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Nekomar's Diary

2004年12月31日(金) 大雪の年越し、そして1年の感謝を。

31日未明から雪という予報だったのだが、
朝は空が少し明るい。あら。
「降る」という予報の時ほど、降らないんだよね〜、などと話をしながら、
ちょこっと掃除する、父ちゃんと私。ふふ。

降りそうだから、降ってくる前に散歩でもして、
買い物して帰ってこようか、という話になり、家を出たのが10時頃。
外はあまりに寒いので、4人でぶらぶらするよりも、
私が買い物に行き、すんだら合流…ということにした。

一昨日の雪以来、暖冬のはずがやっぱり冷え込みがキツイ。
子どもたちに、裏地がついた暖かいズボンを買ってやることに。
ズボンを選び、買って、
昨日からのんが楽しみにしている「エビの天ぷら」とおそばを買って、
外に出るともう冷たい雨が降っていた。
あらら。

子どもたちと父ちゃんはマンションのエントランスに戻っていたので、
とりあえず買い物したものを渡して、昼食を買いにまた駅前まで。

帰宅すると、子どもたちはもう新しいズボンをはいていた。
「おかあちゃん!!この、お母ちゃんが買ってくれたズボン、
 とってもあったかいの!!ありがとう!!
 もっと早くにこれ履けば良かったよ!!」
そんな台詞を言うようになったか、のん。

そうこうしているうちに、あっと言う間に雨は雪に変わる。
雪になったね…などと言っているうちに、ずんずん積もる!!
すごい!こ、こんなに積もるのは…何年ぶり?と言うほど。

これは、じっとしていられない。
早速、マンションの中二階の広場へ。
うわーーーーっ!!
すごい積もっている!!

同じように考えたのか、のんと同級生の女の子、MIちゃんとAYちゃんも
パパと遊びに出てきている。
AYちゃんの弟くんも一緒。
子ども5人で、きゃっきゃと楽しそうに遊ぶ。

雪質的にも珍しい。東京に降る雪にしては、軽くて、扱いやすい。
早速、雪だるまを作る、のんとむつ。

帰宅後はお風呂。
今日は一昨日の経験から、ちゃんと玄関にタオルを用意したり、
風呂も沸かしてから外に出たので、とてもスムーズに。
風呂から上がるとぱったり昼寝をしてしまう2人。
そりゃあ、疲れるんだろうなぁ。

そして、念願の「エビの入ったおそば」を、ずるずる食べる子どもたち。
「今日はずっと起きていて良い」と父ちゃんに言われて嬉しくて、
23時36分現在、まだかろうじて起きている。
(あっ、でももう布団に横になったので限界かと思われる。)
ふふふ。

ああ、何よりも。
元気で無事で、年越しできたことが、とてもとてもありがたい。

あまりにもたくさんの「災」のあった2004年。
そんな中、私たちを支えてくださった、全ての人たちに感謝を。
健康に過ごせたことに、感謝を。

皆様に、良い年が訪れますように。
心を元気にできる、平和な年が訪れますように。
心から、祈りを。



2004年12月30日(木) のんの「ねんまつ」考

のん、昨夜は寝る前に、
「明日も雪降るかな?!雪でうさぎ作って遊べると思う?」などと
夢をふくらませていたのだが、
残念ながら、東京はそれほど雪国ではない。

朝から、キレイに晴れ渡る空。
風があって気温も低いので、雪が残るところには残っているのだが、
雪と言うよりも氷である。
マンションの北側、自転車置き場のあたりはスケートが出来そうだ。

私たちは、午前中から大仕事。
先日持ち帰りで洗濯機を購入したので、
今日は販売店に今まで使っていた洗濯機を引き渡しに行かねばならない。

…ねばならない、と言うわけではないのだが、
「家電リサイクル法」とやらができて、粗大ゴミとして出すわけに行かず、
公的機関に引き取ってもらうには、
「引き取り(輸送)料金」+「リサイクル料金」で、4000円を超える。
なので、今回購入した販売店に持ち込んで、
リサイクル料金のみ支払うのが一番安価であることがわかった。
……というのは余談ですが。

そんなわけで、車に洗濯機を積んで、家電量販店まで。
せっかくなので、昼食は近くのジョリーパスタですませる。


今日はことあるごとに、のんと「年末、年始」に関する話を。
きっかけは「どうして○○(TV番組名)とかやってないの?」という
のんの疑問からだった。
(いや、実は正確には放送しているのだが、冬休みにTV見放題というのは
どうかと、私が「やってないよ!」とTVを消していた。てへへ)

私「年末だから、ニュースとかばっかりなのよ」
のん「ねんまつ?」
私「12月の31日になると、その次はまた1月からはじまるの、
  最後の日まで来ると、また『1』月『1』日になるから、
  その時にみんなでお掃除したり、カレンダーを変えたり、
  新しい年が来る準備をするのよ」
のん「ふーん」

わかったのか、わからないか。

私「明日の夜は、今年最後の日の夜だから、
  みんなで遅くまで起きておそばを食べたりするの」
のん「あっ!!知ってる!!エビの天ぷらとか、かまぼこが入ってるの!!」

何でそんなことを知ってるんだ。

のん「だってケロロで食べてたもん」

恐るべし、TVアニメの知識。しかも食べてたの宇宙人だったり。

のん「じゃあ、カレンダーも変えるの?」
私「そうよ」
のん「(ディズニー)プリンセスのカレンダーはまだ飾りたいのにな〜」

夕食の時には、
「あれ?おそばじゃなかったの?エビの天ぷらの入ったおそば。」
などと言う。
いやいや、それは明日。
「あ!!明日は、お雑煮も食べるでしょ!」
いやいやいや、それは明後日。

どうも、まだまだ難しいらしい。



2004年12月29日(水) 雪が降ってきた

朝から、鈍い色の空。
これは…降るか…?降るか…と思わせて、冷たい冷たい、雨が降る。
冷たい雨が、雪に変わったのは10時頃。
雪だ!!

クリスマスツリーの飾りをはずしていた(うははは、今日は何日?)
のん&むつを呼ぶ。
「雪だよ!雪!!」

「うわーーー!!じゃあ、後で遊べるね!」と気の早い、のん。
むつは、雪を見せるために私が使った、窓ガラス用のワイパーが気になって、
「かちて!!かちて!!むちゃんもやるのよーー!!」(訳・貸して!貸して!!)

ワイパーをむつにとられ、雪を眺める。
すごいなぁ、よく降るなあ。
「で、雪はどうよ?」とむつに聞くと、
何となくてきとうに、
「うん、きれーねーー」とあしらわれた。(気がする。)

そんなわけで、昼食の後は早速、雪遊びをするわが子たち。
さ、寒い・・・。



マンションのエントランス前の広場にて。


子どもたちは父ちゃんが連れて出たので、
私は出来るだけ家に入っていたかったのだが、
「今度は砂場道具が欲しい」だの、
「手袋が濡れちゃった」だの、なんだかんだと呼び出される。
とほほ。

それにしても、子どもらは元気だ。
結局、のんもむつもそれぞれ、手袋2枚分びっしょり濡らして遊んで、
冷たーーーくなって、家にはいる。
そのままお風呂に直行。
「あったかーーい!!」

最近、2人でお風呂でよく遊ぶ。
のんがもうすっかり背が伸びて、自分で浴槽に出入り出来るようになったので、
こちらもとりあえず安心できる。
出る時や、むつが出たいと言った時には必ず呼んでね、と
言うことにしてあるが、まず子どもたちからは呼ばれない。
私が「ほらっ!!そろそろでなさーーい!!」と言いに行くまで、遊んでいる。
とても、とても楽しいらしい。

風呂から上がってホカホカ、さっぱりして、
「お腹すいたーー!!」
急いで夕食の支度。
なんだか、大掃除どころではない。…と、言い訳。



2004年12月28日(火) 汐留へ

のんが冬休みに入ってから昨日までは、なにかと予定があって、
明日からは父ちゃんが休みにはいるし、さすがに掃除もしないとマズイ。

それでは!!予定のない一日、遊びに出るなら今日をおいて他にない!!
・・・と言うことで。
昨日の昼間から、今日どこに出かけるか予定を練っていた。
のんとも検討した結果、本日の行き先は、汐留。
目指すは、日テレタワーの中にある、アンパンマンテラス!!

…私は決して、決してかの菓子パンヒーローが好きなわけではないのだが、
(原作に関してはちょっといろいろ思うところがあるが、長くなるので割愛)
子どもたちは最近特に好きである。
四谷にあるアンパンマンショップと、どちらに行こうか迷ったが、
私自身が汐留〜銀座に一度足を運びたかったこともあり、決定した。

という話はおいておいて。

家を出るまではバタバタして、予定よりだいぶ遅れたスタートになったが、
電車・乗り換えは非常にスムーズに、新橋に到着。
汐留方面に行くのは初めて。おお、なんとキレイになっていることか。
広々としたエリアに、子どもたちもそれまで繋いでいた手を離して
ウキウキ歩く。
のんはすっかり調子にのっているので、時折クギを刺し…ておこうかと
思う間もなく、日テレタワーに到着。

お目当てのアンパンマンテラス、いわゆるアンパンマンのショップも
すぐにわかる。
見ると大行列。ナニゴトゾ!?…と思ったら、
こちらの「スペシャルセット」、50個限定!!に並んだ人の列だった。
すごいなぁ!!!

