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Nekomar's Diary

2002年11月01日(金) 幼稚園、願書提出

今日は、のんの幼稚園、願書提出の日。
8時30分には幼稚園に行きたいので、いつもより少し早起きの朝。

受付が8時30分。受付順に面接をするという。
よって、遅く行けば行くほど、面接をするのに待つことになる。
むつはばあちゃんに頼んで置いていくつもりなので、不在の時間は短くしたい。

のんには昨日から、今日の話をいろいろしてきた。

今朝もご飯を食べながら、面接の話など。
「のんだけでお教室に入って、先生とお話ししたりするんだって」
そこがいけなかった。
「…お母ちゃんは、教室に入らないの?」
「そうだよ」
「…のんちゃんも、はいらない!お母ちゃんと一緒にいる!!」
…しまった。

のんはよく言う、「ママにべったり」の子どもではない。
今回だって、私は「ひとりで」というのに引っかかるとは思わなかったから、
そんな話をしてしまった。
まずい。
「幼稚園に行かない」の一言が出たら、連れて行くのに難儀することになる。

とりあえずは「そう」とだけ返事をして、それ以降は幼稚園の話を避ける。
避けながら速やかに支度をするが、何となく機嫌が悪い。

ばあちゃんが8時過ぎに来た時も、憮然としている。
靴下ひとつ履くのにも、髪をとかすのにも、やる気を見せない。だらだら。
ようやく、「帰りに、ばあちゃんへのおみやげでおやつを買ってこよう」というひとことで、やる気を取り戻すのん。

むつが気付かないうちにと、そーっと出発。(すぐに気がついただろうけれど)

自転車を走らせて、10分。無事に着く。
門を入ると先生が整理券を配っている。28番。

しばらく「控え室」となっている教室で待つ。
ままごとやブロックなどの遊具が出ていたので、少し手を出したがすぐにやめて、
教室から出て、家形の大型遊具で遊び始める。
他に、女の子が2人遊んでいた。
すぐに仲良くなって「朝だ〜夜だ!」などと言いながら、窓を開けたり閉めたり。

順番が近づいてくる。
「そろそろだよ」と声をかけたら、意外に素直に、おともだちにバイバイ、と。
ガラス張りの教室をのぞくと、3人ほど入っていて、先生と話をしている。
「あっ。みんな、1人で入るんだねぇ、ママはこっちで見ているんだ」と言うと、
「のんちゃんだって入るよ」と。よしっ。

願書を提出して、私だけ部屋から出る。
ガラス張りで、様子は見えるが声は聞こえない。
名前と、年を言っているらしい。
先生が手元の、丸・三角・四角が書いてある用紙を見せて、何か聞いている。
手を上に出して、グー、チョキ、パーをしている。…
ああ、入りたい!!

少しして、のんが私を呼びに来た。
今度は私が横に座って、願書の内容確認。

「では、○○組のお部屋で園長先生に入園許可書をもらってください」
!おお。これで、終わりか!

あっけなく、部屋から出る。
これで入園、決まりだ。あー!!
指定された部屋では、願書をもう一度出して、今回の選考料と入園料などの
諸費用を支払い、判子をついた領収書をもらった。

面接の部屋からでたのん、
「もういちどあれ(大型遊具)で遊ぶ!」などと言っていたが、
領収書のあとにもらった、幼稚園からのおみやげ(本とお菓子が入っていた)を持つと、
「早く、早く帰ってばあちゃんにこれ見せよう」と言いだし、すんなり帰宅。

帰宅する寸前から、雨がぽつぽつ降り出した。
ぎりぎりセーフ。
正味1時間の不在。むつがどうしているか心配だったが、
玄関を開けると、むつがばあちゃんに抱っこされて、飛び跳ねんばかりに
喜んでくれた。
ただいま。
一仕事、終わったよ。


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