三楽の仕事日記
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2004年06月30日(水) 市交響楽団役員会出席?

戦略会議の準備。6月の挑戦課題を自己評価。その上で、7・8月の挑戦課題案を作成。4月以来、いくつか布石を打ってきた成果があちこちで花開いてきた感じ。あれもこれもと、アイデアが生まれてくるのは順調な証。

3年二次方程式の教材分析。授業をしない立場になっても、常に右手には自分なりの教科論を持ち続けていたいという思い。時間数削減による指導内容の分断化を特に感じるこの単元。指導のつながりがなかなか生み出せない。

いくつかの授業観察。ユニークな社会科テストや七夕飾りをしている学級を発見。学校HPにアップ。

4人で戦略会議。6月の挑戦課題について評価をし、7・8月の挑戦課題について話し合う。何がどこまでできたかが1ヶ月ごとにはっきりするのは、とてもいい。次なる課題もはっきりしてくる。また、チームワークも生まれてくる。会議録は学校づくりのいい記録になる。18時からの交響楽団役員会出席のため、1時間半で会議を打ち切ったが、話は尽きない。2時間、3時間でも話し合えそうな雰囲気もうれしい。

小牧市交響楽団定例役員会出席。校長会音楽担当→市交響楽団支援の立場→理事就任要請→役員(育成部会長)という、自分でも思ってもみない展開での会議の出席。えっ、落語からクラシック音楽へ宗旨替え?と言われそうな展開(笑)。

8月盛岡での融合研フォーラムの発表依頼メールが届く。「情報は学社融合の潤滑油〜子どもと親と学校を地域が紡ぐ(つむぐ)ネットの輪〜」という分科会で、実践発表。小牧中と光ヶ丘中の二つの学校での実践を通して得られた知見は、必ず多くの方に役立つはず。会場の反応が楽しみ。


2003年06月30日(月) 来客ひっきりなし

2004年06月29日(火) ジュニアクラブ化推進会議

朝、昇降口にて子どもを迎える。挨拶も進んでできる子どもがなんとなく増えてきたような感じ。

いくつかの授業観察。英語、数学、社会、理科。どの授業もよく挙手があっていいが、もう少し厳しい質問をしても、我が校の子どもたちはいいのでは?と思うシーンがいくつか。校長通信の話題とすることに。

高校の校長と学校経営について懇談。いや、「経営論についてお話を聞く」といった方が正確。

自分のこれまでの授業を振り返って、自分のHP教材研究のHP作成を始める。今日は1年生の「文字の式」の5ページ分アップ。

光ヶ丘中学校区健全育成会開催。挨拶。大城小、光ヶ丘小の生徒指導担当から、状況を聞く。本校も報告。ジュニアクラブ推進会議出席のため中座。市役所南庁舎へ。ジュニアクラブ文化部会担当。会議設置の目的はよく分かるが、文化部における「部活動からジュニアクラブ化」は、先が見えない。イメージがなかなか浮かんでこない。答申することを考えると、本当に気が重い。また大きな仕事をいただいた。

恒例、プロジェクトX。リーダーの臨機応変な対応、最後まであきらめない姿勢に今日も感動。

早朝会議革命」(著 大久保隆弘)読破。デッドライン方式が参考になる。「誰が・何を・いつまでに」を明確にして、期日を追いかける方法。これをトップが徹底的に行う。しつこい、諦めない。我が校の戦略会議にも、ちょっぴり取り入れてみよう。それには課題把握とそれを裏付ける確かな情報が必要。・・・うむ、まだ勉強不足。


2003年06月29日(日) 小牧エコネット会合

2004年06月28日(月) 道徳授業参観

校長通信第9号配布。文書決裁、メール処理などの定番の仕事。昨年度の進路データ確認、教育助成の文書に加筆、アンケート処理など。

教頭さんや進路指導主事から学校HP更新依頼メールが届く。さっそく校長決裁でアップ。4日ぶりの更新。自分は「今日の配布文書」コーナーの立ち上げ準備。

いつの間にか、愛用のレッツノートのディスプレイに縦線が入る。再起動しても消えず。サポートセンターに連絡をすると、まず故障と判断が下る。修理部門には電話がかからず、メールで連絡。向こうから受け取りに来てもらえて、最短で3日で届くとのこと。こういうサービスはありがたい。

1年加藤学級の道徳をコンサルタントの大西さんと参観。教師と子どもとの関係もできていて、なかなかおもしろい展開。よく意見を出して、ロールプレイも素直にする子どもたち。子どもたちの関わりをもう少し意図的に作り出せると、さらに話し合いを楽しむことができる学級になる予感。やはり授業を見るのは楽しい。やるのはもっと楽しい。ああ、授業がやりたい。

区長の宮崎さん来校。夏の桃花台まつりのスタッフとして、今年も中学生に参加してほしいと依頼をうける。子どもたちが地域のために役立ったという経験を持つことはとても大切なこと。細かな配慮もしていただいての、区長会からの依頼に感謝。

「早朝会議革命」(著 大久保隆弘)を読み始める。なかなかおもしろい。質の高い会議にするためのキーワードが随分あり。



2003年06月28日(土) いろいろありますなあ

2004年06月27日(日) 志水塾学習会に参加

久しぶりに大学へ。志水塾の学習会へ参加。刈谷の雁が音中の小林先生が、なかなかおもしろい提案をされた。自力解決場面での○付け法について。ステップをきちんととらえて、「何をどの場面で評価するか」を明確にしておかないと難しいことがよく分かった。実技指導もあり、なかなかいい学習会。参加してよかった。充実の午後。

「算数科「○つけ法」で授業が変わる・子どもが変わる」(編者 志水廣)を購入、一気読み。概論、小学校各学年での実践を通して、○付け法の目的や手法、留意事項が自然に身につく本。各項の微妙な重なりが、読者に知らず知らずのうちに○つけ法を理解をさせると見た。

校長通信9号執筆。今回は板書とノート指導について。明日、印刷配布。

学校HPの更新が23日でストップ。初めて4日間も間が空いた。月曜日には学級日誌も公開。一気にいくつか更新予定。


2003年06月27日(金) テスト最終日

2004年06月26日(土) 絶対評価

中日新聞朝刊に「5の格差最大47倍」というセンセーショナルなトップ記事。うむ、考えることがいくつかあり。一番気になったのは、文科省の話。「絶対評価は試行錯誤の段階」そんなわけはないだろ!本当にこんなコメントを出したのだろうか?

