2010年04月26日(月)
「走るわよぉ!」(当然のようにオネエ言葉で)


 退団者の皆様、ご卒業おめでとうございました。


 昨日は入りと出を見にいってました。さゆちゅわんのまばゆい笑顔とか(出の時にずっと手を振っててくれたのが印象的だった)、じんじんのちっちゃさに「あのちっちゃい身体にどれだけのパワーが」と涙したり、ハマコ先生が出でファンからの掛け声に対する返答が、いい感じに遠くまで聞こえてきてギャラリーが「やっぱりすげえ」と唸っていたり(笑)。
 ユミコ氏の入りの高らかな晴れ宣言と、出の時のすべてを浄化するような笑顔……。

 送られた人も見送った人も、本当にお疲れ様でした。



[伝書鳩返し]

・>昨今のあれやこれやを思うと、
 >「この人の言葉なら経由しててもミズさんの声で聞こえる、大丈夫!」
 >って思える人の文章でないと、いきなり飛んでいったブログでは
 >怖くて読めないので、東京ナツキ茶は六実さんが頼りでした。

 ……ごめ、ちょっと俺泣いた。そう思っていただけたのならすごくすごく嬉しいです
 本当に妄想ばかりで、色眼鏡通してばかりなんですが(笑)、私が大好きなあの人が、少しでも伝わったのなら、ほんとに嬉しいです。
 バルセロナSSも書きたいんですが、ちょっと他に優先させたいものもありまして……


 という訳で





[金平糖関連生産リスト]

 自分用メモとして、できれば9/12までにやりたいこと。

・ヤノさんとこの原稿(何書くかは決めたよ!)
・マリポーサ総集編本
・エロ本企画の完結
・47メルマガの完結


 二つ目のマリポーサ総集編ですが、夏コミ合わせでSSSに掲載しているマリポサSSの総集編本を作ろうと思っています。自分でスペースはとってないのですが、ヤノさんとこか、誰かのところに置かせてもらおうかと(笑)。多分オフセ。できれば書き下ろしつけて。……夢は大きく(笑)。
 実はコピー本ばかりで、オフセで作るのは初めてです(わ)。それでもやっぱり前回の近代本で自分のSSを本にしたのに味をしめたのと、ネット掲載済のもので本をつくる事に割と賛同もらえたのも大きくて。
 あとやっぱり一番は、ナツキさんの退団を契機に何かしたいというのが一番大きいです。なんだかんだでナツキさん絡みというか雪組公演SSもかなりの数になってきましたし。作品関係なく、気に入ったものを掲載しようかとも思ったんですが、やっぱりナツキ担として思い入れの強いマリポーサで。まあ気分は思い出のアルバム作りな感じです。

 ってそんな時間あるのかねえよでも時間は作るんだよ!(笑)

 という訳で興味のある方は、生あたたかく見守ってください。
 経過はついったに「はじめてのオフセット(はじめてのおつかいと同文脈)」で連載していきます(しなくていい)(笑)。




 そんなこんなで、いよいよ退団へのカウントダウンが始まった訳です。
 なんだかんだでユミコ氏たちを見送るまでは、と後回しにしていた感情が昨夜はぶわっと襲ってきてぶわっとなったりもしたのですが、それでもやっぱり走り続けていくんだろうなぁと思う次第です。正直、自分でもどうなるかさっぱりなのですが(ものすごくウザくなることだけは容易に想像できる)(リムーブ推奨)、自分の気持ちにちゃんと向き合って、それをちゃんと言葉とかSSとかに(とか、て)していけたらいいな、と思っています。


 走り続けよう。





2010年04月23日(金)
彼女らの本気に応える唯一の


 マイ楽を前に、なんか火がつきました。

[SSS]

 ソルフェリーノのSSそのに
 相変わらずの捏造です。そして相変わらず「X」じゃなくて「+」なんだよなぁ。



 久しぶりに公演メモです。しかしこの間ソロモンの頃のマシンガン読み返してみたら、あの頃すごく精力的にメモ残していたなぁと。まあ、忙しいのとツイッターが代用品になっちゃっているのもあるんですが、それでもやっぱり残していかないと、と。

 今夜のわたしは、ウザいですよ?



