2009年05月28日(木)
水も滴る雨男茶会メモ


 この期に及んで混乱してきた、よ?
 雪組さん観たりない!
 となみ辞めるの信じられない!
 オグリ何回みればいいのかわかんない!


 (おちつけ)
 

 とりあえず自分の仕事をします。

 というわけで遅ればせながらナツキ茶メモです。自分でもびっくりしたのは、覚えていないことより、明らかにユミコ茶の内容がまざって自分でもわからなくなっていることでした。うわあああ。
 おかしいところがあったらご指摘ください。
 なお、私がおかしいのはわかっているのでご指摘不要です(笑)。


[ナツキ茶メモ]

 【いつものおやくそく】
 ※話半分ニュアンスで
 ※嘘は言ってないとおもいますが正確ではありません
 ※曲解と妄想でできていますのでご注意を
 ※かわいいかわいい言い過ぎてもおこらないでね

(いつから「いつものおやくそく」だ)

・いでたちは白のシフォンのブラウス(チュニックみたいなの)をきゅ、と黒のベルトで締めて、黒のパンツにブーツ。あのシルエットが今ナツキさんの中ではやりなのかしら?ムラもおんなじテイストの黒のブラウスでした。っていうか白いほうがなんか民族衣装みたいでかわいくてね、っていうかフォルクローレ調っていうの?かわいくてね。まったくもって描写になっていませんが、かわいかったということで(黙れ)。あと黒髪イイ!

(追記)
 描写が非常に貧困な私に代わってヤノ(@カサブランカ)さんがお絵かきしてくれたので、リンクはっておきます。快諾ありがとうございましたー!そうそうこれこれーかわいー!
 ヤノさんちの絵板に飛びますよ。 


・ショーの鬘の話になって「青天も信玄もお似合いで、何かポイントはありますか?」的な質問に、あ、信玄ありなのか?と違うところに反応していたわたくし六実(笑)。ちなみに青天はかぶるときが勝負!(そこですべてが決まる)なのでいつも床山さんにお世話になっています、と。

・芝居でもショーでも髭をつけていてめずらしいとナツキさん。自ら「髭部です」。右京さーん!一名様ご案内ー(笑)。

・日本物メイクは相変わらず試行錯誤のよう。どうやら今でも舞台上で御大を見て「こう書いているのか」とじっくり観察。ムラでも同じようなことを言っていましたが、舞台以外でコミュニケーションとれていないんじゃないかと気になってしょうがないです(そういう観察は楽屋でしたまえ)(笑)。そんな風に轟ノウハウを盗んだナツキさん、「でも真似するにも顔全然違うし!」と自らツッコんでました。

・ゾロ変更点についてコメント。客席降りは大劇場から(あの演出を)やれって思われるでしょうが、大劇場があったからこその変更点なんですよ!と大劇場ユーザーにわびつつ弁解しつつ(笑)。

・東宝初日の客席の反応はポカーン。「え?ナシだった?」のビビるナツキさん。それが日を追うごとに反応がよくなって拍手ももらって盛り上がって、と。「下級生の子に教えてもらったんですが」あの場面の前になると客席の通路側の人が皆居住まいをただすというか、しゃきっと背筋を伸ばして一斉にかまえるのが見えるんだとか。

・それで新公後に「(客席降り)反対側からでもよくない?」と。やっぱり固定だと最初から「あー、反対側だからこなくてがっかりー」されちゃうのも、と思っての事。まあリピーターの多いタカラヅカではファン泣かせではあるよねぇと私は思いましたが。そんな変更初日も客席ポカーンと(笑)。それも今は、しゃきっと背を伸ばしてくれるようになりました、とのこと。

・レディゾロが暴かれるところ。「廃坑での(レディゾロの)見せ場がなくなったのでその代わりに」。え?あれ見せ場だったの?(捕まって出てきただけだよ?)(笑)。でもあの変更でゾロのヒーロー色がより高まった、と。「お姫様を助ける的な」。うん、それは納得。

・銀橋でのサーベルの扱い、新公のしずるが難しいと言うのに「失敗しても焦らなければ大丈夫」と、そうアドバイスした後で上手く鞘に入らなかった事があって「あたしカッコ悪い」、と(笑)。