和田式「営業」クリニック(著 和田裕美)を一気読み。ビジネスへの心の持ち方のハウツー本。売れる営業作法4つの基本<時間管理、健康管理、金銭管理、感情管理>。これは教員でも必要なこと。この本は、うまい仕掛けがしてあって、自社のHPにアクセスをすると、さらに資料が無料送付される。HPには、詳しい著者のプロフィールから個人・企業セミナーの案内、日記などがあって、本の世界から、さらにイメージアップが図られるようになっている。

夜は大学の同窓会。二次会。今朝の中日新聞の記事が話題に。また、昨日の安城西中の特設の数学授業の様子を聞く。指導すべきことが指導されず、子どもたちを混乱させた感じの授業。あくまでも推測。この目で授業をぜひ見たかった。指導案を見たら、その昔、確かに自分が開発した課題。それだけに様子を聞いて残念。久しぶりの深夜の帰宅。


2003年06月26日(木) 久しぶりの視察

2004年06月25日(金) 安城西中公開授業研参観

佐藤学理論をベースに授業改革をしている安城西中の公開授業研を参観。多くの職員に見てもらいたいと思い、本校は5名の参加を決めた。自分は午後に進路説明会があるために午前の前半のみ参加。

全クラスをさあっと見る。どの教室も一斉授業型の机配置ではなく、コの字、あるいは班別のスタイル。この3月に安城西中を訪問したときには、全職員が机配置を変えるのに3年掛かったと聞いていたが、4月の職員入れ替えがあっても維持できたらしい。もっとも今日だけという職員もいるかもしれない。

もちろん机配置を変えることが本質ではない。いかに学びの共同体を創り出そうとしているかが重要。子ども同士の学び合いの姿を見ようと全クラスを参観。それが成立している学級の雰囲気は明らかに違う。逆にしらっとした雰囲気の学級は、かえってコの字型がしらじらしい。3ヶ月での教師のかかわり合いの差だと推測した。

午後は保護者と子どもが一緒に参加する進路説明会。公立高校、私立高校、専修学校など数校を招き、全体会後、高校別に教室で説明をする分科会形式での説明会。

校長挨拶では「幅広い情報をまず得ていただきたい、最終判断はお子さんと保護者、わが子がここに通うことになったら・・・とイメージを浮かべながら聞くとよい、わが家も進路説明会でのパンフレットから将来についての話し合いが始まった、今回は貴重な機会」といった話をした。

春日井商業高校の校長先生から、光ヶ丘中学校のHPについて賞賛をいただいた。訪問前にHPを見たら、アクセス数と更新頻度、内容ともびっくりしたとのこと。「我が校は1年かかって10000アクセス達成したのに、わずか43日とは。アップはどのようなシステムで・・・」といった話に及んだ。

夜は市PTA連絡協議会の懇親会出席。昨年度、事務局をやっていたこともあって、顔なじみの方も多く、会話は弾んだ。北里中の母代さんからも「光中のHPを毎日見ています、参考になります」という声。他校のお母さんにも参考になっているとは。市のコンピュータ委員長としては複雑な気持ち。

教育委員会の方とも懇談。話が広がるなかで、落語という芸能を市民に広げる難しさを痛感。なんともいえない気持ちに。


2003年06月25日(水) 夏の準備始める

2004年06月24日(木) 提案の段階でのイメージ化

職員会議で最近感じることを以下のように伝える。

提案の段階で、いかに相手のことをイメージして企画を立て、情報を提供するかという配慮が欠けていることを感じることが多い。例えば、愛知万博への小中学生参加について。参加の意義は十二分に分かっているが、参観の学校が集中してはいけないので・・・したいとか、会場へのアクセスの関係で・・・したいとか、学校としては企画を左右する大切な情報が後から出てくるようなことでは、困ってしまう。こんなことが我が身の回りに続いている。もっとも自分も振り返ってみると、相手のことが十分にイメージ化できなくて、受け手を困らせてしまっているのでは?と反省することも多い。企画を立てる場合の参考にしてほしい。

また、企画を受けた側としては、その意義を十分に理解して、その企画がさらに華開くように、アンプ材となってほしい。例えば、一つの行事をする場合、企画者は思いを十分に持っている。それ以外の者は、その思いをくみ取って、いかに子どもにその企画の価値を伝えるかで、企画そのものの輝きが随分変わってくるものだ。子どもへかける教師の言葉一つで、こどもの見方や姿勢は変わってくることを忘れないでいただきたい。

今月の職員会議は15ほどの議題を1時間30分ほどで審議。これくらいのコンパクトな会議で十分。

いつものように文書決裁。学校づくりの記録執筆。文書の電子化など。学校HPのさらなる進化について相談。学級日誌の公開は6月28日に決定。


2003年06月24日(火) 雨・・・

2004年06月23日(水) コンピュータ整備検討委員会

『「なおす」生徒指導「育てる」生徒指導』(著 飯野哲朗)を読み始める。指導のよりどころを経験と勘に頼ってきた生徒指導をカウンセリング理論で裏付けしようというもの。生々しい高校での生徒指導実態が書かれていて、なかなか興味深い。

新任校長として3ヶ月経とうとしている。この3ヶ月の自分の取組と学んだことをきちんと記録しておこうと思い、書き始める。

コンピュータ整備検討委員会で「VPN構想」について協議。まず基本的なラインと今後の課題がはっきりしたことが今日の成果。

√2+√5=√7?という数学課題がMLで話題に。この課題は自分もかつて取り組んだもの。平成5年に教えていた子どものノートを引っ張り出してきて見てみると、その授業で出た多様な考えがきちんと記録されていた。附属時代は毎年頼み込んで、1,2人の子どもからノートをもらっていたことを思い出す。それを見ると、あの当時の授業が浮かんでくる。貴重な財産。そういえば、この日記に時折書く授業記録を教材研究の参考にしていたが、それがなくなって残念、というメールをいただいた。リクエストに応えて、HPに単元ごとの私の授業論を書いてみよう、そこで附属時代の子どものノートも生かせるのでは、という気持ちが起こってきた。やってみよう、自分を鍛え続けよう。

教育事務所から10年目研修の講師依頼。「授業論」という指定。和歌山からも数学授業についての講演依頼。この夏も多くの皆さんに話をさせてもらえる機会をいただいた。準備等を考えると、限界に近い数。うれしい悲鳴。


2003年06月23日(月) 試験前の授業

2004年06月22日(火) 台風一過

昨日の台風の被害状況確認のため、校舎内外を確認。正門前のアカシヤなど立木が倒れたり、ネットが外れたりといった状況。やはり何と言っても職員室の窓ガラスに尽きる。学校HPに怪我をした教員の名前まで書いたため、昨夜に生徒から「大丈夫ですか?」というメールが入ったとのこと。今日も数人から「先生は大丈夫?」といった声があったとのこと。起こったことは大変なことだが、こういう話を聞くといい話。これもちょっとした怪我ですんだから言える話。

たまっていた書類をスキャンスナップで電子化、保存。机上はすっきり。1年生の授業観察。小刻みなノート指導やノートの取り方指導について、校長通信に書こうと決意。

ある職員のノートコンピュータが故障。原因を探るが分からず。ネットで検索。これらしいと予測がついても力不足。サポート会社に相談。すぐに対応に走ってきてくれる。本当は個人パソコンであるので正式には・・・のはずだが、状況を聞いて対応してくれるのがうれしい。必要なデータを取り出す方法のレクチャーを受ける。実際にやってみると、残念ながら、またどこかで障害あり。これは困ったと思っていると、自作コンピュータを何台も作っているという校務さんが、「ハードディスクを取り出し、データ転送をしましょう」という提案。1時間ほどで作業終了でめでたし、めでたし。実にあざやかな作業ぶりに感心。

