HOME


Nekomar's Diary

2007年11月30日(金) 留守番

夕方は、日曜日に開催されるスポーツ大会の準備。
今年度、我が小学校が幹事校になって、本校体育館で開催するので、
子どもたちが下校した後で
体育館内の設営、
控え室、来賓室の準備、
立ち入り禁止箇所の設定……などなど、いろいろしないとならない。

所要時間は、夕方2時間の予定。

のんとむつは…?
一緒に連れていくことも考えたのだが、
今回、思い切って2人で留守番していてもらうことにした。

2人での留守番。短時間だが、何度も練習している。

まずはのんに意思確認。
「どうする?むつちゃんと、一緒に仲良く過ごせる?」と聞くと、
「うんうん!!大丈夫!」と頼もしい返事。

いつも約束している通り、電話には出ないこと、玄関にも出ないこと、
そして台所にはお茶を取りに行く以外出入りしないことを約束。

そして、なにか困ることがあったら、携帯に電話してもらうことに。
実際はあちこち動き回っての作業だから、携帯に出ることも可能だ。

2人、それぞれを呼び寄せ、「仲良くするのよ、留守のお家を守ってね」と
手を握って話をして。

よしっ!いってきます!!


ただいまっ!!

玄関を入ると、2人がテンション高く、「おかえりなさーーい!」と
走り寄ってきてくれた。
「あのね、あのね!!」
「のんちゃんが・・・!!」
「むつちゃんも〜!!」
と笑い声も交えながら、何をして遊んだか、なにが楽しかったか
次々と話をしてくれる。

時折、笑ってしまってしゃべれなくなるほどに。

30分ずつ、ゲームと、TVを見て、
あとの1時間はお買い物ごっこをしていたという。
お買い物ごっこが非常に楽しく出来たらしい。

ケンカも無かったらしい。
2人ともかなり興奮状態。

ああ!良かったね!
何事もなくて!
自転車では5分の距離だけれど、やっぱり心配な、子どもだけの留守番。
「させるべきではない」という意見があるのも当然。
このご時世では、治安の面でも不安がたくさん。

でも。子どもたちは、それなりに、きちんと言いつけを守って、
お互い仲良くしようとつとめて、2時間過ごしたらしい。

ありがとう。がんばったね。



2007年11月29日(木) のん、個人面談

のんの学校はただいま、個人面談週間。我が家の面談は、本日。

のんは14時前に帰宅する。
むつはだいたい、14時20分くらい。
そして面談は、14時30分から。

えーーっと。

どう考えても時間的に無理があるので、むつは延長保育にしてもらった。
「おあずかり?!」と小躍りする、むつ。
のんはのんで、留守番するのが楽しみらしい。
ま、他にも色んな楽しみがあるのだろうけれど。

面談に向かう。
時間は15分ずつ。あっという間だ。
なにを話そう……。

5月の家庭訪問の時もそうなのだが、
いつも先生とはなにをはなして良いのか迷う。

いや、決して。話すことがないほどに「よい子」なのではなく、
のんに関して困っていること、どうしたらよいか?と思うようなことは、
(私の考える範囲では)
家庭の躾の問題だったり、
人間として基本的に家庭で教えるべきコトだったり、
根本的には、とるに足らないことだったり。

そんなわけで。
学校の様子、担任の先生の対応にはまったく不満はない私。
なにを話そうかと、いつも困るのだ。

とりあえず、面談スタート。
いきなり、びわの花を見せられる。
それから先日、生活科の授業でしたという、
稲のわら、脱穀した米、米ぬか、などなど。
わらで作った。わらじも見せてもらったり。

いやー、勉強になります。…って、何しに来たんだか。

そんな感じで、先生の方からも特別に無かったらしい。

私が唯一、先生に聞いてみなければ!!と思った、
以前のこんな話。今の様子は…?とチラリと聞くと、
「そういうことはもうまったくありません」とにこやかに。
ははぁ、そうですか。それはそれは。

「ただ…」と先生がおっしゃる。
「もしも○○さん(のんの実名)に望むことはと言えば、
 自分の意見などをしっかり持っていると思われるのにもかかわらず、
 (国語の発表などはきちんとするらしいので)
 学級の中の問題に於いて、
 『○○さんはもっとこうした方がイイ』とか
 『××さんにはこうしてあげよう』とかいう声が出ないのです」

ははぁーーーーー。

なるほど。うーん。それはわかる。状況が手に取るように見える。
以前にも何度か日記に書いたと思うのだが、
のんは女の子同士がケンカをしていても、それに関して発言しない。
(例えばこんな日の日記。)
当事者にならない、と言うか、傍観者を決め込むというか。
「○○ちゃんが悪いんだよ!」と言うことも言わないし、
「○○ちゃんが正しいよ、みんな仲良くしようよ」とも言わない。

以前に一度聞いたところ、
「うーん、よくわかんないしさ、そんな話してるよりも
 早く遊びたいな、って思っちゃうのよ」
と言われた。

あー、先生がおっしゃるのはこの部分なんだろうナァ。
「もう少しそういう面でもはっきりと意見が言えれば」などと言われて
時間終了。

・・・。
でも、ねぇ。
親としては、当事者になって、もめ事をおこすよりも、
生意気なことを言って、反感を買うよりも、
今のポジションがいいなー、などと。

・・・先生のおっしゃるのは、そう言うことではないのかしら。



2007年11月28日(水) お友だち来訪

むつ、午前保育。

朝から学校でPTAの仕事があったので、
バス停を学校の近くに変更することをお願いし、
時間にバス停に向かう…。

ぎゃっ!!
ぎゃぎゃぎゃーーー!!

もうバスが到着している!

学校近くのバス停は、他に下りるお子さんが2人。
ひとりのママさんが、(たぶん)すごい形相で自転車こいで走ってくる私を
見つけて、「ああ!」という顔をして、手を振り、
むつをバスから降ろしてくれた。

・・・普段は、5〜10分くらい平気でバスが遅れるのに…。
いつもバス停で待つのは私の方なのに………。

「1分くらいだったよー」と、他のママさんは慰めてくれたが、
むつ曰く、
「幼稚園に電話して、T先生(むつの担任)に、ここでまちがいないですか?って
 きいてるところだったんだよ」

いやーーん。ごめんよぅ、ごめんよぅ。
そして先生方、申し訳ありませんでした…。


さて。むつと一緒に、そのまま駅に。
私のネットお友だち、Kさんが遊びに来てくださるので、お出迎えだ。
先日はnさんが来てくれたが、
最近ネットお友だちとお会いできる機会が続いて、嬉しい限り。

でも、…なかなか、子どもたちに説明するのが難しかったりして。
のんは特に「一緒の学校だったの?」とか聞いてくるし。
ネット繋がり……うーん、まだ、説明は難しいか。

のんは5時間授業なので、のんにはナイショで!
Kさん、むつ、私でお昼ご飯。

そのまま我が家に来て頂いて、しゃべって、
おやつを食べて、
のんが帰ってきて、
遊んで、さらにおやつをいただいて。

まぁー、なんと嬉しい、楽しい一日。

途中、インターフォンが鳴った。
のんの友達、Nちゃんだ。
のんに代わる。
「あー、うんうん。でも、今日は遊べないのよ。」

お友だちが来ているから、って言ったか?
お客さんが来ているから、って言ったか?
そのあたりは私はよく聞き取れなかったのだが、
のんがこんな風にお友だちの誘いを断るのを、初めて聞いた!!
いやぁ、びっくり。断れるんだなぁ。

以前、「優先順位」に関して日記を書いたのだが、
のんはお友だちに誘われたら、何を置いても行ってしまうのではと
心配していた。

そうか、そんなことはなかったのか。



2007年11月27日(火) 生活科見学、その2

のんたち、本日「生活科見学」。
あれ?この前も?

はい、確かに。先日も、生活科見学と称して校外に出たのだが、
あれは所謂「理科的分野」だったらしい。
公園で落ち葉や枯れ草などの自然を観察し、
ポニーやウサギなど、動物と触れあう。

それに対して、今日の見学は「社会科的分野」とでも言おうか。

電車に乗り、消防署、図書館の見学をして、
近くの公園で弁当を食べ、バスに乗って学校まで帰って来るという経路。

へぇーー、楽しそう!

リュックを背負って下校してきたのん、
玄関を入って、一気に様子を話してくれた。

消防署では、はしご車のゴンドラ(?というのか??)部分に
副校長先生が乗せてもらったこと、
自分も乗りたかったと言うこと、

図書館では「特別に」と言われて、
資料室を見せてもらったこと、
本を何冊か紹介してもらったこと、
「この図書館に来たことのある人」と聞かれたら、
自分ともうひとりだけしか手をあげなかったこと。

得意気に、興奮気味に話をする。

あと、弁当が少なかったと。
あはははは。そうかそうか。

この弁当に関しては、のんと昨日も協議した。
時間を遡って、昨日の夕方。
言いだしたのは、のんだ。

「のんちゃんさぁ、最近給食食べてるんだよ?
 (幼稚園の時の)お弁当箱じゃ、足りないと思うから、
 二段弁当にしてくれない?」

あらあら、まあまあ。
うん、いいわよ〜。二段になるような弁当箱というと…
私がかつて、会社に勤めていた頃に持っていっていた弁当箱だ。
最近も、たまにピクニックの時に使っているので、まだまだキレイ。

これ?と見せると、のんがちょっとびびった。
「うん・・・でも、これ全部だと、食べきれなかったらどうしようか…」

あははは!!さっきの勢いはどこへ??
うん、じゃあ、とりあえず、幼稚園の時よりは多めにして、
この弁当箱ギッチリには入れないようにして…と、のんと相談。
「うん、それなら大丈夫そう」などと言うので、そのくらいにしておいたら。
やっぱり!
「すーぐに食べ終わっちゃって、デザート食べても良いのかなー、って
 思って。
 でも、みんなが食べ終わってないから、タメかなー、って
 みんなが食べるのを見てたんだよ!」