[雪組メモ:EとAにまつわるいくつかの所以]


 芝居の話。何度見てもやっぱりエクトール先生とアンリエットの関係性が??というか。このままだとやっぱり「アンリエットがエクトール先生の想いを知りながら利用した」としかみえなくなってしまうのは、私だけでしょうか?(だってあそこで思わせぶりに抱きつく必要ないじゃんー)。
 という訳で仮説を立ててみました。

仮説1:二人の間にあるのは師弟愛
 アンリエットが看護学(っていうの?)を学んだのがエクトール先生がいた大学で、その時エクトール先生は研修医か何かで、アンリエットに色々教えてあげていた。エクトール先生が本気を出してもにぶいアンリエットは「ちょう深い師弟愛」としか思っていないんじゃないかな?と。それなら納得できるような。

仮説2:二人の間にあるのは親子愛
 ああ見えてエクトール先生は40過ぎの男やもめ(どっかで公式設定でていたとしても無視します)(笑)。若干年齢に無理があるものの、アンリエットから見たら、エクトール先生は父親のような存在で(ましてや父を虐殺されたゆえに思い入れが深くて重い)、エクトール先生の本気も無償の愛としてとらえているんじゃないかな。それなら納得できるような。

仮説3:二人には昔すったもんだがあった
 仮説1の発展形(笑)。その大学時代にふたりは付き合っていて、すったもんだあって別れた、けれどもエクトール先生の気持ちはずっと変わらずに数年後戦場で再会。戦場と言う異常な状況下、そしてアンリエットの両親虐殺イベントも関わって、ついお互いを慰めるだけの(略)……でも戦場下だからそこから発展することもなく。ま、まあ、そういう濃厚な関係があったとしたら、あの「ええ?きみらほんとはつきあってたん?」な展開にも納得できるような。

仮説4:やっぱりアンリエットは悪女
 わあ、最初の説にもどっちゃった!(笑)。



 で、私は仮説5を推します(それまだ説明していない)。

仮説5:「アンリエットが自分を許していない」
 そうやって両親を虐殺されたアンリエットは自分だけ生き残った事で激しく自らを責めていて、それゆえに「私は幸せになってはいけない」と思いつめている。エクトール先生の事はちゃんと「ラブ」で想っていても、その悲しい出来事がアンリエットを苦しめている。エクトール先生もそれがわかっているから、決してそこから先にはすすめない。この戦場下に、互いをよりどころとしながらも、決して触れ合うことはない二人。オーストリア兵を許せない激しさそのままに、アンリエットは自分自身をも許せていない……今もはっきりと思い出せる、両親の断末魔の叫びと、飛び散る血。アンリエットにとってそれは、この戦場の悲惨さよりも、心に突き刺さる杭(だから薬をとりにいくのへっちゃらなの!)(今一気にだめにした)
 そんなアンリエットがデュナンと出会ったことで「許すことがなんなのか、少し解ったような気がします」ゆるしたのは敵と自分。「君もそれほどまでに苦しんでいたんだね」と、自分を許せずに苦しんでいたアンリエットを知っているからこその、エクトール先生。だから彼は黙って見送ることしかできなかった。自分を許したアンリエットは、新しい生き方をみつけることができたのだから……

 (急にSSが始まるのはナパームスクエアの仕様です)