午後は2年生、3年生の総合的な学習に外部指導者来校。2年生は接客・応対マナー講座。3年生は街の落書き消し活動のためのレクチャー。いずれも学校の思いや子どものことをよく分かっていただいての指導でありがたい。授業前後に校長室でお聞きできる話でも、学ぶことは多い。生徒とともに職員も多くを学んでいることと思う。

職員室のIT化を進める文書を作成。5月から抱えていた課題にようやく着手。

この日記を運営をしているところへ、1年前の日記が読める機能を作りたいと相談したら、ユーザーなら誰でも使える機能として見事?採用。本日、新機能案内が届く。さっそく追加。これで去年の同じ日の日記がワンクリックで読める。もっとも去年の今ごろはどんなことを・・・と思うのは書き手だけだろうけど。


2003年06月22日(日) 夏のフォーラムアップ

2004年06月21日(月) 台風6号の驚異の風

台風の進路が気になって、いつもより1時間以上早く出勤。ひょっとしたら早朝から登校についての電話が入るのでは・・・と心配したが、さすが中学生、皆無。学校HPの「緊急時の対応」がまだ準備中のままであったことに気づき、始業までの1時間で書き込みアップ。もっともこれは生徒手帳にはきちんと明記してある情報。朝の打ち合わせ後、職員は台風が接近した場合のことを考え、外回りの準備。

午前10時に暴風警報発令。給食も中止となったので、すぐに下校指示。雨、風がさらに強くなってきたので、職員に数カ所に散って、生徒の下校状態や通学路の安全について見てくるように指示。

午後からは、まとまった時間が生まれたが、やはり台風が気になって仕事ははかどらず。ますます強くなる風雨に心配していると、職員室で激しくガラスが割れる音。校長室を飛んで出ると、なんと窓ガラスが風圧?で割れて粉々。座っていた職員の頭に窓ガラスが当たって、その勢いで職員室内のあちこちにガラスの破片が飛び散っている状態で、職員室はパニック。吹き込んでくる風で書類は舞い上がる。それを集める職員。窓ガラスを塞ぐものを探しに出かける職員。ガラスの破片を集める職員など。ベニヤや小黒板で窓を塞ぐことができても、人の力で押さえ続けていなければなんともならない状態。風が止むまでそのままというのでは、隣のガラスが割れる可能性がある中で、あまりにも危険。最後は体育館から平均台が登場。それでベニヤを押さえて、ようやく人の手がいらない状態に。もっとも風も幾分おさまったこともある。

それにしても、間一髪。座っている位置がちょっとでもずれていたら、ガラスがまともに突き刺さったかもしれない。たまたま座っている者が少なくて良かったが、これがもっと多かったと思ったら、体が震えてきた。思わず、最後の最後に神様が助けてくれた、という気持ちになった。今日はこれに尽きる。


2003年06月21日(土) うっかり

2004年06月20日(日) 数学教育の原稿完成

早朝、メール確認など。角田明さんのHPで、地域で子どもを育てる意義についてのエッセイを読む。確かにその昔の時代に戻らねば!

原稿書き&朝食を兼ねて、コンピュータを持参して喫茶店へ。無線LAN完備が災い。半分の時間はネットサーフィン。

エアコン故障のため、窓を開け放す。昨年、日本教育工学会に参加したときにホテルでもらった南部鉄の風鈴をつり下げる。とても心地よい音色で、気分は実にさわやか。

台風のことも気にしながら、数学教育8月号の原稿書き。夕刻には完成。編集者に送付。一仕事終えて、ほっとする。久々に部屋の掃除も。

おやじの会の代表であり、元PTA会長の前田さんから、外部の方と授業を創っていく上での貴重な提言メールをいただく。「2学期初めまでには整えます」と期限を決めて約束。前田さんには22日に3年生の総合の時間で授業もしていただく。いわば学校支援ボランティア授業&藤原和博さんの「よのなか科」実践といった感じ。おやじの会などの皆さんとも相談しながら、本校でも「よのなか科」のような独自カリキュラムでやってもみたい気持ちもある。まあ当分は一人密か(書いているから密かじゃないか)にネタを考えたい。

雑誌「悠」の特集は「いま問われる校長の経営力」。そんなもの昔から問われているだろ!と斜め読み。藤原和博さんの学校経営記事に目がとまる。民間校長2年目で「よのなか科」実践からの広がりが楽しみ。楽しみなんて書いていては指摘を受けるかな?あなたも校長なんですよと。

掃除で有名なイエローハットの鍵山秀三郎さんの講述録「丁寧な暮らしで積極的な生き方を」を読む。何と言われても、一つのことを40年以上、きっちり続けていることがやはりすごい。「やり続ければ誰だって一流になれる」という信念。

ケーブルテレビで「環境ISOと環境コンサート」の放映を見て、横になる。


2003年06月20日(金) ようやく晴れ間に

2004年06月19日(土) おやじの会でベンチづくり

本校のおやじの会に参加。チェンソーを使っての丸太切りから始まるベンチづくり。こういう作業は正直なところ苦手。自分が作ったものは長持ちしない!というのは長年すでに保証付き。落語「宿替え」のおやっさんのように「誰だ!俺の作った棚に物をのせた奴は!」というタイプ。みなさんにご迷惑をおかけしては、ひいては自分が作ったベンチに生徒が腰掛けては危険(おい、おい!)と思いながら、迷惑がかからないところを担当。しかし、勘のいい方は、初めて触ったチェンソーでも、この道何十年という風格を醸し出す。さすが。1時間30分ほどで、部品の加工が完成。次回は生徒にも声をかけて、一緒に組み立て、仕上げ作業とのこと。


終わった後の昼食は格別おいしい。(それほどやったのか!とだれかにつっこまれそう)。子どもさんがすでに光中を卒業している方も、地域のことだから、と参加されている「おやじの会」。作業中には、先日の佐世保事件のこともちょっぴり話題に。こういうことも話せるのがいい。また、先日のPTAサロンもそうだが、この「おやじの会」も出会いを生み出す意味でも貴重。久しぶりに汗と冷や汗をかき、帰宅してシャワーを浴びる、いい土曜日。

小牧市交響楽団の事務局へ。書類提出。

いよいよお尻に火がついてきた締め切り間近の数学教育の原稿。やはり進まず。ついついネットを見てしまう弱い自分。子どもを怒れないよなあ、やることやってから遊べと!