それはそれは。うふふふふ。

ま、なによりも。無事に行って、帰ってきて、
そして楽しくて。なによりも、よかったね。ありがたい。



2007年11月26日(月) パーマ/プール

久しぶりに、美容院へ。
もう、平日はとにかく毎日なにかしらの予定が詰まっていて、
自分ひとり自由になる時間は分単位。
なかなか美容院に行くほどまとまった時間をとれなかったのだが、
今日会うはずだった友人が仕事になってしまい、
ぽっかりと午前中時間があいた。

それっ、とばかりに行って、パーマをかける。


むつが帰ってくる。
バスを降りて、私を一目見るなり、
「あっ!くるくるって、パーマしたの?!
 かわいい〜!
 おひめさまみたい!!
 うちもパーマしたいなー!!」

むつのクラスメイトには、パーマをかけたり、カラーリングしたりしている
お友だちもいる。
(コトの是非はさておいて)
そんなわけで、むつも「くるくるっとして、かわいくしたい!」と
いつも言っているのだ。
(当然、私がそれをさせるわけはないのだが)

そして、のん。

帰宅する。
「あーーー!!明日!たのしみだー!!」
明日は生活科見学で、消防署などなどの公共機関に行く予定。

そして、真面目な顔で言う。
「ねぇ?プールに行くまでの時間、C公園でちょっと遊んでたら、ダメ?」

学校から下校するのが、14時過ぎ。
プールに行くのが15時半過ぎなので、確かに1時間以上は時間があるのだが、
とりあえず、明日の支度だの、宿題だの、チャレンジだの、
いろいろすることがあるし、
そんなに慌ただしく遊んで、
時間通りに戻ってこられない場合を考えたくないので却下。

・・・・・。

どうやら、のんは私の髪の毛の変化に気がつかないらしい・・・。


夕方はプール。
明らかに、回数を重ねるゴトに、のんが慣れていっている。
初回の体験の時には、もうフラフラ〜、と言う感じで帰宅して、
シャワーを浴びると、夕食もそこそこに寝てしまった。

11月、正式に習い始めて最初もそんな感じ。
ただ、夕食を食べる元気は残っていた。

前回は「つかれた」と言いながらも、夕食も、風呂も、普通に済ませて
いつも通り20時就寝。元気もある。

そして今回は、やっと周りの状況が見えてきたのか、
どんな練習をしたのか、かなり細かく順を追って説明しながら帰り、
ゆっくり風呂に入り、夕食を済ませ。
トランプでしばらく遊んでから、就寝。

あら、まぁ。これじゃ、普通じゃない。
子どもの体力って、すごい。

あ、ちなみに。結局のんは、寝るまでの間でも、私の髪型を指摘しなかった。
・・・・・・気付いてないと言うより…見てない?



2007年11月25日(日) タイツ

三連休最終日。
のんびり、ゆっくり。

考えてみると、のん、このところずっと週休3日だった。
というのも、
12日の月曜日は学芸会の振り替えでお休み。
19日は創立記念日で休み。
その前、5日〜9日の週は5日通学のはずだったのが、
熱を出して1日休み。

・・・というわけで。
明日からしばらくの間は、通常通り月〜金曜日の通学。
ま、あたりまえだが、
がんばってね、などと思ったりする。

昨日、のんとむつがかなり短いスカートを履いていた。
公園にそのまま行くわけではないので、かまわないのだが、
ヒラヒラして寒そう。
スパッツでもはけば、とタンスを開けたら、タイツがあった。

我が子たち、冬でも裸足で過ごすタイプ。
タイツなんぞ、私はとんと買ったことが無く、
タンスに入っていたのも、近所のお姉さんからのお下がりの品物。

よそ行き用のタイツだったらしく、
くるぶしに可愛いリボンの柄なんてついていて、
のんとむつの心をひどく揺さぶった。

「タイツはきたーい!!」

うん・・・別にいいけど。
でも、すぐに「あつーーい!!」と脱ぐんじゃないか?と思っていたら、
どうやらちょうど良い気温だったらしい。
なにより、ミニスカートにタイツ、という自分たちの姿が、
ETVでよく見かける、バレエに似たダンスを踊っている女の子達に
重なったらしく、
その曲を口ずさみながらクルクル回り、ご満悦。

前述した通り、私が買って与えたタイツではないので、
のんのサイズのものは2本あったのだが、
むつのサイズは1本しかない。

「うちも、もっとタイツ欲しい・・・」
と訴えられ、
今日は父ちゃんも含めて4人で、タイツを買いに行くことに。

家族でタイツを買いに行く、って、なんか可笑しい絵ヅラだ。

そんなわけで、昨日ヒーローショーを見たショッピングモールに
今日も行く。
子ども用品の専門店で、2人とも気に入ったタイツを見つけて。
良かったねぇ。

さて、今年の冬は…寒いかな?
今まで履いたことの無かったタイツ、今年は履くのかな?



2007年11月24日(土) ヒーローショー

近くのショッピングモールの屋外ステージで、
子どもたちの好きな特撮番組のヒーローショーがあるという。

ここの屋外ステージやら、デパートの屋上のステージで
何度かヒーローショー、もしくはキャラクターショーを見たことがあるが、
大概において、女の子向けのキャラクターショーよりも、
男の子向けのヒーローショーの方が、人出が多い気がする。

男の子の方が熱心なのか?
もしくは、こういうショーというと「ヒーローショー」が定番なのか?
パパが連れてくるコトが多いのか?

こんなコトをつらつら考えながら、私は会場の周りをウロウロ。
父ちゃんと子ども2人でかなり早くに席を取りに行き、
私は後から合流するつもりでいたら、
ギッチリ人が詰まっていて、「後から入れる雰囲気ではない」と
父ちゃんからメールが来たからだ。

ま、それならそれで別に私は良いのだが、なにせ寒い中。
子どもたちがトイレに行きたくなったりしたら…ということで、
私は近くで待機する感じになったのだ。

いやはや、ヒーローショーひとつ見るにも大変だ。

余談だが、私がざっと数えたところで、今回のヒーローショーの人出は
ざっと500〜600。すごいもんだー!!

私が見ていた範囲で、迷子が一人。
子どもを見失ったママさんが一人。
そりゃあそうだろうナァ、こんなに人がいたら。

ショーを見終わると11時。
子どもたちは前から3列目という、非常に良い位置で見たので、
興奮しきり。
「ねえ!見てた?!お母ちゃん、見てた?!」
うんうん、見た見た。

ここで、こうなって、こうなって・・・と、しゃべる。
悪役がしばしの間、ギャグをかますシーンがあるのだが、
それに関して何度も繰り返して笑う。

いいなぁ。子どもたちにこれだけ笑われたら、やりがいもあるってもんだ。

「でも・・・」とのんが言う。

「みんな、違う声だった。」

ヒーローショーにありがちなことで、声優がホンモノではない。
…というよりも、
実写部分の俳優さんたちの声ではない。
これの仕組みが良くわからないのだが、
アニメのキャラクターショーは、完璧にホンモノの声優さんの声なのだが、
ヒーローショーは十中八九、ニセモノだ。

・・・脇のテントで声を出しているから、というのは分かっているのだが、
アニメのキャラクターショーのように、予め録音しておく方法は
とれないものなのかな??

詳しい方、教えてください。

いや、のんもむつも、満足していた様子なので、別によいのだけれど。



2007年11月23日(金) クッキー作り

朝ご飯が済んだら、支度。

今日は父ちゃんの父、ジージの誕生日。
プレゼントはお酒…と、毎年決まっているのだが、
子どもたちはクッキーを焼いて、カードを添えて持っていくことにした。

というわけで。
朝ご飯が済んだら、エプロン、三角巾をつける。
手を洗って、マスクをして。

まずは私が、バターを溶かし、砂糖を入れたボウルをのんに渡す。
混ぜている間に、むつが朝ご飯を食べ終わる。(むつは少し遅めに起きた)

残りの材料と、粉を混ぜて。
その間にむつの支度も整って、テーブルの準備もOK。

さあ、生地をのばして、型抜き。

結局、子どもたちはなによりも、この「型抜き」をしたいらしい。
型を抜いて、トッピングをしたり、
ココアを混ぜた生地と一緒にして、模様のあるクッキーを作ったり。
いやあ、見事見事。

最近なかなか慌ただしい日が続いて、
ちっとも子どもたちに料理をさせる余裕がないのだが、
やっぱり寒くなってくると、こういうことをしたくなるもんだなぁ、などと
思ったり。

そして、少し以前よりもさらに、
のんも、むつも、自分たちでなんでも出来るようになっているのを
感心してみたり。

エプロン、三角巾やマスクはもう慣れたもの。
まぁ、クッキー作りは粘土遊びの要領なので、特にどうということもないが、
以前は私がつきっきりで、
それこぼした、もうちょっと前で作れ、
あんまり練りすぎるな・・・などと声をかけていたことを思うと
格段の進歩。(親バカ?)

もう少しして、のんの背が高くなって、
オーブンにも余裕で届くようになったら、
それこそ、私なんてついていなくても、クッキーくらい
作れるようになるんだろうナァ。

出来上がったクッキーを持って、午後はジージのお家へ。
カードも添えて。
ハッピーバースディも歌って。

ああ、今年もまたひとつイベント終了!



