないことがあったら声をかけよう。

公園につくと、すでにRくんがいた。はやっ!
それからSくん。Eちゃんもいた。
4人で遊び始める、1年生。

私とむつは、関係ない感じでボールなどを蹴って遊ぶことに。

しばらくすると、SくんとRくんがケンカを始めた、らしい。
あっ、Sくんが泣いてる。
あっ、Sくんが帰っていく。

あーあ。
でも、いいや。とりあえず放っておこう。

・・・しばし、Eちゃん、Rくん、のんの3人で遊んでいる。
あっ、Sくんが帰ってきた。

また4人で遊んでいる。
…なんか、いいなぁ。
Sくん、気が済んだのかなぁ。

しばらく経つと、Eちゃんのお祖母様が迎えに来て、帰っていく。
今度は学童から帰ってきたCちゃんも加わり、また4人で遊ぶ。

またしばらくすると、今度はRくんが大声で泣き始めた。
1年生がバタバタと水道の方に行っている。
む?何事?

さすがに近づくと、どうやら遊具の上で転んで擦りむいたらしい。
皮がむけている。あらーーー。

洗ったところを拭くのに、ちり紙を貸してあげる。
バンドエイドする?というと、Rくん無言で手を出すので1枚あげる。
Rくん、むしった紙をそのまま地面に捨てるので、
「なにやってんの!ダメ!ひろいなさい」と言うとちゃんと拾った。

なんか、可愛いなぁ。幼いのかなぁ。

17時になったので、さようなら。
あー、いいねぇ、1年生。
でも、電話書けたらまず名乗るのよ、Rくん。



2006年10月16日(月) 男の子から電話

のんが下校してしばらくした頃、電話がかかってくる。

どなた?とでてみると、
「○○○○ちゃん(のんの本名)いますか」
という、男の子の声。
あら、きっとクラスの男の子。

「こんにちは。あなたはどなたかしら?」と聞くと、
「○○○○だけど」
あらら、同じクラスのRくん。

「あのさー、○○ちゃん、あそべる?」といきなり聞いてきた。
あはははは!
お誘いですか!
すごいなぁ、Rくん!

じゃあちょっと待ってね、のんと代わるね、と電話を渡す。
Rくんよ、と渡すと、のんがなになにーー?!と笑いながら電話に出る。

どうやら、公園で遊ぼうと誘われているらしい。
うーーん。
のんをまだ、一人で公園に出したことはない。
しかも初めて遊ぶお友だち、しかも男の子………。
児童館なら良いんだけど…。

「じどうかんであそぶならいいよ」
と大きく書いた紙をのんに見せると、
「じどうかんならいいよ」
とのんが言う。

「おかあさんにかわってって」
と言いながら、のんが私に電話を返してきた。

え?私?私が誘われたの?というのは冗談。

「あのさー、のんちゃん、声が小さくて聞こえないんだよね、
 こうえんであそびたいんだけど。だめ?」
物怖じしない、Rくんの声。

私が「うーん、児童館なら良いんだけど。児童館、いく?」
確かRくんのお家は児童館のすぐそば。そこならひとりで来ても大丈夫でしょう。
と思ったのだが、

Rくん「そうなの。じゃあーー・・・。
   またこんど、ってことで!」
私「あら、そうなの。ありがとうねー、またね」
Rくん「うん、ばいばーい」

かくして、のんにかかってきた初めての男の子からのお誘いは、
母によって妨害されたのであった。
…ってほどでもないんですが。

いやぁー、すごいなぁ。
そんな風に電話がかかってくるモンなんだなぁ。
確か、Rくんは他にも何人か女の子に電話をかけていると聞いたことがある。

いやー、すごいなぁ。



2006年10月15日(日) ピクニック

良く晴れた日曜日は、お弁当持ってピクニック!

行き先は、以前にも行ったことのある公園。
我が家からは車で15〜30分くらいのところで、
大規模な再開発が行われている地域。

その為、大きなマンション群がたくさん出来ていて、
(今現在もさらに建設中のマンションがたくさん)
道路も、公園も、広場も、芝も、全てキレイに整備されている。
なにしろ、歩道が広い。

ああ、こんな所に住んでいたら、マンションからのんがひとりで
「公園に行ってきまーす!」と出ていっても、
安心して「いってらっしゃい!」と送り出せるのではなかろうか。

我が家は数歩出たところがすでに幹線道路で、
歩道も狭く、今のところとても一人では安心して送り出せない。

少し羨ましく思ってみたりする。

まずは、ちょっとした遊具のある公園へ。
長いすべり台があったり、大型のジャングルジムがあったり。

のんとむつ、何度かすべり台を滑って遊んでいたが、
次に乗りにいくのは普通のブランコ。
しかも他の子が乗っているのを、並んでまで待っている。

いや、普通のブランコだよ?近所の公園にも、あるよ?と
思ってしまうのだが、
子どもにはそんなこと関係ないらしい。

しばらく遊んだ後、場所を移動。
今度は前回1月に行った公園、広場、原っぱ。
まずはシートを敷いて、少し早めのお昼ご飯。

テーブルを出して、お弁当箱を並べて。
今日はおいなりさんを作った。
各自、自分の弁当箱においなりさんを詰めて、おかずは大きなタッパーにした。

のんとむつ、自分のリュックに弁当箱を入れて持ってきたので、
嬉しそうにリュックから弁当を出す。

いつものことだが、のんはこういう時、落ちついてゆっくり食べるよりも
早く遊びに行きたい。
まぁ、以前と比べると数倍食べるようになったのだが、
やはり、はやる気持ちは抑えきれない。
「ごちそうさま!」と遊具に走っていく。

