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Nekomar's Diary

2004年03月18日(木) 初映画/初ハサミ

のんの幼稚園、本日は卒園式である。
なので、のん(年少クラス)は、本日お休み。
一日、何をして過ごそうか…と思っていたら、
父ちゃんが午後、休みが取れたので、のんを映画に連れて行くという。

のん、冬休みに友達が「映画を見てきた」と言う話を聞いて以来、
「映画」に憧れていた。

のんにとって、初映画。
場所は、我が家から2つ電車に乗っていったところの、映画館。

のんは菓子パンヒーローの映画を見たかったらしいが、
(友達が見てきたといったのがそれだったようだ)
残念ながら今は上映していない。
結局、「ドラえもん・のび太のワンニャン時空伝」を見に行くことになった。

昼過ぎ、雨の中、父ちゃんが帰宅する。
「あんまりひどい天気だと、行かないかもしれないよ」と
念のため私が言っていたので、のんが心配する。

「父ちゃん、いく?映画、行く??」のんが聞く。
「行くよ、支度しな」
「わーーーーい!!!!」と、躍り上がる、のんとむつ。

…ん??

いや、違う。むつは私と一緒に留守番だ。
どう考えても、むつは映画館で一緒に見せる年齢ではない。
我が家のポリシーは、その年齢に適した場所に、だ。
などと言っても、聞いてない。
むつ、どんどん支度する。上着も着る。
・・・・。
仕方ない。
雨風の中、私とむつも一緒に玄関を出る。
玄関を出ると、のんと父ちゃんは一足先にエレベーターに乗って
行ってしまっていた。(私がそのように頼んで先に出てもらった)
「のんの?とと??(訳・のん?父ちゃん??)」と探す、むつ。

ちょうど用もあったので、銀行に行く。
「のんの??とと??」
「ううん、ここにはいないよ」

買い物をする。
「のんの??とと??」
「違うの、のんちゃんと父ちゃんは、違うところにお出かけしたのよ」

そのまま帰宅する。ちょっと可愛そうか?
でも、買って帰ってきたドーナツを食べて、ご機嫌のむつ。

のん、夕方帰宅。
「びっくりした?どうだった??」と聞くと、
「音がうるさかった〜」と笑う。
最初から最後まで、しっかり見られたようだ。
パンフレットを見て、同時上映がパーマンだったと知って、
私も俄然見たくなったり。

夜、むつに、のんが同じ頃(2歳台)に使っていたプラスチックのハサミを
初めて持たせる。
私が紙を押さえて、むつ、指を動かす。
違う指にまで力が入るのが、面白い。

少し自分でやらせてから、
「この向きに持つんだよ」と教える。
ちょき、ちょき。
切れた!!!

むつの目が輝く。
止まらない。ちょきちょきちょき。ちょきちょき。
嗚呼、しまった。夜にやり始めるんじゃなかった。
結局、右手の指に赤く跡がつくまで、ちょきちょきする、むつ。


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