2007年11月22日(木) 公園の風景

学校から帰ったのんが、K公園に行くという。
いつものこと。

今、学校は研究授業やら、個人面談やらがあって、
通常よりも早い、いわゆる「短縮授業」である日が多い。

いつもの木曜日なら15時頃下校なのだが、今日は14時に下校。

そんなわけで、のんはK公園に。私はむつのお迎えに。
2人で一緒に家を出る。

むつを迎えて、家に戻り、
のんびり過ごしてから、私とむつもK公園に。
それがちょうど…15時半くらいだったか。

実は、K公園のすぐ目の前のマンションに、
小さな小さな公園が存在する。
子どもたちはK公園と、そのマンションの公園(仮にC公園)を
行き来して遊ぶ格好になる。
我が家のルールとして、その2つの公園なら、どちらにいてもOKである。

むつを連れて行った時、のんたちはK公園ではなく、C公園で遊んでいた。
のんに「K公園に、むつといるからね」と声をかける。
「帰りたくなったり、なにかあったらK公園に来るのよ」と念を押す。

そんなこんなで、むつがK公園で遊び始めて、10分もしないうちに、
C公園にいたはずののんがK公園にひとりでやってきた。
「どうした?」と聞くと、
「寒いから帰りたい」と言う。

ああ!確かにね、トレーナーだけでは寒いと思って、フリースの上着も
持ってきたよ。
「これ、着て遊んだら?」と言うのだが、
「やっぱり寒いから帰りたい」という。

えーー!珍しい!熱でもある?と思わずおでこに手を当てる。

ま、そんな日もあるのか…?と思いながら
K公園を離れ、C公園に行くと、
なんと泣いている女の子が。Kちゃんだ。

・・・どうやら、ケンカがあったらしい。
WくんとOくんが、泣いているKちゃんに小石(と言うより、砂粒くらい?)を
投げつけたりしている。

ゴラァッ!

とりあえず、怒る。
ただ、泣いていることに関しては私はどうもできない。
経緯を知らないし、のんに「知ってるの?」と聞いても「わからない」の
一点張り。
どうやら男の子と諍いがあったらしく、他の女の子もみんな「しらない」

うーーん。

まぁ、仕方ない。こういうこともあるのだろう。
きっと、この状況に嫌気がして、のんも「帰りたい」と言ったのかもしれない。
ただ…むつが家から出てきたばかり。
C公園に来たことで、自分も仲間に入って遊びたいと言い出す。
のんはかわらず「帰りたい」。
泣いているKちゃんを含め、他の女の子達も
なにやらシーンとした、嫌な感じが漂っていたのだが、
Nちゃんが「おにごっこしよう!」と言いだしたあたりで空気が変わる。

むつも入れてもらえて、鬼ごっこ。
そのうち、何故か「花いちもんめ」。
そのあたりでKちゃん復活。仲間に入って遊び始める。
もちろん、さっきKちゃんに砂を投げていた男の子も一緒。
花いちもんめだから、むつの手も握ってくれているO君。うふふふふ。

最後は結局、16時半になって、暗くなり出したので、
「もう終わりよーー!」と号令をかけて解散する。
みんな、とても楽しく遊べたらしい。

いろんなことがあって、でも、最後に仲良く遊べたらそれで良いか。



2007年11月21日(水) 生活科見学

のんが、とても落ちついている感じがする。
少し前のこの日記を書いたあたりの頃と
大違い。

・・・いったい何が違うのかというと……。うーーん??
やっぱり、子どもでもイライラしたりするんだろう。
ちょっとしたところでのんがひっかかると、
私も一緒になってイライラする。
相乗効果で、2人でMAXになってイライラ。

ダメだなぁ。反省。

今は、何か言っても「はーい」と返事が返ってくる。
それだけでも、なにやらイイ感じになって、
一緒に洗濯物畳んだり、夕食後にトランプをしたり。本を読んだり。

あー。ずっとこんな感じでのんびりしていたらいいのに。


遡って、日中のこと。

本日、のんたちは「生活科見学」と称して、学校外に出た。
行き先は、少し大きめの交通公園。
のんたちの足ならば…うーん、徒歩20分くらいか。

かなり樹木が多くて、小さな動物公園も併設している。
幼稚園の園外保育でも行く公園である。

「なにするの?」と聞くと、
「どんぐりを拾ったり、落ち葉を観察したり。」

なるほどーー!そうか、季節の移り変わりを感じるのね。

「あとは、馬(ポニー)に乗ったり、モルモットを触ったり」

小動物園公園のポニーは一般開放されていて、乗れるようになっている。
ふむふむ、動物に親しむという目的もあるのか。

「それから、大きなジャングルジムで遊ぶの!」

えーー!?いやそれはちょっと…違うんじゃない?


朝から午前中いっぱい公園で過ごし、給食の時間までに学校に戻ったらしい。

帰宅したので、様子を聞いてみた。
残念ながら、どんぐりは全く落ちていなかったという。

「だから、綺麗な落ち葉をたくさんひろってね、
 班に分かれて、モルモットを触ったり、ウサギを触ったりする班と、
 ポニーに先に乗る班になったよ」

「後は水飲み、トイレ休憩。」

のんに遠足などでどうしたかを聞くと、かならずトイレ休憩が何時入ったか
まで教えてくれる。

「それから、ジャングルジムでいっぱい遊んだ!!」

あら、やっぱり遊んだの。まぁー。楽しそう。

ちなみに、のんたちの行った公園にどんぐりがないのは私も知っていた。
どうやら、椎の木自体が、あまりないらしい。

私は私で他の大きな公園まで自転車で行き、どんぐりを拾ってきた。
100個はあったろうか。
…というのも、明日、むつがクリスマスリース作りで使うので、
幼稚園に持って行かねばならないのだ。

のんたちが帰宅する前に、
茹でて(虫が出るのを防ぐため)、新聞紙の上で乾かしておいた。



新聞紙の上にたくさんのどんぐりが並んでいる様子を見たのん、
「あーーーっ!おかあちゃんが全部とっちゃったから、
 (今日行った公園に)なかったの?!」

いやいや、そんな酷いコトしないから。



2007年11月20日(火) 昨夜のこと

昨夕は、のんのスイミングクラブの日だった。
体験で1回、11月から入会して、今回で2回目。
(そもそも休館日などがあるので隔週で運営している)

時間が16時過ぎからなので、今の季節、酷く冷え込む。
昨日は日差しも少なかったので、行く道からすでにかなりの寒さ。

むつには、
「留守番していてもいいよ?のんちゃんを見送って、すぐに帰ってくるよ?」と言ったのだが、頑として「(自分も)いく!」の一点張り。
さすがに「(自分も)プールはいりたい」とは言わなかったが、
見送りには着いていくと言う。

うーん。まぁ、それなら…と自転車の後ろに乗せて出発したのだが、
数分自転車で走ったところで、すでに「寒い・・・」
そりゃあそうだろう。
しかも、月曜日だ。
くたびれて、眠くなってしまった。

結果、プールのロビーに入る時には、半分寝てしまったような状態。
私に抱っこされて入る始末。

「次の時には、留守番する?」と聞くと、
「・・・うん・・・」

わはは。やはり、身に沁みたらしい。
(…でも、正直なところ、ひとりで家にいさせたくないのだけれど…。)

のん、最初の時はかなり疲れて、フラフラになって帰ってきて、
バッタリ倒れて寝てしまったのだが、
今回はずいぶんと元気。
それでも、夕食を済ませ、風呂に入って19時だったが
「くたびれたから寝る」と言いだしたので、布団を敷いてやる。

するとなぜか、むつも「寝る」と言いだし、二人してパジャマに着替え…
ゴロゴロして遊んでいるうちに、目が覚めたらしい。

「まだ遊ぶ〜!」
「本読んでーー!」

などと言いだしたので、結局19時から20時まで、
布団の上に3人で転がって、本を読む。

絵本を1冊。
それから、最近読み始めた「くまのパディントン」。
(↓はクリックするとAmazonにジャンプします)
くまのパディントン・パディントンの本〈1〉
マイケル ボンド ペギー フォートナム 松岡 享子
4834018024


これは絵本ではないのだけれど、
私が小さい頃から大好きな本で、子どもたちに読み聞かせたら気に入ってくれた。
1回につき2〜3ページずつ読んで、解説する方法で読み進んでいる。

「ここまでね」と決めたところまで読み終える前に、
むつはすーすーと寝息を立てて眠ってしまっていた。



2007年11月19日(月) パン作り

のん、創立記念日で本日休校。

さて、どうしよう?
そもそもむつは幼稚園がある。14時には帰ってくるので、
もしも出かけるとしても、14時までに帰れる場所でないとならない。
いざとなれば、むつの「延長保育」という手段もあるが、
これは、16時からののんの唯一の習い事、プールに差し障りが出てしまう。

ではやはり、14時までに帰宅できるところ…。
楽しいところ…。
うーーーん。

公園も考えたが、「誰かと一緒じゃないとツマラナイ」という。
そりゃそうだろうなぁ。
私と2人で公園に行って、「わーい♪」と遊ぶ年齢は
とっくに過ぎたんだろうなぁ。

それでは、と今まで遊びにいった先を考えてみる。
博物館。美術館。技術館。こどもの城。図書館。
・・・これは、軒並み「月曜休館」である。
(月曜休館でないところも見つけたのだが、残念ながら遠すぎた)

公営のこういった施設は、月曜休館が通常らしい。

では、民営の遊び場は?
・・・あまりに楽しすぎて、14時までに「絶対帰る!」とするのが
可哀想な気もする。
特に、今日はむつもいないのだ。

仕方ない。
電車で数駅行ったところの、デパートでも行くか。
2人でお店を見て歩いて、フードコートでも行って、ご飯食べようか…、
などと相談していたら、ふと目についたのが、
ネットのお友だちの日記にあった、
ホームベーカリーで作ったロールパン。