それを横目で見ながら、最後まで食べているのは、むつ。
「あー、なげっと(チキンナゲット)もういっこたべるからね、のこしてね」
などと自分の取り分をきちんと申請しつつ、まだ最初に入れたおいなりさんを
もぐもぐ食べている。

ま、よく食べるのは良いことです。

むつもやっと昼食を終え、よっこらしょ、と遊びに出る。
遊具で遊んだり、
家から持参した簡単な遊び道具(テニスのようなことが出来るものとか…)を
使って遊んだり。

前回来た時には上れなかった、遊具のてっぺんのところまで、
むつが上ってみたりもした。

くたくたになるほど遊んで、15時には帰途につく。
さて昼寝?と思ったら、2人とも元気に遊び続ける。
うーーん、体力ついたねぇ。



2006年10月14日(土) 姉妹って

今週は短かった…はずなのだけど、
なんか長かったなぁ〜、と思ってしまう。
週末に行事が入ると、そんな感じなんだなぁ。

のんは連日、今月末にある「音楽会」の練習をしているらしい。

のんの小学校は、「展覧会」「音楽会」「学芸会」の順に
10月の末に子どもたちの舞台などの発表があるという。
そういえば、私たちの頃は「学芸会」と「展覧会」の交互だったなぁ。

早々にプログラムをもらった。
のんたち1年生は、歌を1曲歌い、合奏も1曲。
そして全校生徒で3曲歌うらしい。

中の1曲が「Sing」。
♪Sing, sing a song 〜♪の聞き慣れた歌である。
のん、いつもの通り、英語で得意になって歌いまくる。
当然、むつも。

我が家では今、何となくインチキっぽい英語の歌が常に流れている感じ。


さて、久しぶりに予定の何もない週末かも。
そんなわけで、今日は一日家にいる。

家にいる、= のんとむつがよく遊ぶ。= よくケンカする。

まぁ、なんていろんな事でケンカするコトよ!と呆れるほどにケンカする。
最近は、

のんがなにか遊びを考える
→むつを誘う
→楽しそうに遊ぶ
→むつがルールに従わない、
 もしくはのんがやってあげたことを、むつは同じようにやってあげない、
 もしくはのんができることを、むつができない
→ケンカになる

というパターンが多い気がする。

むつはのんと全く同じに出来ると思っているし、
のんもそう思っている。
だから、のんがこれだけのことをしたのだから、むつにもして欲しい…と
見返りを求めた時に、諍いが起こる。
…気がする。

あとは、ただ単純にむつのわがまま。
「のんちゃんはやってたけど、むつちゃんはやりたくないんだもん」
と逃げてしまう。
これはのん、怒る怒る。
そして悔しがり、泣く。

泣くというのも、ナァ。

そして私が間に入って、困ったり、怒ったり、知らん顔したり、
どちらかをなだめたりして、
その30分後にはまた
「むつちゃーん!きて!面白いこと考えた!!」
と、のんの声が響き、
「はいはーーい!!」
と、嬉しそうにむつが走っていく。

・・・・。いいわね、姉妹って。



2006年10月13日(金) 歯医者終了

9/22に乳歯を抜き、
9/26から治療を始めた、のんの虫歯。
こんな感じで、先生が上手に説明しながら治療してくださったおかげで
めでたく、本日治療終了!!

昨夜、たぶん治療終了だろうという話をしながら、
頑張って通って終わったお祝いはなににしようか?と聞くと、
お蕎麦が食べたいと言う、のん。

歯科医院のビルの1階は小さなお蕎麦屋さんになっていて、
そこで食べたい、と言う。
へぇーー!
なんか渋いね、のん。

うーん、でもあのお蕎麦屋さんはたぶん、夜は居酒屋さんだなぁ…。
ということで、
夕方治療の後に父ちゃんとも合流して、駅ビルのレストラン街にある
うどん、そば屋さんに行くことになった。

夕飯なのに、あまり遅くなっては…と思い、
予約の時間よりも少し早めに医院に到着。
(前回混んでいたために遅くなったりしたので…)

早速治療開始!
……と。
先生が私の待つ待合室の方にいらっしゃる。
?

「どうも穴が大きくて、神経までの治療になりそうなので、
 麻酔を使います」
 
ありゃりゃりゃりゃ・・・・・・・。
そうなのかぁ〜。とほほほ。

あれ!?と、いうことは…?

18時に治療が終了。
受付の方に「飲んだり、食べたりするのは1〜1時間半後に」と言われる。

ああ、やっぱり。

その時間、診察室にはのんしかおらず、先生に見送ってもらいながら、
のんが「これからお蕎麦食べに行くの!」と嬉しそうに言っている。

「おそばかぁ〜」と先生、ニコニコしながら、
でももうちょっと待ってね、などと話をしてくれる。
たはは。いろいろすみません、ありがとうございます。


歯科医のあるビルから外に出る。
のん、まだ口が痺れているらしい。
しきりに頬と鼻を気にする。鼻が垂れてる気がする、と言う。

仕方ない。父ちゃんに連絡して、蕎麦が食べられるまで、
ヨーカドーのオモチャ売り場、文具売り場などで時間を潰す。

金曜日なので、まぁ…明日は寝坊でもいいか、と気が楽。
遊んで時間が過ぎるのを待ち、
念願のお蕎麦屋さんへ!

