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前作より間をおかずに2作目が出たのは嬉しい限り。 「明智卿死人を起す(小森 収)」読了。 行方知れずになった上級陰陽師の捜索を帝直々に依頼された明智卿と天晴は堺へ。 その頃京では亡骸が盗まれるという事件が相次ぐ。 堺について情報を集めようとした矢先に次から次へと事件が立て続けに起こり立ち止まって考える暇もない。 転がるように起こる出来事と幾つもの証言。 ピースが嵌まりそうで嵌まらないもどかしさから先を急いでしまう。 おお、こことあちらが繋がるのか。 死者蘇生の魔術がキーになるがそれ以上に科学が勝利したような結末だったので次回は魔術にもっと焦点を当てて貰いたいかなあ。 (次作は決まっていて「明智卿西へ」になるらしい) 今作の面白さは堺という街の面白さだったと思う。 勿論実際の堺ではなく、小森流の魔術師がいる世界の堺だけれどもやっぱり商人の街特有の流儀や風俗などが面白い。 なんとまあ活気のある街だこと。 そしてなんといっても今回の主役は子ども2人だろう。 目端の利く甚吾としっかり者の弥一郎。 特に甚吾がいなければ明智卿も如何ともできなかったろうなあと思う次第。 賢くてすばしっこくていい子だ。 おまけに天晴の弟子になってしまうんだから次回も出て来るかな。 出てきたらいいな。 とはいえすっきりとした終わり方ではなかったのは残念。 もやっとしたのはやはりあの男にしてやられたからだろう。 かの御仁とはいずれ決着をつけるようになるんだろうけれど、まさかホームズとモリアーティみたいな関係になったりして? そうそう、明智卿に兄者がいたのにはびっくり。 しかも大男と小男の双子。 球七球八ってそんなネーミング? しかも外津国にベースボールをしにいく? そういえば惜(オシム)氏もいたな。 相変わらずお遊び全開で一々拾うのも大変で楽しかった。 さすがに次作は間が開くだろうけれど楽しみに待つよ。
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