NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
これは困った。 昨日から読み始めた「天使と嘘」 面白いのにどうにも気になることがあって一々引っかかってしまう。 どうしたものやら。 久しぶりに翻訳小説の難点にぶち当たってしまった。 果たしてこの読みにくさは地の文なのか、或いは翻訳家のせいか。 これがわからない。 越前敏弥氏はダン・ブラウンなどの翻訳も手掛けている有名な翻訳家だ。 私が読んだ中ではダ・ヴィンチ・コードやゴダードの惜別の賦があるんだけど読みにくかった記憶はないような。 うーん、とするとこれはロボサムの癖なのか。 (他のを読んだことがないので癖なのかどうかはわからない) だとすると、ちょっと他の本は手が出にくいかなあ。 内容は面白いんだけど案外文章との相性ってあると思うのよ。 これが合わないと結構ストレスになるというか。 私だけかしら..........。 あともう一つネックなのが英国の薫りがないこと。 これはかなり残念だった。 読み進めてもアメリカの話のような気がしていたのに、ロンドンとか出てくると、あ、イギリスの話だった、となる。 ジョナサン・ケラーマンのアレックスシリーズを思い出してしまった。 あれも臨床心理医。 オーストラリアの作家さんだから、などと言ってはいけないかもしれないけどやはり英国のエッセンスが足りない気がする。 そういうのを求めている人には←私のこと しかし、内容は面白いし(さっき言ったこととは真逆だけど)読み易い。 サクサク進んで既に上巻の半分くらいまでは来ている。 やだわー、先が知りたいから読むしかないじゃない。 とにかく文句を言ってないで読もう。 面白いんだもの。
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