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NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
4作にも渡る警察内部の腐敗にやっと決着。 上手く終わってくれてホッとした。 「警視の慟哭(デボラ・クロンビー)」読了。 誰が味方で誰が敵かわからない中、見張られてるかもしれないと思いながら捜査するのはどれほど神経をすり減らすことか。 正直にいえば潜入捜査官の話とか公安とかは精神的にキリキリするからあまり好みじゃない。 だからいつものごとくダンカン側の事件とジェマの方の事件とが交互に語られるけどジェマの事件の方が息抜きになってしまった。 前作で不穏な終わり方をしたからこれ以上の捜査は家族へ被害が及ぶかもと戦々恐々とするダンカンにハラハラしつつ、 それでも一人で抱え込むのは無茶だ、誰かに話せばいいのにとずっと思っていた。 本当は奥さんであり捜査の相棒にもなるジェマが一番いいんだけどそれができなかったからすれ違ってどんどん溝が深まっていったんだよ。 でもジェマもちょっと思いやりが足りないなあと思ってしまった。 良かったことはロニー・バブコックと腹を割って話しができるような間柄となれたことと、ダンカンの妹と上手くいきそうなところか。 ロニーいい人だしいい警官だと思う。 あとはメロディはダグと付き合った方がいいんじゃないかなあと思ったり。 長いシリーズだけに登場人物の生き方や関係性が変わっていくのを見るのも楽しみの一つだ。 そうそう、事件の決着にはジャーナリズムが大きな力となった。 こうなって欲しいと思った通りの結末だったけども現実ではなかなかそれが機能しないのが哀しいね。 権力の腐敗が一番怖い。
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