 そんな風に、アンリエットの方は納得できたのですが(お前だけがな)やっぱりエクトール先生が解せない、彼はどうしてそこまで身を引いていたのだろう。それは彼のやさしさであり、彼のこの戦場での絶望なのかもしれない、なぁと(この辺はSSを参照してください)(不親切な)。
 最初、あんなに深くアンリエットを愛しているエクトール先生より、通りすがりのデュナンをアンリエットは(恋愛要素ではなかったとしても)選んだわけだから、エクトール先生的には納得できなかっただろうなぁと。彼の優しさよりも、デュナンさんの(敢えて言うなら)「やすっぽいヒューマニズム」がアンリエットを変えて、動かした。
 でもそれは当たり前だったのかな、と。なぜなら、デュナンは「動く人」でエクトール先生は「立ち止まる人」だったから。能動的なデュナンさんがアンリエットの心を動かして行動までさせた、っていうのはわかりやすい流れだよな、と。
 そうして誰よりも深い絶望で「立ち止まっていた」エクトール先生が、最後にようやく「そしてまた、歩き出す」と(細かい歌詞はつっこまないように)(笑)。前のマシンガンで、「一番成長したのはアンリエット(それゆえに主人公に見える)」と書いたのですが、実はエクトール先生も「また歩き出す」成長をしているだよなぁと、思った次第です。




 そんな感じになんとなく繋がったところで、明日のマイ楽を見てこようと思います。
 しかし君はいつもこんな事考えながら観劇しているのかええわりと。実は観劇時の釜稼働率的にはマリポーサと同レベルだったりします……わあ、いい客だなぁ、私。




[雪組メモ:睡夢メモ](だいたいついったーの再録)(笑)


・初見時は「わかりやすいオギーショー」と思っていたんですが、たまたま題材が一緒なだけで、今はもうオギーとの比較はないかなぁと。でも敢えて言うなら、境界線の違いかな、と勝手に。オギーは異界と現世の境。稲葉君は現実と祭りの境界線。そして稲葉君のは必ず現実に戻ってくる、祭りはいつか終わる。それがオギーに比べてゆるいところなのかもしれないし、稲葉君のやさしさかな、とも思う。私は好きです、このショー。

・特筆すべきは(高声低声口調)、白い鳥なんですが!もーすーごーくーかーわーいーいー!!(落ち着いて)。あれはなんでも鳥の扮装をしたカーニバルの「人」らしいのですが、あれはもう鳥そのものだと思います。振り付けもすごく鳥っぽいんですよね。かわいい。

・で、今回白い鳥と赤い鳥、エロ本での黒い鳥、と来て、私自身はミズナツキさんに「鳥」ってイメージはなかったんで、意外だなぁと思いました。ほら、どっちかって言えば四肢があるいきものというか、ウロコがあるほうと言うか(笑)。っていう話をヤノさんにしたら「いやナツキさんのあの後頭部は鳥っぽいですよ」と言われて「それだ!」となったのは未だに覚えている話なので、こっちにもメモっておきます。

・ちなみにみなこは完全に鳥顔だと思う。なんか「ちゅん」としててかわいいなぁ。

・一度前方席で観た時、せりあがりで出てくる白い鳥が、本当に目の前の高さに現れるって感じで「わーっ」ってなった。ナツキさんはあのセリ上がりは「うしろむきだからあまり盛り上がんない」らしいけれど(茶会メモ参照)、ほんとあれは高揚するなぁ。

・二羽の白い鳥が上手前方舞台で踊っているところで、上手奥から下手に花道にむかってカーニバルのひとびとが踊りながらすぎてゆく、最近はそこになんだか泣けて仕方がないのです……。

・しかも先導するのがヒロミ先生でね、また雰囲気があっていいなぁと。

・あやなおとさんは演出家によって扱いがすごく変わってしまう人なので(小声)、今回稲葉君と相性がよかったのは嬉しかったです。詩人とか、ほんとあの「雰囲気」好きだなぁ。私は「やくしゃ」と思っているんだけれど、世間的にはそうでもないかなぁ……。

・割と後半になってから、仮面売りのハマコ先生の芝居に注目しだしたら、泣けてしょうがなかった。あの舞台上の居方、それこそ現実と祭りの間を縫いとめていく、あったかくて確か存在。プロローグで、みずみなカプほかが踊っているところで、ハマコ先生も花道でひとり踊っているのを見て、すごくぐっときました。