産経webに「どうして?に挑戦…解答の過程問う算数ドリル発刊 」という記事発見。記事の中に「論理的な思考力や表現力を重視し、解答までの過程を説明させるユニークな問題集」という記述あり。問題集としては”ユニーク”といえば確かにそうだが、授業の中では当たり前の世界。それがテストとなると答えだけあっていればいい、ということがあまりにも多いのは確か。この問題集の解答・解説が見てみたい。小学生が分かるレベルでどう書かれているのか興味がある。

もう一つ。読売webに「2進法で遊ぶ江戸庶民、錦絵見つかる」という記事。2進法と言えば、今は中学校の教材から消えてしまったもの。2進法をネタにした数学発見ソフトは随分作って、おもしろい授業(自画自賛)をいっぱいやったのを思い出す。佐伯胖氏に見てもらった「★をつかめ」なんていうネタもあった。ああ、授業がやりたい。


2003年06月19日(木) 健全育成会議発送など

2004年06月18日(金) 今日は校長室でもっぱら懇談

午前中は9月から稼働開始の職員室グループウエアについて、事前にどこまでデータを準備し、どこまで整備をしておくか、またそれまでの事前研修などについて、たっぷり打ち合わせ。午前中のほとんどはこれに費やす。

昼食時に、カウンセラーの宮本先生と懇談。状況を聞きながら、担当者に具体的に指示を出した。

午後は、「@発見島」という自分の授業アイデアを活かしていただいているソフトウエアについて、開発会社のベネッセと懇談。さらにどのような資料を用意したら、ユーザーにうまく活用してもらえるのかという点で、自分なりの考えを話す。結局は、普段の授業が、子どもの意見をより活かそうというスタンスで進められていれば、うまく活用できるソフトなのだが・・・。これを使ったら、こんなに楽しくて質の高い授業ができたという声が出てこないかなあ。

いわゆる夏の市内大会では、自分は水泳競技の部長。校長となると、本当にいろいろな立場にさせていただける(笑)。本校は担当校。出場予定の小中学校水泳部顧問に集まってもらい、夏の大会までのスケジュールの打ち合わせなどを行う。部長と言ってもほとんど名前だけ。審判長の和田先生におんぶにだっこ。ありがたい。立場的には緊急時の判断、これに尽きる。

夕刻から教頭先生のご兄弟の通夜(お別れ式)に参列。高速は事故があって、しばらく渋滞。豊橋ということもあって、遅くに帰宅。


2003年06月18日(水) 眠れていなかったかも・・・

2004年06月17日(木) 道徳研究授業

先日の教師力アップセミナーの苅谷さんの講演記録をまとめ直す。現在の教育改革について教師が持っている感覚と、学校五日制となって、さらに子どものいない土日、長期休暇に出勤が増えている実態から、本当にこれでいいのかと始まった講演。数日経ってみると、ますます厳しい指摘を受けたものだと改めて思う。参加者を交えて、苅谷さんと現状を打破する方法について話し合うとさらにおもしろいかもしれない。

PTA新聞発行される。以下は自分の原稿。
「大人の学びの姿を見せたい」
 本校の教育目標の一つに「生涯を通して学び続ける子どもを育てる」という文言が開校以来掲げられています。子どもたちは学びから逃走している、学ぶ意欲をなくしていると問題視されている中、本校が掲げてきた「学び続けることができる力」は今まさに求められている力です。
 そのためにはどのような取り組みをしたらよいか、職員一丸となって考えているところですが、何よりも大切なことは学ぶ環境作りです。ご家庭での環境はいかがでしょうか。とりわけ大切なものは大人の姿です。余暇を利用して大人が学びを楽しんでいる姿をぜひ子どもたちにみせてやってください。子どもたちの学ぶ手本は皆様なのです。


各学年の道徳研究授業。今回は3学年とも「心情に訴える」タイプの授業。5月に自分も体験したが、子どもは考えを発表するが、どこか優等生的な意見で、本当に価値に迫りつつあるのかと不安になり、手応えが今一歩という、授業者として、とてもやりにくい授業。果敢に挑戦した3人の教師に敬服。研究協議では、やはり話し合いの部分をどう構築していくのかが話題。授業者の教育技術がしっかりしているだけに、その部分の展開が焦点となる。それだけいい授業だったわけだ。互いに授業について学び合うのは、やはりいい。3年生の協議会に入ったが、当然、正解はないわけで、必死に考えた時間は、実に充実していた。

「校長通信:最近の教育事情NO2」を書く。ちょっと茶目っ気を入れて。

神戸先生から電話をもらい、夏に小中学校に導入予定の職員室グループウエアをソフトランディングさせるためにあれこれ考える。コンピュータ整備検討委員会として取り組まなければいけない課題は山積だが、やりがいのある仕事。神戸先生のように先の先まで読んで、いろいろと提案してもらえる方がいるのは実にありがたい。自分のグランドに引き寄せて、どう先をイメージしていくか、神戸先生のような思考ができる人がどれほどいるのだろうか。話を聞いても自分の場に引き寄せて考えない人がけっこういる。「話は聞きました」という事実だけしか残らないのは、悲しすぎる。

数学教育8月号の原稿を書き始める。締め切りは21日。う〜む、大丈夫とまずは自分に暗示をかける(笑)。久々に自分のHPアップ。忙しいときにわざわざやるような作業じゃないのに、と思いながら。すでに原稿逃避傾向。


2003年06月17日(火) PTA関連の仕事で半日

2004年06月16日(水) いやはや、なんといっていいやら・・・

登校指導日。遠出をして子どもの登校状況を見る。

IT授業実践事例にぜひ応募をと、メール&電話をもらい決意。事例集も回を重ねてきたために、「授業実践」といいながら、学校教育における「IT実践」なら可能とのこと。一気に書き上げ、応募用紙をFAX。

続いて、CECの学校企画応募のための文書作成。これについてはこちらから意欲的(笑)に。うまく採用されて4月から取り組み始めたHP実践に拍車がかかることを祈る。

いつもより多い文書決裁とメール処理。

明日は3学年とも道徳研究授業。資料を提示するためにプロジェクタ等の機器利用検討。カシオの書画カメラもその一つ。いろいろとやってみるが、今一歩。こちらの使い方の修練も必要。

コンピュータ委員長として、ある学校のHP更新システムについての検討会議出席。一番大切にしたいのは、学校が少ないスタッフの中で、負担なく、気軽にHP更新ができ、保護者や地域から信頼を増すことだ。市内どこでも同じシステムが導入されているのに、更新ができないのはなぜ?という声も出てくることも十分考えられる。それを出席者に押さえた上で話し合いを進めたが、調整は困難を極める。2時間強の話し合いを得て、一応の結論を見てほっとしたが、いやはや、なんといっていいやら・・・、それぞれの立場が全ていいようには、当然ならないものだ。

その後、コンピュータ委員会の文書をメール箱に入れるために市教委へ。9月から導入されるVPNについて懇談。帰り際に数学的な考え方について質問を受け、附属の教官室で、数学的な考え方について延々と論議したことを思い出した。あのころは何についても燃えたものだ。ある面、人間がずいぶん丸くなった。見た目にも!と言われそう(笑)。笑っている場合じゃないかなあ。

中日新聞に第58回小牧落語を聴く会の批評が載る。久しぶりに小牧落語HP更新作業。アップ完了。


2003年06月16日(月) 早朝から原稿書き

2004年06月15日(火) 県PTA総会

コンピュータ委員会の連絡文書作成、各委員へ文書と参考文献の配布手配。これでけっこう時間をとる。明日の会議の準備、第九演奏会の諸連絡など。

午後から、愛知県芸術文化センターで行われる愛知県小中学校PTA年次総会に出席。県下の小中学校から2名ずつが参加しての会だけに、会場は満員。4階席までびっしり。ひさしぶりに知事の生の声を聞く。

