
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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| 2026年10月31日(土) ■ |
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| 小林建樹『ポップスとわたし』とHalloQueen Eventsの話 |
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日記なので入り混じっております。
小林建樹『ポップスとわたし』@Com.Cafe 音倉
「やっぱりアンサンブルはいいですね。もうひととやれないって皆思ってたでしょう、僕も思ってたんですけど出来ましたね〜」ですって。ゲストでvnにたまきあやさんを迎えた3曲素晴らしかった〜ソロ曲もよがっだ、カヴァーもよがっだ おおおうう😭
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 0:19 · Nov 1, 2026
----- 小林建樹:Vo, Ag, Pf たまきあや:Vn -----
『ポップスとわたし』は、小林さんが下北沢BAR CCOで2009〜2010年に開催していたライヴシリーズのタイトル。全っ然とれなかったので結局一度も観られなかったが……(CCOのキャパは椅子席28)。当時ご本人が「予約出来なかったひと沢山いるみたいでごめんなさい、でもここ、気に入っちゃったんで」と書いていたのを憶えている。
そのタイトルを16年ぶりに引っ張り出してきた。何か考えていることがあるのかな? と思っていたら、予約開始後しばらくして「今回は、3曲ほどバイオリンが加わります」とかいいだす。出来ればその演奏者の名前もチケ発時に発表すれば…もうちょっと告知をうまく……などとヤキモキしていたのですが(老婆心)、先日杉本恭一がフリーになって全部自分でやらなきゃいけないから、告知を出すタイミング等まだ失敗も多くて……と話していたのを思い出す。創作とライヴ制作の両方をやるって本当にたいへんだ。最近はツアーにも積極的に出ているし、ましてや編成を変えるとなると編曲作業もあるだろう。リハも家でやるという訳にはいかなくなる。
しかししかし、ゲストとセッションという形以外で他者と合奏するのって、少なくとも関東では2013年の『Waltz 〜秋の夜長に〜』以来では? てことはじ、13年ぶり……!? こっちも贅沢なもので、定期的にライヴが開催されるようになると、ソロ以外の編成でも聴きたいなあという欲が出てきていたのは本音。小林さん自身は独演で満足なのかな、いつも充実の内容ではあるけど、とは思っていた。いやがうえにも期待が高まる! HalloQueen Events参加を断念し、しかし現地の様子は見たい+予約していた『Perfecth』を引き取りに渋谷タワレコには寄り、ハロウィンの喧騒を掻き分け下北沢へ。ピクチャーヴァイナルの抽選会…クイーンズ・オリジナル・チロルチョコプレゼント……ううう。Queens of the Stone Ageを日本でも盛り上げようとしている関係者の熱意が伝わるだけに盛り上げたい! 盛り上がってるといい!
いやーしかしハロウィン当日に渋谷行ったの初めてでしたがすごい物々しいのな。大きなお店はこぞって19時に閉店、郵便ポストにはカバーがかかり「2日間集荷を行いません」の張り紙、警察車輌に警察官、道路を封鎖するフェンス設営のためスタンバッてる作業員、取材のマスコミクルー。夕方に差し掛かるくらいの時間帯だったので、仮装してるひとより保安側の人数の方が多かった。
下北に移動すると、こちらも仮装してるひとはあまり見掛けず落ち着いたもの。時間帯にもよるのかな。それはいいんだ、ライヴが始まればあっという間に『ポップスとわたし』の世界。タイトルについて曰く、「ポップスは本当にメロディが面白い」。今回はそんな、好きなポップスのカヴァーもやりますといいつつ、コードやリズムが複雑なジャズナンバーを「ずっと(構造が)どうなってるんだ? と思ってたんだけど、最近やっとコピー出来たんですよ!」と弾き出したり、配信で観ているひとのため突然声を張ったりしてフロア客をビックリさせたりする。通常運転です。でも、定期的にライヴを開催するための試行錯誤も窺える。その過程が見られるのも楽しい。
以下印象的だったことをおぼえがき。
・いきなり「B.B.B」(!)で始まり「How?」(!!)に繋げる。シビれた ・こうやって聴いていくと、ジャズ的なコードを使ってるよなー。そこにこんなメロディがのるか、というところが面白い ・となるとやっぱりポップスはメロディで、例えばジャズナンバーと全く同じコード進行だとしてもメロディが違えば無限にポップスは生まれるんですよね ・で、小林さんはそれを実践(実験)している ・そんでこのメロディにドキッとする語句が入る歌詞が本当に独特 ・「バカにすんなよ、俺にも意地がある」とか ・この辺の語句の使い方、『Rare』収録のナンバーにも顕著ですよね
・菊地成孔以外で初めて男性ヴォーカルの「Woman “Wの悲劇”より」聴いた。よ、よい…… ・菊地さんは全編ほぼファルセットというかウィスパーヴォイスで唄うのだが、小林さんは地声で唄い切る ・地声で「おとなしくしてるから」とか唄われるとヒィーッとなりますね ・「Woman」の歌詞の内容について「壊滅的」と表現していたのが印象的。叶わない、関係が破滅するしかない、といったような