・このショーの主人公は実はこの仮面売りの男なのかなぁと思ったり。

・まったく同じ文脈で、これはゴンドリエーレの物語とも思ったり。

・そして今回、ナツキさんは「主人公ではないな」と思っています。ものすごく傍観的な、違う次元のような、個ではなく、全体のような……言語化待ち。

・盆で回るゴンドラの上のナツキさんの細かい芝居が好きです。ハマコ先生の「冷たい月に問いかけても答えなどなく」で、その通りの芝居をしていたり、水面を見てはっとして、己の身体を抱いてみたり。

・黒燕尾の場面(飛ぶなあ)。あの場面のナツキさんは「魔女」なんだと思います。紳士が美女に化けていたのではなく、美女が紳士に化けて、すべての男達を惑わす。黒燕尾で踊っていて、ちゃんと真ん中のナツキさんは「男」なのに、そう見えます。いや、私が801脳を装備しているからだけじゃなくて!(笑)。

・くっとカラダを後ろにそらした時の、上から見下ろすようなユミコ氏の目線のドSぶりに全俺が震撼。

・雪景色以来、私の中でチギが急上昇しています。元々コマスキーだったのですが、チギスキーにもなったので、チギコマスキー熱が上がっているというか(笑)。多分、わたしはチギコマにみらゆか的な何かを見ているんだろうなぁ……。決してチギ=みら、コマ=ゆかではないのですが、対比のコンビっていう意味で。

・あと無駄に沙月熱もあがっています。狂宴の場面の彼女の役が「サロメ」と気付いたのは最近なのですが(遅)、あの物言わぬ踊っている時の芝居の表現力がたまりません。




 タイムリミット!(久しぶりだこの表現)(笑)。
 やっぱり書かないと駄目だな、私。

 そうやって書ける事を嬉しく思っています。書きたいと思わせるほど、心震わせてくれるものがあることにも。
 どうも最近ポエミーなんですが、間違った事はゆってないので晒しておきます。







2010年04月22日(木)
水面に映る茶会メモ


 ご無沙汰しております。前回までのあらすじはついったーでどうぞ(違)。


 さて、楽前にナツキ茶メモをあげておきます。
 相変わらずの自分勝手解釈&妄想ですみません。いつもの事ながら、正確な報告はよそさまで。何かおかしかったらご指摘ください。
 茶会録じゃなくて茶会メモですからあくまで。

 しかし毎回毎回なにをムキになっているんだか(笑)。需要のない自分用メモなのにねぇ。




[ナツキ茶メモ]

・とりあえず前日のユミコ茶のおみやげもナツキ茶のおみやげもマドレーヌだった事を特筆しておきます。会場で「ちょwwww」って思った人多かっただろうなぁ(笑)。

・本編。ナツキさん入場の時に珍しく仕込みがあって、「扉にご注目ください」と。そして会場に流れる「Run」。ムラの茶会も入場曲は「Run」だったので、わざわざこの振りって事はまさか歌いながらと思ったら、案の定。しかもPVと同じ格好で!!これにはびっくり!わー、年甲斐なくキャーってゆったわよ!

・と言うわけでこのお衣装です(よくよく見比べたらアクセとインナーがちょっと違う)。あの目のやり場に若干困っていたレギンスですよ、ええ、ここぞとばかりに視姦させていただきました!(視姦言わない)

・しかし私、ナツキ茶参加し始めて「おうた」を聞くのは初めてです(笑)。


★公演話

・公演の見所は「79期一騎討ち?」と(また一騎討ちゆった)。本当につまった芝居をしていて、最後にファンティ閣下が敬礼してくれたときには、「想いが伝わった!」と自然と涙がでてくる、と。

・基本的に上演中に退団を意識することはないのだけれど、数日前に、閣下の人間像とハマコの人間像がかぶって感じてしまった時があって、その時はぐっときた、と。これからそんな事が増えていくのかなぁと。

・アンリエットの事はどう思っているのか?に「かわいそうだなとは思っているけれど」「ラブではない」と。人間愛的というか、(あの状況下では)それどころじゃない、と。チラシの裏にあった赤十字の旗にくるまって抱き合う場面も「そんな場面ないし!と私たちがすでにツッコんでいますから」と(笑)。