人の列を横目で見ながら、入店。
思ったより小さい店内に、アンパンマングッズが所狭しと並んでいる。
なるほど〜。ディスプレーもこんな感じ。



店の一番奥に、キッズコーナーがあり、ビデオが放映されてオモチャが…
あるあるある。
が、狭い。さすがにこの暮れで空いていたから良かったが、
混んでいる日は入らせたくないなぁ、と思うくらいに狭い。
狭いところに、ジャンボなぬいぐるみがあり、ブロックがあり。
そしてこんなものも。

(床の一部がこんな風にガラス張りになっていて、アンパンマンワールドができている)

狭いと思うのは私の感想。子どもたちはただひたすらに遊び続ける。
覚悟はしていたのだが、1時間以上遊ばれた。
その間、私は店内をウロウロ。
見尽くすくらいに見尽くしたのだが、
子どもたちを置いて離れて外を見に行くわけにもいかない。

1時間と数十分経過したところで、のんに声をかける。
のんも遊びつくしたのか、意外に素直に出てきた。芋蔓式に、むつも。

さて、それじゃあご飯を食べに…などと思ったら、日テレタワーのそれぞれの
展示やイベントに心ひかれ、走っていく我が子ら。…。

結局、一通り日テレ内を見て、汐留をあとにして銀座方向に歩を進め、博品館へ。

実は新年、お友達とここで会う約束をしているので、下見も兼ねて。
レストランフロアのお店で食事。
食べるだけ食べたら、眠くなって寝てしまう、むつ。こらこらこら。

寝入ってしまったむつを抱っこして、オモチャのフロアーへ。
重い!!暑い!!
結局、博品館に2時間滞在。1時間寝て起きたむつも、のんも、
目の色を変えてオモチャを見て、サンプルで遊び尽くす。

最後はリカちゃんコーナーでこんなゴージャスなリカちゃんを拝んで、

(見えますか?このリカちゃんのお値段。)

帰途につく。
帰りの電車で疲れて寝てしまう、のん。ふふふ。

今年の遊び納めかな?
楽しかったね、また行こうね、と話しながら、我が家に着く頃には、
すっかりあたりは暗くなりました。



2004年12月27日(月) プールへ/忘年会

洗濯機も新しくなったことだし!!…というわけではないが、
むつ、お腹の調子も戻ってきたようなので、今日は朝からパンツ。

とりあえず、私のプールの日なので、のんとむつを連れて行く。
駅からプールまで、以前むつを歩かせるのに30分はかかった道のりが、
今、のんとむつと2人を歩かせて、15分で到着する。

途中で「疲れた」もないし、「抱っこして」もない。
ああ、本当に。本当に、成長しているんだねぇ、と実感。

ただ、やっぱりそれだけの道を往復歩かせて、
しかもAちゃんママと私が泳ぐ、約2時間、観覧室やロビーに待たせるというのは
最近かなり気が引ける。

1年前までの、病院のプールの時にはそれなりにオモチャがあり、
お友達も多かったので子どもとしても「児童館に遊びに行く」くらいの感覚で
楽しく通ったのだが、今はそうもいかない。
当然だが、スイミングクラブに通う他のメンバーの方も使う施設だから、
それなりに気を遣って、子どもにもいろいろ注意することが多くなる。

のんは特に、冬休みや夏休みなど、限られた時だけ行っているので、
「なんでわざわざ行かないといけないの?」と言いたげに、
「ええー?プールぅ?」などと言うようになってきた。

そんなわけで、のんと朝約束をした。
「きちんと、お母ちゃんのご用事が済むまで大人しく待っていてくれたら、
 なにか好きなものをお昼ご飯に食べさせてあげるから」。

そして、いろんな事を言いつけ通り守ったのんの昼食リクエストは、
「マクドナルド。」
・・・・・・。
どうして、子どもはファーストフードが好きだろう。
もっといいパスタのお店とか、中華料理の店とかも提案したが却下された。
・・・。
仕方ない。
3人で、マクドナルドへ。ええ、まぁ、約束ですから。

ぱくぱく食べて、のんもむつも満足して帰宅。
のん&むつそろって昼寝をして、
夜はいつもの「元プールのメンバー」で忘年会。
Tくん親子、Tちゃん親子、Aちゃん親子、そして我が家3人。
例によってお店の個室を借りて、のんびり飲んで、食べて。

子どもたちが遊べるような折り紙、色鉛筆、メモ帳なども持参して、
子どもがみんな食べ終わったあとは、テーブルを半分片づけて、
みんなで折り紙をしたり、幼稚園ごっこをしたり・・・。

楽しい時間はあっと言う間。
いつも家で布団に入る時間をとっくに過ぎてから、
「まだまだ遊びたい!!」と興奮している子どもたちを押さえて、
それぞれの帰途につく。

そうそう。むつのパンツ状況。
午前中〜昼過ぎ、夕方〜夜と言う、2度のお出かけにもかかわらず、
一度も失敗なし!!
しかも、店では和式のトイレで成功!!

こ、これはもしや・・・。このまま(昼間の)オムツにサヨナラ・・・?
・・・だったら、いいなぁ・・・。
(あとでガッカリするといけないのでちょっと弱気)



2004年12月26日(日) むつ、復活とステップアップ?!

むつ、昨日の朝に大幅な下痢をした以降、薬が効いているのか
特に何事もナシ。
熱も上がらず、元気いっぱい。
昨日はさすがに食欲がなく、夕食も食べたかどうかわからないくらいだったら、
今朝2時に私を起こした。

「おかあちゃん、おかあちゃん。お腹すいたの」
うーーーむ・・・・。
いや、今起きて食べさせたら、またしばらく眠れなくなるだろう。
「じゃあ、朝になって明るくなったら、朝ご飯食べようね…」と
静かに言うと、うんと頷いた。

それでもしばらく起きていた様子で、
「はやく おそと、あかるくならないかな・・・」
などと言う声が聞こえたが、しばらくすると寝息に変わった。

朝はお汁と、焼いたお餅を出すとぱくぱく食べる。
食欲も戻ったらしい。ありがたい!!

さて、昨日下痢をしたのをきっかけに、むつ、
12月6日からパンツ生活だったのを紙オムツをはいた。
(夜はずっと紙オムツをつけているが)
もしも熱が出たりして寝込んだ時に、パンツだと可哀想なことになる。

そういえば、のんもパンツになってからしばらくした頃に
体調を崩して紙オムツを履かせたっけ・・・等と思い出す。
のんの時には、本人が「もうパンツなの!」と涙ぐんで嫌がったが、
むつはそういう感覚は、特にないらしい。

私なりに、区切りをつけて、
「ちょっとお腹の調子が悪いから、紙オムツなのよ」などと説明するが、
本人のほほんとして素直に履く。あらあら、なーんだ・・・。

・・・と思っていたら。
どうしたわけか、昨日、今日と失敗なし。
自分から「トイレいく!!オシッコでる!!」と言うようになった。
不発の時も何度かあるのだが、出るのはほぼ完璧。
す、すごいぞ、むつ。

かといって、まだ便が正常にでないうちはパンツにする勇気が(私に)ないので、
今日はまだ、一日紙オムツをはいてもらう。

このまま、体調が戻った時にもちゃんとトイレが成功したら、オムツ卒業かしら。

そして。
便が正常にもどるまでは…と、もう一つ、紙オムツを履かせたい理由がある。
実は、我が家の洗濯機が壊れてしまった。
ショック!!!

もう10年前に買ったもので、
少し前から変な音がして、気にはなっていたのだが、
加えてむつのお漏らしで、洗濯機をここ1ヶ月酷使してしまった。

午前中から、洗濯機を求めてバタバタ。
電話で問い合わせをして、各量販店に確認するが、
希望の品の在庫がなく、31日納品だったり、新年納品だったり。

結局、夜遅くに父ちゃんが車で買いに行き、持ち帰り、自分たちで取り付けた。
その間、子どもたちは2人で風呂に入り、食事をした。
(いや、もちろん私が目を配ってはいたが)

2人で仲良く風呂に入り、ご飯を食べる様子を見て、成長を実感。



2004年12月25日(土) クリスマス&忘年会

今年のサンタさんからのクリスマスプレゼントは、
ウサハナ(サンリオ)の小さな手提げに入ったお菓子詰め合わせ。
ジジババから充分すぎるほどオモチャをもらう我が子らには、
そういう類のプレゼントが、靴下にはいることになっている。
(…と、サンタさんは決めている。らしい。)

のん、朝起きると靴下に直行。
「・・・(プレゼントが)入ってる!!」と言う声がちょっとうわずっていて、
非常に可愛い。
…それにしても、何故こんな日は寝起きが素晴らしく良いのだろう。
むつはその感動がまだ今ひとつ。
「誰からもらったの?」と聞くと「さんたちゃん」とは言うのだが。
「○○ちゃんのママ」とか「ばあちゃん」からもらったのと同じレベルらしい。

さて。むつの容態。
昨夜、クリスマスのケーキを見事にケロリとリバースして、
私を慌てさせたのだが、
今朝になって今度は大幅な下痢をした。

あらららら。
これは大変、と今朝は朝から紙オムツ。
まぁ、こういうコトは仕方ない。
いやはや。典型的な「冬の風邪」であろう。

・・・が。本人いたって元気である。熱っぽいかな?と測ったのだが、
熱はない。
出すもの出してすっきりしたのか、いつも通りきゃっきゃと遊んでいる。

とりあえず、診察開始時刻を待って病院へ。
いやはや、どうあってもクリスマス〜年末にかけて、
一度は来なければすまないと言うことか。
(のんが産まれて以来、この時期に病院に来なかったことはない。とほほ)

元気はあるし、お腹の様子も、喉の具合も悪くないとのこと。
このまま熱が出なければ大丈夫でしょうという診断。ホッ。

何より本人が元気なのがありがたい。
実は本日、父ちゃん方のジイジ、バアバと、私方のじいちゃん、ばあちゃん、
全員集まっての「忘年会」の企画があるのだ。

2年前のクリスマスイブに、寿司屋の座敷で行って、
非常にご好評いただいたので、今年は両家を呼んで、
トンカツ屋さんの座敷にて。

むつの食欲がないのが気になるが、元気いっぱいなのでとりあえず参加。
店には少し早めについていたのだが、
両家のジジババが到着すると、興奮するのん、むつ。

のんはこういう時、とても大人しくなってしまう。
どちらか片方(のジジババ)だと、最近はかなり遠慮無く楽しげにするのだが、
両家がそろうとどうも、「どちらにいって良いのかしら・・・」と
所在なげになってしまい、結局自分の席で大人しく料理を食べる。

むつはサービス精神旺盛。
「みんないるなら、みんなにサービスしないと!!」という感じで、
ジイジに抱っこされたあとはじいちゃんのところへ。
その後はバアバに、ばあちゃんに・・・と、ひとりずつのところに行き、
笑顔を振りまき、膝に座り、折り紙で作ったなにやらわからぬものを渡す。
折り紙に「また来てね」とか書いてあったら…いやいや、そんなことはない。

そんなむつは、くたびれて帰宅途中に寝てしまう。
のんは、ストレス発散とばかりに家に帰ってからガンガン遊び、歌も出る。

2人とも、お疲れさま。ジジババには、楽しんでもらえたかしら。



2004年12月24日(金) クラスのみんなで集まって

一昨日の晩、電話がかかってきた。
同じクラスのお友達のママから。
なにかと思ったら、クラスのクリスマス会&忘年会をするという。
12時から、カラオケの個室を借りて…とのこと。
それはそれは。

夜だとなかなか行かれないが、昼ならぜひ参加したい。

実は、飲食店の個室での集まりや、お友達のお家の集まりには
何度か参加したことがあるが、カラオケ屋で…というのは初めて。
そんなわけで、我が子どもたちは「初カラオケ」である。

ちょっとした用事があって、お店に着いたのは12時半頃。
のんには「クラスのみんなで集まって遊ぶんだって」とだけ言っておいた。
カラオケ屋の前で「ここよ」と言うと、
のんは店の雰囲気だけでちょっと緊張。
そうだろうなぁ。

ビルになっている最上階が、とてもとても広い個室になっていた。
たぶん、定員30人くらいの部屋。
もうすっかりみんな集まっていて、子どもたちも大勢ではしゃいでいた。
曲は子どもたちの知っている曲ばかりが入力してあり、
どんどん歌っている。

実を言うと、居酒屋で、とか、カラオケ屋で、という親子の集まりには
ほんの少しだけ、少しだけ抵抗も持ったりしていたのだが、
こんな感じにのびのびと子どもたちが遊べたり、
親ものんびりおしゃべりできるのであれば、とてもいいなぁ、と思える。
個室なら、他のお客様の迷惑にもならない。

だがしかし。カルチャーショックを受けて、言葉も出ない、のん、むつ。
ソファーに、2人並んでぽかんと口を開けて座って、大きいTV画面を見ている。
うはははは。大丈夫か?

