2005年06月17日(金)  『子ぎつねヘレン』ロケ地網走は歓迎ムード

羽田発女満別行きの最終便で網走着。東京よりちょっと涼しいかなという感じ。クランクインした5月半ばはダウンコートが必要な寒さだったとか。網走駅前にできたホテルルートイン網走にチェックインし、「関係者は一度は通る道」という『酒菜亭 喜八』に連れて行ってもらう。「くじらのベーコン」「納豆茶漬けチーズ入り」など面白いメニューが充実。網走の書店では「ただいまロケ中」のPOPをつけて原作の『子ぎつねヘレンがのこしたもの』が平積みされているとか、地元紙にはでかでかと記事が出ているとか、タクシーの運転手はほとんど知っているとか、網走での『ヘレン』知名度は上々、ロケも順調に進んでいる様子。

2000年06月17日(土)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月16日(木)  Hidden Detailのチョコ名刺

一緒に『冷凍マイナス18号』を手がけ、ひと足先に会社を辞めてフリーになったアートディレクターの古川ジュンさんが、今井雅子独立名刺をデザインしてくれた。「チョレートで」とイメージを伝えると、「外袋つけたら?」「銀紙巻いたら?」とアイデアが膨らみ、「なんでチョコなの?」の疑問に応えて、「Life is bitter and sweet like chocolate」のメッセージを外袋に入れることに。印刷屋さんも面白がってノリノリ。お値段もノリノリで、一枚で板チョコ一枚分也。フリーは自分の名前で仕事していくわけだし、ひとり歩きメディアである名刺に、ちょっと贅沢してみました。

ホリエモン氏行きつけの海南鶏飯食堂(古川さんと同期入社で、わたしは労働組合でご一緒した中西さんが経営)をはじめ、数々のお店やブランドのアートディレクションを手がける古川さん。事務所の名前『Hidden Detail』(ヒドゥン・ディテール)は、「隠れたこだわり」の意味。今井雅子チョコ名刺も外袋に賞味期限がついていたり、バーコードが携帯の電話番号になっていたり、芸が細かい。

板状の外袋を糊付けして袋にし、名刺に銀紙を巻くのは、わたしの手作業。銀紙はあちこち探し歩いた結果、「アルミホイルがいちばん合う」ことを発見。かぶせるだけだとパカッと外れてしまうので、糊でくっつける。チョコ香水で香りをつければ完璧。

名刺用に作った「いまいまさこカフェ」ロゴでリンクバナーも作っていただき、「mチョコ」壁紙でサイトのトップページもチョコ仕様に。

2002年06月16日(日)  一人暮らしをしていた町・鷺沼
2000年06月16日(金)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月15日(水)  『秘すれば花』『ストーリーテラーズ』

■ドリームテキストライターの岩村匠さんのお誘いで、六本木ヒルズ森美術館へ。映画館の手前にある『カーテンコール』というお店で腹ごしらえ。昼休みなので、美術館に勤めるわたしの友人T子と、ヒルズ勤務の匠さんの友人Aちゃんも呼び出して、四人でにぎやかに。美術館立ち上げから関わっているT子からは、「すごくいいからぜひ観に来て」と言われ、「行く行くー」と返事しながら、なかなか約束を果たせずにいた。今やってるのは、『秘すれば花:東アジアの現代美術』と『ストーリーテラーズ:アートが紡ぐ物語』。匠さんが目をつけていたギャラリートークなるものに参加すると、学芸員さんが作品を説明しながら案内してくれる。説明があるとないでは大違い。作品を見る目が変わるというか、作品を楽しむ視点を増やしてもらえる感じ。東アジアにおける現代美術と伝統芸術の融合に光を当てた『秘すれば花』は、風水の発想を取り入れた順路をたどると、「天井と床が逆転していて、天井に寝そべれる部屋」やら「虫眼鏡であちこちに隠された小ネタを探すトイレ」やら、わくわくする作品が待ち受けている。作品に流れる物語に着目した『ストーリーテラーズ』は、アートを「読む」鑑賞方法を提案。展望台フロアでやっているロバート・キャパのカラー写真展やミュージアムショップも楽しんで、半日たっぷり遊んで帰る。