・更にエクトール先生がアンリエットを想っている事を知っているか?も「気づいているかもしれないけれど、それも別に」と。ユミコ氏ともその辺はまったく話をしていません、との事。

・赤十字の旗の場面。たまにインクが乾きすぎちゃってて、上手くかけなくて「イラっとする」(笑)事がある。逆にインクが滴りすぎちゃって、びゃっと飛び散ってしまって「あ、いい感じ」と思ったけど、床にまでついちゃったら怒られるし、と(笑)。

・でもここで、今はインクを使っているけれど、本当はあれ、血なんですよね、だからあの場面は血のにおいがぶわって立ち上がってくるんだよな……、とそういうことを意識しながらやっています、と(これ、ふつうに言いはなしだなぁと思った次第)。

・アンリエットのようにナース服が似合うかわいい看護婦さんと、エクトール先生のように眼鏡が似合うすてきなお医者様、どっちに「なりたい」ですか?と問われ「え、ええ?意味がわかんないんだけど!」「どっちっていうか、眼鏡?っていうか…」確かに「なりたい」は不意打ちだな(笑)。敢えて言うなら、お医者さん。命を救う仕事で本当にすばらしいと思うし(ファンの中にも医療従事者の肩がいて)「夜勤明けなんです〜」とかいうお手紙をもらうと、本当に大変だな、と。今お医者さんが足りなくて大変じゃないですか、とも。それに司会の方が「じゃあ、眼鏡はともかくお医者さんということで」(どうしても眼鏡が大事らしい)(ですよね!)(笑)、それにナツキさん「だってお医者さんは一生懸命受験勉強してきているからみんな眼鏡なんでしょ?」と(それは極端なんじゃ)(笑)。

・そんなこんなでラブはないけれど寂しくはないですか?とも聞かれ「いや寂しいというか」と、またしても「いやそれを聞かれても」なナツキさん。「寂しくはないです」はい。

・そこから転じて、新公の話になって、大劇場新公の時のあゆっちがやったアンリエットはものすごくデュナンさんラブに見えた、と。あれは役の解釈に的にどうなんだろうね、と(あっているようであっていないような)話題になったとか。でも東宝はまた変わった感じになっていたので、若い子たちも考えてやっているんだな、と、頼もしく思った風。

・好きな場面(だったかな?)、で「アヴェマリア」と「シスターとの場面」を上げていたような(確か)。


★ショーのはなし

・今回デビューの、稲葉ショーの特徴を問われて、わーって盛り上がって「終わらない」のが新鮮と。あと舞台がカラフルだなぁと。

・幕開けの白い鳥のせり上がりの話を問われて「後ろ向きだしあんまり……」と、見ている方ほど盛り上がらないとの事。盆回りながらのせり上がりとか、せり下がりか、あこがれていたけれど、視界が「つまんない」(笑)と。見ている方は盛り上がると思うけれどねー、に司会の方が「堪能しています」うん、私も。

・女装場面の話(に、なるとムラもそうだったけれど微妙な笑みを浮かべるのがかわいい)(はいはい)。周囲の反応を聞かれて「……あんまり?」。なんか「わー!!」って感じじゃなくて、「わー……、」ぐらいだったとか(笑)。むしろナツキ女装より仮面舞踏会の衣装にみんな盛り上がっていた、と。「あれ、全部新調なんです」。あの衣装、色合わせ(紫と水色)があまり宝塚にみない感じで好きです。

・女装衣装は重くて動くのが制限されて、表現が伝わりにくいと。それでいつもハマコ先生が上手の袖で「もっとこう!」「こういう感じで!」とうっとりと色っぽい美女を演じて指示しているそうな(真似するナツキさんがおもしろかった)。ナツキさん曰く「むしろそれを見てほしい!」(みたい!)