そうか!!と、急遽予定変更。
のんに「デパート行くのと、家でパン作るのと、どっちがいい?!」と聞く。

のんの目が輝く。「パン!パン作る!作りたーい!!」
よしっ。この反応を待っていた。
(ちなみに「デパートに行く」のは、のんはさほど乗り気でなかった)

むつもいない。せっかくだから、徹底的にやろうじゃないか。

まず、粉やバターを買い物に行くところから。
(ここ数ヶ月、ホームベーカリーを使っていなかったので材料も底をついていた)
粉の違いを教え、バターの違いを教え、2件の店を廻って買い物。

材料の計量をするところからはじめ、
それをホームベーカリーにセットして、スイッチを押すところも、全部のん。

オーブンの設定、開け閉めと取り出すところは、さすがに届かないので
私がしたが、
それ以外の生地の切り分けも、成形も、全部のんががんばった。

昼ご飯を目指して作ったのだが、途中どうしても間に合わないとわかり、
昼はパスタを茹でて食べていた。

パンが焼き上がったのは14時前。

出来映えは………、ま、成形に時間がかかった分、つやつや、つるつるの
生地の感じではなかったが、
それでも素朴な感じに膨らんで、美味しそうなパンが8つ出来上がり。



のんはあっという間に2つ食べ、帰宅したむつにも「食べて、食べて!」と
勧める。
こんな時、むつは調子が良いので「美味しいよ〜、すごいねー」などと
制服からの着替えもそこそこに食べ始めるのだが、
園でお弁当を食べてきているので、すぐに「お腹いっぱい…」
そりゃ当たり前だ!

でも、のんは大満足だったらしい。
明日の朝の分、ということで、4つ残ったロールパン。
のんが2つ、むつと父ちゃんが1つずつ食べる計画だそうだ。

・・・・あれ?私のは??



2007年11月18日(日) あったらいいな

週末にかけて、宿題が出た。

教科は国語。「あったらいいなこんなもの」というテーマで、
200字詰め原稿用紙1枚に文章を書いてくることになっている。

国語の教科書にある単元では、
自分が「こういうものが欲しい」「こんなものがあったら便利なのに」と
思うもの(実現の可不可はまったく置いておいて)を、
文章にして表現することになっている。
例として、それをメモ書きにしてまとめたり、
友達に発表したり、それに対して質問が出たりする様子が描かれている。

まぁ、結局のところ、
自分の考えをいかにまとめられるか、
上手に人に伝えられるかという学習目的である。
思いっきり空想の物でも良いらしい。


ところで。

のんは、常に動いている。
なにかしらのことをして、遊んでいる。
「ぼーっ」と考え事をしていたりする時間というのは、皆無。
黙って座っている時は、「次は何をして遊ぶか」と考えている時である。

だから、こういう「考える」「発送を膨らます」ことは苦手…らしい。

せっかく週末にかけての宿題なのだから、ちゃんと考えさせてやりたい。
「お家の人と一緒に考えても良いですよ」と先生がおっしゃったとも言う。
それならば。と、
昨夜夕食の時に、話題をふってみた。

「食べながら、みんなで考えよう!」

うーん。なにがいいかねぇ。どうしようかねぇ。

あっ!!
のんが声をあげる。
うん?!なになに??とみんなでのんに注目。

「あのね!自動販売機みたいになっててね」

うんうん。

「1本ジュースを買うでしょう。そしたら、くるくるクルッと廻ってさ、
 『あたり』とか出たら、もう1本もらえるの!!」

・・・・・・・・・・。えーと。うーーん。
すごく残念なんだけど、もうあるんだ。それは。

   …いや、でも。たぶん、厳密に言えば、のんはそれを知らずに
   言ったのだから、文章にまとめて発表できればOKなのだろう。
   でもねぇ。たぶん、友達から「そんなのあるじゃーん!」と
   言われるんだろうし。

「えー!!もうあるの?!」とのんが残念がる。

でもその調子だよ、良い考えだね、などとおだてると、のんはご機嫌で考える。

「わかった!」

なになに?

「あのさ、私(のん)になにかつけてあってさ、
 家でおかあちゃんがTVを見ると、地図が出て、
 『あ、今のんちゃんはここだなー』ってわかるやつ!!」

ああーーー・・・・。うーーん。TVの画面じゃなくても良かったら、
すでに携帯でそういう機能があったりするんだなぁ。これが。

「えーー!そうなの?!」

「しかものん。私がTV見て、のんが何処にいるかわかっても、
 迎えに行くまでに違う場所に行っちゃうでしょ」

「あはははは!!そうだね!!」

   …いや、そこは笑うとこじゃない。

そうやって幾つか考えていくと、「いや、それはもうある」というものが
多くて、あらためて今の技術ってすごいなぁ、などと思ったり。
私が小学生の頃は、TV番組を録画しておいて後で見るなんていうことすら
「あったらいいなこんなもの」の範囲だったのにナァ。

ドラえもんにあった「旅行に行っていないのに、行ったような写真を作る」
ことだって、我が家のPCでも実現できる。
遠くの国の様子を随時画面で見たり、そこと会話することもPCで出来る。

音声で料理の仕方を教えてくれる…なんていうのは、携帯ゲーム機で可能。
いやはや。すごいもんだ。

結局、最後は「漢字のポスターなんだけど、ボタンを押すと画面が出て
書き順を教えてくれる」というものを、のんが提案。

まぁ、なんか……なんと大人しい発想。
しかも、2〜3年後には(ポスター型ではないにしろ)ベネッセあたりが
付録として付けていそうなものではないか。

私としては「雲が描けるクレヨン」とか、そういうものが良かったなぁ。
いや、まあ。のんの宿題だからね。



2007年11月17日(土) お食事、お買い物

先々週あたりから父ちゃんの仕事が忙しく、残業が続いている。
それまで、父ちゃんは仕事柄、夕方には帰宅しているコトが多く、
子どもたちにとって「父ちゃんと一緒に夕食をとらない日」というのは
ここ数年では年に1,2回だったのだが、
先週は連日、帰宅が子どもたちが眠ってからとなった。
(…と言っても、そもそも子どもたちが寝る時間が20時なのだが…)

そんなわけで、このところ、子どもたちが父ちゃんと会うのは朝のみ。

でも今日は朝からいっしょ。
なにやら、父ちゃんにベタベタとまとわりつく子どもたち。
結局「ゲームしよう」だの「TV見せて」だの、さんざん言って、
怒られて、戻ってくる。
でも数分経つと、懲りずにまた行く。

よほど父ちゃんが好きなのか。
よほどゲームがしたいのか。

そんな子どもたちを連れて、電車で少しだけ移動、
某所のショッピングモールにて食事をする。
当然のように、子どもたちは興奮する。
駅を下りてショッピングモールまでの道のり、
のんなんて、とんで跳ねて歩いて「真っ直ぐ歩けないの?」と言われるほど。

食事が済んだら、買い物。
「ここのお店に入りたーい!!」とのんが指さしたのは、
ファンシーショップ。
子どもたちの好きなキャラクターのグッズや、髪飾り、
かんたんな化粧品などのグッズが満載のお店。

いやぁー。こういうところに「行きたい!」という年齢なのね。

以前にも書いた通り、
今年の4月から、子どもたちはそれぞれ、月105円のおこづかいをもらっている。
だいたい15日過ぎをおこづかいの日としているので、
今月は今朝、もらった。

「おこづかいで買ってもいいんでしょ?」と目を輝かす、のん。

でも、しかし。
残念なことに、105円で買えるようなものはなかなかない。
小さい髪飾りでも、最低で157円からか。

仕方ない。
そろって、100円ショップに移動。
かなり大規模な100円ショップで、迷いに迷って、
のんはペンを買う。書いた後、乾くと少し膨らんだように見える(らしい)。
むつはクシと笛を買う。
ふたりとも、先月のおこづかいを使わずにとってあったので、
210円ずつのお買いもの。

…と書くとあっさりだが、これに決まるまで1時間ほどかかった。
特にむつは、最初玩具を選び、その後、鏡とクシを選び、
ずっと鏡とクシを持って歩いていたのだが、
最後の最後にきて、ストラップについた笛が目につき、どうしても欲しくなった。

鏡とクシなら、何となく気持ちはわかる気がするのだが、
何故、笛?
何故、ストラップ?と、首をかしげる。

・・・ま、でも、むつが「これがいい!」と選んだのだものねぇ。



2007年11月16日(金) 軍手とタオル

朝はアルミ缶回収活動。
毎週金曜日の朝は、むつをバスに乗せたらそのまま学校に行き、
子どもたちが持ってきてくれたアルミ缶を洗い、潰す作業だ。

なかなか慌ただしいのだが、
これも来年の4月になれば、子どもたちと一緒に家を出て
学校に行けば良いようになる。
そう思うと、ああ、このバスに乗せるのも後もう少し…と、感慨深い。

・・・いや、その前に。私は来年の春も、アルミ缶を潰すのか?
などと疑問を感じながら。
・・・と、ここまでは私の日記。


のんの学校では、5時間目が「美化活動」の時間だった。
高学年は学校からかなり離れた神社や公園まで行って、清掃活動をする。
低学年も、学校外に出て、校舎の周りの植え込みのゴミを拾ったり、
壁面を磨いたりする作業。

その為に、軍手が必要になる。

のんの連絡帳には、一昨日から「ぐん手もってくること」と書いてあった。
ああ、そうなのねと子ども用の軍手を渡すと、
「学校にあるから、いいよ!」という。

え?学校にある?
「うん、前の時に使ったのが置いてあるから」

ええーーーー!!
前回の美化活動?その時に使った軍手?!
…それって………。
洗ってある?とおそるおそる聞くと、
「ううん」と当然のような返事。

がっくり。

あのね、掃除で使ったんなら、汚れているでしょう。
持って帰ってくるのよ、と言うと、初めて「ああ、そうか!」という表情。

のんはそういう部分が無頓着だ。
確かに、今の小学校の様子を見ていると、慌ただしくて、
特に低学年は身の回りに気が行かないのは無理はない、と思う。
でも。

そして今日。
酷く汚れたタオルを一枚持って帰ってきた。
「運動会の時に足を拭いたタオル。」
えええーーー!!
そうか、確かに。運動会で花笠音頭を裸足で踊るので、足拭き用のタオルを
と言われ、持たせた覚えがある。
でも。
運動会って………。10月の3日?

