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しばらく落ち着いていると思っていたのにここ数日また小さい地震が頻発している。 ちょっとやな感じ。 気を付けて行こう。 「京都陰陽寮謎解き滅妖帖(伊吹亜門)」読了。 うむ、表紙から推察される通りラノベ寄りの推理物だった。 なんでこういうアニメ絵の表紙にするかな。 確かに中身はキャラ物の話だけどこれで手に取らない層もいるぞ。 私は伊吹亜門という作家が好きだから読んだけど情報なしだと手には取らないと思う。 勿論逆の層がいることもわかるけど、あの「刀と傘」の伊吹亜門だよ? 作家買いの人は躊躇うって。 それでも文章の端正さとか美しさは健在。 如何にもなアニメ設定でも推理パートはしっかりしている。 伏線もきちんとしていて納得のいく解決だ。 フーダニットではなく(犯人はすぐ予想がつく)トリックが如何に為されたかに重点が置いてあるのでそこは推理小説を読んでいる気分になれる。 短編3つ。 最初の話は動機が少し弱いかなと思うものの2話、3話は面白かった。 がっつり世界観に入れるところも筆力かなと思う。 前作の「幻月と探偵」でもルビが多くそこが読みにくかったんだけどそれは今回も引き続き(笑) ワタシには難儀であった。 名前もねえ、カタカナならもっとずっと簡単なのにーと何度も思ったものよ。 派手な陰陽師なので(候補生だけど)アニメに向いているかも。 キャラとしては主人公師実の友人九条孔雀がなかなかいい性格をしていて好きだ。 美形で名門の御曹司、ではあるがなんかちょっと残念な部分が多々。 飄々としていて緊迫した場面でダジャレも言ったりする空気の読めなさというか、力の抜けた感じがいい。 それでいて友人師実へのストレートな言葉はまっすぐ届く。 いいですねえ、京言葉(多分) 逆になぜ他の人達が標準語なのかと思ったり。 この二人と白峯明日可の3人がお互いを補い合うチームを組んで京の都の妖と闘うわけだけど、そこに必ず謎解きがあるのが特徴だ。 シリーズとしての大きな謎もあるから次の巻も読むけどできれば次は幻月と探偵の続編がいいなあ。 月寒探偵に会いたいよ。
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