NM Syndrome

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2022年08月01日(月) 不死身の戦艦

蝉が元気だ。
今までこんなに聞こえてきたことはないぞ?と思うくらい元気極まりない。
8月に入ったからか?そうなの?
まあこれぞ夏の風景だわねえ。


「不死身の戦艦」読了。
最後の方は駆け足になって読み流してしまったところもあるけどとりあえず読了。
お気に入りは何度か読み返した。
そこが短編のいいところだ。すぐ読める。
元々好きな作家(或いはシリーズ物の短編)が揃っていたこともあり読み易かったし、読んだことのない作家でも興味が湧いた人もいた。
そこがアンソロのいいとろだ。
新しい世界が広がる。
お気に入りはヴォルコシガンサーガの一篇「戦いのあとで」(ビジョルド)
ナイアルが永遠になる「還る船」(マキャフリー)
エンダーのゲームの前日譚ということを抜きにしても心に残る「囚われのメイザー」(オースン・スコット・ガード)
エンタメロマンスのハッピーエンド感が今時珍しい「ジョーダンへの手紙」(アレン・スティール)
このあたりは王道で涙腺を刺激しまくる(多分日本人好みの)展開が良き。
「巨人の肩の上で」(ロバート・J・ソウヤー)も上記に入るかもしれない。

ぶっ飛んでておかしみがあってある種のハッピーエンドで、
しかも結局幼馴染の子が一番いいんじゃん(要約しすぎ)となった「星間集団意識体の婚活」(ジェイムス・アラン・ガードナー)
うん、これは面白かった。
銀河連邦の一つ<連合>が別の銀河連邦とお見合いを繰り返す話なんだけど(そういう説明はどうなんだ)何度か失敗したあと
仲人役のAIに色々アピールされそれはいいかもと言いながら最後には必ず「それで彼女にはどんな問題が?」と尋ねるところがおかしくておかしくて。
このアイディアは正しくセンス・オブ・ワンダーだな。
中身はただのラブコメディだけど(言い切った)

雰囲気重視でもっと読みたかったのがユーン・ハ・リー「白鳥の歌」
美しいイマジネーションが好みだった。
この人の長編「ナイン・フォックスの覚醒」が試し読みで返り討ちにあった思い出があるのでいいイメージがなかったのにこれは良き。
こういう出会いがあるからアンソロも悪くないんだな。


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伊波