NM Syndrome

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2005年03月19日(土) 春の詩

もう「春眠暁を覚えず」の季節なんだろうか。
外は雪が吹雪いていたのに(笑)
じゃ、冬眠?(違)

眠くて眠くてしょうがないのは私だけではなかったみたいで、そこかしこで早寝をしたという日記を見つけてちょっと笑う。
でもこれも身体が欲求しているのだと思って素直に従おう。
普段なら3時近くまで起きているのに日付が変わる前に寝るなんて、ちょっとした贅沢してる気分?(それもなんか違うような)
ま、なんと言いますか、今日も眠いんですよ(笑)
春だな〜(まったり)

ちなみに「春眠暁を覚えず」とは、孟浩然の「春暁」から
【春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう】(大辞泉より)との意。
あら、じゃあ冒頭での私の使い方は間違ってるような・・・(笑)
本来は朝目覚めるのに物憂いような起き難いような、そんな春の朝の情景をうたったもののようですねー。
私の場合、単に眠くて眠くてしょうがないだけなんだけど(笑)こういう時にも使っていいんだろうか。

漢詩は結構好き(だからといって詳しいわけでも熱心なわけでもない中途半端な「好き」なんだけど)
その中でも岩波から出ている『漢詩百景(上)(下)』という文庫がお気に入りです。
何が気に入ってるかって、載ってる漢詩が有名どころなことと、あとは綺麗な写真がついていること。
読まれた場所や、近い場所の写真がついていて見ているだけでも楽しいのだけど、
ふいっと思い出した時にこれを出して適当なページを開き一つ二つ読んで満足する。
そんな読み方のできる本です。
好きなのは王維や陶淵明。なんとなく私の好みがわかります?(笑)

もう一つ好きと言えば、いつかどこかで使ってやろうと目論んでいる(笑)かのロレンツォ・ディ・メディチの有名な詩。
        うるわしき若さも
        とどむすべなし
        愉しみてあれ
        明日知らぬ身なれば ー辻邦夫『春の戴冠』ー
なんというか、春に相応しい詩のような・・・・。
物憂く切ない爛熟した・・・春。
辻のタイトルが「春の戴冠」だからか、ロレンツォが統治したのが「花の都フィレンツェ」と言われたからか、
或いはボッティチェリの「プリマヴェーラ」を思い出させるからか私の『春』のイメージにはこれが付き纏っているようです。

これこそブログで書けって話ですね(笑)
ま、たまにはいいですか。今日は書くことないんですもん。

あ、サムガがあったっけ。
でも今夜はやけに挑戦的な中居でね(笑)
聞きたくないなら消せば?って態度で延々と野球の話をしておりました。
ま、いいけどねー。
中居の声を音楽として聞いてるから(内容は?笑)




2004年03月19日(金) 敗北のナポリ
2003年03月19日(水) ソロは貴重なんだからさー(とほほ)


伊波