・銀橋ちかゆみ場面を問われて、これも「(退団を)特に意識をしているわけではなくて」で、あのすれ違いざまに手を取るのは難しいんですよ、と。でもユミコとは打ち合わせとかタイミング合わせはしていないけど、絶対にはずさない自信がある。私もユミコの手を取れると思っているし、ユミコも私の手に取らせると思っている、そういう信頼感がユミコ氏との間にあると。


★そのたの話。

・フレパ話。ウオールクラッシュ。あれは「がんばりすぎない」がコツなんだとか。練習ではヒロミが一番点数飛べていたと。だから「ヒロミはもう飛ばなくて(練習しなくて)いいよ」と、みんなで代わりによけいに飛んで練習したとか。

・フィジカルメール、事前に過去の映像を見て「キーボードの配列は毎回同じ!」と気づき、ホワイトボードに書き出して配列を予習したとか。スタッフさん曰く「そんな事するひとは初めてです」と(笑)。なので楽勝だった、と。

・でも肝心の問題がわからなくて「メタボ予防春の健康○○」で、なぜか全くわからずに、立ち尽くしてしまったナツキさん「あたしなんかすごい顔してたでしょ?」

・ちなみに今回は握手会はなくて、会員さんの特典撮影会だったんんですが、その間会場にフレパを流してくれていて、その立ち尽くした場面がでたとき場内爆笑でした(笑)。

・デリソバの男前な足開きは、あれはハンドルがかなり重くて、足をがって開かないと難しいんです。女性には難しい種目なんです、と。

・で、ここでもやっぱり「右を攻めすぎた」(笑)

・「フラッシュザウルス」で「簡単だと思うでしょ?あれは難しいんです!」と。垂直の部分と水平の部分で光の見え方の感覚が狂って「ててててててて(垂直部分)て、て、て…(水平部分)んん?」みたいな(笑)。

・「ポンプをやるミズナツキさんが大変男らしかったと評判なのですが」に、あれは翌日筋肉痛にならないように、できるだけ全身をつかってやったのだとか。でも結局筋肉痛になったけどね、と。

・そうやって「ついやりすぎてしまうんです」。「だって金貨いっぱい欲しいじゃない!!」と(笑)

・ダーツは「上手い人は真ん中をねらってしまうんです」と前日の茶会でユミコ氏も同じ言い訳を(笑)。


・どこかの流れで出た話なのですが、キムヒロのネバーワイプアウトを見ていて「お互いに信用しあってなくて駄目!あたしとユミコぐらいじゃないと!」的な発言を。「ユミコとはいい意味で学年を超えているので」ひゃー(笑)。

・今楽しみにしていることはと問われて「組旅行」と。「まあ、幹事ですから」、と。あの幹事決めのくじ引きはてっきり免除になるかと思ってたけれど「ひいてください」で、当てちゃった、と(笑)。

・東宝舞台稽古の日に、出がすごい遅いときがあって、実はその時に、組旅行のあれこれを決めていた。もう公演始まったらそんな余裕はなくなるので、すべてその時に決めた、と。

・その時にしおりも作ったのだけれど、ナツキさんは「え?これプリント一枚でよくね?」と効率化(笑)を提案。でも他の子に「でもやっぱり思い出になりますから……」と作ることに。作り始めたら意外にノッてきて、いいものができたとご満悦。絵はタジィが書いてくれた。本当に上手で、少女マンガみたいな絵を書いて、卒業なんでちゃんとセーラー服を着た女の子が泣いている絵とか…(とここで身振りでセーラー服とか一生懸命表現してくれるナツキさん)(笑)。

・でも作ったのはみんなで、ナツキさんは指示を出しただけ。「コピーとってきて」「紙の色はこれで」と。目に浮かぶなぁ。その他の幹事のメンバーが気になるところ(笑)。

・本当は組旅行はトップさんがやめた後にいくのだけれど、次回のナツキさんの退団公演後の次の集合日までの時間が短いのと、今回組の中心だったひともやめるし、だったら今回やろう、という事だとか。

・雪組の組旅行には伝統的にいろんな係があって「朝起こす係」「ラジオ体操の係」とか「寝かしつける係」とか(!!先生釜にザラメが入りました)。でもそれもナツキさんがめんどくさくない?と「全部なくしました(笑顔)」と(今度は効率化成功)(笑)。

