NM Syndrome

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2002年07月13日(土) ONE and ONLY

段々とライヴチケットの当選が決まっていって、地元と東京を申し込んだ私はただひたすら当たることを祈るのみ。
あんな広い会場なのに、落選する人がいるってどういうことよ。
毎年のことながら某事務所の不可思議な抽選には首をひねります(時々怒りで暴れたくなることもあり)
FC全員くらいにはチケット当ててみせろ!とはこの時期の我々の合言葉のようなものですな(苦笑)

SMAPは歌が下手(笑)
ま、これは定説になりつつありますね。
実際、それはON AIRしていいの?と言いたくなるようなスマスマのゲストライヴもあるんだから否定もできないし、その通り、というSMAPファンは結構いる。
但し、彼等の持ち歌を他の人が上手に歌ったからといって、そっちの方がいいのか、と言われればそれは否と答えるしかない。
例えば「夜空ノムコウ」を沢山の人がカバーする。それはそれで嬉しい。
中には凄く上手い人やコーラスの綺麗なグループがあったとする。
でも暴言を吐かせてもらえればそれがどうした、という程度のもんなんです。
上手いから何?
歌の上手さを否定するわけじゃない。上手ければ上手い方が良いに決まってる。
でもね。私はいつだってそれにプラスアルファが欲しいの。
それがなければあんなに人の心を掴む歌が歌えるわけないでしょう。
「夜空〜」は中居君がざらっとした掠れ声で歌いだします。嗄れ声に近いような手触りの声。綺麗なメロディの中の異質な要素。その予定調和じゃない不安定さが「夜空〜」にはあると思う。
この歌のことをビストロにゲストで出た小田和正さんは「青臭いSMAP」の歌と評してらしたけどまさにその通り。
彼等5人の今までとこれからが透けて見える等身大の歌。
彼等が歌うから少しだけ切なくて心に残る。みんなあの歌の中にSMAPを見て、それからSMAPに重ね合わせた自分達の過去を見て、それでいろんなことを思い出すんだろうと思う。
そんな歌だから、誰がどれだけ上手に歌おうとそれはただそれだけのこと。
SMAPの代わりは出来ないし、越えることもない。
歌の背後にその歌い手が見えるってすごくない?

ONE and ONLY。稀有なグループだね(時々は上手いんだよ・笑)

あんまり歌が下手だ下手だって言われるのでちょっと何か言ってみたくて(笑)
と言うか、下手なんだけどねー。
でも好きさー(はっはっは)

SMAPの歌についてはまた次の機会にでも(喋りたいことは沢山あるらしい)


去年の事件のお陰で「夜空ノムコウ」は我々ファンとSMAPにとってまた別の意味で特別になった気がする。
確かにあの空間の中で皆は一つになったよね。
ファンとSMAPとの境目がなくなった瞬間が確かにあの時あったと、それが幸せだったことを付け加えときます。
今年もまた一緒に歌えたらこの上ない幸せ。
だから、チケット当たってくれ(祈)


伊波