その時から、ずっと汚れたまま、タオルはどこに置いてあったんだろう。
想像するのがイヤだ。


話は変わって。
子どもたちが帰宅する頃から、ネット繋がりのお友だちに来ていただいた。
ネットお友だち、nさん。事情から、我が家の近くに用事が出来て
その都度遊びに来てくださるようになったのだ。
前回DSなどで遊んで頂いたのに味をしめて、
のんもむつも、バリバリはりきって遊んでもらう。

いやはや。申し訳ない。



2007年11月15日(木) 遠いお友だち

なにやら。
のんが、イライラ期からぬけた。…気がする。
(イライラ期…私が勝手に命名。どうも、1ヶ月に数日、やたらにのんがイライラする時期がある)

これはいったい、どういうわけなんだろう?

単なるバイオリズム?
のんの体調が悪かった?
それとも、学校でなにか面白くないことが続いていた?
もしくは、私の体調で、私がイライラしていた=のんもイライラ??

きっと、色んな事が複合して、そういうことになるんだろう。
たぶん。


「ただいまー」と帰ってきた、のん。
Nちゃんの家に行くという。
Nちゃんは、1年生の時から、のんととても仲良くしてくれる。
気も合うらしい。

だがしかし。
……以前にも一度書いたが、Nちゃんは、とても遠くから通ってきている。
我が家が学区域ギリギリ、いわば最東端だとすると、
Nちゃんのお家は最西端よりもさらに西だ。

子どもの足で歩かせて、30分以上。自転車でも、大人でも10分はかかる。
まだまだ、のんひとりで行かせることのできる距離ではない。
そもそも、学区外なのだ。

学校から帰ってからのんを送り迎えをする、というのはかなり大変。
特に我が家は、まだまだ「むつを連れて」行かねばならない。

5時間授業だと、帰宅するのがそもそも、15時過ぎ。
以前、30分歩かせて連れていったことがあるのだが、
そうすると、Nちゃん宅で遊んでいる時間よりも、
行き帰りにかかる時間の方が長くかかってしまった。

できれば、Nちゃんと遊ぶ時には、中間地点の児童館で遊んで欲しい、
児童館ならば、のんはひとりで行かれるし。

Nちゃん宅や、その近くのO公園に行く時、
かならずのんとその話になり、最後にはいつも
「ひとりで行かれないところの約束をしてこないで!」と言うことになる。
この時もそうだった。

のんは当たり前のように「行くね!」と約束をしてくるが、
その為に、私も、むつも、振り回されるような気がしてしまうのだ。

・・・ちなみに。
  我が家に何度かNちゃんが遊びに来てくれたこともある。
  そんなとき、Nちゃんのママは車を運転して連れてきてくれる。

ただ、今日のことは。
先週熱を出した時に、本当ならばNちゃんのお家に
遊びに行く約束をしていて、
学校に行かれない、Nちゃんちにも行かれない、と、のんが泣いたのだ。
Nちゃんのママも、それを知って再度誘ってくださった。

・・・とりあえず、今日は行こう。
でも、17時過ぎたら真っ暗になるから、17時前に迎えに行くよ。と言う。

昨日までののんなら、「えー」「なんでー」「やだー」などと
言いそうなものなのに、
今日ののんは「うん。わかった」と素直だ。

Nちゃんのお家に迎えに行った時も、とても素直に支度をして出てきた。

(・・・・・・あ、あたりまえか?)

こんな風だと、「次回からは児童館ね」などと言おうと思っていたのに、
「また今度遊びに来られるといいね」などと言いたくなってしまう。

いや、これがのんの作戦なのか?!



2007年11月14日(水) 予防接種

むつ、午前保育。
昼食を済ませたら、再び幼稚園へ。
午後はおゆうぎ会の衣装の話し合い。

・・・話し合い、とは言っても、
(もっとずーーーっと何年も前は確かに「話し合い」だったらしいんだけど)
少なくとものんが入園して以降は、
衣装は全面的に先生が作っているので、
「こんな感じの衣装になります」とデザイン画を見せられ、
このグループの女の子はこんな髪型にしてくださいとか、
このグループは下着は半袖でなくて…とか、
そういう細かい部分を聞くだけ。

あっという間に終了。

のんには、留守番をしていてもらった。
おやつを食べて、宿題を済ませて待っていて、
なにか困ったことがあったら携帯に電話してとお願いしたのだが、
話しを聞いている最中に2度も電話をかけてくる。

「おやついらないんだけど・・・」

「公園に行きたいんだけど・・・」

まってなさいっ!!
仕方ない。話が終わるやいなや、挨拶もそこそこにむつを連れて
自転車で家まで戻る。ああ、慌ただしい。


夕方は、インフルエンザの予防接種。
のん、ちょうど先週、熱を出したので、どうかな・・・?と
心配したのだが、大丈夫だった。
ホッ。

この時期、注射を打つ時期を計るのも難しい。
あんまり見計らってばかりで遅くなると、それはそれで感染するし。

今回は、お友だちと一緒に。
たまたまAちゃんのママが「今日行くのよ〜」という話をしたので
便乗させてもらう形になった。
のんに「Aちゃんと、いく?」と聞くと、「・・・うん!行く行く!」と乗り気。
ああ、良かった。

結局、Aちゃんと、Nちゃんと。
子どもが5人、大人が3人。
診察室には家族ごとに入って、我が家は、のん、むつ、私の順に接種。

家に戻ってから、
「すごくいたかった、ホントにいたかった」と何度も言う、のん。

「えー、そう?そうでもなかったなぁ」と言ったら、

「・・・。だってさ、おかあちゃん。
 ゾウとかって、ほら、皮膚が厚いから注射針がささらなくて
 折れちゃったって、
 この前見たじゃん。
 だから、お母ちゃんも・・・」

・・・・・・・・・。

うん。確かに、この前学芸会で6年生が「かわいそうなぞう」を演った。
でもね、でもね、のん。

それと私を一緒にするなーーーー!!ちゃんとささったわい!!



2007年11月13日(火) のん…

夕方から、もう、ぐったりするほどにのんを怒ってしまった。
なんだかんだと、ことごとく反抗し、
こちらの言うことを聞かず、
自分の要求ばかりしようとするんだもの。

あー。

今考えると、あそこまで真っ向から向かい合って怒らずに、
「何バカなこと言ってンのー、出来るわけないじゃーん、あははは!」
くらいにしておけば良かった。
失敗した。


こんな感じで、私がのんのことを怒り、説教して、
時には「外に出てもらおうか」などと真剣に言っていると、
むつが無駄に緊張する。
イヤ、むつのことを怒っているのではないのだが。

「お風呂に入りなさい」
「はい!」
「もう、でたら?」
「はい!」

むつがものすごい優等生になる。
(そして、さらにその態度がのんの気に入らない。)

結局、緊張したむつが布団にはいるとすぐに寝入ってしまい、
泣いて、怒った顔ののんだけが取りのこされた格好になった。

風呂に入って、頭を乾かす頃には、双方ともだいぶ落ちついたので、
「のんのことが好きだから、色んな事を教えたいと思うし、
 間違っていることは知って欲しいんだよ」
などとゆっくり話をする。

わかったのか、わかっていないのか、
神妙な顔つきで頷く。

むつが寝てしまっているから、
のんと私、
布団に入ってからは、なぜか山手線の路線図を見ながら駅名の話。

ここの駅名はここと似ているとか、
ここの駅名は漢字で書けるだとか。

のん、山手線の駅名は順に全部言えるようになった。
「鉄」の道、まっしぐら。
いや、電車の見分けがまだまだだから、ダメか。

電車の話がひと区切りして、落ちついたところで就寝。

明日はイイ感じでありますように。
私も、落ちついて対応できますように。反省を込めて。



2007年11月12日(月) お出かけ

のん、学芸会の振り替えで休校。

夏休みに一緒に東京ドームシティに行った、
同じメンバーで、遊びに行こうという話が持ち上がった。

・・・が。
残念ながら、むつは幼稚園が。
Fくんがいるなら、途中で迎えに行くか…?とか、
のんだけしばらく預かっていただいて、むつを連れて合流する…?とか
いろいろ考えたのだが。

結局、Fくんご一家は都合があって参加できないとのことで、
私はのんと一緒に2人で参加することにした。

むつは、延長保育。

これに関しては、(のんと私が遊びに行く、と言う)こんな事情での
延長保育は、気が引けるから、
むつの態度や疲れ具合、天候など、いろんなことを考えて、
ギリギリまで決めずにいたのだが、
今朝、むつに
「ねぇ?今日、おあずかり(延長保育の通称)する?」と聞いたら、
「いやっほぅーーー!!する!する!!ぜったいする!!」
と躍り上がって喜ばれてしまった。

・・・ま、いいか。

そんなわけで、のんと私、そしてお二人のママさん、
4年生の男の子、女の子、1年生の男の子。
子どもが4人、母親が3人だ。

ああ、なんだか。
こう言う時、のん一人連れていくというのは本当に楽。
のんはもうすっかり、電車などのルール、マナーはわかっているし、
(分かっている…と思う。特に今日は何の問題もなかったと思っている)
あぶないコトもない。

