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2021年12月31日(金)
2021年あれやこれや

ちいさな声を聴き逃さないようにしなければ、正義という名の大きな波に呑み込まれないようにしなければとこれ程思った年はありませんでした。あのとき誰が何をいったか、何をしたか。憎みも恨みもしないけど、忘れることはないだろう。

★は特に印象深かったもの。

◾映画
 『チャンシルさんには福が多いね』
 『KCIA 南山の部長たち』
『アメリカン・ユートピア』
やーもう『アメリカン・ユートピア』と『ストップ・メイキング・センス』再上映にはほんと助けられた。今年観ることが出来てよかった

◾ライヴ
 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール コンサート2021 in オーチャードホール
DC/PRG Hey Joe, We're dismissed now/PARTY 2-TOKYO
 TOKYO No.1 SOUL SET『WE LOVE T1SS』
ちょっとした日にちの違いで延期になったり中止になったり。DC/PRGがあのタイミングで最後を迎えられたことは奇跡的ともいえる。喪失を受け入れろ、か

◾音源
https://flower-lens.tumblr.com/post/672107917531594752/%E6%97%A5%E8%A8%98%E7%94%A82021%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%98%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%86

Shame『Drunk Tank Pink』
DC/PRG『20 YEARS HOLY ALTER WAR - MIRROR BALLISM Tour Live』
Squid『Bright Green Field』
Black Country, New Road『For the first time』
『American Utopia On Broadway: Original Cast Recording』
折坂悠太『心理』
Sam Wilkes『One Theme & Subsequent Improvisation』
三宅純『Whispered Garden』
METAFIVE『METAATEM』

◾舞台芸術
飴屋法水 × 山川冬樹 × くるみ『キス』
 ケムリ研究室 no.2『砂の女』
 『パ・ラパパンパン』
 さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』
飴屋さんは現在休養中。時間とともに“古く”なっていく身体と、創作活動によって受ける負荷。「生まれてきたから生きている」という作品の怖さをいつも思い知らされる。あのときあの場でしか起こらず、二度と体験出来ないもの。ゴールドシアターの面々もそれを見せてくれた

BÉJART BALLET LAUSANNE JAPAN TOUR 2021
  『人はいつでも夢想する』『ブレルとバルバラ』『ボレロ』
 『バレエ・フォー・ライフ ─司祭館はいまだその魅力を失わず、庭の輝きも以前のまま』

小林十市の仕事
 『International Choreography × Japanese Dancers 〜舞踊の情熱〜』
 『エリア50代』
 Noism Company Niigata × 小林十市『A JOURNEY〜記憶の中の記憶へ』

 フランソワ・シェニョー × 麿赤兒『ゴールドシャワー』

コロナ禍だからという訳ではないが、昨年から台詞のない身体表現を観る機会が増えた。十市さんが帰国していた9〜11月は毎週のように横浜と上野に通っていたなあ。充実の秋でした

◾配信
Dumb Type『S/N』
 テキストには残していないもので
 『FUJI ROCK FESTIVAL 2021』のMETAFIVE(META TWO)
 『METALIVE 2021』

さて来年、疫病は終息するとは思わないが収束にはなるだろうか。