NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
仰天がない。 書くこともない。 うーん、読んだ本のことを書いておこう。 ポーの一族は良かった。 前作の続きかと思っていたのにいきなり時代が遡り「ランプトンは語る」の前日譚に。 元々このくらいの時代が好きなので今回はのめり込んでしまった。 が、すっかり元の話を忘れているのでシリーズを読み返した方がいいみたい。 朧気ながら記憶はある、程度だから。 まだまだ続くようなのでアレコレどうこうは言えないがエドガーに血肉がついた感じがする。 と、同時にバンパネラ達もまた(別の時間軸であろうと)「生きている」のだと改めて思ったり。 モノクロームの世界から色がついてきたような、そんな展開。 巻末のアランの話が超カワイイ。 可愛いけどふっと切なくなるお話。 このワガママ自己中アランが好きなんだなあ。 今回は眠り姫状態だったけど2巻で起きてくれるかしら。 楽しみにしておこう。 その前に全巻読んでおかねば。 こっちもまた記憶を辿らないといけなくなった「晴れあがる銀河」 短編集だから少しづつ読んでいる。 元々帝国軍が好きなので同盟軍の話は誰が誰やら、ではあるけど(酷い)士官学校生の恋は面白かった。 なるほど、読んでて引っかかったところが全部裏アリだったか。 小川一水のラインハルトの話とは全く違う雰囲気で面白かった。 アンソロジーのいいところね。 そういえば創竜伝の最終巻が出るとか。 まだ終わってなかったんかいっというツッコミは後にして一応完結する気はあったんだなあと。 途中で放り出してしまったのでどこまで進んだのかはわからないけど最終巻だけ読もうかとちょっと迷っている。 でもその前に月蝕島の魔物は買うつもり。 こっちは田中の作品の中でも好きな部類の冒険ファンタジーなので楽しみなのだ。 発売まであと2日。
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