名古屋までの行き帰りで、小冊子「やればできるIT活用」や雑誌の特集「絶対評価」に目を通す。

帰宅。友人の歯医者で治療。例によってプロジェクトXを見て感動。


2003年06月15日(日) 激しい1週間の締めくくり

2004年06月14日(月) 第1回学校公開日

早朝に起きて、途中書きだった校長通信第7号を書き上げる。そして、ミニ講演会の構成を決める。久しぶりに成果が上がった朝。

出勤。校長通信、講演会資料印刷。公開日諸準備。

9時30分ごろに遠く岡山から後藤さん(後藤教育研究所)が来校。本校に興味を持っていただいてありがたい。また、教育コンサルタントの大西さんも来校。二人の教育を見るプロに見ていただけることになった公開日。幸運。

このころからはチラホラと参観の方も増え、10時からの教務ミニ講演「新しい学校づくり」には30名ほどの方が参加。10名もみえればと思っていたところなので、うれしさいっぱい。本校の総合的な学習についてよく分かっていただけたことと思う。

休憩時にはコンピュータを20台近く立ち上げて、本校のホームページをご覧いただく。

そして自分のミニ講演「楽しい授業を通して学力について考える」。ありがたいことにさらに人は増え、椅子を追加。台形の面積の公式の扱いが揺れていることを話題に学力問題へ。本校の教育目標を4つに分解して以下のように、
(学び続ける)
(感性=豊かな感性)
(実践力=正しい実践力)
(たくましい心身)
と説明。皆さんから子どもの教育は学校にまかした(任せた)と言われる学校にしたいと思っていると紹介。
そして、学びを楽しみ続けようとする力を養う授業例として、「17段目の秘密」をネタに授業。お母さん方もわいわい言いながら、熱心に取り組んでいただけた。

保護者同士の交流の場として開設したPTAサロンも満員御礼だったとのこと。HPについてのご意見をいただいたり、情報紙発刊の考えを伺ったりすることができた。学校のことを実によく考えていただいていて、本当にありがたい。

午後も2時間の公開。特に6時間目は光ヶ丘小学校の先生方も参観。子どもたちの様子を見ていただき、本校職員と学年別に懇談。あらためて考えてみると、プログラム満載となった公開日。

最後は、大西さんと後藤さんから、教頭さんら4人で、今日1日で感じられたことをお聞きする。学校運営について、とても貴重な示唆をいただいた。さらに今日の充実度は増した。やってみることで見えてくるものは、いっぱいあることを実感。

1日事務的な仕事をしなかったために、夕刻から文書決裁をしたり、諸整理をしたり、HPをアップしたりで、時間がかかって、いつのまにか職員室には教頭さんと二人。互いに労をねぎらいながら帰宅。

疲れたが気持ちは充実。楽しみにしていた「メディアとのつきあい方学習」(著 堀田龍也)を読む。一気読みできる良書。これを読めば「真の情報教育」について誰もがきちんと掴める。

福井から講演依頼をいただく。「中学校数学=少人数指導のあり方」というテーマでの依頼。この夏は福井に2度伺うことに。与えていただく機会に感謝して、全力を尽くしたい。


2003年06月14日(土) 教師力アップセミナー

2004年06月13日(日) ディベート選手権

第9回目の中学校ディベート選手権を金城学院大学で参観してきた。もちろん我が光ヶ丘中学校の出場があってのことだ。昨夜遅くまで資料や主張の再確認をしていたとのこと。ディベート部があるわけでもなく、子どもたちは授業や部活動、校外活動の時間以外で自分の時間を調整して、ここまでやってきたわけだから大いにほめてやりたい。

さて、自分にとっては本格的な選手権を見るのは初。論題は「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」。相手校は金城学院高校。我が校は肯定側に立っての主張。立論、質疑、反駁も事前準備がよくしてあって、データに基づき、きちんと主張ができた。相手の不十分な点や思いつきの考えはきちんと指摘ができた、と思う。しかし、判断は、ジャッジの3人。44分間の議論後、なんともいえない空気が10分間流れ、結果発表。2対1で我が校の勝利。あらためて、この段階まで到達するだけでもよっぽどのものだなあと実感。「よくやったねえ」と選手に声を掛けにいったが、すでに選手は第2回戦へ気持ちは高鳴っていて、向こうの方がむしろ大人。第2回戦は附属三重中学校。残念ながら敗退。それにしても2年生だけのチームでよく頑張ったものだ。OBが後輩をきちんと指導する伝統の中で重ねてきた歴史。いい記録を残してくれた。

帰宅。この時期になると、どうも体調が優れない。夕刻から横になる。幾分、体調も戻り、明日の学校公開日でのミニ講演の準備を始める。これまではほとんど公開日の来校者はなかったとのこと。少人数でもできるものと考えながら、「17段目の秘密」からどう学力の話につなげようか構想を練る。でも、どうみなさんが反応していただけるか・・・、要は考えもまとまらず、やるしかないと決意して寝る。(こんな状態だと、翌朝、あせって、そして終わってみてもっと準備しておくだったと後悔するだろうと思いながら)


2003年06月13日(金) 激動の三日間

2004年06月12日(土) 教師力アップセミナーの苅谷さん

教師力アップセミナー苅谷剛彦講演。「教育改革の新段階と学校に求められる課題」を聞く。

予想していた以上に若く、エネルギッシュで、そして刺激的な話だった。正直、データはこの辺りの教師の思いが十分反映されていないのではと思ったが、あくまでもデータに基づいた明確な講演には満足。これからの教育界の動きもよく分かった。講演後、一緒させていただいた応接室での苅谷さんは、学力低下論争で、世の中を動かした人とは思えないほどの気さくな方で、ますます魅力を感じた。

ジュニア奉仕団の定例的な活動の一つ、身体障害者療護施設ハートランド小牧の杜での「喫茶コーナー」に顔を出す。この活動は、月に1回程度、入所者の方々に子どもたちが飲み物や軽食を出しながら、お話をして、ふれあいをしてこようというものだ。活動したいという子どもは毎回20名ほどあるそうで、調整して7名ほどに絞っているとのことだ。世話人さんや担当の堀部先生の指導があってのことだと思うが、笑顔でテキパキと活動している子どもたちを見ることができた。堀部先生からは「自分の息子のお嫁さんにしたいくらいによく働きますよ」というコメント。活動の様子が分かってもらえることと思う。

学校に顔を出す。明日のディベート選手権の準備中。今日も卒業生や藤岡先生が来校し、子どもたちに指導。感謝。教頭さんは、ここのところの学校行事の様子を伝える掲示物作り、教務さんは学校公開日の部屋の準備等、休みでも精力的に動いている。これも感謝。苅谷講演の中でも中学校教師のほとんどは土曜日も出勤とのデータ。まさにそのとおり。