のんとむつで大盛り1人前…?うーん、もっと食べるか?などと
散々迷って結局大盛りを注文。
のん、美味しそうに、ぺろりと食べました。
むつは私のうどん定食についてきたおいなりさんを食べて、ご機嫌。

よかったねぇ。本当に良かった。がんばったね。



2006年10月12日(木) ハロウィンバッグ作り…?

午前中、幼稚園の役員会。
先日の運動会の反省会と、再来週に控えている芋掘り遠足の打ち合わせ。
秋は次々と行事があるなぁ!!

そして午後は。
マンションの集会室にて、ハロウィンパーティーの打ち合わせ!

本当はAちゃんママ、Mちゃんママ、Hちゃんママと4人のはずが、
Mちゃんが昨夕、発熱でお休み、
Hちゃんの弟がやはり発熱で幼稚園から呼び出しをされ、引き取りに…
いうことで、結局私とAちゃんママの2人で打ち合わせ…!

……風邪がとても流行っている模様。気をつけなければ……。

2人で、人数や予算の確認。
作業の日程を考えたり、買い出しの都合をつけたり。
なんか、学園祭の準備をしている気分になってきた。

すぐにむつの降園時間。
それから1年生の子どもたちが帰ってくる…といっても、
そんなわけでAちゃんとのんが帰宅する。

それぞれの子どもを迎え、子連れで集会室に集合。
今度は、昨日準備した画用紙を使って、ハロウィンバッグを作るのだ。

「つくるんだよ♪」と昨日からおおはりきりだった、Aちゃんとのん。
さっそく、準備をして制作開始。

当然のように「自分たちも作りたい」と主張する、
Aちゃんの弟、Kくん(3歳)と、我が家のむつ・・・。

実はこのバッグ、ちょっと難易度が高い。
見ている限りでは、小学校1年生のAちゃんとのんも、
かなり真剣に作ってやっと、と言う感じ。

でもやる気満々のKくんとむつ……。
予想していた展開なので、Kくんとむつには色の付いていない、白画用紙を。

集会室をのぞきに来た、2年生のYちゃんも一緒になって、
子ども5人で作り始める。

みんな真剣。みんな頑張って作ってくれる。
とりあえず、本体を作り、ノリが乾くのを待ってから持ち手や顔をつける予定。
ああ、良い感じ……と、
それぞれ2つめの本体を作っている頃に、
「なにやってんのー」と、
今度は2年生の男の子、TKくんが集会室へ。

このあたりから、雲行きが怪しくなってくる。

遊びたくて仕方なくなってしまった、のん。
むつはすっかり、TKくんが遊んでくれると信じてちょろちょろしてくる。

2つめの本体を作り終わった瞬間、「もうおわり!」とばかりに
集会室で鬼ごっこが始まる。
「こらーー!走るのはダメーー!!」
と言うと、今度はだるまさんがころんだが始まる。

もうどうあっても遊ぶ方向らしい。
Aちゃんのママと苦笑しながら、ま、初日だしこんなもんか?などと。
うーーーん、でもなぁ。
次回作る時は、集会室はやめようかなぁ。

集会室は17時まで。片づけて、家で夕食を作っていると、
さらに続々申し込みがあり、
結局ハロウィンパーティーは22人の子どもたちが参加してくれることに!

どうしても習い事の予定がある、と言うお子さん2〜3人以外の、
ほとんどのマンションの子どもが集まってくれる!!
す、すごい・・・。

なんか今になってプレッシャーを感じてきた私。



2006年10月11日(水) ハロウィン準備

昨日は振り替え休日で休みだったむつ、今日は登園。
金曜日の前日準備から、なにやらノンストップできた感じの私、
やっと一息。

ああ、天気が良くて助かった。
洗濯物、掃除をすませて、
幼稚園から少し離れた場所にある、安売りのお店まで自転車で。

ハロウィンパーティーに使うお菓子の下見。

先日の日記にも書いた通り、本当にありがたいことに
次々参加希望を出していただいて、
結局、19人のお子さんが集まってくれることになりそう。

今回は人数もハッキリしているわけだし、
しっかり、きちんと用意してあげたい。
できるだけ安価で、見た目も楽しそうで、
小さなお子さんでも安心なお菓子を配ってあげたい、などと思うのだけれど。

20人分…。なかなか、難しいなぁーー!!


お店を見ているうちにあっという間にタイムアップ。
午前保育なので、11時にはむつが帰ってくる。
あたふたと買い物を済ませ、家に戻る。

むつが戻った後はゆっくり昼ご飯をすませ、
さて、午後もひと作業。
明日、集会室を借りて、Aちゃん、Mちゃん、のんの1年生チームで、
ハロウィンバッグを作ってもらう予定なのだ。

「こんな感じ」と見せるための見本を準備。
大きさを測っておいて、切る場所、糊を付ける位置を色画用紙に写し取る。

ちなみに、見本はこんな感じ〜♪


ホンモノは、黄色やオレンジの色画用紙で作る予定。


作り終わる頃に、のん帰宅。
今日はAちゃんのママがご用事で不在なので、我が家に一緒に帰る予定…。
だったのに!!

玄関にのんしかいない!!

