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NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
昨日読み始めたのに読了してしまった。 え、このスピードなに? まあ面白かったってことで。 「体育館の殺人(青崎有吾)」 危惧していたライトノベルによくみられる会話だけで進むキャラものではなく、地に足がついたちゃんとした本格ミステリーだった。 おまえしかおらんだろうと思った人が犯人だったりうわーアヤシイと思った人がやっぱり怪しかったりしたけど アリバイ崩しも犯行の暴き方も論理的で一つ一つの疑惑を検証し潰していく過程が心地いい。 極めてオーソドックスなタイプの、言ってみればクイーンや有栖川のようなロジカルで端正な推理で好感が持てる。 伏線はきっちり回収してるしね。 一つだけ気になったのは、もしD組の授業が早く終わらなかったらどうなっていたんだろうということ。 これだけは予測できるものでもないし、この偶然に頼って計画するわけにもいかないだろうと思うんだけど。 犯行の根幹にかかわることなのでちょっと気になった。 あと、卓球部員全員でお金を出して捜査を頼むって、それ他の部員に相談しないで決めて大丈夫? 1万円近い金額をそうそう出せますか? ま、細かいけどそれも気になったかな。 とはいえ、特殊設定でもない王道の本格ミステリーは安心できる。 探偵役の裏染天馬くんはアニメオタクだけどここまで突き抜けていれば案外可愛いと思えたり(笑) 刑事の兄を持つ袴田柚乃(ゆの)が狂言回しのように(ワトソンではない)物語を推進していくのも感じが良かった。 うん、総じて楽しかったな。 シリーズを読んでいくか、それとも別のを開拓するか。 ちょっと新しい世界を広げてみよう。
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