2002年06月15日(土)  『アクアリウムの夜』収録
2000年06月15日(木)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月13日(月)  『猟奇的な彼女』と『ペイ・フォワード』

■レンタルDVDを宅配してくれるTSUTAYA DISCASで、ひと月4枚届けれてもらえるコースに入っているのだが、見るぞという時間を作らないと、なかなか見きれない。見終えた2枚を返却すると次の2枚が宅配される仕組みで、借りっぱなしだと会費だけが引き落とされることになる。で、今日は見るぞの日。すごくいいと何人から勧められたかわからない『猟奇的な彼女』と、同僚二人に「今井ちゃん好みだと思う」と勧められた『ペイ・フォワード』。『猟奇的な彼女』は、脚本のうまさに感心。キャラクター設定、伏線の張り方、大事な台詞をどんなシチュエーションで言わせるか、本当にうまい。登場人物にどんどん惹きこまれていって、心憎いラストがあって。「偶然とは努力した人に神様が与える橋」というメッセージもよかった。『ペイ・フォワード』は、pay backじゃなくてpay forwardという発想が好き。one ideaで世界を変えられるかという問いかけも面白い。みんながpay forwardの気持ちを持てば、本当に世界が変わりそうな気がしたし、何度か台詞に使われている「respect」も、それが大事なんだよねと気づかせてくれた。偽善的な夢物語になりそうなテーマをぎりぎりのところでリアリティを保っているのは、世の中きれいごとばかりじゃないよという部分をちりばめているからか。でも、わたしが書くなら、ラストに悲劇は持ってこない。犠牲がなくても共感を呼べたのに、と思うのは楽観的すぎるだろうか。

2004年06月13日(日)  映画『ヒバクシャ 世界の終わりに』


2005年06月12日(日)  惜しい映画『フォーガットン』

ホストファミリーの一人娘Allisonが結婚するので、プレゼントを求めに銀座『夏野』へ。色鉛筆箸、電車箸など眺めているだけで楽しい。原色にラインストーンっぽい輝きを配した夫婦箸と西瓜の箸置きに決める。花嫁のパパ&ママであるDadとMomにもデザイン違いのものを贈ることに。

銀座まで出たついでに何か観ていこう、と『フォーガットン』。亡くなった息子が生きていたという記憶が失われていくというストーリー。愛する者の存在を喪ったとき、遺された者は故人と過ごした思い出を訪ねるしかない。それさえも喪われることは、怨霊よりも恐怖をかきたてる。アルバムやビデオから息子の姿が消え、夫さえも息子などいなかったと言い出し、何も信じられなくなる前半はかなり面白いが、途中で肩透かしを食らう。「シックスセンス以来の衝撃」が謳い文句なのだが、淡々としているようで最後にアッと言わせたシックスセンスとは逆パターンで、ラストの印象が尻すぼみ。これでは作品がforgotton。

記憶というのは、生きている証だと思う。同じ時間を過ごしたのに、自分の持っている記憶が他人には残っていなかったり、他人の持っている記憶が自分にはなかったりするのは、自分の存在自体が捻じ曲げられるようで怖い。数年前、友人の妹が体験したという怖い話を聞いた。女の子四人で電話受付のアルバイトをしていたとき、「助けて」という電話があり、指定された場所へ駆けつけたのだが誰もおらず、「幽霊だったんじゃないの?」「やだ、気持ち悪い」と大騒ぎしあった。それから1年ほど経って四人が再会したとき、友人の妹が「あのときの幽霊騒ぎ」を持ち出したところ、あとの三人はまったく覚えていなかった。あれだけインパクトの強い事件を忘れるわけはないのだが、「そんなことはなかった」と言い切られ、幽霊騒ぎのときの何倍も鳥肌が立ったという。


2005年06月11日(土)  東京大学奇術愛好会のマジックショー

どうしてこうもマジックが好きなのか。学祭では奇術研究会のショーに一日中入り浸っていたし、テレビのマジック番組も見始めたら動けなくなる。だから、近所の掲示板に貼りだされた「東京大学奇術愛好会マジックショー」のポスターを見つけた日から、今宵を楽しみにしていた。