・2nd setの冒頭、「コスモス」と「シリウス」を立て続けにやったのにもグッときた ・大野雄二メソッドの実演が面白かった! コードをふたつ鳴らすだけで劇伴になるし、あー聴いたことあるー! となる
・たまきさんを迎えてのデュオは3曲。ハキハキと大きな声で話すたまきさん、若干タジタジの小林さんという図が微笑ましい。同世代。20数年ぶりの再会だそうです ・「ヴァイオリンって、皆の憧れの楽器ですよね」 ・第一印象(ハキハキ)そのままのようなクリアで力強い音色でした ・「入り込まないようにしたのでよく唄えましたね〜」。合奏するときは特にそう意識しているらしい ・「入り込む」ためかは判らないけど、小林さんのソロってリカバリが見事じゃないですか。リズムがずれたら咄嗟に次のリフを増やしたり減らしたりして通常運行に戻る。これは他者と演奏するときの急所にもなりかねないところではある。でもこの日の合奏はバッチリ☆でした ・多分たまきさん、小林さんのそういうところにも反応出来そう ・というのも、過去一緒に仕事をしていたときにそういう場面があったそうです。「いきなり飛ばしちゃったりして、あっ! と思ったらすぐ助けてくれる」「僕が助けたことはない」 ・「そんなことないよ!」とたまきさん ・話には誰が、という主語がなかったので、その「飛ばした」のが本人なのか、ふたりが伴奏していた際の歌手或いは他のプレイヤーかは判らなかったけど、そういうハプニングにも動じず対応出来るということ ・ミュージシャン同士の阿吽の呼吸ってあるんだろうな
・チェロとヴァイオリン、二日続けて生のストリングスが聴けてホクホク(私が) ・個人的には、小林さんの近作の音源で「ああ、これシンセのストリングス音だな」と思うものが数曲あり、生のストリングスで聴きたいなーと思っていたのだった ・次回があれば、その曲も生ストリングスが入ったアレンジで聴きたいです!
・思いついた曲の断片をボイスメモに入れてる。膨大な数なのでただ聴きかえすだけでもたいへん ・苦しい作業だけど、形に出来るとうれしい
・「半世紀」は淡々と唄いたい、泉谷茂の「春夏秋冬」や友部正人の歌唱を参考にしているとのこと ・このふたりの名前が小林さんの口から出たのが新鮮。リスナーとしても幅広い方だなあ
いやー芳醇なひとときでした。心があったかくなった気分で帰宅。
--- setlist Ag: 01. B.B.B(『Rope』) 02. How?(『Window』) 03. ヘキサムーン(『Music Man』) 04. 夏の予感(『Music Man』) 05. Woman “Wの悲劇”より(カヴァー) 06. 誰かが私を待っている(新曲) 07. 素晴らしい日々(『リバース』) --- Pf: 08. コスモス(『Music Man』) 09. シリウス(嵐提供曲) 10. Air(『Blossom』) 11. 祈り(『Rare』) 12. ルパン三世のテーマ(カヴァー) 13. 禁園(『Emotion』) 14. 花(『青空』)w/たまきあや 15. 満月(『曖昧な引力』)w/たまきあや encore 16. Shadow(『Shadow』) 17. 半世紀(新曲)w/たまきあや ---
・2026 秋のワンマン『ポップスとわたし』ご覧いただき ありがとうございました!┃小林建樹オフィシャルサイト ルパンのミスの話が印象的。表情には出ていなかったけど悔しかったのか……でもここ、やっぱり自然にリカバリしてるんですよね。だから聴いてる方はあーリズムが訛ったな、リフ一周増やしたなくらいにしか感じないし、ミスとも思えない。 でも今回「ひととやれない」ことはないと証明されたことだし(笑)アンサンブルもまた聴かせてくださいね〜
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HalloQueen Eventsは楽しく終了した様子。帰宅後購入した日本独自パッケージの『Perfecth』TシャツセットをSNSに載せたら、おまけのビックリマン風シールが珍しいらしく海外のひとから結構反応がありました。「ホログラムかわいい!」といわれたので、改めてこんなだよ〜とキラキラのジョシュ☆を動画にして送ったら大層喜ばれた。こういう交流が出来るのって楽しいな〜。というか自動翻訳とアルゴリズムはこうしたことに使いたいものですよ……
ところでこのビックリマン風シール、1枚だけシークレットがあるという。検索するも当てたひとが見つからない。誰だよ……まあデイヴ・グロールだと踏んでいるが(「Run Away From the Mob」のドラムトラックはデイヴだそうだし)、マーク・ラネガンとかニック・オリヴェリだったら泣く。ちなみに店頭購入では、シールは封入ではなくその場で茶封筒の束を引かされました。……と思っていたら。
ジョシュの通常印刷とホログラム印刷を並べてアップしているひとの画像を見てようやく気が付いた。シークレットのキャラクターがいるんじゃなくて加工かー! ここ二日間ずっと「QOTSA シークレット lang:ja」で検索してて見つからんなーと思ってた時間は何だったのか。びえー有難うございます(運使い切った)(だから怪我治らんのだ)
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