・新公特出話。発案は谷先生で「昔の新公にはそういうの(上級生の特出)あったよなぁ」と言われて「そうですね」「やらないか」「え、ええー?」的な。

・ナツキさんの記憶では、月組の風共の時に天海・久世・麻乃トリオで鼓笛隊で銀橋渡ったのを覚えている、と。

・とりあえず観てない方もいるので説明してください、と司会の方にふられて、相変わらずの身振り手振りでがちゃがちゃやったあと「本物は顎がとんがってんだよ!」とジェスチャーつきで再現(客席大爆笑)。ほんと自虐ネタ似合うなぁ(素)。出てきた時は後ろ向きで、振り返ったときに笑いがどっかん来るはずが、あ、あれ?(笑)。人間の思い込みって強くて、「出てこない」と思ってる人間が出てきて目に見えているのに認識が追いつかないんだ、としきりに感心。でも気付かなかった観客に「もう(反応が)遅い〜」とオネエ口調で駄目だし(笑)。

・自分たちの出番がないときはずっと花道から観ていた。客席からみるのもいいけれども、近くで観ることで下級生のがんばりとか緊張とか伝わってきて、非常に感銘を受けた模様。

(しかしこの特出がナツキさんたちの発案でなかった事にも、ちゃんと花道から観てくれていたことにもなんか安心したのは私だけじゃないかと)

・そんなこんなで新公終わってしばらくして、新公の長だったさゆちゅわんに「今日新公の打ち上げですから来てください」と言われたとか。そうか、出る資格あるんだ(笑)。丁重にお断りしたようです。

・ゾロはレディゾロ=ロリータにいつから気づいているのかという質問に、執務室での「……女か?」ではもう気づいているとの事。「もー、ロリーター(ってば男勝りなんだからン)」と(またしてもオネエ口調)(笑)。なので、キスのプレゼントは「確信犯です」。客席がへえーな感じだったので「もーちゃんと読み取って!」とプチ切れ(笑)。私読みとったよ!(はいはい)。我が意をえたりなんですが、私の場合は読みとったと言うより自分の妄想力故だからなぁ(笑)。もうちょっとわかりやすく演ってもいいような。

・フィナーレの早替わりについて「私早替わり得意なんです」と。最近は慣れたもんで、赤いスーツに着替える前も余裕で間に合って、ユミコ氏たちが踊っているのを見ているとか。

・公演話が終わって握手タイム。あらましは茶会当日のマシンガンに書いたとおりなのですが、ほんと思い返すだけでおかしいよ(笑)。久しぶりに間近で観たナツキさん、相変わらずのアイメイクがマスクのおかげでよけいに目立つ!……とツッコみつつ「六実さんがきゃぴ、ってなってました」と同じ会場にいたオトモダチ言われるほどだったんだと思ってください(何が何だか)。

・もう一つおもしろかったのが、みなさん消毒液吹きかけられた後(ご丁寧にホテルスタッフがしゅっしゅしてくれました)(笑)、手が乾くようにと両手をこすりあわせたりぱちぱちしているんですよね。もうそれがこれからナツキさんを倒しにいく前の指鳴らし的なものに見えて!

・そんなマスクオブ握手会のナツキさんの感想は「(マスクのおかげで笑っていても)歯が乾かなくてすみました」と(笑)。そして「目は口ほどにものを言うことを実感」と。これは会場に入ってきた時からいっていたかな?(握手だけじゃなくて、着席時もみなさんマスク着用だったので)。

・で、そこから転じて「目は口ほどにものを言う」の目をマスクで覆っているゾロは、いつもより口元の表現をオーバーにするようにしている、と。あー、そりゃ私大好物な訳だわ(素)。

・その他オフ話。月曜休演、について最初は「2公演×2の後にお休みだから楽勝だよね」と思っていたら、意外に週の後半がきついとの事。「……元に戻してほしい(ボソリ)」(本音)

 確かに考えてみると

 【旧】
 水木金土日月火
 休212212
 【新】
 月火水木金土日
 休212122

 だから、疲れがたまってきたラストに2公演×2が当たっている訳だからきついわけだよね。言われるまで気づかなかった。戻してあげてー!