・やっぱりみんながゆっくりできる旅行にしたい、という思いのようで。宴会以外は自由で、みたいな感じでとナツキさん。で、宴会では幹事特権でみんなに飲ませて「いろいろ暴こうと思っています」(笑)「あ、これスミレコード?」(もういいですよ今更)

・美容の秘訣を問われて、ヘラみたいなもので肌をぐりぐりやっているとか(リンパの刺激?)(これ?)。で、キムも水牛の角でぐりぐりやっているけれど、やりすぎて真っ赤になっていて、笑っていたら、この間自分もやっぱりやってしまった「やっぱり何事もやりすぎてしまうんです」(笑)。

・最近感動した事に、いろんな事に感動しているけれど、茶会日前日の会総見の拍手に感動した、と。

・退団者の事に触れられて、やっぱり実感がないような事をゆってたかな……もうすっかりカメラ係で「ハマコ(撮って)、ユミコ(撮って)、ハマコ(撮って)、ユミコ(撮って)」なんだとか。ちなみにデジカメはユミコ氏からの借り物(姪の実央ちゃん撮るのに借りた「あたし余っているからいいですよ」「デジカメ余るってどういうこと!」参考リンク(笑))、ついに「もういいですチカさんそれあげますよ」ともらってしまったのだとか。ヤッタネ!(レビュー団口調)

・そんなカメラマンもこなしつつ、二人の様子を見ながら「この時期までにはこれをやっておく」と退団者メソッドをメモるナツキさん(笑)。

・そんな風に実感ないねと言いつつ、ついつい幹部部屋でスイーツ食べながらまったりしてしまっていて「出が遅くなってすみません」と。

・次回公演の話。ロジェのポスター撮影で、チラシ裏面の倉庫みたいなところがすごく寒くて、みなこなんてノースリーブでもっと寒い思いしたのに載ってない!と「でもプログラムにはちゃんと載るらしいので(みなこに)よかったねー」と。

・「ロック・オン」のLとRについて「……調べたけれど、忘れちゃった」(笑)(「LOCK」か鍵をかけるの方のロックで、「ROCK」が揺さぶる、感動するのロック、と)(調べた)

・退団公演まで2ヶ月間が空くのだから、ダンスコンサートなりなんなりの、「退団イベント」をやる余地はあるんですが…と前置きしてから「でも例えばそのイベントに(組子から)10人選んだとしたら、その10人が自分にとっての特別になってしまう」と。組子みんな同じように接したいし、自分の退団公演でもあるけれど、その前に雪組としての公演だし、他にやめる子の退団公演にもなるのだから、そういう特別なものにしたくない、というような、事を言っていたのです。ニュアンス伝わるかなぁ……。

・やっぱりミズナツキは雪組のミズナツキで、本当にパブリックな存在になっているというか……なんかね、泣きそうになりました、あまりにもらしくて。

・そんなこんなで本公演で自分の全てをお見せします、と。やりたいことが100万個ぐらいあって(ひゃくまん)、先生方にはメールを送りつけたり、CDを送りつけたりと(笑)。うわあもう相変わらずやりすぎだなぁ(笑)(それもらしいなぁと思うのです)。

・最後の公演は自分でもどう感じるかわからない。男役をやりきったーと思うかもしれないし、すごく寂しくなるかもしれないし、と。でも最後まで全力でいきますというような意気込みを言っていた、かな……。




 だいぶ抜け落ちている気がするなぁ……なんか最後もすごくがっつり「最後に向けて」って語っていたんですが、ちょっと上手く覚えてなくて・・・…実際トークの量はそんなに多くなかったのですが、ナツキさんはちょっとしたところに話をがんがん盛り込んでいくひとなので(笑)。
 ちなみに茶会が始まる前に、司会の方から終了予定は10時と言われていたのですが、ほんとに10時に終わってびっくりした。たぶん、テーブルの上に綿密なタイムテーブルがあったかと(笑)。



