金スマが非常に面白かった。
ゲストは久米宏。
彼がニュースステーションで作りたかったニュース番組の在り方、黒柳さんの生放送に対する思い、更には中居がTVにかける思いみたいなものまで。
色々詰まった金スマだった。
久米さんの考え方と随分重なるところがあったので刺激になったろうし歯痒さも感じたかもしれない。
ポイントは幾つもあったけど最大のハイライトはニュースステーションを辞めた後始まった報ステを見たか？と聞いた後のやり取りだったろう。
かなりの沈黙を経てゆっくりと言葉を紡いだ久米さんに逃げる隙を与えないで切り込んだ中居の本気度が凄かった。
あの緊張感と色んな含みを持たせた言葉のやり取り。
あれだけでも金スマ1時間の価値はある。
後々のためにあとで会話を拾っておこう。

もう一つ、久米さんはニュースステーションの最終回に凄いこと言っていた。
「日本の民間放送、民放は戦争を知りません。国民を戦争に向かってミスリードした過去は民間放送にはありません。これからもそういうことがないことを祈っております」

これを今流す意味。
当時より今こそTVで言うべきではないかと思う。
放送に携わる全員に肝に銘じて欲しい言葉だ。
これをゴールデンで流した金スマは腹が座っているなあ。
生放送やっちゃいなよ。
　
おっと書き忘れるところだった。
中居サンてば前にニュースキャスターのオファーが来ていたの？
報道やってみませんか、ニュースキャスターやってみませんか？と。
しかしお断りした。
「自分の気持ちが、ついていく自信がなくて」
気持がついていく自信がない。
それは寄り添っていける自信がないということ？
いや逆か。
引きずられ過ぎて中居自身がボロボロになるのが目に見える。
やって欲しいけれども身を削るのは見たくない。
でも全力で挑んで欲しい気もする。

･････どっちだ。



これはもうちょっと考えてみなければ。
金スマ深すぎて心が落ち着かなくなった。
でも大丈夫。
木村の声が精神安定剤になってくれた。
とりあえず今日はもう寝るわ。
明日のことは明日考える。
そうしよう。