会場は、家から歩いて五分のところにひっそり佇む小さな公民館。靴を脱いで上がった畳には、お母さんに抱かれた赤ちゃんからお年寄りまで、余裕で百人を超えるご近所さんがぎっしり。おなじみのロープやカードやハトを使ったマジックが披露されるたび、大人も子供も同じタイミングで声を上げ、驚く。とはいえマジシャンはアマチュアの学生さん。手元に集中するあまり、表情はちょっぴりぎこちなく、うまくきまった瞬間にいきなり笑顔になるのはご愛嬌。上級生になると、トークを交える余裕も出てくるようで、ショーの合間に司会者が見せるマジックは、軽妙なトークでも会場を沸かせた。

「手の中に入れた黄色いハンカチが卵に化ける」ネタの種明かしは、市販されているマジックグッズ。中が空洞になっている卵のおもちゃを手の中に隠し、空洞部分にハンカチを押し込んでいく。「(このグッズを)もうひとつ持ってきたんだけど、誰か挑戦してみますか」と客席からボランティアを募ると、元気のいい男の子がステージへ。司会者と並んで見よう見まねでハンカチを押し込み、手を広げると、黄色いハンカチは白い卵に。ここで会場は拍手喝采。さらに会場が沸いたのは、その後。「もっと練習すると、こんなこともできますよ」と、司会者が手の中の卵をワイングラスの淵で割った次の瞬間、グラスの中に黄身と白身がつるり。いつの間に本物の卵とすりかわっていたのか。拍手も割れんばかり。

「この中に1万円札をお持ちの方、いらっしゃいますか。その1万円を増やすトリックなんですが」の声に勢い良く手を挙げたおじさんは、「では、その1万円札を半分に破いてください」と言われ、何回も躊躇しては笑いを誘い、ついにビリッ。半枚になったものを司会者と1枚ずつ持ち、おじさんは手の中の2分の1万円札を握り締め、司会者は残りの2分の1万円札を紙に包み、これまた会場から募ったライターで火をつける。炎に包まれた2分の1万円札が消え、「開けてください」と言われたおじさんが恐る恐る手を開くと、手の中のお札は元通り無傷な1万円札に。これには悲鳴に近いどよめきが起こった。わたしは後ろのほうで見ていたのだけど、見入るときは前のめりになり、驚くときはのけぞる客席の反応が見えるのも楽しかった。

マジシャンを独り占めできたらどんなに楽しいだろう。去年の暮れ、その願いが叶った。友人のマジシャン・ジョー君と二人で飲む機会があり、カウンターでこれでもかというぐらいカードマジックを見せてもらった。あまりに無邪気に喜んでしまい、その数時間で3才ほど若返った気がしたほど。番組ディレクターでもあるジョー君が去年携わったNHK『ものしり一夜づけ』のマジック特集「今夜はマジックづくし」は、評判が良くて再放送を重ねた。担当したアナウンサーもプロデューサーもマジシャンで、スタッフもマジックづくしだったそう。

2002年06月11日(火)  『風の絨毯』同窓会
2000年06月11日(日)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月10日(金)  『メゾン・ド・ウメモト上海』の蟹味噌チャーハン

■同い年の同僚と作る『かしまし五人姉妹の会』で、ひさしぶりにおいしいものを食べに行こうとなり、モッチー嬢が見つけてきた高木町の『メゾン・ド・ウメモト上海』を予約。直前に当のモッチー嬢が体調を崩し、別の会社に移ったマッスー嬢は会議が長引き、3人ではじめる。富士フイルム近くのビルの地下にある店内は、白いテーブルクロスと黒いイスのシンプルで洗練された雰囲気。メゾンというよりサロン。運ばれてくる料理も、白が眩しいお皿に上品に配置され、繊細な味わい。モッチー嬢おすすめの「蟹味噌料理チャーハン」はコースのしめくくりに登場。さらにその後には「蟹味噌坦人麺」が。蟹味噌と豆板醤が溶け合い、今までに味わったことのない絶妙なハーモニー。豪快に大皿で食べたい衝動に駆られるが、もっと欲しいという寸止め感が後を引いて良いのかも。

2004年06月10日(木)  「きれいなコーヒー」と「クロネコメール便」
2002年06月10日(月)  軌道修正
2000年06月10日(土)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月09日(木)  ついに『あつた蓬莱軒』のひつまぶし!