えっ!!どうして?!Aちゃんは?!
なにかあったか、もしやのんだけ早く帰ってしまったか、などと、
一瞬のうちにくるくるといろんな考えがめぐる。

のんも、私がビックリしている様子で驚いたよう。
「あ!そうか!!Aちゃん!!」と言って、またエレベーターに乗ろうとする。
「まってまって、どうして?どうしてあなた一人なの?」
とたずねたら、
特に理由があったわけではなく、2人ともAちゃんのママの不在を忘れていて、
ただ単純に、「じゃあね、ばいばーい」と別れてしまったのだという。

その話をしているうちに、上の階からAちゃんが笑いながら降りてくる。

Aちゃんとのん、2人でケラケラ笑って、
「ごめんねぇー、わすれてたんだよー」「あははは!!」
などと話をしている。
あははは、楽しそうで良かったけれど。

家でお茶を飲んでから、そのままマンションの中2階で遊ぶ。
フラフープをしたり、ボールを蹴ったり。

園から帰ってきた子や、買い物帰りの子もだんだん加わっていって、
最後は9人ものマンションの子が集まって、遊んで過ごした。

楽しそうだなぁ。ハロウィン当日は、もっと楽しそうになるといいなぁ。



2006年10月10日(火) むつと過ごす一日

昨夜、ちょうど帰宅した頃、
むつの幼稚園の同じクラスのお友だちからメールが入った。
「明日の(振り替え)お休み、良かったら公園で遊びませんか」

まぁ!嬉しいお誘い!!
お友だちは、以前おうちにも呼んでくれた
Nちゃん。


約束の時間は10時。
我が家から徒歩で7分ほどの交通公園。

ああ、この公園も近くなったものだ。
のんやむつがもっともっと小さい時には、
「いくよ」と言うことになってから到着まで、30分はかかったのに。
どんどん動けるようになって、歩けるようになって、

自分で支度もできるようになって、
いろんなところの距離がぐん!と縮まる。
行動範囲が、さらに広がる。


さて、Nちゃんと妹のMちゃん(現在2歳。むつよりも3学年下)は、
すでに公園に到着していた。
早速、自転車を借りて乗り始める、むつ。

Nちゃんとむつで並んで自転車を走らせると、
慌てて同じ自転車を選んで、後を追いかけるMちゃん。

ああ、ああ!我が家もそうだった!

むつたちがブランコに移動すると、Mちゃんも急いでブランコに。
大型遊具に移動すると、またまたそちらに。
お姉ちゃん達の後を追い、Mちゃんは忙しい。
そしてNちゃんママも。

むつ、その様子をなにやら楽しげにみる。
やはり自分よりも下の子と遊ぶのはあまりないから、
物珍しいのもあるし、
自分が「追われる立場」なのが少し嬉しいのだろう。

一通りの遊具で、めいっぱい遊んで、
お昼過ぎに「またあしたね、ばいばい」とお別れする。

ああーー、なんと充実した午前中。
ありがたい、ありがたい。


昼ご飯を食べながら、むつが急に「きぬさやがたべたい」と言い出すので
暇だし買いに行こうか、とぶらぶら買い物へ。
旬の時期を過ぎているから、あまりたくさん入ったものはなかった。
けれども久しぶりにスーパーの食料品売り場に、
むつと2人で行って、きぬさやを探させたのが楽しかった。

途中、もやしのCMが流れ続けている小型液晶画面を
むつ、魂を吸い取られたように見続けて、
くるりっと振り返り、
「おかあちゃん!もやし!もやしたべたい!これおいしそう!!」

おかげで今日の夕食には、もやし炒めも加わった。



2006年10月09日(月) いきなり

運動会の、微かな疲れが残る朝。
でも子どもたちは相変わらず早起き。
仕方なく、私も早起き。


朝、のんがお父ちゃんを起こす時に
「ねぇー、ディズニーランドいこうよー」
と布団の上にのっかったらしい。
むつも「ディズニーランド、いく?」と聞きに行ったらしい。
・・・
そして、急遽行くことに。たはははは。


到着したのは11時半。
特に何も調べず、電車の時間も見ずに家を出たので、
乗り換えでだいぶ待ってしまった。

さて、まずは…と計画しようとするが、
さすが三連休の最終日、見事なくらいに混雑。
たぶん、我が家のように運動会の振り替えで、明日までお休みのお家も
多いのだろう。
(ちなみに、当然だがのんは明日学校である)

仕方ない。
とりあえず、「どうしてものりたい!」とのんががんばる
スプラッシュマウンテンのファストパスだけとって、
あとはのんびり過ごすことに。
昼ご飯を食べ、(時間をはずしたのでさほど混んだ感覚はなかった)
店を見て回ったり、
いつも空いているミッキーマウスレビューなどのアトラクションを中心に。

そして父ちゃんと私が見たかった、ハロウィンパレード。

最近ののんは、すっかり
「なんかのりたいーー!のりものーー!!」
とばかり言って、ショーやパレードに全く興味を示さなくなってしまったので
ショーやパレード好きの私たちはガッカリしていたのだが、
「見よう!」と誘うと、意外に素直についてきた。

でも、パレードの間、終始楽しげなのは、むつ。
のんは振り付けを教わっても、立って、座って、などの指示があっても、
すごく真剣に、真面目にするタイプらしい。

むつは妙にノリが良い。
適当に手拍子を打ち、手を振り、笑う。

2人の性質を端的に表す言葉とすると、「生真面目」と「お気楽」か。
・・・・・・・。
はっ!!まるで姉と私?!

おいといて。

夕食もかなり早めに、混雑を避けて済ませ、
ギリギリの花火の前の時間にとれたファストパスを使って
スプラッシュマウンテンを体験して帰途につく。

ああーーーー。
運動会の翌日、ゴロゴロしていたら体がなまりそうだから、
どこかに歩きに行くか…くらいには思っていたけれど、
こんなに歩くことになるとは、予想していなかった。

のんも、むつも、帰宅してそのまま、ぱったり就寝。



2006年10月08日(日) 幼稚園の運動会

緊張しているのか、興奮しているのか、
4時過ぎに目が覚めてしまった。
今日は、むつの幼稚園、運動会!!

