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今朝のおはよう日本でリチャード3世の遺骨が見つかったというニュースをやっていた。 レスターの駐車場の一角で見つかった人骨はリチャード3世の子孫2名のDNAと照合され特定された、と。 生前の顔も頭蓋骨から複願され、理知的で端正な面立ちが目を引く。 およそシェークスピアの描くリチャード3世とは程遠い印象だ。 世間一般にはシェークスピアの戯曲のイメージが大きく残酷非道の王として知られているかもしれないけれどもなぜか昔から好きな人物だった。 優れた統治者としての一面もあり傾きかけたヨーク朝を最後まで担った王として見ることもできる。 二人の幼い甥を幽閉し殺害したことは大局的に見て非嫡出子であった可能性があった甥達に王位を継がせることが政情不安になると考えたかもしれない。 或いは後のチューダー朝の捏造かもしれない。 勿論単に自分の権力の邪魔だっただけかもしれない。 ただ、一方的に悪者にされている歴史上の人物にはいつも別の側面があると思うのだ。 大抵が歴史上の敗者であるために後世の敵方である勝者から都合のいいように貶められている。 ・・・・・・かもしれない。 そう思えた時に歴史の敗北者達に惹かれていく気がする。 今回のことがリチャード3世の復権に繋がるのかはわからないけれども復元された顔を見ると薄幸の人という印象を持つ。 華奢でやはり脊柱に側湾症が見られるらしい。(ちなみにウサイン・ボルトも脊椎側湾症だ) そんなこんなで英雄よりは悲劇的な悪人の方がやっぱり惹かれるなあと改めて思った次第。 というか、物語性があるよねえって話だ。 単なる自分の好みの話を長々とごめんね。 ちなみに後好きなのはチェーザレ・ボルジアと中大兄と土方歳三。 いつかプロファイラーで取り上げてくれることを願っているよ岡田君。 何だか名古屋方面が大波乱のようだけど一体何がどうなっているのやら。 うーむ、今回は方向転換した先で迷子になってる感じがするんだけど試行錯誤中なんだろうか。 でもやたら楽しそうなんだよね。 そういえば衣装は落ち着いたんだろうか。 もうちょっと探ってみよう。 サムガは明日にするか。
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