■「ひつまぶし」という食べ物が名古屋にあると知ったのは、10年も前。「松坂屋に入っている店がうまい」という噂もあちこちから聞いていた。ついに今日、念願かなって、ひつまぶしと対面。12時半に松坂屋南館特選食堂フロアの『あつた蓬莱軒
』に着くと、平日だというのに30人ほどの列。土日はもっとすごいことになっているのだろうか。待つこと15分、お座敷に通され、注文。さらに待つこと10分。趣味のいい器が品良く並べられたお盆が運ばれてくる。ひつまぶしという名前は、あつた蓬莱軒の登録商標らしい。まずは、うなぎだけパクッ。次にごはんとうなぎでパクッ。ここは、うなぎそのものが何ともおいしい。たっぷり山葵をきかせて、薬味で2膳楽しみ、最後にちょこっとお茶漬けをぺロリ。一緒に行った亜紀ちゃんと亜紀ちゃんのお姉さんは「地元にいると、しょっちゅうは行かないけど、たまに無性に食べたくなるから、こうしてお客さんが来たときに行くの」。名古屋から東京に戻ってきた友人たちと同じように、わたしも「あれはうまいよっ」と興奮気味に話すことになりそう。

2002年06月09日(日)  日本VSロシア戦
2000年06月09日(金)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月08日(水)  歩いた、遊んだ、愛知万博の12時間

■昨夜は亜紀ちゃんちの新聞で愛知万博の下調べ。「11時からイエメン館でショーがあるって」「よし、それに行こう」。平日とはいえ長い列を待った後に10時過ぎに入場し、まっすぐイエメン館をめざすと、すでに人が集まりはじめていた。係員がロープを張ると、運良く最前列に。そのうち押すな押すなの人だかりになって列の後方へ後方へと追いやられていく。「すごい人気なんだね、イエメンショー」と期待が高まっていると、係員が「お見えになったらしゃがんでください」と声を張り上げる。なぜ、ダンサーに尊敬語?この時点で、場を仕切っている人たちがなぜか黒いスーツに黒いバックパック、インカムという出で立ちであることに気づく。と、イエメン館ではなく、お隣のカタール館から姿を見せたのは、わが国の皇太子様。人々の熱気と興奮の理由がようやく腑に落ちる。結局、イエメン館では商魂たくましい兄ちゃんと買い物ゲームの末、値札のついていない指輪を2400円に値切って買う。■企業館、ドイツ館といった人気パビリオンは、人が少なくなるという夕方以降を狙うことにし、すいすい入れるパビリオンを梯子することに。写真を並べただけの面白みのない展示もあるが、どのパビリオンにも思わぬ掘り出し物が待ち受けていて、目が離せない。インド館では、現地のものと思しき漫画をデザインした「マニーシュアローラ」のワンピースに釘付け。キャンディなどの包み紙が色鮮やかな鶏のオブジェやバッグに生まれ変わるアフリカ共和国のリサイクルアートも感動もの。メキシコ館内では、「海は波によって測られる 空は翼によって わたしたちは涙によって」というハイメ・サビーネスの詩に心を打たれた。冷凍マンモスに長蛇の列がつく一方で、エチオピアのブース前に「Lucy is here」と手書きの貼り紙があり、人類最古の骨格化石「ルーシー」が淋しそうに体をさらしている。いくつかのパビリオンで取り上げられていたケツァル鳥は「一生に一羽と添い遂げる」「自由を奪われると死ぬと言われる」鳥で、物語のモチーフになりそう。特に良かったのは、自分で楽器や万華鏡を操作できるチェコ館、遊びながら技術のしくみを学べるイギリス館、1時間に1度のタンゴショーを堪能できるアルゼンチン館。死海体験ができるヨルダン館で見学者が目にするのは、「プールに浮く水着姿の知らない男女」。ところで、万博ガイドによると、今日は「チャドの日」。何かチャドの特別な催しをやっているかも、とアフリカ共同館にあるチャドのブースを探し当てると、そこはもぬけの殻で、「チャド共和国」のプレートだけが掲げられている。隣のブースにいる案内係のお姉さんに「チャドのブースはどこかに出張してるんですか」と聞くと、「いえ、まだ着いてないんです」「じゃあ、この状態は……」「チャド待ちです」。チャド待ちという響きがおかしくて、亜紀ちゃんと大笑い。今頃愛知目指して向かっているのか、それとも開催期間を忘れているのか。チャドの日は見事に飛んだけど、わたしと亜紀ちゃんには、かえって忘れられない国になった。■ショーは愛知県館『地球タイヘン大講演会』と亜紀ちゃんが大ファンの石井竜也が総合プロデュースする『The Forest Fairy's Ball 〜精霊たちの森林舞踏会〜』を観る。愛・地球博ということで、どちらも環境問題を取り上げた作品。メッセージがストレートすぎて、ちょっとおなかいっぱい。でも、地球タイヘン〜の「温暖化で氷が解け、5,000年の眠りから覚めたミイラ『アイスマン』」から「5,000年後の地球」を考えさせる視点は面白かった。■屋外での大道芸ショーはかなり楽しめて、見始めると最後まで見てしまう。目が後ろにもついているようなオランダのフレディのボール芸。技よりもトークで沸かせるドイツのオーパスフォーレは、ミッチ&マイクのペア。クラウンCHANGの玉乗り芸にも圧倒される。サツキとメイの家に続く遊歩道をぶたぶら散歩したり、各国パビリオンでちょこちょこ食べたり、何時間いてもやることはいくらでもあるけれど、12時間も歩き回って、足はくたくた。