子どもたちも朝からはりきる。
のんに冗談で「のんも体操着で行く?」と聞いたら、
「行くいく!!」とその気になってしまい、困った。
イベント好き、ノリの良さでは、のんは最強である。

役員の仕事もあるので、早めに園に到着。
むつをクラスに見送って、父ちゃんとのんは保護者席に敷物を敷く。
後からジージとバーバも来てくれる。
のんの荷物、飲み物などを置き、役員の集合場所へ!
さあ、忙しい一日の始まり!!

それにしても、風が強い。
父兄席はそのまま砂がかかるので、大変だったことだろう。
入退場門も、本来の設営よりもさらに厳重に綱を張り、
倒れないように両脇に人がつくことになった。

私はなんと、救護係。
ポジションは救護室なのだが、
手が足りない係のところへその都度入って、幾つか手伝いをしなければならない。
ドキドキ。

むつの最初の出番は、障害物競走。
5人ずつで走るのだが、むつ曰く「いつも4ばん」なのだそうだ。
救護室からちらりと園庭が見える。
あら。あらららら。
なんと2等でゴールイン。
途中経過はわからなかったのだが、なにかあったのか。

園庭から退場する時、救護室の前を走って通るのだが、
にかっと笑って、手を振って通る、むつ。


次は、先日の予行練習で初めて見た、おゆうぎである。

これは残念ながら、仕事があったため、入場の姿しか見ていない。
ごめん、むつ。
でも予行の時にちゃんと見たから。


そして、玉入れ。
これも他の競技の整列をさせながらチラチラと見る。
あれ!……どうやら、負けてしまったらしい。
年中は2クラスなので、むつたちのクラスが白組、隣が紅組。
玉入れはいつも勝つ、と豪語していたのに、負けてしまったか〜。

子どもたち、何となくしょんぼり退場してくる。
あらー、そんなに残念だったのかぁ。なにやら、とても可哀想。
でもカワイイ。ふふふ。


今年は父親競技に父ちゃんが参加。
竹の棒を引き合う、棒引きだ。
7本の棒が真ん中にあり、多く陣地に持ち帰った組の勝ち。

おおっ、すごい迫力!!!
この時は子どもたちも園庭に出て、お父さんに声援を送るので、
お父さん達さらにはりきる。


その後いよいよ、のん出番!
「卒園児競技」である。
ボールを足の間にはさんで、ぴょんぴょん跳んでゴールを目指す競技。
のん、行く前は「ああ!それなら大丈夫!できるできる!!」と言っていたが…。
思ったよりもボールが滑って、難しかったらしい。
何度もボールを落とし、ようやくゴール。
私の方を見て、「げー」というような顔をしてみせる。


そして、幾つかの競技を経て、最後は各学年の親子競技が目白押し。
私はむつと一緒にボールをはさんでのリレーに出るのだが、
競技の直前まで、放送席で音楽のテープを扱う仕事がある。

予め、むつには
「走る時には必ず間に合うように行くからね、
 おかあちゃんがこない〜、って泣かないのよ!」
と言い聞かせておいたのだが。

曲のスイッチを入れて、ダッシュで列に加わると、周りのママさんから
「むっちゃん、良かったねぇ!ママ来たよ!ママ!」
と声が幾つも飛んだ。
す、すみません皆様。

しかも、この親子競技。
最初に走るだけでなく、隣のクラスより1組足りないために
私たち親子が、なんとアンカーに!!

えええっ!!
そ、そんなぁーー!
緊張で手が冷たくなりそうだ。
むつに「ひゃっ!つめたい!」と言われる。

そして。ああ、良かった。
何組かの差をつけて、アンカーまでボールが回ってきたので、
そのまま差をつけてゴールイン。
はーーーっ。

退場とともに、また係の仕事に戻る。

無事終了ーーーー!!


子どもたちと父ちゃん、ジージとバーバはレストランで昼食を済ませたらしいが、
私はコンビニのオニギリでお昼を済ませ、午後は片づけ!

1年分くらいの洗濯物と、1年分くらいの掃除をして、ホントに終了ーー!!
役員さんが最後まで全員で片づけが出来て、
みんなで「お疲れさま!」と笑顔であいさつできたのが、本当に良かった。

こんな感じだったら、毎年運動会の手伝いでもいいな〜、なんちゃって。



2006年10月07日(土) 運動会は明日

昨日は結局、東京地方、
大雨、洪水、強風、…と、思いつく限りの警報が出て、台風のような状態。

幼稚園で「前日準備」はしたけれど、
遊具にはったシートは飛んでいくし、看板も掛けられないし、杭も打てない。

結局、午後になって「運動会は日曜日に順延」と決定した。

そして今日。

見事な秋晴れ!!
…あー、この空だけだったら、すごく良い「運動会日和」。
でも、かなり風が強いから、座って見ている方は大変そう。
園庭もまだドロドロだろう。

昨日の幼稚園での準備がバタバタで、しかも夕方までかかって、
その後は夕食、風呂…と忙しく、
我が家の運動会準備が出来ていなかったから、
一日休みをはさんだことは、ありがたかった。

むつの体操着も洗濯できたし、
(昨日は到底洗濯物を干せる天気ではなかった)
私も、自分の動き、役割の確認をきちんと出来たし。
持っていくものの準備も万端。
よしっ。