敢えて言うと、行った先で階段があると、2〜3段は飛び降りる、
坂があると走って上ろうとする、と言うことくらいか。

他のママさんに、「のんちゃん、なんであんな元気なの〜!」と
笑われるのは、日常のことである。

行った先は東京タワー。
4年生の男の子のお家と、我が家は何度か行ったことがあるが、
4年生の女の子、1年生の男の子のお家はほぼ初めてだったらしい。

大展望台で、子どもたち盛り上がる盛り上がる。
小学生って、こんなに楽しそうに景色を眺めるものか。

お腹が空いたら、みんなでフードコートへ。
お土産を見て、移動して、
今度はトリックアートギャラリーへ。
ここでも、素晴らしい盛り上がり。

4年生の女の子と、のんの2人で、ノリノリで写真にポーズを付ける。
まだ「恥ずかしいから写真はイヤ」などと言う年齢ではないのか。
イイ感じ。
みんなでおやつを食べて。飲み物を飲んで。

むつのお迎えに余裕で間に合うくらいの時間に、電車で帰ってきた。
幸いなことに電車は通勤時間からほど遠く、座れたので
のんもぐっすり寝て。

ああ!楽しかったねぇ!
……でも、むつにはナイショだよ。



2007年11月11日(日) のんのイライラ

なんだか、このところ数日、のんが荒れている。

この「最近のんが荒れている」というフレーズ、
この日記には何度も登場している。

子どもだって、やはり人間。イライラする時期もあるだろうし、
学校で思い通りにならないことがあったり、
友達となにかあって、気分の悪いこともあるだろう。

大概の場合、しばらくの間(1週間前後が多いパターンか?)、
イライラして、むつにあたったり、
私や父ちゃんの言うことをことごとく聞かなかったり、
そんなことがあって、
ひどく怒られて、
そして、なんだか「すっ」と、そのイライラ時期から抜けるような
感じになるのだ。

どういうことなんだろうなぁ。面白いなぁ。
体調のサイクルなんだろうか。
バイオリズム?
(と言うようなことも、以前の日記に良く書いた。)

特に荒れている時には、本当に体調を崩していて、熱を出したり、
頭が痛かったりして、
「ああ・・・だからイライラしていたのね」と分かる時もある。
今回も。
この日熱が出ていたので、
その前数日イライラしていたのが、「ああ、これだったのね」とわかった気がした。

今は熱はすっかり引いたが、余韻で、鼻が酷く出ている。

鼻が詰まっているとイライラするのか、
はたまた鼻が詰まっていると耳の聞こえが悪くなるのか、
この数日は、やけに私や父ちゃんの言うことを聞けない。

風呂に入る時間、寝る時間になったので、その都度教えても返事がない。
片づけないといけないとか、
食事の支度を手伝いなさいとか、声をかけても返事をしなかったり、
もしくは返事をしても、動かなかったり。
さらに言うと
「わかってるよ!」などと返事をして、
怒られて、説教をされて。

でも、同じコトを数分後にまたやる。

あまりにも同じコトを何度も繰り返し、酷いので、
今日は玄関から出されそうになった。

ドカン!!と雷を落としてみたり、
静かに説教をしてみたり、
その都度いろいろしてみるのだが、わかっているのかいないのか。

こうやってもわかってもらえないなら、こうか?
こうすると、少しは感じてくれるのか?
などと、親は毎日、いろいろ考えるのだ。

ああ!
この日記を、いつか母親になったのんが読んでくれますように!



2007年11月10日(土) 学芸会2日目

朝から本降りの雨。
雨、雨、雨。
雨の土曜日、のんはランドセルを背負って登校。学芸会である。
昨日は「児童鑑賞日」だったので、今日は「保護者鑑賞日」。

…それにしても。
運動会と言い、お祭りと言い、遡れば参観日と言い、
今年度の行事は雨に降られすぎ。
「今回は雨天延期(になる行事)じゃなくてよかったじゃない」と
父ちゃんは言うが、
それにしても、雨の中を学校まで行くのは、なかなか大変。

むつにも傘をささせて、朝から学校へ向かう。

朝から全部見よう、という保護者は一部らしい。
大概、お子さんの学年とその前後くらいを見て帰る方が多いという
話は聞いていた。
確かに、朝は何となくがらんとした雰囲気の体育館。

 …ただ、その後は満席になるくらいいっぱいになった。
  雨だったが為に、途中で帰る人が少なかったのかもしれない。

前のマットのところも座ってください、と先生に教えて頂き、
パイプ椅子ではなく、最前列のマットに移動。
座っていると、のんたち2年生が体育館に入ってくる。

我が家としては初めての学芸会なので、(昨年は音楽会だった)
例年どうなのか知る由もないが、
学芸会の始まりの歌を、2年生が歌うという。

「なんで2年生?」とのんに聞いたら、
「一番ユーシューだから」などという返事。
優秀?先生がおっしゃったんだろうか?

舞台に1列に上がって、音楽の先生のピアノに合わせて
「幕を開ける歌」を歌う。ああ、なんだか懐かしい。
なぜか隣でむつが歌う。
そうね、むつもこのところ、さんざんのんに練習させられたものねぇ。

1年生、3年生、5年生の演技が済んで、
さて2年生の番…となった時、むつが「おしっこ・・・」
こらっ!!!!!
だから!!だから、3年生が終わった時に「行こう」って言ったのに!!

どうにも、むつは学校行事の要所要所で「トイレ」となる。
緊張するのか。
それなら、こちらが言った時に素直に行けばいいのに!!

大あわてでトイレを済ませて、席に戻ると、
まだ校長先生のお話だった。セーフ。

のんたちの劇が始まる。
話自体は昨日見ていたし、台詞も、歌も、むつが代わりに出られるほどに
家でやっていたので、目新しいことは無かったが、
それでも、みんな衣装を付けて、堂々と頑張っている。
歌も上手にそろっていた。
うん、確かに優秀だ。
(もちろん、他学年も!!)

そしてやっぱり、のんたちの劇中歌を、となりでむつも歌う。たはっ。

その後4年生の演技。
4年生には、むつの大好きなFくんがいる。
彼は最後、舞台を降りる時にむつに気付いてくれたらしい。
手を振ってくれる。むつも嬉しそうに振り返す。いやーん。

終演まで見ると、もう昼過ぎ。
のんたちも下校時刻だ。
昇降口で出待ち…否、のんたちが降りてくるのを待って、一緒に帰宅。

むつはくたびれて、昼ご飯の途中で寝てしまった。
私も、くたびれた!子どもたちのイベントって、見ているだけで疲れる気がする。



2007年11月09日(金) 学芸会1日目

夕方から明け方にかけて、もう一度熱が上がるのでは?と
密かに心配していた、のんの容態。

ありがたいことに、その後熱は上がらず。

朝、のんの手を触ると、すっと冷たい。
ああ、いつもの感じだ。
良かった〜!!!

いつも通り送り出す。
が。
少しだけ、いつもと違う。
今日は学芸会。

「児童鑑賞日」と言って、児童がお互いのクラスの劇を見る日。
明日の土曜日は「保護者鑑賞日」と言って、
体育館には保護者が座る席のみ用意される。

・・・ちなみに、明日は子どもたちは出番の時だけ体育館に行く。
それ以外の時間は、教室で授業をするという!
へぇーーー!!
土曜日の振り替えで、月曜日が休みになるので、
その分の授業数確保ということらしい。
なんだか、すごいなぁ、最近の小学校。


閑話休題。

そんなわけで、のんは衣装のトレーナーをランドセルに入れて登校。

その姿を見送って、私はむつを園バスに乗せ、学校へ向かう。

最近、我が小学校ではアルミ缶回収活動を始めた。
金曜日が回収日なので、子どもたちからアルミ缶を受けとり、
洗って、潰す作業。
意外にみんなきちんと洗ってきてくれるので、ほとんどが潰すだけ。

校舎脇で作業をしていると、子どもたちが衣装をつけて、
校舎から別棟の体育館に移動していく。
ああ、そうか、自分たちのクラスの出番までの間、
衣装を付けたまま鑑賞するのか。
ふふふ。

猫とかネズミとか、いろんなものに扮装して
劇を見るという状態は、それだけでワクワクしそう。
いいなぁ。

今日も、…一応「児童鑑賞日」だが…
後ろの方で保護者も見て良いことになっている。
明日、仕事を休めないからなどと言う理由で、いらしている保護者の姿も
ちらほら。

せっかくなので、のんたち2年生の時だけ、私も見ていくことに。

・・・・・・・・。
うーーーーん。なんともはや。
・・・。
うん、でもみんな、よく声が出ていたし、歌も上手で、良かった良かった。
無事に参加できて、良かった良かった。

なんか、自分が舞台に上がるよりも、ドッと疲れる感じがする。



2007年11月08日(木) のん、発熱

夜中…と言っても、明け方。のんの声で目が覚める。
「お母ちゃん、暑くって、気持ち悪くて寝られない」

ギャッ!!!飛び起きた。

・・・・。
熱があるーーーー。
手で触った感じでは、38度くらいか?
うひゃーーーー。

先日の日記に、「当日まで元気に」なんて
書いたのがまずかったか。
…いつも後から思うのだが、
「あー、ずっと元気でイイナァ」とか、
「このまま元気で行くと良いなぁ」などと思うと、途端に熱が出たりする。
ま、そのくらいの周期で体調を崩しやすいと言うことなのだろうけれど、
「あんなコト思ったから!自分のバカバカ!!」などと思ったりする。

それはさておき。

とりあえず、枕に保冷剤を入れてやる。お茶を飲ませる。
少し楽になったのか、しばらくしたら寝てしまった。

熱が出ても、乳児のように一晩中泣いていたりしないから、
なんだかあっけない感じだ。

朝、熱は少し下がっていたが、まだまだ熱い。
手を握っても、カッカと熱いのがわかる。

「行きたい!学校に行く!!」今にも暴れ出しそうな勢いの、のん。
まだ熱がうんと高かったら、ぐったりして居るんだろうけれど、
微熱と言ってもいい範囲だと、本人も元気でうるさい。

特に今日は、学芸会の前日で、4時間授業なので、
お友だちのお家に遊びに行く約束になっていた。

ダメだ。
微熱の時に無理をして行って、明日休みになったらどうするの。
お友だちにうつしたら、どうするの。
私はとにかく、「休み」の一点張り。

のん、泣く。
泣くほど行きたいか。
いいなぁ。幸せだなぁ。
  ……と、学校嫌いで、なんとかして休みたかった私としては
    のんを羨ましく思う。
    
とりあえず、お友だちに連絡。
学校への連絡帳、欠席届も持っていってもらう。

今日は図書ボランティアの仕事と、PTAの仕事、どちらもあったので
そちらもなんとかしなければならない。各所に連絡。

結局、午前中から昏々と眠ったのん。
14時前に目が覚めた。
私はのんが起きたら昼食にしようと思って待っていたので、
むつを迎えに行き、それから遅ーい昼ご飯。
何故かむつも一緒に食べる。(何故だ?!)