学級経営案等に目を通し、それぞれの教育観を読む。今日の苅谷さんの講演での指摘、目標とやり方がセットされているかと言えば、自分が示した学校経営案も不十分。練り直しを始めたい。

夕刻から「大山川ホタルまつり」へ。地域行事でもあるので様子を見ることも必要と判断。行ってみてびっくり。こんなに大規模で人が出ているとは。風もさわやかで気持ちがよい2時間。光小や篠小の子どもたちの発表を聞き、帰宅。

バラエティに富んだ1日。明日のディベート選手権、準備の成果が出ることを願って寝る。


2003年06月12日(木) 学校訪問日

2004年06月11日(金) 環境コンサートの反響

中日新聞朝刊に昨日の「キックオフ宣言と環境コンサート」のことが掲載された。これで何人かの地域の方が学校の取組を知っていただけたことと思う。

朝の打ち合わせでは昨日感じた学校への期待感を知らせ、「次週の学校公開日では開くことの喜びを互いに楽しみましょう」と話した。確かに学校宛にも、昨日の感想、HP掲載資料のお願い、リンク願いなど、期待を持っていただいているメールが届いていて、取組の手応えを感じた。

篠岡地区共済友の会総会出席。8つの小中学校のPTA役員さんも出席。学校に戻って、午前中は、昨日の様子をHPで発信したり、昨日見た体育や英語の授業所感を話したり、文書決裁をしたり。久しぶりに来客や電話もなく、落ち着いてできた。

5時間目は教育実習生の授業観察。実験方法を子どもたちに考えさせ、その後、演示実験をし、結果をまとめようという授業。2週間実習の成果が見え、子どもとの関係づくりもできていて安心した。

音楽主任者会で挨拶。11月の音楽会の運営について協議。第九演奏会について情報を得る。

再び学校に戻って、リクエストがあった資料をHP掲載。教頭さんもホタルまつり情報をHP掲載。1日で5つの情報発信。「本当に気軽に発信できるシステムが手に入ったね」と二人で実感。

教育実習生が指導を受けたいと校長室へ。いろいろと話している内に、実習生は感極まって落涙。いい2週間を過ごしたということだ。

帰宅。リピート山中さんのHPで本校生徒の書き込み発見。うれしい気持ちになり、明日への元気も出る。


2003年06月11日(水) 環境コンサート1日目

2004年06月10日(木) キックオフ宣言&環境コンサート

昨日のリハーサルで事前に子どもたちへの意識化が必要と判断。急遽、早朝、集会が開かれた。急な変更で困る職員もあったろうが、実態に基づいて柔軟に対応することも必要。

学校版環境ISOキックオフ宣言で、子どもたちに校長として話すため、再度、インターネットなどで資料検索など。しかし、電話が入ったり、来客があったりと原稿を書くまでに至らず。

3時間目は体育の授業観察。ソフトボールの授業。授業の始まり方、終わり方などきちんとルールができていて気持ちがよい。体育の授業は運動量の確保が一番だが、無駄のない授業構成で感心。

4時間目は教育実習生の授業観察。素直な人柄があちこちで垣間見ることができた。自分の指示のまずさを素直に謝り、説明不足の点をしっかり補足し、この時間を精一杯充実させようという気持ちは、子どもにも伝わるはずだ。わずか2週間の実習。何事も素直に受け止めることだ、という最初の指導が生きているようでうれしかった。

隣接の学級の授業も見る。国語はピーンと張りつめた空気の中で、実に集中度が高く、まさに子どもたちを鍛えているという授業だった。一言も逃さないぞという子どもの学びの姿が見られ、これまでの指導の積み重ねにも感心した。
英語の授業では、一部の生徒に黒板に書かせている間を利用して、教師が個々の生徒と学習内容に基づいた英会話がされていた。なるほど、こういう時間も有効に使えるものだ、汎用性は大いにありと、これも感心した。

「学校版環境ISOキックオフ宣言」と「環境コンサート」。中日新聞、ケーブルテレビの取材もあり。ボランティアとして本校の保護者も数人参加。私による学校版ISOの概要と意義説明、生徒会による子どもの宣言、教師の取り組み宣言、そしてリピート山中さんの環境コンサート。生徒会執行部が短時間で良いプレゼンを作り、うまい発表をしてくれた。教師も子どもたちの前できちんと示したことで、その意気込みを感じてくれたことと思う。コンサートは、リピートさんのますます磨きがかかった子どもたちへの呼びかけ、とても澄んだ声で心に響くあったかい歌で、心動いた子どもも多数あったことと思う。とてもいい会となった。ただ、はにかみ屋が多いのか、「こまき〜」という呼びかけが今一歩。本当は腹から声を出したかった生徒もいたのでは。

終了後、校長室で、リピートさんやエコネットのボランティアの皆さんと懇談。教育コンサルタントの大西さんからも、いろいろな助言をいただいた。数人の方からの「進んで挨拶ができる子どもが多くなったような気がしました!」という声はうれしかった。また「ホームページを毎日楽しみにしています、学校が変わってきましたね」という声も格別うれしい。

帰り際、リピートさんのそばによってきて話しかける生徒がチラホラ。歓談する姿を見ていると、何かこちらもうれしくなってしまう。真摯に対応していただけるリピートさんに改めて感謝。

夜は再びリピートさんらと懇親会。後半はミニコンサートといった感じにもなって、いつのまにかアルコール量は許容量をとうに超える。体中、まっかかになって退散。その後はいつものように記憶なしというような状況。楽しいお酒だった。



2003年06月10日(火) 数学教育の話がいっぱい

2004年06月09日(水) 終日、新任校長研修会

終日、新任校長研修会に出席。小牧と西春地区の新任校長8名に対して、県と市の管理主事、指導主事、そして小牧市教育長が講師という、いわば豪華集中研修。2ヶ月余を過ぎた各校長の学校経営への思い、悩み等をそれぞれ聞いていただいた。また、校長のあり方について多方面から話をいただき、あらためて身が引き締まり、そして胃がキリキリと痛く感じた。精進せねば。

学校に戻り、文書決裁。夕刻から、明日の「キックオフ宣言」のリハーサルが始まっていたが、安心して、東部市民センターの市民コンサート準備へ。すでに多くのエコネットの方々で準備も終わり、自分は段取りを確認する程度。献身的に働かれる方々を見ていると、本当に気持ちがいい。

桃ヶ台地区でのコンサートであるので、ぜひ光ヶ丘中の校長である玉置さんがご挨拶をと勧められ、自分が立つのは申し訳ないと思いながら、皆さんに顔見せ。今日の研修会で挨拶の重みも十二分に聞いてきただけに緊張の中、言葉を選びながら格調高い挨拶・・・は、やはり無理。最後は小牧落語の世話人らしい挨拶といった感じで(笑)。

リピートさんのコンサート、子どももたくさんいたが、心に響く歌は子どもの心も落ち着かせ、いつもと同じようにいいコンサート。「来るべき未来」など大好きな歌もいくつかあって観客としても満足。こういうコンサートを随分みんなでやってきたなあとしみじみ思い返す気持ちにもなった。明日は我が校でのコンサート。みなさんにお願いをして帰宅。

