NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
蕃東国年代記が非常に良かった。 久しぶりに本の中の世界にどっぷり浸れたおそろしくも美しい話の数々だった。 おそろしさと美しさが拮抗し時に傾き時に引き合い、そうして紡がれた五つの話はどれも心に残る。 雨竜が天に昇る様は絹糸のような雨と共に幻の様に美しく、それを見物する人々の闊達で楽し気な様はユーモラスだ。 かと思えば、誰よりも美しい(だけの)有明中将を誰よりも愛した二人の話は哀しいので好きじゃないのに一番心囚われるし 静かに語られる「面白い話」の不気味さやおそろしさは異国の風情と相まって一番心惹かれる。 飄々として見えた宇内も一癖ありそうだし従者の藍佐も生い立ちには何かがありそうだし、 二人が出ない話に出ていた盗賊の霧と煙が最後の話で宇内と関わってきたのでまだまだお話はあるとみた。 心より次の篇をお待ちしておりまする。 iTunesだけかと思ったらレコチョクでも配信してくれたようなので両方とも購入。 全額パラスポーツ支援に寄付されるパラスポーツ応援チャリティソングだ。 この潔さがSMAPらしいと言ってた人もいて(ファンではなく一般人だった)SMAPのイメージが人々にどう受け止められていたのかわかって感慨深い。 ファンだけでなく普通の人々もSMAPの在り方をわかっていたのだなあと。 しかも3人しかいないのに当然のように「SMAP」と認識されているのだからどれだけその存在が人々と共にあったのかと考えるだけで嬉しくなる。 御用メディアがわざわざ元をつけ何度も刷り込みしようと人がみればただSMAPだもの。 ポール・マッカートニーやジョン・レノンを一々元ビートルズと言わないけれど誰が見ても彼らはビートルズと思うのと同じように。 (同列に語って申し訳ない) さあ、もう少し頑張らないとね。
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