連日暑い日が続くのでコロナ疲れ以前にバテてます。
動くのも億劫だからやることも限られてくる。
うーむ、動かないで済むものと言えば........。

そりゃ積読本の消化でしょう（消化言うな）
借りてたマンガを半分くらい読んで（読めば面白いのだ）そっちこっちで中途半端に読みかけていた本を片っ端から読み始める。
が、やっぱり手が止まる。
うーん、これはダメか、じゃあこっちにするかと渡り歩くこと数冊。
やっと腰を据えて読めそうな本に当たったので集中しさっき無事に読み終わりました。
面白かった。

「時空旅行者の砂時計」
中途になっていたのは中だるみなところがあったからで、そこをクリアしたら一気読みだった。
SF部分がどうなるかと思っていたら逆にSF部分が上手い具合に本格に絡んでいてそこが面白かった。
犯人や動機は大体推測はつくものの散りばめられた伏線はちゃんと回収されハッピーエンドに収まったので読後感もいい。
最後何もかもが上手くいきすぎとは思うが、「償いの雪が降る」と同様みんなが幸せになるのはやぶさかではない。
むしろ今の世相だからこそ良し、と思う。

作者はミヒャエル・エンデが好きなんだろうか。
「モモ」や「はてしない物語」からの名前が出てくるのが興味深い。


久しぶりにちゃんとした（というのも変だけど）小説を読んだ感。
この勢いであれやこれやを読み切ってしまおう。


あ、でも明日は仰天があるからそこはぼちぼちとやるかな。