名古屋経済大学の市民講座(9月)での講演依頼をいただく。演題は「情報ネットワーク社会における子どもたち」。学校教育でどのように情報教育が進んでいるのか、そして子どもたちの姿と変容を中心にお話しさせてもらうことを了承して引き受ける。また勉強の機会をいただいた。ありがたい。

疲れが溜まってきた。いつもより若干早めに床につく、


2003年06月09日(月) 悲しい出来事に対応

2004年06月08日(火) 校長会議でプレゼン

午前中は校長会議。市教委からの指導、校長会所管事項検討など。その中で、9月に全小中学校の職員室にグループウエアが導入されるため、小牧市コンピュータ整備検討委員長としてプレゼン。学校経営の視点からどうとらえ、どう活かしていけばよいかを20分ばかり話した。

地域コーディネータの森澤さん来校。昨日から作り始めた「学びの支援者」のHPを見てもらう。フォーマットで若干の指摘をいただいた。ありがたい。

10日の学校版環境ISOの「キックオフ宣言」について相談をする。生徒会執行部に渡す進行表を作成。生徒会執行部が作ったプレゼンは予想以上の出来。作業風景をHPでアップ。また、「図書だより」から一部をアップ。学校の取り組みがよく伝わるはず。今週から始めた(電子)学級日誌を読む。子どもらしいなかなかの内容。これなら学校外への発信も予定より早くやれそうな感じ。プロジェクタにメモリカードを差してスライドとして活用する手法を職員に紹介。これなら使えるという声あり。

写真を大きく見せたいという要望を聞き、プロジェクタにメモリカードを入れて、本体のみで映写する方法をデモ。こんなことができるとは知らなかったという声、多数。しばらくはIT機器、プレゼンテーターになろうかしら。

文化振興課長、係長と音楽指導事業と第九演奏会について相談。音楽教育研究会の開催日で、市内の音楽教師の前でも、趣旨説明をしていただいた。

東海市から研究会での助言依頼あり。[「勉強させてもらいます」と引き受ける。「初等理科教育」という月刊誌が届く。コラムに自分の原稿が掲載。「校長のリーダーシップ」というタイトルで。校長就任16日目で書いた原稿。ちょっと生意気だったかな?

夜、小牧シティホテルから電話。リピート山中さんらの宿泊代の件で問い合わせ。連絡の行き違いあり。さっそく飛んでいきお詫びをする。続いて互いのミニ近況報告会となった。いよいよ明日からまた始まる。市内巡回環境コンサート。明日、18時30分からは東部市民センターで、市民対象の環境コンサート。たくさんの人にぜひ聞いて欲しい、リピートさんの心あったまる歌声を。

愛教大の飯島先生から、「オンラインビデオ授業検討会参加者募集」のメール。さっそく参加申し込み。楽しみがまた一つ増えた。昨年やったGC活用研究会の今年度開催についても話題に。


2003年06月08日(日) いい天気に原稿書き・・・

2004年06月07日(月) 電話、電話、また電話

先週は修学旅行引率で学校不在に近い状態。ということで、実質、今日から勤務。それを待っていたかのように、朝から電話、電話、電話。もちろんこちらから掛ける電話もあるが、こんなにも続くものだと感心するくらい。あっという間に2時間ほど経過。

もちろん、そのおかげで成果が上がった。明日から始める校務支援用システムのプレゼンの確認、各担当への連絡、第九演奏会の件、エココンサートの件など、一気に進展。

11日の音楽主任者会の資料作成。校務支援システムプレゼン資料印刷。綴じ。

今日から始まった読書週間での取り組みを教頭さんがすぐにHPにアップ。このごろは、これはHPに載せるといいなあと思っていると、更新メールが届く。これがうれしくてしかたがない。教頭さんとこのHP更新システムについて相談。なるほどという改善意見をもらう。

文書決裁。生徒指導報告を聞く。授業観察3クラス。夏の尾張旭での講演調整。IT実践応募の参加依頼など、今日はバラエティに富む日。校長室での1年生の学年部会は道徳指導案検討。授業と聞くと、どうしても黙っていられないこの性分。許可を得る前についつい参加。IT活用のヒントを出す。

地域コーディネータの森澤さんから取材データ第1弾が届く。光ヶ丘中にこれまで何らかで関わっていただいた皆さんの人柄がにじみ出るいい写真とコメント付き。これは思わず編集作業に力が入る。森澤さんの苦労に報いるためにも頑張らねば。それにしても写真がいい。気心がしれた方が撮る写真のよさがよく伝わってきた。今週中に編集を終え、ぜひ我が校の「学びの支援者」の皆さんをHPで紹介したい。

夕方から、小牧中の神戸先生と校務支援システムのプレゼンや分担について確認。小牧中の様子を久しぶりに聞き、刺激を受ける。視察も続いているとのこと。3月の東京でのフォーラムに参加して、小牧中の視察を決めたという方もけっこうあるとのこと。これもうれしいことだ。

帰宅。さっそく「学びの支援者」のHP作成作業を始める。レイアウトを決めるまでに時間をかけ、作業開始。いい雰囲気のロゴも完成。思わず力が入る。


2003年06月07日(土) エコネット打ち合わせと原稿書き

2004年06月06日(日) プレゼン完成

朝から市内小中学校に導入予定の校務支援用システム(入れ替え・新規)のプレゼン作成を始める。導入コンセプト、システム紹介、学校経営の立場からどう活かしたらよいかなどをまとめた。今週から校長、教頭、教務、校務、事務会議で説明を始める。投資が無駄とならないようにぜひ有効活用されるように願うばかりだ。もっとも小牧中での実績があるだけにシステム的にはまったく問題は感じていない。要は活かしていこうという気持ちのみ。実はこれが一番難しい。

ずっと見そびれていた昨年11月の教師力アップセミナー、志水廣先生講演ビデオを見る。「志水式計算練習法、○つけ法、復唱法」の裏付けを中心とした講演。「○つけ法」というと単に○をつけるだけ、「復唱法」というと単に繰り返すだけととらえてしまう方があるので、こうした学問的な裏付けがあるのはいい。自信をもって勧めることもできる。

最近はネットでしか本を買っていなかったので、久しぶりに本屋に出かける。「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」(著 香取貴信)「ゲーム脳の恐怖」(著 森昭雄)を購入。「ディズニーで教わった」は一気読み。これは就職前の若者にはお勧め。中学生が進路学習で読んでもいい本。「ゲーム脳」はネットの書評を見たら批判ばかり。論理的にむちゃくちゃといった厳しいものがずらり。かえって興味が湧く。批判されても18刷という事実。これだけ売れれば著者も文句はあるまい。

昨日、今日と久しぶりにテレビを見る。NHKスペシャル「21世紀 日本の課題 シリーズ・景気回復は本物か」を見る。昨日の新メイドインジャパンの開発、今日の地方の挑戦、ともに興味深かった。最終結論は、「国をあてにせず、自ら変革の努力を」、出演した議員からは「地方には力がありますので期待しています」、こんな感じ。産業も教育もおかれた状況は同じ。