そして、朝から妙にテンションの高いむつ。
「あちたね!あちた、みにきてね!!」(「あちた」=「明日」)

見に来てね、って。わたしゃ役員ですよ。働きまくりですよ。
…などとは言わず、
「見るからね!にっこりして、踊ってね!」とむつに言う。
むつ、うんうん、と頷く。

のんも当然、はりきる。
最近ビデオやカメラを使わせてもらうことが多く、
今回も「カメラでむつを撮る!」と張り切っている。

むつが「のんちゃんも、みてね!」と言うのだが、
「うーん、でもカメラ撮らなくちゃだから…」などと、
生意気なことを言ってみる。

ふふふ。


15時過ぎから、散歩に出かける。
風は大分おさまっていて、気温も高く、いい感じ。
ああ、明日もこうでありますように。

散歩はぶらりと商店街を通り、のんの学校まで。
土日は校庭開放をしているので、そのまま入って校庭で遊ぶ。

ジャングルジム、鉄棒、のぼり棒。
できることを一通りやってみせる、のん。

最後はボールを借りてきて、サッカーのようなことをしてみたり、
バスケットゴールにシュートの練習をしてみたり。

帰宅して、夕食、風呂を済ませると、むつは
「あちたは、はやいから、はやくねないと!」
と言って、7時半頃に寝てしまった。

張りきっているんだなぁ。



2006年10月06日(金) 前日準備〜のんの留守番

朝から大雨。しかも風も強い。
これはまいった。
のんに、長靴を履かせる。ジャンバーも。タオルも持たせる。

…でもきっと、学校に着くまでにびしょ濡れだろうナァ。

むつのバスを見送ったら、そのまま学校へ向かう。
図書読み聞かせの、手伝いの当番である。

私は来週読み聞かせる当番なので、ノートをもらって帰ってきた。
皆さん、いろんな本を読んでいるなぁ。
(ちなみにここ数回分の読み聞かせの本はほんだなにUPしています)

さて、と。
帰宅して、一息ついたらむつが帰ってくる時間。今日は午前保育。
そして、昼食を済ませたら幼稚園へ。

役員なので、明日の運動会の前日準備である。
むつも連れていく。
あまりに雨風がひどくて、どうしようかと思っていたら
同じ役員のRちゃんママが、車に乗せていってくれるという。
ありがたい、ありがたい。


そして・・・。
実は、今日、本当は。
5時間目はのんの参観だった。
5時間目が参観、そのまま保護者懇談会なのだが、
どうやっても、時間帯が同じで出席できない。

連絡帳に、懇談会欠席の旨を書いて、のんに持たせた。
のんは…やっぱり、ものすごく不満顔で、
「どうしてよーー、どうしてきてくれないのよーー」
などと朝もいっていたのだが。

仕方ないんだよ。こういうコトもあるんだよ。


もしも事前準備が早めに終わったら、少しでも参観に間に合うかも…?
などと思っていたのだが、とんでもない。
準備、打ち合わせ、全て終わったのは16時過ぎだった。

のんはとっくに帰宅して居る時間だが、
同じマンションの1年生、お友だちのAちゃんのママに、
のんのことをお願いしておいた。
Aちゃんが習い事にいくまでの間、Aちゃんのおうちにお邪魔させてもらい、
その後、カギを開けて、のんを家に入れてもらうという手はずである。

のんにカギを一人で開けさせ、家にいさせることについては
とてもとても心配で、極力させたくないのだが、そうも言っていられない。

Aちゃんママと一緒にカギを開けて、中からカギを閉めるところまで
見届けてもらうことにした。

時間になり、もうのんが一人で家に入った頃を見計らって、家に電話する。
電話には出ないようにと言ってあるので、留守電になったところで呼びかける。
「のんーー、のんーー、お母ちゃんだよ」と呼ぶ。

「のんだよ」と心細そうな声が電話の向こうに聞こえた。
ホッ。

濡れた服を着替えておきなさいよ、TVをつけていてイイからね、
もう少しで帰るからね、と言って電話を切る。

帰りもRちゃんママに乗せてもらい、無事に帰宅。

玄関を開けると、のんは普通に、「あ、おかえりなさい」と出てきた。
だんだんと、こういうことも増えていくのかしら。

お仕事をしていらっしゃるお家で、お子さんがあたりまえに
カギを開けて入っているお家も多いとは思うけれど、
我が家としては大きな一歩。
・・・。
いや、しばらくはやっぱり。私が家に居るようにしたい。



2006年10月05日(木) カマキリだけ

例のカマキリを、昨日持ち帰ったのん。
聞くと、先生が
「一度持って帰ってね」とおっしゃったという。

・・・。一度?…ってことは、「もう持ち帰って、家でなんとかしてね」の
意味だと私は判断するのだが、
「明日持っていくんだ!」と言い張る、のん。

えっ。それは違うよ。
一度、っていうのはそういうコトじゃないんだよ、
家で逃がしてあげようよ、エサも無いじゃない、
と何度も私が言うのだが、

「先生が、明日持って来てって言っていた!」と言い張る。

えーーーーーーー・・・。
違うと思うんだけどなぁ。
うーーーん。

まぁ、ものすごく解釈して、生活科のある日にもってこさせたい?
いやいや、違うだろうナァ。

まぁ、いいや。「逃がそうね」ってことになったら、
ちゃんと逃がしてあげるのよ、と、のんに言い聞かせる。


そして今朝。
のんは、いつもより10分早く家を出る。
学校全体の活動のひとつ、「あいさつ」の係なのだそうだ。
1学年ずつ、一月ごとに「あいさつ係」になって、
門に立って、登校してくる児童に「おはようございます!」と
声をかけるのだそうだ。