・とはいえ心身共に充実している模様。身体の調子はいいようです。ナツキさん曰く、自分の身体(筋肉)をいたわる時、疲労初期は「つかれたよねー」と声をかけてあげる事でいたわれるんだけど(ほんとに声かけているらしい)。疲労後期になると、逆に「まだまだやれるやろー!」と(何故か関西弁)叱咤激励したほうが体がもつ(この間腕の筋肉をぽんぽん叩いてた)。昔の方が舞台にあがっていて「調子悪いな」「今日はちょっと足があがらないな」と思うことが多かった(客席に向かって「今日は疲れてんなぁ」って思ったことあるでしょー?と振っていた)(笑)。でも最近はそういうのはなくて常にいい状態で舞台に出ている、と。その自分を叱咤激励、いっそ自己催眠かけているとすら思えるそれに「ちょ、どんだけドMwww」とも思うのですが、そこで私が思い出していたのはユミコ茶での話。

<脱線>
 ムラ後半で調子が悪かった(らしい)ユミコ氏。後で考えてみれば、メンドーサいう役にがっつり入り込んでいて、そして彼は「憎しみ」とか「殺せ!」とか悪い言葉ばかり言っていて、そういう負の言霊が自分の体にも影響を与えていたんじゃないかと。読んだ本の中で、水の結晶に「きれいだよ」「すてきだよ」といい言葉をかけるときれいな結晶ができるけれど、「バカ」とか「死ね」とか悪い言葉をかけると、ぐちゃぐちゃな結晶ができると書いてあったし、と(ちなみに現在はそんなメンドーサと自分のギャップが認識できているので、そういう負の言霊に引きずられることはなくなった。今はメンドーサという役がいとおしい、とゆってました)。
</脱線終了>

 このナツキさんの「まだまだやれるやろー」もまさにそんな話なんじゃないかなと。励ましてあげる(正の言霊をかけてやる)ことで、自分の身体を精一杯高めようとしている。いつもながらドMでそしてなんて凄惨なんだろうと泣けてくるのですが(ガチ担)、でもだからこそ、今の舞台が観られるんだなと。私も「プラスの感情はプラスを呼ぶから」とよく言うのですが、まさにそういう感じかと。確かに何度観てもナツキさんから「調子悪いな」というのは感じなかったな。いつもあの全身の筋肉をすべて使ってしなるように踊るあの様にうっとりしていたもの(だからほんとガチ担なんだってば)。
 充実のトップ三年目なんだな、と、そう思いました。

・おとめの表紙を飾った件。ファンの方からお手紙で「おめでとうございます」とも言われたけれど本人的にはあまり実感がないような(っていうかおとめの写真てすごい前に撮るんだよね?だからもう忘れていたんじゃないかに一票)。でもトップになって必ず飾れるものではないので、嬉しかったと。ちなみに着ている着物袴は「95周年!絶対袴着るイベントある!」と思って新調したら「なかった!」と(笑)。という訳でおとめの表紙で日の目を見たとの事。

・AQUA5コンサートに関連して、今まで行ったコンサートで印象的だったのは?と。それに「あまりコンサートとかいかないんですが……」。それで昔の話だけれど、マヤミキ武道館に出ることになった時、コンサートの雰囲気を勉強しようと、瀬奈さんとTRFのコンサートに行ったとか。でも本当に勉強というか「ここはこうなっているのか」的な視点だったので、手を振り上げるとか踊るとかそういう事もなく真剣に見ていたと。「家でビデオで見ていれば十分じゃん」な観劇姿勢(笑)。

・あと同期の子に連れて行ってもらった米米CLUB(この名前が出てこなくて、「あ〜なんだっけ〜このあいだも思い出せなかった〜、ほら、あ〜」と唸っているナツキさんは相当かわいかった)。その同期の子は普段はおとなしいのにコンサート始まったたら「うああああ!」と大盛り上がりでナツキさんドン引き(笑)。「人は見かけによりませんね……舞城のどかちゃんもX(JAPAN)が好きで『エーックス!』(ナツキさん身振り手振りつき)ってやってるし」。へええ!そして「音楽は人を狂わせますね」とまとめ(笑)。でも自分もソロモンの時はそうだった、と。オギーからは正解はないといわれたから、毎日自分の感じるままに音楽に乗せてやっていたら、狂うというか一種のトリップ状態になっていた、と。

