HOME


Nekomar's Diary

2003年12月12日(金) お餅つき参観

本日は、幼稚園で「お餅つき」。参観日になっている。
昼までに全員分のお持ちを用意する為に、朝登園した順に餅をつかせる。

去年の話を聞くところによると、
バスを降りて、着替えなどの準備ができた子からどんどん餅をつかせる。
自分の子の順番に、間に合わなかった保護者も居たという。
小雨の中、自転車で急いだ甲斐あって、かなり早く園につく。

ああ、それなのに。
それなのに、なかなか、のんが餅をつく順番が回ってこない。
それ以前に来ているのに、待っている保護者も多数。

どうやら、小雨が降ったり、止んだりの為に、
餅をつく場所、園児を待機させる場所などの設定が上手くいっていないらしい。

なにより、園児たちが無駄に寒い外でぼーーーーっと待たされている。
寒い。ここ数日中、一番と思えるほどに寒かった。
予報の17度なんて、とんでもない。10度無かったと思う。

やっとこさ、のんの順番が回ってきた。
が、杵をひとつき…もしない。
先生と一緒に杵を握って、餅にくっつけるようにして、オシマイ。
ありゃーーーーー。

時間が無いから?と思ったが、どうやら「年少児だから」のようである。
その後の長児は、先生と一緒に数回杵をふりおろしたりしていた。

・・・それなら・・・。あんなに長く待たせなくても…と思ったり。

むつの怒りは半端ではない。
「腹が減りました!!!!餅は、いつもらえるのですか!!!!!」(むつの心の叫び)

ぐずった末、せっかくお餅が配られた時には、むつ爆睡。

お餅の入ったお弁当箱が、それぞれ子どもに配られて、
みんなで普段のお弁当の時と同じように「いただきます」をするらしい。
「♪おべんと、おべんと、うれしいな♪」

あ、カメラカメラ。写真を撮ろう…と、カメラを出して、ふと顔を上げると、
あれ。のんの姿が、席にない。
「……よくかんで、こぼさないように、……」子どもたちの声がそろう。
のんは?のんは??
あ。いた。
部屋の前の方で、ぶー、ぶーーー、と鼻をかみ、
堂々と前を通過してゴミ箱に捨てに行っていた。
・・・。

「お子さんと一緒にお餅をどうぞ」の声でお弁当箱をのぞくと、
確かに、かなりたくさん入っている。
おお。
「食べていい?」と聞くと、のん、何やら歯切れの悪い返事。
「全部食べるの?」と聞くと、「食べる」という。
…。ま、むつも寝ているし、いいや。

のんの席はちょうど他のママさんも通る道筋にあったので、
少し離れて見ていると、おお、のん、餅を食べる食べる。
美味しそうーー。

オマケに、役員さんが配ってくださる「おかわり」まで、
「欲しい!!」と手を挙げてもらっている、のん。
えええ。そんなに?大丈夫か?

ちょうど終わり頃、むつも目を覚ました。
「もう食べられない」と気がついたのんの弁当箱から、
むつ、お醤油の餅をもらって食べて、ご満悦。良かったね。
参観終了。

のん、父ちゃんが帰宅して、お餅つきの話。
弁当箱に残っていた「おみやげ」のお餅も、食べてもらえた。
「ええ?これ、のんがついたの?先生でしょう?」とわざと聞く父ちゃんに、
「のんちゃんがついたの!こうやって!!」と示すのん。

あれ…?
そうか。こっちから見れば、杵を触らせてもらっただけの気がするが、
のんにしてみれば、「のんがついた」という感じなのか?
いい思い出に、なったの…かな?


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]