 今回も笑ってつっこんで、ぎゅ、と胸がつまったりして、楽しいお茶会でした。やっぱりまとめてしまうと「大好き」のひとことで終わってしまうのです、よ(フェイドアウト)。




 本当に本当に、最後までかけていくんだな。

 どこまでもどこまでも、「走り続けよう」。 




2010年04月11日(日)
至福のおくすり


 生きてます(定期POST)(ここついったーじゃない)


 すっかりこっちはご無沙汰ですみません。相変わらずついったーに常駐しつつ終電まで働いています(ぎゃ)。
 でもやっぱりまとまった話とか、残したい話とかはこっちで、と思っておりますです。

 とりあえずお返事!


[伝書鳩返し]

 お、遅くなってすみま、せ、ん

・>花組を観に行ったらミズナツキさんに出会ったパート2。
 >花大劇3/22(月)3時を、愛原水未来、彩吹麻樹でご観劇でした。

 パート2(笑)のご報告をありがとうございます。「今回は席が遠かったので、またいじられもしてなかったので、詳細レポはありません。」って(笑)、でも詳細でなくても、それで私を思い出してもらえるのが結構嬉しかったりします。


・>六実さんのタカスペ記事以来、轟水が気になって仕方ありません…!(笑)
 >どっかでトークでもしてくれないかなー。あと一回くらい絡んで欲しいなー。

 わあ、思いがけず需要が!(笑)。言われて私も再燃して「とりあえずコンセプトは画家とモデル」でいいんじゃないかと思っています(むっさん釜止めて!)(笑)。なんかやりたいとは思っているんですが、未定です。
 御大の存在が孤高で永遠のファンタジー、というのはなんだかすごく納得してしまいました。御大の存在(特に各組主演で回っていた頃は)、色々おもうところあったのですが、ここ最近の宝塚の余りにも過酷な状況とか、自分がトップ担になったことから、トップオブトップの存在って実はすごくありがたいんじゃないかな、とこの間のタカスペから思い始めています……。







 という訳で、今日はナツキ茶でした。独断と偏見と妄想に満ち溢れたメモは後日に譲るとして。

 最近の観劇でもそうなんですが、なんかすごく満たされたお茶会でした。今回は握手会もなくて、トークも少なめだったのですが、それでも満たされたなぁと。
 正直、今の仕事の状況が割とヘビーで、でもそれを乗り越えるのが今の自分に必要だとも思ってかじりついているところなので、もう宝塚どころじゃないじゃん?って思う事が度々なんですが、それでもやっぱりこうして摂取して満たされていると「今の自分に必要なもの」なんだなぁと割と本気で思っています。……って、依存しているみたいで言いたくないんだけど(いや依存でしょう何を今更)(笑)。なんというか、今の自分の中に確実に、宝塚にしか、ナツキさんにしか震えて感じる場所があるんだなぁ、とか(なんかエロいな)。

 次の公演、とわかっていても、やっぱり退団を意識してしまう時があって、そしてナツキさんの口からも語られることもあって、でもその度に今、満たされていることが何にも替えがたいな、と思うのです。そんな風に言っていられるのは、まだ本当に喪失されることに直面していないせいかもしれないけれど、でも今はそう思っている、って事を残しておきたいなと。


 以上を要約すると「明日からもしごとがんばります」です(笑)。


 ベタベタした文章ですみません。






 思うところあって、これまでの茶会録をひっぱってきました。
 ナツキさんにハマってから行った茶会は全て残しています(カラマDCだけは日程的に不可だった)。
 帰り道に「あと二つー」とオトモダチに言ったら観劇回数と思われたのですが(いやそれも数あってるんだけど)、実は茶会の話でした(ここで言っても)。あと二つ、無事に行けて(相変わらず仕事の状況次第ですのよ)、その時感じた事を書き残せたらいいな、と思っています。


君愛東宝1
マリポサ大劇場
マリポサ東宝1
カラマACT
ゾロ大劇場
ゾロ東宝
ロシブル大劇場1
ロシブル東宝


 しかし今ぱっとみても誤字脱字がみつかるて……。


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