・会場からのプレゼントはストール×2(箱の大きさからして絶対ベルトだぜ!と思ったのは私だけじゃないはず)。今、巻物が流行っていて、ふと自分のワードローブを見ると秋冬ものしかない。「やっぱり喉を守りたいんですよね」と今回もやっぱり実用的なセレクト(笑)。二枚のストールを広げて見せて、自分の両肩にそれぞれかけて「どうですかえへへー」な感じてうれしそうなナツキさんがかわいかったです。

・抽選会の商品の中に、例の95周年フィギュアが入っていまして。それを見て「(ナツキ人形を)下級生のマイちゃん(久城あすくん)に似ています」と紹介(笑)。しかしアレいらんよなぁ。ここで思い出したムラの茶会ネタ。あのイラストの方は一応ナツキ監修が入っていて「私よく前髪ひとすじたらすんでたらしてください!」と取り入れてもらったそうな。

・そして東宝でもとなみからの手紙が。水さんとファンの皆様へ、と。簡潔ながら感謝の言葉と、「毎日水さんのやさしいまなざしにみつめられてしあわせでした」と。最後に「となみ」と署名していたのが、なんだかすごくかわいかった。となみ、お茶会でもしわせしあわせって、繰り返し言ってたもんなぁ(涙)。

・そしてナツキさんがムラと同じように、言葉を選ぶように淡々とぽつぽつと。もう楽屋前が白く飾られていて、今日の阪急貸切でも、トラピックスのキャラクターだったからインタビューがあって、そこで「あと6日がんばります」と言っていて、もうそんななのかと。彼女の存在が本当に雪組の誇りだった、みたいな事を言っていた、かな?(なんかナツキさんがすごく切なそうに見えてよく覚えてないのですよ)。

・今後の予定。AQUAコンの話で振り付けはもう終わっている、と。5月の頭に輝が東京に来て振り付けしたそうなのですが、その時には輝がもう全部覚えていてびっくり。でも輝は逆にこれから太王四神記の稽古が始まるから先に覚えないと!と必死だったとのこと。そんな風に輝に会って「あー輝だー」と思って、翌日楽屋に行くと「あー輝いないんだー」と寂しくなった。「星組さんの稽古場ですごい緊張していると風の噂で聞いています」。どんな噂だ(笑)でも、それだけ心配しているんだねぇ。がんばれ輝。

・次回大劇場公演の「鉄槌」が本気で読めなかったナツキさん「え?鉄、てっつち?」しっかり千葉女ー!本人も相当はずかしかったらしく「まずいです……はずかしい」と、真顔でくちびるかみながら恥入っておりました(萌)。でも「皆読めるのかなぁ、楽屋で聞いてみよう」と読めないのあたしだけじゃないよね的な弁解もしていました(笑)。

・そして全ツの話で「五年連続!もうスタンプカードとかほしい!」と。ほんともう年末まで予定が入っていて、忙しくて「でも私が忙しいということはみなさんもですから!」と。全国津々浦々是非来てください「(観光と観劇と)どっちがメインでもかまいませんので」。

・最後の挨拶はあんまり覚えていないのですが、あと6日がんばります、と相手役が変わり体制がかわりますが雪組一丸となってやっていきます、と。やたら覚えているのが皆さんの応援や愛を受けて、と言ってから「倍返しで返しますから!」と前のめり手振りつきだったのが、非常に愛らしかったです。




 これだけ書いてもなんか抜けている気がするなぁ。
 何はともあれ今回も楽しかったお茶会でした。「六実さんから幸せオーラがでている」とは一緒に行ってくれたみーちゃんの弁です。
 しかし朝から雨で、しかも終わってホテルを出たら雷雨で、ほんと期待を裏切らない人でした(笑)。……大好きだなぁ(何も言うまい)。




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