2003年06月06日(金) 授業シミュレーション

2004年06月05日(土) 義家弘介さんのテレビ

NHKでヤンキー先生で有名な義家弘介さんの番組を見る。を通して描いていたイメージと違って、もっと骨太の教師。まったくそのとおり!と思わず膝を打つ教育論がたくさん聞けた。

小牧落語HP、ひさびさのアップ。教育予算要望原稿訂正版、メールにて送付。同級生の歯科に行って治療。今日ものんびりできた1日。


2003年06月05日(木) 暑いなあ〜と感じる日

2004年06月04日(金) 教育予算要望委員会出席

今日は修学旅行引率の関係で、勤務振り替えで休みの日。しかし、3日間、学校不在で決裁すべき文書は溜まっているし、午前中には教育予算要望検討委員会があったりと、休んでいられない状況。ということで出勤。

朝の打ち合わせで、成果があった修学旅行の報告、佐世保の事件についてのコメント、不在中の学校運営へのお礼を述べる。

「教育予算要望検討委員会」出席のため味岡中へ。3時間ほどの審議。予定ではまだ数回実施予定であったが、検討もスムーズに進み、今回で顔を合わせての会議は終了。後はメールでやりとりということになった。ようやくIT化がここまで進んできた。喜ばしいことだ。

午後は完全オフ日。久しぶり。


2003年06月04日(水) 八ヶ岳二日目

2004年06月03日(木) 修学旅行3日目

最終日も快晴。1週間前の週間天気予報が嘘のよう。子どもたちは疲れからか、動きがやや鈍い。予定より遅れてホテルを出て、4クラスは国会議事堂へ。そこに同伴。国会のまわりにずっと学生の列。修学旅行での国会見学ピーク。我が校も入るのに30分。庭で30分。逆に議事場はわずか1分程度の見学という状況。これだけ見学者が多ければ、いたしかたない。お出迎えいただいた議員さんと佐世保の事件について話す。

続いて、浅草に向かう。学級写真を撮って、最後の班別行動。仲見世でお土産購入。昼食、そして東京駅へ。

新幹線の待ち時間で、学校HPで国会見学や浅草での様子アップ。15時13分発のぞみで名古屋。名古屋からバスで高速を通って学校へ。

学校で解団式。校長挨拶では、「天候に恵まれたこと。全員が無事に帰ってこられたこと。目標に対して自己評価を。家に帰ったら旅の話をすること。それが送り出していただいた家の方への感謝になること。感謝100回の達成状況も評価を。先生方の綿密な計画や添乗員さんらのサポートがあってできたことを忘れない」。こんな話をした。

職員室で簡単な打ち合わせ。それにしても、先輩校長がこういう場でよく口にしていた「全員が元気に帰ってこられたことが、なりよりだ」という言葉の重さを痛感した。特に、自分が修学旅行担当として頑張っていたときは「問題が起こらないようにやっているのだから、校長さんは何を言っているのか・・・」と思ったこともあった。しかし、どれだけ準備をしても問題は起こることはあるわけで、「全員無事帰着」ということは、本当に肩の荷が降りたという感じである。この職になってみて、改めて感じることは多い。

帰宅して、まず大量に届いていたメールの確認。新聞に目を通し、のんびりする。


2003年06月03日(火) 今度は2年生が八ヶ岳へ

2004年06月02日(水) 修学旅行2日目

修学旅行2日目。天候は申し分ない。富士山がペンションの目の前、裾野までしっかり見える。ここまで綺麗に見えるのは珍しいとのこと。幸運が続く。久しぶりに担任の気分で各部屋をのぞいて朝の挨拶や点検(3組男子と私だけが泊)。出発前に富士山をバックに写真撮影。山口湖畔でも、急遽学級写真を撮り、一路、新宿へ。計画通り、ピタリ10時30分到着。そこからは生徒は班別行動。職員は都内各所に散って、もしものことが起こったときのために待機。自分は東京駅へ。

構内の無線LANスポットで学校HPアップやらメールの確認。9月から導入される市内校務支援システムのプレゼンテーションづくりも始める。緊急事態はまず起こらないと思いつつ、落ち着かないのは確か。

14時に東京から舞浜、そしてディズニーへ。集合時刻に遅れた班がいくつかあったが、全生徒、元気に到着。20時30分まで班行動。子どもたちは小走りにデートをくぐっていった。

さて、自分はどうしようか。パンフレットを眺めながら、プレゼンの続きでも作ることができるところを探しながら、いつでも対応できるように待機。もっともディズニーで問題が起こったことは聞いたことがないので、正直、のんびりと過ごす。教頭さんから学校の様子や、訃報連絡、ネットカメラの工事状況を聞き、向こうも順調であることに安心する。

添乗員さんたちはこの時間が稼ぎ時。携帯でお客様と連絡をとりながら、旅のコーディネート。添乗先なので詳細な資料を見ることができないが、向こうの質問にテキパキと答えている様子。どんな職業でも、体の中に蓄えた仕事の基礎力が問われるものだ。

やはり集合時刻に遅れた班が若干あったが、その他は問題なく、バスで新高輪プリンスホテルに移動。22時ちょっと前に到着。子どもたちはすぐに各自の部屋へ。自分は学校からのHPアップ依頼メールを確認して、1,2年生の総合学習での様子をアップ。こちらからは「修学旅行二日目も無事終わりました」と報告HPアップ。23時から職員で打ち合わせ。「感謝100回」を再度子どもたちにと先生方にお願いをして、二日目も終了。


2003年06月02日(月) 教育実習始まる

2004年06月01日(火) 修学旅行1日目

今日から3日間は修学旅行引率。週間予報では3日間とも雨マークが続いていたが、前日には初日の午前中のみ。しかし朝には雨は上がって予定通り出発。幸運!お昼には冨士緑の休暇村に到着。昼食を食べて、学級写真撮影。富士山麓の青木ヶ原樹海と洞窟探検に。自分は休暇村で待機。時間通りにプログラムを終え探検で泥まみれという生徒もいたが、それだけ楽しんだということ。

自分は「ホールアース」という体験学習をコーディネートしたスタッフと体験学習のプログラム作りについて懇談。あまりにも安全に重点をおいた、いわゆる作りすぎた自然体験ではなく、今後も今回のような内容の継続を要望。しかし、なかには泥がついたことでクレームが出る場合があるとのこと。プログラム作りの悩みも聞いた。休暇村のテレビで、佐世保のとんでもないニュースを聞く。本当に声を失う事件。

その後、山中湖畔の12戸のペンションに分泊。オーナーの心憎い演出がある、おいしい食事とオーナーと子どもたちの温かい交流。特にオーナーが自分を語ったときには、集中力もより増して、子どもたちは話に耳を傾けていた。雰囲気のよさもあるが、大人が飾らない言葉で語ることは大切だと感じた。PHSで学校ホームページアップを試みたが、通信状況が悪く断念。11時過ぎには静かになった子どもたちの各部屋に安心して横になる。


2003年06月01日(日) 小中学校巡回環境コンサート打ち合わせ