10月が、1年生の月なのだという。当番表が渡された。
のんは、今日と、来週、再来週…と、4回ほど係になっている。

幸い、同じマンションのお友だちも同じ当番日なので、
待ち合わせて一緒に行く。

いつもよりも早く、学校に行く時間を知らせるアラームが鳴ると、
のん、何も持たずに玄関にピューッと走っていった。

(まぁ、これはそう珍しい光景ではない)

そして、「あっ」と小さい叫びとともに、
ピューッと部屋に戻ってきて、カマキリの入った虫かごだけを持って、
ピューッと玄関に走っていった。

・・・・。バカか。

「それだけしか持っていかないの?」と声をかけると、
さすがに決まり悪そうな顔で、急いで戻ってきて、
ランドセルを背負い、帽子を被る。

「いってきます」

カマキリしか持たずに学校に行こうとする子どもなんて、
私は初めて見ましたよ。



2006年10月04日(水) むつの性質

園バスから降りる時。
我が子の幼稚園は、特に決まった台詞を言ったり、儀式のようなことは
なにもない。

子どもが降りてくる時に、先生が
「ただいま戻りましたー」とおっしゃるので、
私はそれに答えるように「ありがとうございました」と頭を下げ、
子どもがバスのステップを降り切ると、
「さようなら」と先生がおっしゃるので、
それに子どもが応えて「さようなら」と言う。

そんな感じ。
そして、ドアが閉まると、まだバスの中にいるお友だちと先生に
「ばいばーーい!」と手を振る。

それが、最近のむつ、先生が「さようなら」というのに、
そのまま私のところに来てしまったり、
頭だけ下げて、きちんと「さようなら」と言わない日があるようになった。

「どうしていわないの?」と聞くが、さほど理由があるわけではないらしい。
ただ、なんとなく?

いや、でも挨拶はきちんとしないといけないよ、と言ったのだが、
うん、と頷くものの、翌日もまた同じような感じ。

そうか。と考え、
「じゃあ、お母ちゃんと一緒に挨拶しよう。
 お母ちゃんが最後に並んで『さようなら』って言うから、
 それに負けないくらい大きな声、出せる?」

と言うと、

「そちたら、ちぇんちぇい、びっくりちゅるね!」

と、大喜びでぴょんぴょん跳ねる。

そして、昨日、今日と、バスを降りきると、私と並んで
きちんと大きな声で、「さようなら!!」

・・・・・・・・。
なんと、まぁ。単純な。

「こうしたら、子どもがこうなりました」と、
絵に描いたような話じゃないか。

でも、むつはそうなのだ。
あまりにも単純で、
あまりにも扱いやすい。

のんがあまりにも私の予想を超えて、扱いづらかった(と言うべきか?)のに
対して、むつはあまりにも扱いやすい。

他の生活習慣に関しても、私がちょっとヒトコト言ったことに対して
はりきって毎日続けたりする姿勢が、あからさまである。

・・・。この子は、こういう性質なんだなぁ、とつくづく思う。

そして、なかなか単純ではない、のん。
こちらは…しっかり「どうしてそれが必要か」を確認させて、
目で見て、体で体験させて、初めて行動してくれる気がする。
でも、私が予想外のところで、勝手に行動していることがほとんど。

…この子は、こういう子。

ひとりひとり見極めることも大事。
でも、決めつけてしまわないことも、大事。



2006年10月03日(火) 歯医者

今年もマンションでハロウィンパーティーをする。
先日打ち合わせを済ませ、土曜日にポスターを作って
マンションの下に張り出したのだが、
さっそく反応があったり、申し込みがあったり。
企画する側としては、嬉しい限り。

のんにも、学校でマンションのお友だち(他学年のお子さん)が、
「今日、お金(会費)もっていくね!」
などと声をかけてくれるらしい。
「くるかなー、まだかなー」などと待つ、のん。


さて。
夕方からは、のんの歯医者である。
治療は2回目。
スキマに、3つほど小さく虫歯が見つかったので、
今日は2箇所目である。

前回、とてもよく説明しながら治療してくださったので、
今日はのんも落ちついている。

治療の方法がまた、おもしろい。
私は小児歯科を見るのが初めてなので、もしかしたら常套手段なのかもしれないが、
削る時など、先生が数を数える。

「じゃあね、5つだけ、これを動かすよ。
 (削る、とは決して言わない。)
 
 ひとーーつ、ふたーーつ、みっつーー、
 ・・・あれ?のんちゃんは、○○小学校だったっけー?
 よーっつ、いつーーつ、はいおわりー。」
 
余分な会話の分、長く削っている。

余分な会話はいろいろ。
「…よーっつ、いつーーつ、
 1年生だっけ?それにしちゃ、上手だねー、
 むーっつ、ななーつ、……」
 
とか、

「…(同様)…すごーい、こんなに虫(虫歯)がいたよー、…(同様)…」

などなど。
しかも、「15まで数える」と言っておきながら、

「………、じゅーろく、じゅーなな、
 あっ、先生間違えてかぞえちゃったよ、あはははは」

などと言う。
私も、のんも、そしてむつも、思わず笑ってしまう。


帰宅して、風呂に入りながら、真顔で言う、のん。
「先生に、数かぞえながらおしゃべりしないでくださいって、言おうかな?」
あはははは。

そんなわけで、ここ数日、我が家でのブームは、
「数をかぞえている途中でおしゃべりをする」ことだったりします。



2006年10月02日(月) カマキリ

日記に書くことは色々あるのだが、
落ちついて日記を書いている時間がない。


話は遡って、土曜日のこと。
私が買い物に出ようと、マンションを数歩でたところで、
大きなカマキリを見つけた。

これはこれは。のんとむつに見せてやりたいと、捕まえて家に引き返す。
子どもたち、大喜びで虫かごを持ってくる。
かなり大きめのカマキリで、虫かごが狭く感じるほど。
ガサガサガサッ、ゴリゴリッ、と
音がして動くたびに、なにごと?と思ってしまう。

