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読み終わったものの感想が書きづらい。 「帝都フォークロア・コレクターズ(峰守ひろかず)」 読み放題から表紙に惹かれた。 ちょっと岩崎陽子の王都妖奇譚っぽいなあと思って。 ジャンル的にはなんだろう。 キャラもの?ラノベ?冒険活劇? タイトルに帝都とついてはいるが最後の話以外は地方が舞台で求めていた帝都の浪漫はほとんど感じられない。 残念だ。 キャラは立っている。 というか立ちすぎ盛り過ぎ。 ロマノフ王朝の血を引くクソ真面目な堅物美形の射理也(いりや)。 軽薄で女好き、でも頼りになる噺家崩れの淡游(たんゆう)。 元々は大名家の家だったが故郷にはいられなくなって上京してきた小さくてしっかりした静。 この3人が日本各地に伝わる妖怪伝承の話を収集していくわけだけど、 きな臭い時代だからか軍部やマッドサイエンティスト、政商などが入り乱れ民俗学的味わいはどこかへ飛んでしまっている。 その代わり大立ち回りや牢屋からの脱出、囚われの友人の救出など冒険要素がてんこ盛り。 文中に江戸川乱歩が出てきたからか、少年探偵団の様相もなきにしもあらず、か。 ただ乱歩ほど闇は濃くないけども。 そこが物足りないのかなあ。 面白くないわけじゃないんだけどね。 何かが足りない・・・・・気がする。 まあそのうち他の本も読んでみるか。
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