目が覚めてすぐは、まだほんのり暖かかったのんの手も、
夕方〜夜にかけてはすっかり平熱。

夕食の支度をしていたら、電話が鳴った。
担任の先生から。
具合はいかがですか、と心配してくださった。
ありがたいこと。

のん、明日は、行かれそう。



2007年11月07日(水) むつの工作

久しぶりに学校の仕事のない日。
少し遠出をして買い物に。

2008年の手帳を買う。
ああ、もう2008年。早いなぁ!!

昨日とうって変わって、暖かくて良いお天気。
のんは当然のように公園で遊ぶ約束をしてくる。

むつは?

むつはここ数日、やたらと工作づいている。

たぶんきっかけは、幼稚園でなにかの制作をして、
その時に牛乳パックを使ったのだと思うのだが、
家でパックの牛乳を飲み終わった時に
「これ、欲しい」と言いだした。

あら、それならあるよ、と、
工作用にとっておいた、紙パックや紙の小さな箱を出してやる。
幼稚園で、のんの時までは結構頻繁に
「持ってきてください」ということがあったので、きれいに洗って干して
とっておいていたのだ。

大喜びの、むつ。
思いのままに切ったり、貼ったり。
ボールペンで線をつけたり。

出来上がりは、「・・・・これはいったいなんだろう・・・」と
思うようなものがほとんどなのだが、
それでも本人は至極満足そう。

むつ本人曰く、「時計台」「髪飾り」などが次々出来上がる。

自分が思い通りに出来たりすると、
「これ、どうやってやったか、教えてあげようか!」
などと、鼻息荒くして言ってくる。
紙をクルクル巻けるようになった、と、自慢げに見せる。

今日も幼稚園から帰って、おやつを食べたらそのまま工作。
真剣に紙パックを切る。

のんが公園にいった後も、
「うちも行きたいー」などと言いながら、工作の手が止まらない。

「行きたーい」
「行くなら、片づけてハサミしまってね」
「はーい」

この会話を3回くらい繰り返して、やっと作業が止まった。

公園に出たら、16時半。
でも、ちょうどタイミング良く、同じクラスのお友だちが来たところで、
30分たっぷり、楽しく遊べて大満足だったらしい。

17時になると、あたりはもう真っ暗。
のんたちも、17時に解散するようになった。



2007年11月06日(火) 学芸会とおゆうぎ会

昨夕はのん、プールで1時間泳いで、20分ほど自転車を漕いで、
「お腹すいたーー!」と帰ってきた。

そりゃあそうだろうなぁ、お疲れさま。
バタバタと夕食の支度をして、食べて、バッタリと寝た。
今度からは月曜日は、ご飯とお風呂が出来ている状態にして
プールに行かないとならないなぁ。

月曜日からプールで、疲れが残らないか?などと心配したのが
嘘のように、元気にいつも通り学校へ行く、のん。
体力ついたなぁ。子どもって、すごいなぁ。

むつも見送り、私はいつものように学校へ。

学芸会が近づいている。
毎時間、どこかの学年が体育館の舞台で練習しているらしい。
子どもたちが衣装を着て、廊下をウロウロしているのが可笑しい。
あちこちに大道具もおいてあったりして、高校の学園祭のような雰囲気だ。


もちろん、我が家の小学生も練習に熱が入る。
台本を持って、練習。
当然、むつにも練習させる。台詞も、歌も。振り付けも。

のんとむつ、2人でこなすわけだから、
2人で全部の台詞を割り振って稽古する。

たぶん、当日クラスの誰かがお休みして、
「誰か他にこの役をできる人は!?」などというドラマのような展開があったら
むつが
「うちができます!」
と名乗り出ることが出来るだろう、と言うほどに練習している。

………いや、むつ本人、出る気かも。

父ちゃんが言う。
「のんちゃんの練習、手伝ってあげてるの?エライねー」

むつが首をかしげる。
「え?手伝い?」

・・・・やっぱり本人、出る気バリバリらしい。


いや、冗談はさておき。

むつ自身も、幼稚園で12月の初旬に行われる
おゆうぎ会の練習が始まったらしい。
歌はまだ覚えていないそうだが、振り付けは
「こんなのやって、こうやってまつのよ」などと、見せてくれる。

どちらも、楽しみ。
どうか当日まで、元気に過ごせますように。



2007年11月05日(月) もぎ店/のん、スイミング開始

幼稚園のもぎ店。
春と秋の、年2回催される。子どもたちの作った紙のお金を持って、
先生達が出すお店屋さんに、
おすし、アメリカンドック、みかん、ヤクルト、おかしを買いに行く仕組み。
ちなみに、前回の様子はこちら

春のもぎ店は参観できないが、秋のもぎ店はそのまま参観日になる。
指示された時間に行くと、しばらくしてから子どもたちが出てきた。

天気がよいので、年長クラスはブルーシートを敷いて、園庭で食べるらしい。
タオルと、座布団、水筒を持って子どもたちが出てきた。
胸には紐の付いた財布をぶら下げている。
ああ、なんて楽しそう。

こんな楽しい行事も、むつのこれで最後だなぁ、と少し感慨深い。
むつが友達と一緒に誘い合うようにして、
お寿司やアメリカンドックを買いに行く様子を見て、
とても成長したと感じるとともに、
ああ、このおともだちは別の小学校に行ってしまう…と、
とても残念に思う。

ま、仕方ないことだけれど。


そして、夕方は!
ついに本日より、のんがスイミングスクールに通う!
先日体験をしに行ったスイミングスクールに
11月から正式に通うことになった。
スイミングスクールとは言っても、公営プールの2コースを借りて、
コーチを呼び、サークル活動のようにしている、子どもたちのチーム。
アットホームな感じが、特に気に入った。

前回の体験の時、涙目で「入りたい・・・」と訴えていたむつ、
仕方ない、私もむつを連れて遊びに入るか…と、
(同じプールのフロア内で、子どもプールは同じ時間帯一般開放している)
覚悟を決めていたのだが、
昨夜からまたしても「目が痛い」と言い出す。

目?うーん、目に何かあるのは、ダメだなぁ。
ということで、
のんがプールに入っている間、むつは眼科に行くことに。

のんがプールの間、自分は眼科…というのは、かなりぐずったり
抵抗するかな?と思いきや、
「かんがー?!いくいく!!」と乗り気のむつ。
なんか間違っていませんか?

結局、のんの入っている時間1時間を目安に、
公営プールに近い眼科へ。
以前かかっていた眼科が潰れてしまったので、むつは今、新しい眼科医を
さがしているところなのだ。

診察は特に滞りなく。アレルギーがあるので、それでかゆみ、痛みを
感じるらしい。
少し弱めの薬を出してもらう。

初めての医院なので、帰りに診察券を作ってもらう。
券を渡されて、待合室のところに戻ってきた私に、
「けんは?けん!」
渡してやると、じっくり眺め、満足したように私に返してくる。

・・・診察券マニア?
いや、むつはそう思うくらいに、あちこちの医院の診察券を持ってはいるけれど。

眼科からもどると、のんたちのクラスはまだまだ、練習を続けていた。
けのび、バタ足、背浮き…。
ヘルパーを付けてはいるが、次々とこなしている。
少人数だからこそ、何度も練習できて、イイ感じ。

出てきたのんに、「どうだった?」と感想を聞くと。
「うん!今日もひとり友達が出来た!」
・・・。
ホントに友達になったかどうかは定かではないが、
のんの「友達づくり」はある種、才能だと思う。



2007年11月04日(日) バレーボールの応援

なにやら、先週の日曜日から、ノンストップだったきらいのある
私のスケジュール。
敢えて日記には書いていないコトも多々あるのだが、
とにかく、この1週間は長かった!!