「とにかく、みんなと遊んでていいんだよ、なにか知ってる歌があったら
 みんなと一緒に歌っても良いんだよ」
と、呆然としているのんに言う。

少し経つと、女の子同士で遊び始めた。
むつのことも気にして誘ってくれる女の子がいる。あら、ありがたい。
私も安心して、他のママとおしゃべり。

そしてしばらく経つと、なにやらとても聞き慣れた声がスピーカーから。
のん&むつでマイクを独占して、「ぷりきゅあーーー!!!」と歌っていた。
す、すげぇ。

のんは特にマイクを離さず。
お友達のお兄ちゃんが入力したポケモンの歌の時まで、マイクを離さず。
もうひとり、「カラオケ初めて」という女の子がいたのだが、
その子とのん(もしくはむつ)の2人で、マイクを独占。

私、いやな汗がでる。やーめーてーよーーー。

結局夕方近くまで、歌って、遊んで、めいっぱい楽しく過ごす。
最後は幹事さんがビンゴゲームを用意してくれて、オモチャももらって。
とてもとても楽しい、クラスのクリスマス会。
良かったねぇ…。

と。思っていたら。
夕食後、クリスマスのショートケーキを食べたむつ、
寝間着に着替えて横になっていたかと思ったら、リバースしてしまった。
あらららららら。
昨日、今日の「初」づくしで、疲れが出たか?
それとも、流行の冬の風邪?・・・。本人はその後ぱったり寝てしまう。

うーーーーむ。明日、念のため病院に行こう。
どうも「ずっと元気」なクリスマス〜年末は、過ごせない運命らしい。



2004年12月23日(木) むつの制服/美容院

さて、本日は。重大な予定が2つある。
まずひとつめ。
むつの、制服を受け取りに行く。むふふふふ。
先日申し込みをすませた、むつの制服…とはいえ、
卒園したお友達からいろいろいただいたのがあったり、
のんが1サイズ大きくなったのがあったりするから、
結局、先日申し込んだものも、(むつにはナイショだが)ほとんどのんのもの。
むつは、名前部分を付け替えて、今ののんが着ているモノを着ることになる。

純粋に「むつのもの」は、スモックと上履きだけか。
ま、それも仕方ない。
(きっとばあちゃんがこれを聞いたらキーキー怒るだろう)

父ちゃんも休みで家にいるので、私だけ自転車で取りに行く。
帰宅すると、子どもたちが寄ってくる。

「なに?なにそれ?!」
「むつの制服よ(と言っておこう)」
「!!!」
むつの目が輝く。ああ、やっぱり嬉しいんだろうなぁ。

スモックや、洋服の一部には子どもがわかるようにアップリケやリボンなどを
つけて良いことになっている。
ちなみに、のんのスモックはこんな感じ
(年中クラスになってまたちょっとリニューアルしたが)

「むつも、こんなふうにする?どんなのつけるか、今度(手芸店に)見に行こうか」
などと言うと、いろいろ思いを馳せているらしき、むつ。
「むちゃんも、こういうのにする!!」と、のんのスモックを指さす。
ふふふふ。

さて、ふたつめの重大な予定。それは、美容院。
私…だけでない、のんも、むつもである。

基本的に、子どもの髪の毛は私が切っている。こんな感じ
が、たまーーーに、ちゃんと美容院で切ってもらうと、
前髪や後ろの髪をきちんと分けてもらえるし、
次に私が切る時の目安になる。・・・と、思う。

なにもこんな寒い時期に切らなくても…とも思うが、
のんが数日前、急に「髪の毛切ろうかな〜」と言いだした!!
かねてから私は「幼児は短い髪であるべき!!」という考えを持っているので、
「そうしな!そうしな!!」と両手をあげて賛成した。
のんの気が変わらないうちに、切ってしまいたい。

ちなみに、何故のんが「切ろうかな〜」となったかと聞くと、
「髪の毛洗う時も、乾かす時も時間がかかるから」だそうだ。

さて、そんなわけで3人で美容院へ。
今キャンペーン中で、親子同時に切ると子ども半額という美容院へ
初めて行ってみた。

最初に店の様子を見て、子どもたちが待っているような場所がなければ
そもそも無理だから…などと考えていたのだが、場所的には充分。
飲み物やアメを持参したことを話して、大丈夫かと聞くと快くOKしてくれた。
ありがたい、ありがたい。

そんなわけで、まず最初にのん。少し時間差を付けて、むつ。
そして2人が終わってから、私がカットしてもらった。

のんは緊張して、なにもしゃべらず。
特に美容師さんが男性だったこともあってか、美容師さんも黙々と作業。
のんのスペースだけ、とても静かに作業が進む。

むつは、・・・半分くらい切り終わった時から、小さな声で
「まだ?おかあちゃん、まだ??」と聞いていたが、結局最後まで大人しくして
終了。さっぱりとした、良い髪型になった。

私がカットしてもらっている間は、2人ですっかりリラックスして、
鏡に映っておどけて見せたり、飴をなめてはしゃいだり。
シーンとした店ではなかったので、助かった。

私の仕上げの頃には2人ともすっかり飽きていて、遊び方がだんだんエスカレート。
私のこめかみがピクピクしてきた頃、終了。
「いかがですか?」などとあわせ鏡を見せてもらったが、何よりも帰りたかった。
やっぱり、映画と美容院はひとりでくるものである。わはは。



2004年12月22日(水) くたびれた?

昨日、映画館から帰宅してほどなく寝てしまった2人。
のんは21時頃に一度起きてトイレに行ったのだが、
「お腹すいた?」と聞くと「(夕飯)いらない」と言う。
あらら。

むつは、明け方4時頃に起きて、なにか私に言っていたような記憶があるが、
私が完全に目覚める前に、もう一度寝てしまった。
あららら。

そんなわけで、夕食もとらず、風呂にも入らず、
12時間以上、たっっっぷり朝まで睡眠をとるわが子たち。
映画…そんなに疲れたか?ごめんよぅ。

その分、朝は早い。おまけに2人とも睡眠は充分だから、朝から元気。
テンションも高い。
「お腹すいたーー!!」と2人で、食パンを1枚ずつバクバク食べる。
パンにハムをのせて、そのハムが滑ったからと2人で大笑い。
いや、朝から楽しくて非常にけっこうなんですが。

けらけら笑って、楽しい雰囲気で幼稚園に向かう、のん。
いつもこうだと良いのにねぇ。

幼稚園は、今日終業式。
明日から、長い冬休みの始まりだ。

帰ってきたのん、今日は「大掃除」だったという。
昨日もそんなことを言っていた。
昨日は、
「ゆかを拭いたりしたの、○○ぐみさんのとき(年少クラスの時)には
 そんなことしなかったんだけど、年中さんはゆか拭いたりするの」
だそうで。
「年長さんはうさぎのそうじもするの、Tくんは今日うさぎの当番だった。」
とのこと。

なんであなたがTくんの当番まで知ってるのよ。
さてはお掃除しないで、ずっとTくんの方見ていたな?と聞くと
「そんなことないよ!!ちゃんと掃除したよ!!」と怒られた。すみません。

昼食を食べたら、さてどうしようか…と思っていたら、
「今日はゆっくり昼寝するわ」とのん。
えええっ。
だ、大丈夫か?熱でも…?と心配になってしまった。
まぁ、むつも昼寝してないし、ちょうどイイのだが、
いつも動き回って「寝ない!!」と言うのんが「昼寝する」なんて言うと
風邪の前兆?!とドキドキするのである。
ああ、今年もあと少し。あと少し、元気で乗り切れますように。

そうそう、むつのトイレ。
もう日中はずっとパンツしか履いていない。

だがしかし。本人意図しているのか?と思うくらいに、
一進一退…否、三歩進んで二歩下がる、をくり返すような状態。
昨日お出かけ、しかも食事、映画館などと行った割には
一度も漏らさず、ちゃんと「トイレいく!」と教えてくれた。
今日は家にいたのに、午前中だけで2度漏らす。

2日ほどがんばって漏らさずに「トイレいく!おしっこでる!」とできると、
次の1日は2度3度と漏らすのだ。

うーーーーむ。でも、漏らす回数も減ってきている気がする。
なんとか、前進できているのだろうか。



2004年12月21日(火) 映画を見に行きましょう

本日も午前保育。
昨夜、のんと相談した。
せっかく午前保育だから、午後お出かけをしよう。そうしよう。
行く先は、我が家から2駅電車に乗ったところの映画館。
Mr.インクレディブル」を見に行こうではないか!!
のん、映画館はすでに経験済み。(2004.3.18.日記)

だが、今回の映画は前回よりも上映時間が長い。
しかも、むつも一緒だ。
ここ数日、やっとむつが「でる」と言って、トイレに向かうようになった。
(それまではこちらの呼びかけで行くばかりだったのだが)
上映中にむつが「出る」と言いだしたら、のんは…。

・・・。
私ひとりでのん&むつを連れて行くつもりだったのだが、
いろいろ考えた末に、ばあちゃんに電話。
「一緒に行かない?」予定もなかったそうで、快くOKしてもらう。
ありがたい、ありがたい。

それではと、のんの帰宅を待ち、みんなでお出かけ。
上映開始時刻は14時〜。
とりあえず、映画館最寄りの駅ビルの、レストラン街で食事。

食べ終わると、のん、さあ映画だ!!と意気込むが、まだ時間は13時前。
駅ビルから映画館までは約5分。
遅くとも13時30分くらいに駅ビルを出れば間に合うのだけれど、
「早くみたーい(byのん)」「えーがかんは?(byむつ)」
とせっつく子どもたち。
むつものんも、トイレもすませて準備万端。

うーーーむ。
ばあちゃんと相談して、途中のコンビニでお菓子を買い、
それを持って早めに館内に。
私は初めて行った劇場だったのだが、
小さな、小さな劇場で、ロビーにも椅子が4つしかない。あらあらあら。
仕方ない。そこでお菓子をポリポリ食べて、やっと上映時刻が来る。

待ちに待って、勇んで入った映画館。

のん、楽しめた…らしい、かな?
ただ、やっぱり自分で思ったよりも上映時間が長くて、くたびれたらしく、
最後の最後の5分くらい(クライマックスが終了したあたり?)で
寝てしまったとのこと。

むつは。
がんばって、がんばって、飴玉なめながらがんばって見ていたのだが、
1時間20分くらい経過したところで「おしっこ、でる」。
あららら・・・・・。とほほほ。
むつを連れて、場内を出て、トイレに。
・・・。出ない。さらにとほほ。

これは、席に戻ってもまた「でる」となるパターンだなぁ。
しかも場内満席。少しの間、一番後ろでむつを抱っこして見ていたが、
もう一度「でる」となったのをきっかけに、すっぱりあきらめた。

