NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
読了。 結局主人公である兵頭健の叔父が本当に詐欺師なのかも不明、博物館惑星アフロディーテにいるのは間違いないだろうが姿は見えず。 ということで決着は次の「歓喜の歌」に持ち越した。 昨日いささか苦手だと言っていたヒロイン尚美の生い立ちがわかってちょっと見方も変わったけどやっぱり常に切り口上なのが苦手。 毎回喧嘩腰でこられると読んでる方も疲れるのだ。 次でもう少し態度が和らいでいるといいんだけども。 美とは何か。 なんて難しいよねえ。 以前スペインでフレスコ画が修復された時そのあまりの酷さに世界中でニュースになったものの、それが逆にこのフレスコ画を有名にし観光客が詰めかけたと。 教会にとっても村にとっても恩恵があったわけで(元々のフレスコ画を描いた画家の子孫は不満であろうが)よく見ればこれはこれで味がある(笑) また元の絵を修復した場合それは既に描いた画家の作品ではないのではないか?という思いもある。 修復して元の色を復活させるべきか、或いは朽ちるの任せるのが美か。 なんかそんな哲学的なテーマも内包しつつ軽めのミステリーになってるところがいい。 博物館惑星いいなあ。 住みたい。 というわけで次の完結編にいきます。 四季咲きのバラがまた咲き始めた。 枯れ始めた草木が多い中、庭が華やかになって嬉しい。
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