そして締めくくりは、バレーボール大会。

否、ここで「締めくくり」というわけでもなく、
来週はちょっと学校に行かなくても良い日があり、
それが終わるとまた連日、今度は次のイベントの準備…という感じなのだが。

とにかく、バレーボール大会の応援。
ママさんチームで、近隣の小学校、中学校あわせて8校の対抗試合。
自転車で15分ほど走ったところにある小学校の体育館で行われる。
(コレに関しても、それぞれ「主催校」というのがあり、
その当番に当たってしまうと準備からなにから大変。
12月、卓球大会で、我が小学校は主催校になっている。)

のんのお友だちのママも出るから、
「一緒に応援行く?」と誘ったのだが、断られた。
ちっ。

仕方ない、他の役員さんと待ち合わせて、一緒に行く。

午前中に1試合、午後に1試合。

いやーーー。

スポーツの試合なんて、全く縁のない性質で、
間近で見る機会がほとんど無いので、
体育館で目の前でバレーボール、なんて、本当に○十年ぶりに見たかも。

いやはや、すごい。すばらしい。
皆さん、「プロ?」と疑いたくなるくらい、お上手。
練習されているんだろうナァ、と頭が下がる。

役員のお仕事としては、午前中1試合の応援だけで良かったのだが、
その試合に勝ったので、「これは午後も見なければ!!」と燃えて
昼ご飯を作りにいったん帰宅し、また会場にUターンした。

試合が予定時間を押し気味だったので、
結局、家に帰ったのは夕方近く。
家に入る直前、メールが。

のんより「ねぇ、まだー今どこなの」
むつより「ゆうはんなににする?」

あはははは。これは失礼。
待ってた?ゴメンねぇ、と部屋にはいると、
足の踏み場もないほどにオモチャのカードが広がっていて、
大変な状態だった。

キーーー!!という表情をすると、
父ちゃんが「ね、お母ちゃんが帰ってくると大変でしょう」
のんが「うん」

なんて失礼な!!



2007年11月03日(土) としまえん

お出かけ!行き先は、としまえん!!

前回は春に行った。
(舞浜某所に比べて)非常に空いていることに感激し、
「遊園地って、楽しいねぇ」とあらためて思った場所。

ただ・・・。
前回もネックだった、「身長110センチ以下は乗れません」もしくは
「大人同伴で」という、アトラクションの表示。

むつの身長は……嗚呼。残念なことに、まだ110cmに満たない。

そんなわけで、午前中は、とにかくむつの乗れるものに、全員で乗る。
父ちゃんはスピードの出る乗り物には強いのだが、
回転系が苦手なので、その類の物は私が乗る。
本当は、のんとむつだけで乗らせてやりたいところなのだが、
としまえんは、ほぼ全ての乗り物が、
「110センチ以下は、大人の同伴が必要です」の表示ある。
(このあたりが、よみうりランドと少し違うところなのだが)

だから、のんが「むつちゃんと2人で乗りたーい!」と
せっかく言うのだけれど、
席に着く時には「のん」と「むつと私」という状態になる。
ちょっと残念。
のんとしては、かなり残念。

だから、早く大きくなれ、むつ。

乗れる乗り物に一通り乗ったあとの昼食前には、アスレチックの広場で遊び、
昼食後には、室内のボールプールなどのあるスペースで遊ぶ。

そして、いよいよ、2チームに分かれる。

のんは父ちゃんと、大きなジェットコースターへ。
むつは私と。
さて、何に乗ろう?

結局、午前中に乗ったものに乗るしかない私たち。
でも。重ねて言うが、空いている。
ハッキリ言って、
「今のったのはピンクのロケットだったから、
 今度はこの自動車に乗りたい!」
と、降りた瞬間にまた入り口に走っていけば、連続で乗ることも可能。

そんな感じで、クラシックカーのゴーカートも、
自動車が回るタイプのカーメリーゴーランドも、
なんでも、何回も乗る。

むつはそれでも充分に楽しいらしい。

存分に乗って、最後はのん&父ちゃんのチームと合流し、
大きなメリーゴーランドに3回も連続で乗って、
としまえんを後にする。

あー、めいっぱい遊んだ!!
疲れた!!



2007年11月02日(金) 姉の来訪

私の実姉…Kお姉ちゃん…が、今日、わが家に来てくれることになった。

姉は春に少し大きな手術をして、今は休職中なのだが、
やっと復職の目処が立つほどに回復してきた。
前回会った時よりも、さらにさらに元気そうな姉。
良かった。ありがたい。

………
ずっとこの日記を読んでくださって、姉のことも心配してくださった、
皆様に、この場ではありますがお礼を。
ありがとうございます。かなり元気な様子です。
………

姉とは近くのショッピングモールにて、映画を見て、食事をして。
そしてむつの降園時間にあわせて家に戻り、むつを迎える。

ここで話は少し遡るが、
実は姉は11月生まれ。
せっかく我が家に遊びに来るのなら、「お誕生日会」をしよう!!と、
のんとむつと計画をした。

昨夜、夕方から部屋の飾り付けをすることに。
ただ、どうしても姉が来るのは昼食後。
むつが帰る時間にあわせて来るようになるので、
のんが帰る15時には、姉はすでに来ている。

飾り付けを先に見られるのはイヤだし・・・。

どうする?と頭をひねる。

「そしたら、先に来てもらって、
 のんが帰ってきてからしばらく目をつぶっていてもらって、
 その間に飾り付けをするのは?」
と提案したら、
のんが
「待たせるってコト?それは失礼ってもんじゃない?」
などと言う。
あはははは、そうか、それは失礼なのか。

結局、リビングを仕切るついたてがあるので、それを立てて、
片側の部屋に前夜から飾りを付けておき、
姉にはもう片側の部屋のテーブルのところにいてもらうことになった。
「こっちは見ないでください、って言っておいて!」と言う。

ただ、ついたての一部は磨りガラス。飾りが見えてしまう。
…どうする?

磨りガラスの部分に、タオルをかけておくことになった。
(いや、正しくは貼っておく感じ)
明らかに不自然なタオル。

「これ、変じゃない?」と言うと、
「昨日、お風呂に入ったから、タオルを干して居るんです、って言えば
 良いじゃない」と言われた。

・・・そ、そうか?


姉は、察してのことか片側の部屋をのぞかずにいてくれた。
途中、むつが帰宅してやたら思わせぶりな行動を取ったので、
私としてはむつが先走って
「あのね、ないしょなんだけど・・・」
と明かしてしまい、のんの怒りを買わないか心配したのだが、それもなく。

結局、飾り付けをした部屋にちゃぶ台を置き、
ケーキを並べ、4人でお誕生日パーティー。
ハッピーバースディも歌って。

姉も喜んでくれた様子。
当然、のんも、むつも。

そしてむつは張り切りすぎて、眠くなってしまう。
姉が帰る前にパタリと倒れて、寝てしまう。あらら。

のんと一緒に、姉を見送る。
また遊びに来てね。今度は舞浜に一緒に行こうね、と約束。



2007年11月01日(木) むつ、学校にて

毎年、11月1日は幼稚園の願書提出日。
のんの時も、むつの時も。ああ、懐かしい。

そんなわけで、今日は休園日。
どこかにお出かけ…?とも思っていたのだが、
来月行われる、PTA主催のスポーツ大会の準備が入ってしまった。

「今日、学校にお仕事しに行かないとなんだけど…」
とりあえず、遠慮がちにむつに言ってみる。
もしもそれで「えー」とか「いやだー」とか
そういう反応があれば、「子どもが休みなので」と断ることも考えた。

それなのに。
「え?!学校?行くいくーー!!」喜ぶ、むつ。
「いや、通うんじゃないよ、PTA室だよ?」

むつは今までにも何度か、私についてPTA室に入って待っていたことがある。
先日のお祭りの準備の時にも、荷物運びをしてくれた。

「PTA室?!やったー!!」

・・・なんか勘違いしていないだろうか。

今日は会議ではなく、資料の製本など作業なので、
むつがいてもそれほど邪魔にならないかもしれない。
座る場所もあるはず。
じゃあ、退屈しないように…と、ぬりえ、色鉛筆、ノート、
それから飴玉をいくつかと、水筒。
可愛いバッグに入れて持っていく。

別チームの役員さんになるが、やはり幼稚園年長クラスの女の子を
連れてきていた。この近隣の幼稚園は、ほぼ今日が願書提出日なので
みんなお休みだ。
お名前は、Mちゃん。

作業の邪魔にならない場所に、子どもたちは並んで座ってもらう。
Mちゃんはやっぱり、折り紙や色鉛筆を持ってきていて、お絵描き。
むつは塗り絵。

お互いが、お互いをチラチラと見ながら、でも話しかけたりするわけでもなく。

集合時間になって、作業が始まる。
プリントを折って、はさんで、ホチキス止めの作業。
プリントを折っていると、ぬりえをしていたむつが
「そっちのがやりたーい!」
Mちゃんも「うちもー!」

あははは、やっぱり「うち」って言うのね。

並んで作業を手伝ってもらっているうちに、
おやつのやりとりが始まり、
そのうちに、2人で「こっちに行ってみよう」などと会話するようになり…。

結局、PTA室のとなりの空き教室(英語の授業がある時に使用される部屋)に
2人で行って、なにやら会話をしたり、ノートになにごとか書き込んだり。
空き教室の机と椅子に並んで座って、
「学校ごっこ」のつもりらしい。

えーーー。むつが、お友だちと交流している……。

のんの時、そんな心配は皆無だった。
誰も知っている子がいない公園に連れて行っても、
すぐにのんは、同じくらいの子を見つけて寄っていき、
30分もしないウチに、私の知らない子が「のんちゃーん!」と呼んで
のんと遊んでいる光景は、珍しくなかった。

でも、むつは……。そういうこと、出来ないタイプだな…と
何となく思っていたのだけれど。

窓際に並んで座って、むつはMちゃんと何を話していたのだろう。
2人で鏡を見て、何事か言っていた。

・・・来年の春も、やっぱり我が幼稚園から、我が小学校に行くのは
むつひとりの様子。
ああ、でも。
ひとりでも予めお友だちになってもらえて、良かった。
Mちゃんに会えて、良かったねぇ。


 < 過去  INDEX  未来 >


まー [HOMEPAGE]