30分ほど、ロビーで過ごす、むつと私。
そうなるとむつ、
「のんちゃんとばあちゃんのところいきたいの…」などと訴える。
ダメだって。

最後の最後、あと5分くらいで終わるという頃、また場内にもどり、
ラストシーンだけは立って見た。
ふー。無事終了。

疲れたのか、2人とも、帰宅してすぐにばったり寝てしまった。
ま、むつを連れて行ったにしては、上等か。
ばあちゃん、お疲れさまでした。

もう少し、もう少し大きくなったら、また行こうね。



2004年12月20日(月) 父母会は、おそとであそぶ日。

本日から、のん、午前保育。11時には家に帰ってくる。
今日から水曜日までの3日間午前保育で、2学期が終了する。
ああ、あっと言う間だ。

そして本日は、13時30分から父母会である。
前回の父母会、そしてつい先日のお遊戯会の話し合いの時にも、
たっっっっぷり遊べたむつは、
「むちゃんが、ようちえんいくひ」と楽しみにしている。
当然、のんも「(園服ではない)お洋服で行って、お友達と遊べる日」と
楽しみにしている。

13時ちょっとに家を出る。
園内に入るやいなや、お友達を見つけて走り出す、のん。
こらこらこらこら。
捕まえて、諸注意。

「むつをちゃんと見てあげて。必ず、一緒にいるのよ。
 一緒にいられなくなったり、(とても高い遊具に)登って遊ぶ時には
 お母ちゃんが部屋にいるから、むつを連れてくるのよ」

「はいはい、はーーーい!!」
と言いながら、もうすでにひとりでぴゅーーっと走っていく、のん。
バカか、アイツは。

だめ押しでもう一度捕まえる。
「だから!!今みたいにひとりで走っていかないで、むつと一緒にいなさいって!」

「はあーーーーい!!あっ!!○○ちゃんだ!!あそぼーーーーっ!!」

ダメだこりゃ。

むつに言い聞かせる。
「なにかあったら、先生に言うか、お母ちゃんが部屋にいるからね、
 部屋に来るのよ。
 あと、あの(門の)外には絶対に出たらダメだからね」

門のところには先生がいてくださる、もしくは閉めてしまうので
大丈夫だとは思うが、念のため。
どこかのお母さんについて出てしまったら大変だ。

むつも、私の言うことに神妙に頷くような顔をしながら、
話が終わるやいなや
「のん、ちゃーーーーーん!!!!キャーーーーーーっ!!」
と叫びながら走っていってしまった。

うーーーーーーむ。

まぁ、担任を持っていない先生が常に何人も園庭に出ていてくださるし、
高い遊具は怖がって登らないだろうから、
命にかかわるような大けがはしない…だろう、きっと。
などと思いながら、全体会の開かれる2階のホールへ上がる。

ホールでの話が終わって、それぞれのクラスの部屋で懇談会。
移動する時にまた声をかけて、「一緒に部屋に来る?」と誘ったのだが、
むつは頑として「おそとであそぶ」。
楽しすぎて、目も口も開けっ放しになっている表情。

仕方ない。チラチラと、外の様子を気にしながら懇談会。

思いっきり遊んで、帰宅途中にばったり眠る、むつ。
夕食を食べながら今日遊んだ話をする。
「じてんしゃにね、はむたろう(の柄のバッグを持っていった)のせて、
 あそんでたの。あとはすべりだい。」
もう、すっかりいっちょまえだ。



2004年12月19日(日) 遊びっぱなし〜南千住へ

午前中から、ジイジの車をお借りしてお出かけ。
とはいえ、遠くではなく、車で30分ほどの南千住へ。
いつもの同じコースで、お食事→買い物→広場で遊ぶ!と言う計画。

のん、最近よく食べる。
回転寿司でぱくぱく。当然むつも、ぱくぱく。
最近、外食の費用が少しずつ増えてきた。
喜ばしいことではあるのだが・・・。とほほ。

買い物は、生地・手芸用品専門店のユザワヤへ。
最近我が家のお友達になったコプエルを、
お出かけの時に連れて歩くのにキャリーバッグが欲しいという。
ちなみに、本日は2人ともおそろいの、ちょっと大きめのポシェットに
それぞれ入れてきている。

何かあるごとに話しかけたり、抱っこして一緒に座ったり、
なかなか面白がって大切にしているようなので、
それなら、と作ってあげることにしたのだ。

買い物が済んで、むつのトイレも無事すんで、さあ、広場へ!!
今日は前回のような遊具のある公園部分ではなく、
起伏のある野原の方に行く。
フラフープ、ボール、フリスビーも持参してきた。

走り回りっぱなしの、のん。
まあ、よく遊ぶこと!!!と感心するほど、よく遊ぶ。よく動く。
こっちでボールを蹴っていたかと思うと、
ボールを追っかけていく途中でフラフープを回し、フリスビーを投げる。
なんだか、少しでも止まることの出来ない回遊魚のようだ。

午前中暖かい日差しがあったのだが曇ってきてしまい、
オマケに風まで冷たくなってきたので、残念ながら引き上げる。

そのまま、バアバのお家へ。
むつは車の中で寝てしまい、バアバのお家でそのままお昼寝させてもらった。
夕方ジイジも帰宅して、みんなで夕食。

さすがにくたびれたか、のん、自分の分を平らげると「眠くなった…」と
寝てしまい、あとはむつのひとり舞台。
みんなが注目しているのが嬉しくて仕方ないらしく、
一口食べるごとにおどけて見せたり、ポーズをとってみたり。

夜は2人ともあっと言う間に寝てしまった。
そして、私も。いやはや、くたびれた。
そんなわけで、この日記、20日朝に記す。



2004年12月18日(土) お泊まりの翌日

そんなわけで、朝がくる。
3枚並べて敷いた布団に、Tくんも含めた4人。
7時になったので、私はもそもそ起き出す。
しばらくすると、きゃっきゃと嬉しそうな笑い声が聞こえ、
のんも、Tくんも、むつも起きてきた。
早起きねぇ。

のん、少し前の日記に「寝起きが悪い」なんて書いたが、
隣に彼が寝ていたら、寝起きが悪いなんてコトまったくない。
朝からうひょうひょわらって、「ねえ!なにして遊ぶ!?」

それなら着替えなさい、と私が言うと、3人ともあっと言う間に着替えが終わる。
そろってジグソーパズルで遊んでいるところに、
「(朝食の)お餅が焼けたよ〜」と声をかけると、3人でぱくぱく食べる。

ああ、なんて面白いんだ。
「彼」がいるだけで、我が家の2人がこんなに「イイ子ちゃん」だ。
もう、楽しくて楽しくて、私に甘えたり、ワガママ言ったりしている暇なんて
無いんだろうなぁ。

残念ながら、Tくんのママのお迎えは9時30分。
10時から、お姉ちゃんたちの用事があるので、それまでに迎えにくるという。
朝食を済ませて遊んでいると、時間はあっと言う間だ。
「そろそろ行きます」とメールが入る。

「あら、Tくん迎えに来るって」と言うと、のんがもだえだした。
「いやぁぁぁぁん、まだ遊ぶぅぅぅぅ」
そう言ったって。ねぇ。

Tくんも名残惜しいのか、9時20分過ぎにまた新しいオモチャを出したがる。
「もうママ来るよ?」と言っても、
「いいの」と笑っている。

Tくんママが来る。
「楽しかったよ、ねーー?」とみんなで声をそろえる。
「またおいで」「また泊まりに来てね」「またあちょぼうね!」と口々に言って
Tくんを見送る。

そこかしこに、Tくんと遊んだ余韻の残る、我が家。

午後は公園に行ってめいっぱい遊んだ、のんとむつ。
夕食になると
「ああー、昨日はTくんがいて楽しかったねぇ」などと話が弾む。
「寝る時、こんな話をしたね」
「お風呂ではなにをして遊んだの」
などなど、まだまだTくんの余韻はしばらく続きそう。
また来てもらおうね、そうしようね、と4人で話しながら夕食。ああ、本当に。本当に、楽しかった。

「お友達が泊まりに来る」経験、のんにはどう残るだろう。
むつも、ずっとずっと、楽しそうにしていた。しばらく覚えているかしら。

そして、あと半年もなく、小学校に入ってしまうTくん。
学校に行くようになって、私たちになかなか会えなくなっても、
昨日泊まりに来てくれたことを、覚えていてくれるかしら。



2004年12月17日(金) 「彼」の初お泊まり

のんのお腹にいた時からの彼氏、産まれた時からずーーっと一緒に過ごした
Tくん。
彼が、こんな理由から、泊まりに来ることになった。

のん、むつは興奮しすぎてまた熱が出るから、ナイショ。
(だが、のんは数日前にTくんママと私の会話を聞いていて、
なんとなくわかっていた感、アリ。)

とりあえず、普段通り、園バスから2人をお迎え。
Tくんママとは、夕方いったん様子を見てから連絡を取り合い、
無理そうだったら、そのままTくんママに迎えに来てもらうことになっている。

Tくんを我が家で預かるの自体、久しぶり。
ウキウキして園服から着替えながら、のんが聞く。
「ねぇ?今日は夕方まで遊べるの?夜まで??」
Tくん、「えっ・・・。だって今日、お泊まりでしょ?」
私の方に「ね?」と視線を向ける。

「ふふふふ〜。どうする?お泊まり、していく?」
もっと後に聞くつもりだった台詞を言うと、
「うん」と力強いTくんの返事。ふふふ。

その後は昼寝から起きたむつも含めて、もうとにかく「遊ばなくちゃ損!!」と
でも言いたげなほどに遊ぶ。
次から次にオモチャを出して、それでも目移りして。
たまにむつが、2人が去っていった後も、そのオモチャで遊び続けていて、
慌てて後を追いかけたり。
とにかく、楽しく、楽しく、楽しく過ごして夕方に突入。

Tくんママには「大丈夫そうよ?」とメール。

園から帰ってきてすぐに、おやつにサツマイモを食べていたにもかかわらず、
「お腹すいた〜!!」と3人が口をそろえる。
あら、それなら夕食にしましょう、とバタバタと作る、お好み焼き。

私が台所で焼き、3人の待つテーブルに持っていく。
あっと言う間にぺろり、と平らげる。
お好み焼きが焼けるのが間に合わなくて出したナゲットも、ぺろり。
すごい勢い。しかも、2人でむつの面倒を見てくれている。

遅れて帰宅した父ちゃんの夕食もすんで、風呂の時間。
さて、どんな順序、組み合わせで入ろうか…と思っていたら、
父ちゃんが「3人で入れちゃえば?むつだけ、最初に見てやればいいでしょ」
と言う。
そうか、そうだねぇ、ということで、
むつの体を洗って、湯船に入れるところまで私が見ていて、
あとは好きに入りなさい、と2人を入れる。

