NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
夜なラブまで起きていられるかどうか不明なのでさっさと日記を書いて終わろう。 そうそう、地震で折れたチューリップの蕾を短いながら水につけていたら生き延びた模様。 良き良き。 玄関先は寒いのでまだまだ頑張ってくれそうだ。 今朝はもう少し開いていて見るたびに可愛く思えてくる。 ガンバレよー。 マンガ以外で読み終わった本をメモっておこう。 「准教授・高槻彰良の推察(澤村 御影著)」1巻2巻 試し読みしたら軽く読めそうだったのでお安く電書で購入。 5巻くらい出ていたからまとめて購入しようと思ったけど思いとどまって良かった。 まあ、2巻で充分かなと。 オカルトや民間伝承、怪談話など「怪異」というものは「現象と解釈」の二つによって成り立っている、とはなるほどと思った。 ただ登場人物というよりキャラと言った方がいいか。 美形なのにちょっと残念なポンコツぶりを発揮する准教授は暗い過去を持っていて......ってラノベにありがちだなあ。 だから軽く読めるんだろうけども。 アニメにしたらいいかもしれない。向いてるよ。 (既になってるかもしれないけども) もう一冊は「ランドスケープと夏の定理(高島 雄哉著) こちらは紙本で買うか電書で買うか相当迷った本。 結局紙本で買ったけど正解かな。 いわゆるハード系SFで、しかしキャラはアニメキャラのように立っている。 そのギャップが多分読み易くしているんだろう。 主人公の自己肯定感の低さに苛々しつつ世界最高峰の頭脳を持つ天才姉の理不尽さに苛々しつつ、しかし青花や翆、ウアスラなどの女性陣に苛々を宥められ。 面白かったなあ。 結構一気に読んだ感。 正直、語られている知性定理やボール宇宙、量子ゼノン効果とかわかるようなわからないような、輪郭だけぼんやりだったりするんだけど、 でもこういうのがワタシは大好きなのであった。 理系要素皆無の癖にハード系SFが大好物なの。 難しい専門用語が飛び交うのが好きなのよ(笑) あー楽しかった。 おまけとして(?)ロマンス要素もあり。 でも一番好きだったのは電動自転車で夜の田舎道を走り続けるところだ。 それまでラグランジュポイントにあるL2という宇宙ステーションにいたのに、月へ逃げ、地球に降り、そこからまたL2に戻るため、 クラスタ化していない田舎道をひたすら思考を巡らせながら電動自転車が走り抜ける。 このなんとも日本的な、けれど近未来的な風景が好きだ。 SFは抒情性が肝だね(持論)
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