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残り2篇を一気に読んだ。 「山伏地蔵坊の狼狽(阿津川 辰海)」 「型取られた死体は語る(今村 昌弘)」 有栖川を全作品読んでいるわけじゃないので実は地蔵坊は知らなかった。 どうやら1冊の短編集があるだけらしい。 どこかブラジル蝶の謎を彷彿とさせる話だけどきちんとホワイダニットが寝られていて良かった。 阿津川氏は未読なれど読みたい本にチェックは入っているのでいずれは・・・・・。 今村の方は懐かしの江神シリーズというか学生アリスシリーズというか。 一番最初に読んだのが彼らだった(なぜならデビュー作だから) そうそう、江神さんてこういう設定だったなあと読んでいて思い出した。 アリス達英都大学推理小説研究会(EMC)のやり取りが大学生っぽくて火村シリーズとはまた違った楽しさがある。 どこか今村の明智先輩と葉村くんを思い出すよね〜。 少しだけやるせないようなちりっと胸が痛むような、そんな余韻がなかなか良かった。 しかし本当に出来の良いトリビュート作品集だと思う。 これだけ粒ぞろいでハズレがないのは単に私が有栖川のファンというのを差し引いてもそうそうないのではないだろうか。 人選も良かったのかも。 今回読んだことのない人が結構いたのでそのうち手を出してみよう。 良作でした。
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