まぁ、楽しそうなこと楽しそうなこと。
3人でいつまでも風呂場に歓声が響く。
放っておくと何時間でも入りそうな勢いなので、「ハイ、終了〜!!」と
迎えに行く。

ホカホカになった子どもたち。
少し冷ましてから、就寝時間。

Tくんママは、Tくんが初めて自分から離れてよそに泊まるので、
心配でたまらないらしい。夕食時も、風呂に入っている間も、
何度メールをやりとりしただろう。
大丈夫よ、楽しそうにしているよ、と何度もメールした。


のん、Tくん、むつ、私と、布団を3枚並べて敷いたところに4人で寝る。
のんとTくんは「しりとりしよう!!」とコソコソ。
楽しそうにしりとりして、おしゃべりして、
「眠くなったね」「寝よう」
…といっていたかと思ったら、ばったり就寝。

むつは少し興奮したのか、しばらく起きてトイレに行ったり、
皮膚のカサカサが痒いと訴えたり。(乾燥する時期になって、また痒がりだした)

私はいつも子どもたちが寝てからPCタイムだったりするのだが、
Tくんを背後に置いてPCをつけるわけにもいかず、
一緒に寝てしまう…が、興奮さめやらぬむつの夜泣きに何度か起こされ、
Tくんの布団を掛けに何度か起きて、朝になりました。



2004年12月16日(木) のんの寝起き、むつの寝起き

昨日は朝から午後まで出かけて、
むつも私も、パンツを気にして気疲れしたので、
今日はのんびり休みましょう。…と、思っていたのだが。

むつは昨日の4時間の昼寝で、すっかり元気。
朝もパッぴょーーん!!と音がしそうなくらいに、元気な目覚め。


…以前にも書いたのだが。
のんは寝起きが悪い。

のん、普段自分のことは自分でなんでもやって、しっかりしている分、
寝起きは甘えるのかもしれない。(と、この前少しそう思ってみた)

朝も「おかぁちゃあん、きてぇ」から始まって、
「おこしてぇ」「だっこぉ」など。
私は「はいはい♪」と行くタイプの母親ではないので、
その度に「なに言ってんのよ」と一蹴されるにもかかわらず、
朝、そんな感じになる。
自分から「おはようございます」と起きてくるのは…だいたい、10日に1度か。

方やむつ。素晴らしく、寝起きがよい。

私たちが朝ご飯を食べ始めても、まだむつだけ寝ていることもある。
特に出かける用事がない日ならば、
のんの見送りが終わってから、後でむつだけで朝食をとってもいいや、と、
そのまま寝かせておく日もある。

そんな時、私たちが朝食をとっているテーブルのところまで、
寝たまま(寝たフリのまま)、ごろごろ転がってきたりする。
「あれ?なんか転がってきた?」なんて言おうものなら大喜び。
そのまままた、無理矢理転がって布団に潜っていったりして、
さらなる「ウケ」を求めたりする。

もしくは、なにかヒトコト言って、また寝たフリをしたり。


そんなふたりだが。
特にのん、むつの方が先に起きていて、笑いを振りまいていると
さらに寝起きが悪くなる。
ふふふ、気持ちはわからんではない。
妹が、父ちゃん、母ちゃんの視線を独占している。
みんなで楽しそうにしている。
面白いはずがない。

…と、気持ちはわかるが、なかなか、難しいお年頃だ。

今朝もそんな感じで、楽しげに起きたむつに比べて、
のんはダラダラ。朝食も、準備もダラダラ。ブーッとふくれ顔。
朝はあんまり怒りたくない…怒りたくない…怒らない、怒らない………
と、自分に言い聞かせながら、やる気に…やる気に…と導くが、
結局「いいかげんにしなさい!!!」と一喝してから家を出ることに。
とほほ。

幼稚園から帰ってもそんな感じののん。
なに?今日はとことん私に反抗する日なのか??

…ま、そういう日も、あるんでしょうね。
どうも歯車がかみ合わないので、風呂は父ちゃんに入れてもらった。
楽しげな笑い声が風呂場から響く。

……ま、そんな日も、あるさ。



2004年12月15日(水) デパートへ

むつ、がんばっている。
トイレのことだ。
寝る時以外パンツという状態になって、すでに1週間と少しが経過した。
2日くらいうまくいったかと思うと、
2日くらいは何度も失敗、と言う、まさに一進一退をくり返しながらも、
なんとか、少しずつは進んできている。

今日はのんの見送りの後、ちょっとお出かけ。
電車で30分ほどのところにあるデパートまで。
ばあちゃんが、むつのコートを買ってくれるという。

むつの洋服に関しては、
私は全てのんのお下がりか、もしくはよそ様からいただいたお下がりで
良いと思っているのだが、ばあちゃんは不満らしい。
いつも「むつちゃんにも、いいお洋服着せてあげて!」と言う。
・・・。
いいお洋服…の、つもりなんだが。
まぁ、なんにせよ買っていただけるのはありがたい。

パンツを履いて、電車でお出かけ。
本人にもよく言い聞かせ、失敗した時の準備は万端。
まぁ、なんとかなるでしょう。うはは。

母親(私)は「うはは」なのだが、本人はけっこう気にしたらしい。
デパートでも、2度ほどトイレに。
1度は自分から「でる!」とトイレに行って、出た!!
おお!コレは、結構良い兆しかも。

無事買い物も終わって、のんのお迎えに間に合うように、14時には帰宅。
帰宅途中の電車の中で眠ってしまった、むつ。
気疲れもあったか、久しぶりの電車の外出で疲れたか、
その後夕方近くまで、約4時間ほど寝てしまう。

お疲れさまでした、むつ。


のん、今日は「12月のお誕生日会」。
12月生の子が主役の誕生日会だから、のんが前に出て…ということはないのだが、
一応「クラスの出し物」として歌やお遊戯をする。
毎年、もしくは毎月のことだから慣れているかとは思うが、
この3日間、「クリスマス会」「餅つき」「誕生会」とイベント続きで、
先生方はさぞやお疲れでしょう。

いよいよ、来週は午前保育に入り、木曜日からは冬休み。
2学期、最後まで元気に過ごせると良いねぇ。
もっと欲を言うと、年末年始も、元気で過ごしたいねぇ。



2004年12月14日(火) 幼稚園でお餅つき

のんの幼稚園、本日は餅つき。
昨日はクリスマス、今日は餅つき、いろいろ大変である。

お餅つき、なにが大変かって、保護者が大変。
我が子が餅をつくところを見に、朝から行かねばならない。
バスの到着順、準備が出来た子どもの順にお餅をつくので、
我が家のように園から家までの距離があって、
バス通園をしているお家は、バスで見送るやいなや自転車にまたがり、
駆けつける…ことになっている。

そして、我が子が餅をつくところを見た後は、
最終バスの子までつき終わり、準備が出来て、子どもたちと一緒に食べる
11時半頃まで、じっと待たねばならない。

去年はこの待ち時間が長くて、オマケにこの冬一番と思われるほど寒く、
みぞれのような雨も降っていた。
まだまだ、むつも抱っこで、辛かった・・・。

そんな記憶の「お餅つき」。

朝、のんのバスを見送り、さて行くか。
去年1度経験済みで、だいたいの手順はわかっているので、
むつの待ち時間に関する準備は万端だ。
今年は晴れている。しかも比較的風もなくて、暖かい。ありがたい、ありがたい。

去年の日記で、
「先生と一緒に杵を握って、餅にくっつけるようにして、オシマイ。
ありゃーーーーー。」
と、非常にガッカリしたのだが、それはやはり小雨降る中の短縮型だったらしい。
(もしくは、私と同じように感じた保護者からのクレームがあったのか?)
今年は、先生と一緒に何度も杵を振り下ろす。
最後、年長クラスの子どもがつく時には、年少、年中児が回りに出てきて応援する。
ああ、いい感じだ。これなら、「楽しかった!お餅つき!!」になるだろう。

むつも、お餅をもらえるまでの時間、園庭やホールで待ったのだが、
こちらも去年と数段違う。
むつと同じく来年入園予定のお友達とホールで走り回って遊んだり、
園庭で餅つきの様子を眺めたり。

私も準備万端。途中小腹が空いたむつのために、お茶とおにぎりは持参。
ホールの隅っこでおにぎりをはむはむ食べる、むつ。

準備が出来て、部屋に呼ばれて、のんと一緒にお餅をいただく。
のん、ガツガツ食べる。むつも。
むつは、醤油にからめたのが気に入ったらしく、おかわりして食べる。

食べ終わって、お弁当箱を先生に見せに行く、のん。
(のんの園では、空のお弁当箱を見せに行くと、ご褒美に手の甲に
赤いスタンプを押してもらえる。「赤いハンコ」)

赤いハンコを押してもらって戻ってきたのん、むつを呼ぶ。
「むつちゃんもおいでって。先生がハンコ押してくれるって」
あら!まあまあ。

むつ、先生にハンコを押していただく。
その嬉しそうな顔は、ここでいくら書いても文章にしきれないほど。
もちろん、夕方帰宅した父ちゃんにも見せる。
「せんせいに、はんこ、おしてもらったんだよね〜」と何度も。
お風呂であっさり落ちてしまって、それもまた嬉しそうだった、
むつの初・赤ハンコ。

もちろんのんも、今日のことを父ちゃんに報告。
父ちゃんに「日曜日に公園でついたお餅と、どっちが美味しかった?」と
聞かれ、
「ん?にちようび?なにそれ??」と本気で言って、父ちゃんをガッカリさせた。
それくらい、今日のお餅つきは楽しかったらしい。

2人とも、大満足の様子。良かったねぇ。



2004年12月13日(月) クリスマス会

のんの幼稚園、今日はクリスマス会である。
先週の木曜日は「サンタさんが来て一緒に写真を撮る」日だった。

今日はもう一度サンタさんが来て、
歌を歌ったり、プレゼントをもらったりすると言う。
ふーん。

帰宅したのん。
自分で作ったクリスマスツリーの飾りに、お菓子を入れてもらって帰ってきた。
昼寝から起きたむつと一緒に、早速おやつタイム。
クリスマス会の様子を聞く。

ちなみに、クリスマス会は当然去年もあったのだが、
年少ののんには余りよく説明できず、日記には記述がない。
ただ、
「写真撮る時に来たサンタさんと、
 クリスマス会のサンタさんは別のサンタさんだった」
とだけ、教えてもらった、去年。

今年はいろいろ覚えているだろう。

私「どんなことしたの?」
のん「うた歌って、あ、Kちゃんがしつもんする人になったの」

どうも、子どもたちのウチの何人かが、
サンタクロースに質問する時間というのがあったらしい。

私「えーーーっ、Kちゃん、なんて質問したの?」
のん「『トナカイはなんで空を飛ぶんですか』って」
私「えええっ!!そうだよね?!なんで?なんでって言ってた??」
のん「・・・・・。忘れちゃった。」

ダメじゃーーーん。

私「あとは?どんなことしたの?」
のん「あとはね…。あ!のんちゃんね、プレゼントを代表でもらう人になった!」
私「すごいじゃん!!」
のん「マイメロディちゃんの冷蔵庫と、キティちゃんのままごとセット。」

どうやら、クラスの部屋にそれぞれ置いてあるオモチャも、
サンタさんがくれたらしい。
なるほど〜。

のん「でもね、この前お預かりの時に、先生が入れてたの見ちゃったの…。
   だからのんちゃん、中身がなにかわかっちゃった…。」

そ、そうなのか。うーむ、先生も大変だなぁ。

そうだ。
私「写真撮影の時のサンタさんと、違うサンタさんだった?」
のん「うん、ちょっと違うサンタさんだった、
   サンタさん、たくさんいるからねぇ〜」
私「そうそう。だって、世界中の子どもたちにプレゼント渡しに行くからねぇ〜」

ほのぼのと会話。ああ、いいなぁ。幼稚園児って。
職員室でプレゼント盗み見ちゃう子もいるけれど。(ウチの子だ!!)