「一日観察したら、逃がしてあげるんだよ」と言っていたのだが、
夕方には「まだ逃がしたくない」と言い出す。

のん「だって、かうんだもの」
むつ「ねー」
のん「名前はなににする?」
むつ「うーんと・・・」

のんはすぐに名前を決めたがる。

でも、エサをあげられないから死んでしまうよ、と言ったのだが、
月曜日に学校に持っていき、バッタを捕まえてあげるのだと言い張る、のん。

うーん・・・。まぁ、月曜日までなら大丈夫かしら。

カマキリと言えば卵。
卵を産むと、そこから何千匹という幼虫が出てくるんだよねぇ〜、
と笑い話のつもりで話をしたら、のんが真顔になった。

「これ!メス?!卵うむ?!」

イヤ、産んだとしてもそんなにすぐに孵化しないし。
と言ったのだが、

「逃がす!すぐ逃がす!ベランダで逃がす!!」

のんの腰抜け。
そして、ベランダのニチニチソウのところにおいてやった、土曜日の夜。

そして日曜日。
私が法事から帰ってきたら、
「おかあちゃん!カマキリ、またいるの!!」
と興奮するのん。(むつは寝ていた)

なに?と聞いてみたら、どうやら日曜日の日中、
父ちゃんがベランダに出たら、カマキリがいたのだという。
簡易イスが置いてあるのだが、そこでカマキリがくつろいでいたという。
「ここは私のベランダですが、なにか?」
と言う雰囲気だったという。

そんなバカな。

そんなわけで、逃げ損なった哀れなカマキリは、
晴れて今日、虫かごに入れられて、1年1組の教室に連れて行かれた。
朝は雨が降っていたので、「持っていくのは明日にすれば」と言ったのだが、
「今日持っていく!!」と、頑張って持っていった。
体操着も、上履きも、傘もあるのに。

学校で、みんなで見た後に逃がしてあげるんだよ、と言ったのだが、
どうなることか。



2006年10月01日(日) 自然観察

8月に亡くなった私の祖母の49日法要。
お寺は、私の実家(じいちゃん、ばあちゃんの家)から車で30分ほどの場所。
準備などの手伝いものあるから、と、9時に実家に行くことになった。

家を出るのは8時前。
「前の晩から(ばあちゃんちに)泊まってもいい?」と
のんやむつに聞いてみたのだが、
のんは予想に反して、
むつは案の定、
「ダメーー!!」と言われた。

のんは「いいよ!いいよ!!」などと喜ぶかと思ったのだが、
「絶対ダメ」という。
なんで?と理由を聞くと、
先日通夜に出席した日、
私が不在の間、雷雨がすごかったのが怖かったのだという。

「おかあちゃんがいなくて、雷が鳴るとイヤだから」

ええーーー・・・。いや、まぁ…。頼りにされるのは嬉しいけれど。


ところで。
のんのクラスで「自然を観察、発見しよう」というテーマで、
宿題…ではないのだが、
なにかしら持っていって発表する、と言うことをしているらしい。

例えば新聞記事に、自然をテーマにした記事があったら切り抜いて持っていく。
自分の家の庭で、種などが収穫できたら持って行く。
枯れ葉一枚、虫1匹でも良いらしい。
「こんなのをみつけました、こうだったです」という話をする…らしい。

全て推定の文章なのは、
本当のところどんな風にしているのか、誰がいつ、何処で発表しているのかが
定かではないためである。

そして、のん、いつも学校に一緒に行っているCちゃん、Yちゃんと
「しぜんはっけん」しに行く、と言いだした。
カメラを持って、ノートを持って、近くの公園に行くという。

Cちゃんのママがお仕事をされているので、日曜日、今日が都合がよいと
連絡をいただいた。
…が。
私は今日、ほぼ一日、法事で実家の方にいる。

Cちゃんのママ、Yちゃんのママに話をして、のんをお願いすることに。

昨日の夜、小さなリュックにノート、虫眼鏡、水筒、雨具、
筆記用具、そしてカメラを入れる。
ちょっとした遠足気分だ。

10時にマンションの下まで迎えに来てもらうのだが、
その時間までにきちんと支度できるかしら、
ちゃんと挨拶できるかしら、などと、法事に向かいながらも気が気ではない。

12時過ぎ、父ちゃんからメールが来た。
「帰ってきたのでこれから昼ご飯買いに行きます」

ホッ。

夕方帰宅した私に、のんは、ノートに擦りだしで書いた
葉っぱの絵を見せてくれた。
デジカメにはなにを撮ったのかと思ったら、
「電池がなくなって、撮れなかった!」という。

えーーーーー!!

…で、結局なにを観察したの?発表はどうするの?と聞くのだが、
…………要領を得ない。
え?結局、なにをしに行ってきたの???


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