2002年06月08日(土)  P地下
2000年06月08日(木)  10年後に掘り出したスケジュール帳より(2010/11/26)


2005年06月07日(火)  友を訪ねて名古屋へ

小学校6年のときのクラスメート、亜紀ちゃんから「万博おいでよ」の誘いを受け、ひさびさの名古屋へ。平日なら空いているかと思いきや、月曜に行った父親が「混んでた」と言うので、週の真ん中、水曜を狙うことにして前日の今日、名古屋入り。

亜紀ちゃんの仕事が終わるまでの間、元同僚の勝目のお宅を訪問。おませな長女ちゃんを幼稚園まで迎えに行ったあとは、遊んであげているのかもらっているのか。「きのこの唄」のCDを聴いたり、神経衰弱風カードゲームをしたり、ケーキを食べたり。合間に、生まれて数か月の長男君をあやす。「遊ぼうよー」のリクエストを交わしながら、共通の友人「アラスカまこと」(アラスカに住んでいるまことなので)が先日『地球ぽかぽか家族』に出演した録画も観る。

入社した頃、東京にほとんど友人のいなかったわたしに勝目が紹介してくれた友人たちは、ずっとつきあいたい魅力的な人が多い。シナリオ作家の叔父・勝目貴久氏も紹介してくれたおかげで、シナリオ作家協会に入れてもらえた。『子ぎつねヘレン』の話をしたら、「うちの叔父さん、『仔鹿物語』の脚本書いてたよ」。

夜は「幸せなナンのお店」と亜紀ちゃんがおすすめする『ムガル』へ。野菜を練りこんだナンは、ほくほくしていて、カレーなしでも進む。今サイトを見ると「火曜・木曜はナン食べ放題」。そうだったのかー。

「この後どっか行きたいとこある?」と聞かれ、『ヴィレッジ・ヴァンガード』をリクエスト。名古屋発の本屋+雑貨屋さん。東京にもシモキタなどにあるらしいけど、やはり本家を見ておきたくて。チョコレートの隣にチョコレート事典があったり、ランプコーナーに明かりの本があったり、連想ゲーム的なディスプレイが面白くて、1時間ほど回遊。荷物にならないステッカーと「葉っぱにメッセージが出ている」という種を買う。雑貨も図書券で買えるのがステキ。

2004年06月07日(月)  絨毯ひろげて岐阜県人会
2002年06月07日(金)  ドキドキの顔合わせ

<<<前の日記  次の日記>>>