夕方、バアバが家に来て、ちょっとはやめのクリスマスプレゼントをくださる。
今年はコプエルなるオモチャ。
抱っこしたり、握手したり、可愛がるといろいろ会話できるもの。
のん、むつに1体ずつ。色はそれぞれがリクエストした。

さあ、可愛がって育てられる…かな?



2004年12月12日(日) 公園でお餅つき

朝からどんより、冷たい空気。
ああ、そうそう、12月ってこんな感じだったんだ、と思い出すような天気。
時折、冷たい雨も降る。

昨日から、私は少し体調が悪い。
このまま風邪っぴきにならないために、今日も大人しくしていよう。
ちょうど外は寒いし。

…と思っていたら、今日は我が家のある地区の自治会で、
チャリティー餅つきの日だった。
うーーん・・・と渋っていたら、父ちゃんが2人を連れて行ってくれた。
ありがたや、ありがたや。

公園の広場の部分で、テントを張って行われる餅つき。
子どもたちにも杵を持たせてくれて、
いくらか寄付するとお皿をくれたり、持ち帰り用のパックに入れてくれたり
するのだ。

のん、きなこ餅が大好き。
切り餅約1枚分くらいの大きさに丸めた、つきたてのきなこ餅を
2つぺろりと食べたそうだ。
むつは1つ。
私にお土産に…と、パックに入れてもらっている最中に、
雨が強く降ってきたとのことで、私に電話がかかってきた。

傘を持って、3人を迎えに行く。
しょぼしょぼと冷たい雨。
公園につくと、テントの下からむつが飛び出してきた。
「おかあちゃん!!ありがとうねぇ、ありがとうねぇ。
 かしゃ(カサ)、もってきてくれてありがとうねぇ。」

どうも、この子は世渡りが上手い気がする。

帰宅して、私のために持ち帰り用のパックに入れてもらってきたお餅を…
結局、のんもむつもバクバク食べる。そんなに食べて大丈夫なのか。

今度の火曜日は、のんの幼稚園のお餅つき。
そういえば、去年はずいぶんと寒い中待っていたなぁ…と思い出す。
ああ、その日はこんな天気でありませんように…。



2004年12月11日(土) 大整理

父ちゃんがちょっとした用事があり、出かける土曜日。
昼から夕方まで、とのことなので、
どこかに出かけようか…どうしようか…と迷う。

私が少し風邪のひき始めっぽいところもあるので、
家でゆっくりしていたい…と思う反面、
どうせ3人でずっと家の中にこもりっきりにはなれないだろうから、
それならいっそどこかに出かけてしまった方が…と思ったり。

迷っているうちに昼食が済み、
のんに「どこかでかける?どうしようか??」と聞くと、
「ううん!でかけない!!○○見る!!」
と、例の菓子パンヒーローの劇場版アニメを見るという。
・・・なーんだ。

「えっ、それ見た後だと、どこか出かけたり出来ないよ?
 今日は暖かくて良いお天気だよ?」と言うのだが、
「ううん、いい」とあっさり。
・・・・・・なーんだ。

そんなわけで、ゆっくりのんびり家の中。
ま、いいか。
出かけるとなれば、むつのトイレも気にしないとならないし。
トイレ練習中は、ちょっとの遠出も、かなりの冒険なのだ。

せっかく家の中にいるのだから、と、私は片づけもの。
実は今週の初めから、かなり大規模に家の中を片づけているのだ。

この家に引っ越してきた時、私のお腹には石とのんが入っていた。あはは。
引っ越しの2日前まで、結石で入院していたのだ。

引っ越しの日も激痛が襲い、私はなんにも出来ない。
急遽「ぜんぶおまかせ」の引っ越しプランを頼み、
冷蔵庫の中身からなにから、ぜんぶスタッフの女性にやってもらい、
私は何にもない部屋の真ん中で、石の痛みに苦しんでいた。

…と、そんなわけで、引っ越し荷物もぜんぶ人任せで入れてもらい、
不要品を分けて処分するなんてコトも、
使いやすいように整頓して収納することも出来なかった。

その後、石は無事に産んだものの、のんの妊娠判明。
そのままひどいつわりが続き、つわりが終わればお腹が重く、出産…。
結局、引っ越してきた時に入れてもらったままの収納で、
行き当たりばったりで使ってきた。
「赤ちゃんがいるから仕方ない…」というものもあった。

が!!いつまでもそれではいけなーーい!!

と、思い立ち。
むつももう、私が片づけものをしていても危ない年頃ではない。
日中、ここ!と決めた場所を、大胆に片づける。
赤ちゃん用のもので、古くなってしまったものは、思い切って廃棄。

すでに下駄箱、台所の半分、掃除用具を入れる収納庫、洗面所、脱衣所は、
すっきりと片づいた。
今日は押し入れ。
2人が劇場版アニメを見ている間に、ガタガタと片づける。
時折、むつがやってきて、「なに?これーー??」などと言うが、
特に持っていってしまったり、邪魔をしたりすることもなく。

ああ、成長したなぁ、としみじみ。

・・・そういえば、昨日、今日とむつ、トイレの失敗していない。
誘うタイミングがつかめてきたということもあるか。
ちょっと手応えを感じてきた昨日、今日。
そろそろオムツ卒業…できるか?!



2004年12月10日(金) はるほん

朝、のんを見送っている時にメールが入る。
プールで一緒のAちゃんのママから。どうも水曜日から体調を崩しているらしい。
あらららら。
残念だが、今日のプールは中止。

予定がなくなった一日、なにをしようか。
どちらにしろ、出かけるつもりだったのだから、
家事を済ませたらどこかにお出かけしようか、どこに行こうか…などと考える。

考えながら朝食の後片づけなどをしていると、
むつが本を持ってきた。
「これ、なに?」
・・・見ると、のんが使った、例のしましまのトラの教材である。
月1冊くる方の本ではなく、
「ちょっきんぺったん」などと言うタイトルが付いている、
のりとはさみの練習用の小冊子。

むつ、「やりたーい」と言うが、全てのページが終わってしまっている。
それなら、とこちらにも紹介した、「はるほん」を
出してやる。
先日から「ぬるほん」「はじめてぬるほん」は何ページもやっていたのだが、
「はるほん」をむつに与えるのは初めて。

「なに?」と目を輝かせる。
「これをね、こんなふうに切って、こうするの」と試しにやると、
「やりたーーい!!」
まずはこれ。


あらかじめ印刷されている「まど」と「中の様子」を、折って貼ると、
こんな感じに。



  


むつはひとつひとつつける度に、
「とんとん!…はーい!」と中の人(?)になったりして遊ぶ。

次は「クリスマスツリーをかざろう」
ついている飾りを切るのはちょっと難しく、くじけてしまいそうだったので、
私が切って、むつが貼る。


最後は、「そらにくもをはろう」。
これは白い紙をびりびりちぎって貼っていくだけ。
むつもひとりで出来て、満足そう。

そんなことをしているうちに、あっと言う間に午前中が終わってしまった。
ま、こんな日も、いいか。
ちなみに、ほぼ2年前、のんが「おるほん」をした時の日記…こちら

のんは帰る早々、「フラフープで遊びたい!!」
玄関の前のスペースで、久しぶりにフラフープやボールで遊ぶ。
もちろん、むつも一緒に。

玄関前は人も通らないので、ものを落とさない限りは安心である。
時折、様子をのぞいたりするが、2人ともとても良く遊ぶようになった。
そろそろ寒くなってきたから「入りなさい」と声をかけようか…という頃に、
2人でそろって戻ってきた。

「あのねぇ、アンパンマン見ながら、クッキー食べることにしたの」
…2人でそう相談して、戻ってきたらしい。
なに勝手なこと言ってるんじゃ。あはははは。



2004年12月09日(木) 図書館で

のんを見送り、家事を済ませて、よし、今日は散歩に出よう。
朝、起き抜けにしっかりオシッコ1回分出たから、
少し長めに散歩しても大丈夫だろう。

…そうなのだ。
トイレトレーニング中というのは、散歩するにも気を遣う。
のんの時には、生後3〜4ヶ月のむつも連れていたから、
やたらなところのトイレにも入れない。
何度、お店やコンビニのトイレを借りに入ったことか。

その時期だけは、公園や広場などの、
トイレがあまり整っていないと思われるところは、
できるだけ避けて外出するようになったものだ。

今回も、やはりトイレには気を遣う。
どこに行こうか…。
図書館にしよう。
ほどよく歩く距離だし、トイレは綺麗だし、安心して行かれる。
よし、そうしよう。

と、決めたところで、9時ちょっと過ぎ。
いきなり、オシッコを漏らすむつ。
あららららら。
いやーん、いつもは朝出ると、次は11時頃なのに。
ま、これで安心して歩いていられるか。

家を出る時、むつは当然のようにバギーを押してくる。
「くたびれたら乗れる」のが、最高に気に入っているらしい。
じゃあ図書館に行こうか、と歩き出す。

途中、むつが「こっちに行きたい」と商店街に寄り道したり、
「川が見たい」と親水公園の方を通ったり、
ずいぶんたくさん歩いて、到着。がんばったねぇ。

一度漏らすと、やっぱりきちんと1回分出ないらしい。
間隔が短くなりやすいので、
図書館でも何冊か読んだら「じゃあトイレに行ってみようか」という感じで
30分ごとに2度ほどトイレに行く。
素直について来てくれるのが救い。

でないねー、うん、でない、と言う会話をくり返し、
じゃあまた30分後くらいに…と、児童室に戻ったその時に、
「おかあちゃん・・・おちっこ、でちゃった・・・」
あらららららら。
いやーーん。

仕方ない。非常用のオムツをはかせ、タイツをはかせて、図書館をあとにする。
帰りは楽々、バギーに乗ってかえる、むつ。
片道で、寄り道も含めて1時間近く歩いてくたびれたか、
家に着く頃にはぐっすり寝てしまった。

のん帰宅とほぼ同時に目が覚めて、2人で遊ぶ。
ああ、なんて理想的な時間の使い方でしょう。

これでトイレが完璧なら…って、言ったら贅沢か。

ただ、夕方のウンチはきちんと「でる!」と予告してトイレに。
すごいぞ、むつ。がんばれーー!!



