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「1793」が読み終わるまで時間がかかったのは内容がきつかったせいだが、面白くなかったわけでは決してない。 むしろ面白かったからこそ最後まで読み終えられたのだ。 ただ澱むような何かが心に沈殿していて、それが時々かき回され浮き上がってくると鬱々としてくる。 ずっと引きずっている。 灯を手放してしまったセーシル・ヴィンゲがどうか暗闇に惑うことがありませんように。 ただ祈っている。 そんな鬱々とした気分を変えようと久しぶりに日本のミステリーを読んだ。 これまた超久しぶりの森博嗣。 もう何年読んでいないんだろう? シリーズも途中で放棄してしまったっけ。 しかし、先頃出たばかりの新刊にあの人が出ているというネタバレを読んだので電書で買ってしまった。 「オメガ城の惨劇(森博嗣)」 これまたなんてサクサク進むのか。 びっくりするくらいあっという間に進み2日で読み終わってしまったのはページ数が310ページという少なさのせいばかりではないだろう。 (このところ700ページ近い本ばかり読んでいたから、え、もう終わり?と驚いたのは確かだけど) ああ、やっぱりこの人好きだわ。 犀川も好きだけどこの人には敵わない。 ワタクシの推しはずっとこの人です。 ノエミ、わかる、わかるよー気持ちはすっごくわかる。 マガタ・シキにテンション上がるのも凄く良くわかる。 でもしみじみあの人だよねえ、ねえ。 読み終わってしまうと今度はこっちに引っ張られる。 再読しようかなあ。 シリーズ途中から再開しようかなあ。 あの人が出ているなら読んでもいいかも。 しばらく日本のミステリーを読もう。
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