NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
今期のドラマもあと2回くらいでおしまいだなんて寂しい限りだ。 剛と慎吾は別々のシーズンでやって欲しかったくらいどちらも集中して見ているので一気に終わってしまったらロスが酷くなるんだろうなあ。 そのうちの一つスペシャリスト。 怒涛の展開ではあるけれど国家が絡んていることが明らかになった時点で実はちょっと私のテンションは少し下がったのだった。 元々あまり好きなテーマではないのでこれは仕方がない。 その代り佐神と宅間の対峙シーンにはぞくぞくした。 やはり二人のシーンが一番好きだな。 佐神が白のイメージを纏い実像ではなく投影された姿だったのは彼にぴったりだったし、 宅間が投げつけたポーンがガラスを粉々にし、佐神の虚像を消したシーンの美しさは印象的だった。 穏やかというには不気味だし静かというには嫌な笑いを含んでいる。 蛇のようでもあり猛禽類の目でもあり舌なめずりする肉食の虎のようでもあり。 上川さんが非常に上手く佐神を演じられているので魅力的なレクターになっている。 ネガとポジであり続けるのをもしかして願っているのか? 「我々」すら佐神の中では掌の上の駒なのかも。 宅間×佐神。 まるでホームズとモリアーティのようだ。 来週で本当に決着がつくのだろうか。 いや無理だな。 絶対に無理だ。 というかもっと続いてほしいから無理であってほしい。 内容に全く触れず宅間と佐神の話になってしまった。 佐神の役がいいなあと羨ましさも込めつつ。
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