2004年12月08日(水) インフルエンザ予防接種・第2回

夜、寝る前にオムツに履き替え、朝はパンツ、と言う生活3日目のむつ。
こちらも誘うタイミングがつかめてきて、
本人もちゃんと出る前は「でる」と確信を持った表情で言いながら
トイレに向かうこともあるように。

でも、「おしっこは?」と聞いた瞬間、
「あっ!」とした顔でじゃーっと漏らすこともあり。
まぁ、一進一退。
3歩進んで、2歩下がる。
こんなもんでしょう。

何より、本人の意欲が大事。

さて、本日はのんの幼稚園、午前保育。
帰宅して、昼食を済ませてから、病院へ向かう。
先週までののんとむつの風邪で、延期になっていた
インフルエンザ2回目の予防接種である。

「今日行こうと思うんだけど」と切り出すと、
のん、一応「ええーーっ、いやーーん、行きたくなーーい」とは言うが、
「だって熱が高くてぐったりして、どこにも行かれないのイヤでしょう」
と言うと、
「うん、そうね」とすんなり支度し始めた。
なんなんだ。
お約束で、抵抗してみただけなのか。

そんなのんを見ながら、むつは意欲満々。
「むちゃんは、だいじょぶよ」といいながら、ブラウスを着替える。
(2人とも、診察しやすい服装に着替えさせてから出かけた)

病院行く前にトイレに行こう、とむつを誘うと、片袖をめくってトイレに来た。
「こっちにちゅうしゃするから、まくっとくの」
だそうだが。
いや、そんなに先走って準備しなくていいから。

エライ、とか、度胸がある、とかそう言うことではなく、
ただぱつんぱつんに緊張しているだけの気がする、むつの様子。

一方のん、行く前に熱を測って…と、体温計をすっと出したら、
「きゃあっ!!」と飛び退いて逃げた。
私が体温計を持っているのを見て「お母ちゃんが注射するのかと思った〜」と。
こちらも、かなり緊張している様子だ。
(…それにしても…。私が注射するわけないだろうが!)

天気が良いし、風もないので歩いていく。
2人でなにやら歌を歌って、時折小走りに追いかけっこしてみたり。
あまりに楽しそうで、どう見ても「これから注射しにいく」ように見えない。

あっと言う間に、到着、診察。
「さあ、どっちが先に(注射)するのかな?」と先生に聞かれ、
「はい、はい、はーーい!!!」と元気に椅子に座る、のん。
でも注射針を見たとたん、「ひー、ひー、ひぃーーー!」と3回くらい
声をあげて、ぷつりと指された。

あらららら。
こんな様子ののんを見ていて、先生に「あなたは大丈夫?」と聞かれたむつ。
無言で、うなづく。
「うん、いいからはやくしろ」とでも言う感じだ。

「あらー、すごいのねぇ」などと言われながら、ぷつり。
ヒトコトも声をあげずに終了。
のん、その様子を見て、「すげっ!むつちゃん、すげぇっ!!」
あはははは。

そんなわけで、2人、無事インフルエンザ予防接種2回とも終了。
泣かなかったご褒美に、と、看護士さんからラムネのお菓子をいただいて、
もごもご食べながら帰宅しました。



2004年12月07日(火) むつのトイレ

むつもあと2週間ほどで、2歳11ヶ月になる。
これはそろそろ、真面目にトイレに取り組まねば。

ちなみに、最近の状態はといえば、
マメに誘えば素直にトイレに座るし、出る時は出る。
だがしかし。
予告ができない。
オシッコはもちろんだが、一時は予告ができていたウンチも、
最近では直前にこちらが気配を察知して、
「あ!ウンチ?トイレに行こう!」と誘わないと、そのままオムツにしてしまう。

むつに、話して聞かせる。
「もう3歳になる子は、ちゃんとトイレでしないといけないよ、
 いつまでもオムツにしていたら、赤ちゃんと一緒でしょう。
 もうお母ちゃん、新しいオムツ買わないから、
 いつもトイレでするようにしてみようよ」

まぁ、今までもトイレでしてきた経過もあるし、
最近のむつの能力だと、無理なことではないだろうと判断して言ってみた。
うん、うん、ととりあえず頷く、むつ。

まぁ、でもすぐには無理だろう。
とりあえずはマメに誘って、成功の回数を重ねてその気にさせてみようと、
パンツを履かせて過ごす。

冬なので、あまりじゃあじゃあ漏らすのもマズイだろう。
トレーニング用の分厚いパンツを上に履かせ、
さらに5分丈の防寒パンツを履かせる。
オムツよりかはいくぶんスマート。
でも、漏れてこないので、むつの自己申告がたよりである。

そろそろ誘うかな…と思う頃。
むつの様子がおかしい。
とりあえず聞いてみる。

私「でた?」
むつ「でてない」
私「(パンツをのぞいてみる)・・・でてるじゃない!」
むつ「でちゃったーー、あはははははははは!!!」

・・・・。

しばらくした時、むつが言いだした。
むつ「おちっこ、でる」
私「えっ?でるの??トイレ行こう!」
トイレに行って、座らせる。
しばらく待つ。
むつ「でる。」
…さらに待つ。
私・むつ「・・・」
私「でないねぇ。」
むつ「でないねぇ。」
私「でない?」
むつ「…でないな。ざんねん!!(←例の流行語ともなった芸人の口調で)」

・・・・・。

トイレトレーニングは、怒ってはイケナイというのが
ここ10年ほどの通念であります。
でも…なにやら、おちょくられている雰囲気を感じるのですが・・・。



2004年12月06日(月) ばあちゃんのこと/むつとのんびり

ばあちゃん、こと私の実母と買い物に行く予定だった本日。
昨日、メールで連絡を取り合ったら、どうも体調不良だという。
あらら。
残念だが、中止。

ばあちゃん、のんの幼稚園入園前は週2〜3回くらいの割合で
元気に遊びに来てくれていたのだが、
のんが幼稚園に入って、月1、2回ほどしかこちらに来なくなったちょうどその頃、
膝を痛めてしまった。
最近は、どうも風邪をひきやすくなってしまい、
結構な頻度で「風邪みたいなんだけど…」と言っている。

来年はもう66になる、母。
まだまだの年齢…!と私は思うのだが、本人はけっこう気にしているらしい。
うーーん・・・。
元気を出してもらうためにも、こちらに呼んだ方がいいのか、
呼ぶと無理して来てしまうから、呼ばない方がいいのか、とても迷う。

どちらにしても、まだまだ、元気でいてもらいたいのだけれど。


さて。
そんなわけで、予定が無くなってしまった。
どうしようか、とむつに聞くと、
「ヨーカドーいく!」という。

むつはヨーカドーが好きである。
…というか、ヨーカドーしか知らないと言うべきか。
いやいや、公園も知っているはずなのだが、
どうものんがいないと公園に行きたがらない。
散歩の途中で公園があっても、「遊びたい」と言い出さない。

のんは同じ頃、公園の脇を通ると必ず「遊びたい!!!」となるので、
買い物に行くのにも、寄り道したくない時には順路を考えて行ったものだ。
同じ姉妹でも、ずいぶん違う。
否、むつにとっては「のんのいる状態」が、楽しすぎて、
私(お母ちゃん)と公園に…なんて、考えもしないのかも。
それはそれで、ちょっと…。ま、いいか。

ヨーカドーに行き、むつの思うままに歩かせて、いろんな商品を見る。
走ったり、人に迷惑をかけるようなことをしたり、
売り物にべたべた触らない限り、むつの好きなようにさせてやる。

靴売り場を見て、「これや、のんちゃんとおなじね!」と
のんと同じタイプの靴を指さしたり、
「むちゃんは、これやいい!!」と、かってに自分の希望を述べたり。

クリスマスツリーのディスプレイを見て、
「むちゃんのおうちも、くりっます、かざったよね〜」といいながら
うっとり眺めて。

かなり長く、楽しく過ごす。
ああ、のんびりした時間。

むつは1月生だから、3歳2ヶ月ちょっとで入園してしまう。
のんは3歳11ヶ月で入園だったから、ずいぶんな差だ。
私と一緒に過ごす時間が短い分、たくさんいろんな事を話したり、
のんびり過ごしたりしたいなぁ…と今更思ったり。

ああ!もうすぐ2学期が終わる!!なんと1年の早いこと!!



2004年12月05日(日) ツリーを飾ろう

明け方、ものすごい風、雨の音に起こされた。
我が家のベランダは、構造上ちょっと奥行きがあるのだが、
そこにもさらに雨風が降り込むほど。
どうやら、ニュースで見る限り東京地方は観測史上最大の瞬間風速40m以上を
記録したらしい。
どうなってるんだ、いったい。
(しかも現時点のニュースによると、日中、夏日(25度以上)を記録したらしい。
かさねがさね、どうなってるんだ、いったい。)

ひどい雨風の音で、のんも私も6時半頃に起きてしまった。
そのまま遊び始めるのん。ほどなくむつも起きる。
7時には朝ご飯。
我が家には、「休日はのんびり、ゆっくり起きて遅めにご飯」という
ことばが成り立たないのか。


早起きすると、午前中が長い。
よし!それでは、ツリーを飾りましょう!!
「わーーい!!」と歓声を上げる子どもたち。

去年お父ちゃんがツリーを衝動買いしてきたので、
我が家には2つツリーがある。
ひとつひとつ、飾りを確かめながら、楽しげに飾る子どもたち。
やっと起きてきた父ちゃんに、
「これはのんちゃんが飾ったの!こっちのリンゴ(のオーナメント)!」
「これはむちゃん!!!」
と、ひとつずつ指し示す。

むつも、よくわかるようになったなぁ。
去年はのんとむつが飾り付けても、
結局むつのつけたオーナメントは、後からこっそり直したりした。
今年は、そんな心配もいらない。

全部飾り終わって、電飾をつける。
おおーーー。

だが当然、昼間なので綺麗さも今ひとつ欠ける。
すぐに消すと、むつが「どうちて?どうちて、けすの?」と聞いてきた。
夜になったらね、お外が暗くなったら、またつけるよ、と言うと
ひとまず納得。
そして、ベランダを見に行く。
「ああー、まだ暗くなってないねー」
午前中だけで、3回は外を見て、同じ台詞を言う、むつ。

午後は家電量販店へ。
どうもここ数ヶ月、炊飯器と洗濯機の調子が悪い。
どちらも購入してから10年近く経つので、そろそろ買い換え時…とは思うが、
出費がいたい。

子どもたち、店の中であっちへパタパタ、こっちへバタバタ。
当然お父ちゃんや私に怒られるのだが、どうにも止まらない。
のん、以前のようにふっと姿が見えなくなってしまう…という状態は
さすがになくなったが、うるさいし、迷惑この上ない。

最後は父ちゃんが大きな雷を落として、ひくひく泣きながら私と手を繋ぐ、のん。
むつはこう言う時、さっ!と自分はやめて、
「私は最初からちゃんとしてましたよ」という態度で、父ちゃんと手を繋いだりする。
さすが、下の子。要領が良いというか…ずるいというか…。



2004年12月04日(土) 2人の会話

2人ともすっきり元気になった土曜日。
天気予報が思わしくないので、どこかに出かけたりはしなかったのだが、
やっぱり、体調が良いと気分がよいのか、
2人ともほんっとによく遊ぶこと、遊ぶこと!!

