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今日は久しぶりに涼しい夜なので一気に読み切った。 「花窗玻璃 シャガールの黙示(深水 黎一郎」読了。 芸術探偵シリーズの3作目で前作までの探偵役だった神泉寺瞬一郎がフランスに留学していた18歳の頃関わることになった二つの事件の話を小説仕立てにしたものだ。 今回は瞬一郎の一人称だからか、どこか掴みどころのなかった探偵の解像度が上がった気がする。 そもそも18歳だから言動も若いのか。 瞬一郎が滞在していたのはフランスの地方都市ランスで一番有名なのはランス大聖堂。 シャガールのステンドグラスで有名らしいが、それ以外にもフランス国王が戴冠するのがランス大聖堂だというのは初めて知った。 どんなところかなと思ったらすぐ画像検索できるのは現代のいいところ。 シャガールのステンドグラスの画像もあった。 なるほど……。 印象深かったのは元大学教授のローラン氏か。 頑迷で自説を曲げない厄介な人だけどランス大聖堂への見識や愛情は死の間際まで変わらなかった。 良くも悪くも街の中心である大聖堂は多くの人の人生に関わっている。 事件のトリックも大胆でびっくりするが(できるかと言われたら火事場のなんとかでできそうではある) 動機がそっちかーとちょっと嫌になった。 屑はどこにでもいるな。 カタカナを漢字にしてルビを振った文章というのは読みにくいといえば読みにくいが、洋杖(ステッキ)や素描(スケッチ)などルビがなくても読めるものは多々ある。 ちなみにタイトルはステンドグラスのこと。 とはいえ、名前の当て字は普通に読みにくい。 細かいルビが更に読みにくい。 やっぱり適度な漢字はいいけれどカタカナも使ってくれよと思う(笑)
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