朝、6時半から起きて遊んでいる2人。

つい先日、小さなシールがたくさん詰まっているセットを安く売っていたので
のんとむつに1セットずつ購入した。
1〜2cm角で、「ウサハナ」や「キティちゃん」のシールがたくさん。
小さな袋に入れて持ち歩く2人。
思い思いにスケッチブックに貼って色を塗ったり、
折り紙に貼って、手紙にしたりする。

セットにはそれぞれ同じようなデザインがあったり、
全く違うものがあったりする。
2人で会話する。

「ねぇ、こんなのもってる?」
「………うーん、ない!」
「もってなかったら、あげようか?」
「ありがとう!」

こんな会話を、のんが言い出したり、むつが言い出したり。
むつは「あげようか?」と言う言葉を
自分が言うことに、すごく誇らしさを感じているらしい。
鼻息荒く、得意になって、
「のんちゃん!これは?これ、あげようか!!」とやる。

時折、ケンカにもなる。
本当に、書くには及ばないくらいの些細な原因。
大概は、むつが「自分でやりたい」と思っていることを
のんがやってしまったりすることが発端になる。

しばらく、離れて遊ぶ。
少しすると、むつがのんのところに行く。

「のんちゃん、さっきはごめんね」
「・・・うん、いいよ」
「ありがと」
「いいえ」


・・・「知恵熱」ということばがある。
子どもの知恵づき、なにかできるようになる前には、熱が出るのではないか、と
言うような考え方だ。
確かに、初めて歩くようになる前、立つ前などは、
生き物の進化を数ヶ月でたどることをするわけだから、
計り知れないパワーを要するだろうし、それで熱が出るのは頷ける。

先日のむつの熱、間違いなく風邪の熱だったが、
「知恵熱だったんじゃない?」と、父ちゃんと笑い会うほどに
熱が下がって以降、言葉がすらすら出てきて、
のんとのコミュニケーションが盛んである。

子どもって、あれ?と思っている間に、成長している。



2004年12月03日(金) 早起き/お友達と図書館

昨夜のむつ。おゆうぎ会で興奮しすぎたか、
バアバ、ばあちゃんの接待でくたびれたか、
なかなか昼寝をせず、17時半頃に寝たかと思ったら、そのまま起きない。
直前までサツマイモを食べたりしていたので、ま、いいか、と
そのまま朝まで寝かせてしまった。

朝、6時に私を起こす、むつ。
「おなかすいたから、おにぎりちょうだい」
…とほほ。

おにぎりを食べたり、おみそ汁を温めたりしていると、のんも起きてきた。
そんなわけで、今朝は7時前に朝ご飯。
ゆっくり支度ができて、いい感じである…が、できれば毎日じゃない方がいいなぁ。

今日はプールの日である。
このところ、むつの風邪でお休みしてしまったので、久しぶり。

プールが終わったら、Aちゃん親子と食事を済ませ、
スイミングクラブ〜我が家の途中にある図書館に一緒に行くことに。
我が家が借りている本を返しに行くので、お誘いしたのだ。

なんとAちゃん、図書館は初めてだという。
おお、それはそれは。
古くて大きい建物に恐れをなしたのか、
図書館に入る直前に「イヤ、お家にかえる〜」と泣き出す、Aちゃん。
あらあらあらあら。
そうかぁ、そうだろうなぁ。
なんか大きい、静かな感じの建物って、2歳児にとっては「なに?!」と
思うことだろう。

むつは図書館の外観に臆することはないが、
やっぱり未だに、図書館のことを「えーがかん」と言う。
(以前の日記)

むつ、いつもは慣れた様子で、
お気に入りのコーナー…最近は「ノンタン」や「ミッフィー」のコーナー…に
すくすくと行くのだが、
今日はAちゃんがいるのでちょっと勝手が違う。

本を選んで、私に「よんで」と持ってくるのだが、
読んでもらいながらもAちゃんの持ってきた本が気になる。

Aちゃんは、図書館はお初、(ママ曰く)家でもあんまり本を読まないそうで、
「よんで」と言うよりも、いろんな表紙を見て楽しんでいる段階。
結局、いろいろ広げた表紙を2人で見て楽しんだり、
食べ物ののっている本でお店屋さんごっこのように遊んだり。

ああ、いいねぇ、いいねぇ。
お友達と来る図書館って言うのも、新鮮でやみつきになりそうだ。

最後は紙芝居を「よんで」と持ってきたので、私が読む。
よそのお子さんも「いっしょにみせて」と来てくれて、
ちょっと観客が増えたところで読む。

のんのお迎えの時間が近くなったので、残念だけど一足先にお別れ。
むつ、みんなで並んで紙芝居を見たのが楽しかったらしく、
「ばいばーい!」といつまでも手を振る。
「また、あそぼうねーー!!」と大きな声で。

帰り道に寝始めて、そのまま昼寝。夕方すっきり目覚めて、ご機嫌。
咳もほとんどなくなってきて、ようやく、元気。



2004年12月02日(木) おゆうぎ会、2年目

ありがたいことに、元気に迎えられた今日、おゆうぎ会の本番。
…考えてみると、のん(もしくはむつ)、イベントの直前に風邪をひいたり
熱が出たりすることが多い。
そして、私をハラハラさせながら元気になって、
滑り込みセーフでイベントに参加…というパターンになるのだ。
当日、突然熱を出されるよりはいいか・・・。

子どもたちの集合時間は8時半。
バスは運行しないので、自力で8時半までに行かねばならない。
去年と同じく、バアバは自転車で、
ばあちゃんは私たちと駅で待ち合わせをして、タクシーで一緒に行く。

去年と大きく違うのは、むつが成長しているところだ。
園についたら、むつの上履きを渡して、ばあちゃんとホールに行ってもらい、
私はそのまま部屋に入って、のんの着替えを手伝う。

成長しているのは、むつだけではない。
のんたちも、私たち(親)も、2年目で要領がわかっているので手際がいい。
去年は親子ともどもバタバタしていた記憶がある。

支度がすんで、
「じゃあ頑張ってね!!」などと口々に言って、ママたちはホールへ移動。
ホールでは席を確保して、むつとばあちゃんが待っていた。

ほどなく開会。のんの出番は20組中14番目なので、かなり後である。
それまで、他のクラスの演技を楽しむ。
年少クラスは、本当に幼くて、
「ホントに去年はあんな感じだったっけ?」と思うような感じ。
1グループ8人くらいで踊るのだが、
いったい誰が正しくて、誰が間違っているかわからない。

その後に年中クラスが出てくると、ぐっとお兄さん、お姉さんの顔つきに
なっていて、1年の差ってすごいなぁと感心する。

去年も感じたことだが、みんなのびのび、にこにこ踊っていて、
見ていてとても好感が持てる。
年中、年長クラスも、去年よりもにこやかな子が多かった気がする。
特に女の子は非常に上手で、にこやかで、
「どこかのダンス教室?」と思いそうな子もいて、心から拍手。



さて。
のんの順番。
今年は「タンポポ」がテーマの曲で、
こんな衣装になりました。
うはははは。

去年は緊張気味で、
ちょっと固かった気がするのだが、
今年はやたら余裕がある。
幕が開いてすぐ、こちらがわかったらしく
にっこり笑う。

踊って、前を見て、またニッコリ。
うわぁ、なんて余裕があるのかしら。



終わってから、また着替えを手伝いに行き、
今度は制服に。
先生のピアノに合わせた、合奏があるのだ。
のんの楽器は「すず」。
本人、トライアングルがやりたかったらしいが、ジャンケンで負けたらしい。
こちらもまあまあの出来映えで、みんな一所懸命。

年長クラスになるとさすがに音階のある楽器(ハーモニカ、木琴など)が
入って、合奏も見事である。

先生方、お疲れさまでした。
そしてのん、お疲れさま。
今年も、楽しかったなぁ〜。



2004年12月01日(水) 2人目の余裕

やっと朝方のひどい咳もおさまってきた、むつ。
体力がまだ戻らないのか、朝なかなか起きない。
かなり強く冷え込むようになったから、
できれば早めに起きて、しっかりご飯を食べさせてから、
のんの見送りに行きたいのだが・・・。

ぐっすり寝ているむつを、なかなか起こす気にならず。
結局、ギリギリの時間に起こして、厚着をさせて外に出て、
見送りをすませてからご飯を食べることになる。

とはいえ、その時間でもまだ8時20分だから、
朝ご飯にはちょうどいい時間ではあると思うのだけど…。
まぁ、また体力が戻ればサイクルも変わってくるだろう。
大丈夫、大丈夫。

こんなところでも、2人目ならではの余裕が自分の中に感じられる。
のんの時には、なにかどうも悪い循環になっていると、
「このままこうだったら困る…」とか「ずっとこうなるかも…」とか、
いろいろ考えて、イライラしたり、解決策を求めて試行錯誤したりしたものだ。
でも結局、ほとんどのことは数日経てば解決したり、
ある日ころっと変わったりした。

そんな経験を何度かすると、例えば悪いことがあっても、
良いことがあっても、
「ああ、またしばらくすると変わるから」と思ったりできる。

「育児」は「育自」だという話があるが、本当にそんな気がする。
親も、一緒に鍛えられ、成長しているんだなぁ。

さて。
とりあえず、まだ咳の音は決して良いとは言えないので、
午前中はむつを連れて病院へ。
かなり元気な様子なので、「歩いていこう」と誘う。
(このところの病院通いは自転車を利用していた)

むつ、喜んで支度して、出てくる。
嗚呼、本当に元気になった。

ベビーカーを押していきたいというので、軽いバギーを押させていく。
もうすっかり慣れたもので、よほど狭い道路や車が来そうになる時以外は
私は手を添えずに歩ける。
楽しいらしく、むつも早足であっと言う間に病院についた。

病院の中では、自分の上着をいそいそとバギーにのせ、本を選び始める。
なにやらここ半月で病院に慣れてしまった。
帰り道も、頑張ってバギーを押して帰る。
途中、「もう乗る・・・」と言いだしたところで、
通りがかった方に「あら、いいわねぇ」などと言われ、
ちょっと調子にのって再び歩き出す。のりやすい性格だ。

のん、「今日が最後の(おゆうぎ会の)練習だった!」と帰宅する。
ああそうか、明日はおゆうぎ会だ。
夕方、両実家に電話して、ばあちゃんとバアバ、それぞれに
「明日のおゆうぎ会に来てください」とお願いする、のん。
(もちろん、あらかじめ予定を聞いて、来てもらうようにお願いしてある)

明日が楽しみ!!


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