2009年08月27日(木)
ウィスラー下院議員来宝講演会抄録(1)


 という訳で先日のナツキ茶メモです。
 握手会があった=トークの時間は限られた、はずなのに、なんで分割仕様になっているんだろう……(推敲したけれど、無理でした)。


 で、いつものお約束と言うか、前提前段として。
 この茶会録を書くにあたり、記録媒体はまったく利用していません。あと、他のサイトさんに行って取りこぼしを拾ったり、整合性をとったり、もしていません。いや、なんかそれをやってしまうと、私の文章のイキオイが死んでしまうような、気がしているんですよね……(何をえらそうに)。なので、ナツキさんの発言そのままではないし、曲解も妄想も多いですし、網羅もしていません。それを踏まえていただければ嬉しいです。ついでに何か間違いがあったらご指摘いただければと思います。

 前置終了!


[ナツキ茶メモ:公演話らへん]

・公演話と言いつつ、いでたちから(笑)。
 今回は黒のふりふりブラウスに金のボールチェーンがじゃらじゃらしたネックレス。金かクリーム色の側章の入った黒のパンツ。語彙が貧困なのはいつもの事!
 ついでに私は、ブランドうといんで知らないんですがこういう「側章」入っているパンツって一般的ですか?なんかナツキさんの茶会でしかみたことないよ私(笑)。

・新生雪組について聞かれて、相手役が変わっただけで(あと研一生も入ったけれど)そんなに大きく変わった訳ではないのに、新鮮な感じがする、と。大野先生も斉藤先生も組子一人一人をみてくれて、それぞれにあった役を書いてくれたり、今までにない組み合わせがあったり(これは私もすごく感じてる)、それも相まって新鮮な感じがするのかな、と。

・冒頭の革命の場面は下級生ばっかりで、今までは85が最前でひっぱっていたような場面だったけれど、今回の最上級生はさゆちゅわんなんだとか。一気に若返ったけど、下級生だけでもすごく練習して一場面を持たせることができている、頼もしいと思うし、世代交代がおこっているのだなぁと思うナツキさん。ちなみにここは下級生の場面を上級生がカゲコーラスで支えているという珍しい場面でもあるとか。

・アルバートとヘンリー(主人と執事)の役づくりで普段の二人の関係性が生かせているか、との質問。なにそのチカユミ誘導質問!(笑)。それで今日も、チカさんお茶会ですよね、と肩揉んでくれたり、「あ、これ片づけておきますね」と世話を焼いてくれたり、と頼りになるユミコ氏。でもナツキさん曰く「ああ見えてしっかりしてるようで結構抜けている」と。この間も終演後にユミコ氏がナツキさんに言わなくちゃいけないことがあって、それを忘れていて「忘れちゃった、てへ」とごまかしたとか(いや本当かどうか知らないけれど、ナツキさんはそういうそぶり(てへ、のポーズ)したんだよ!)。
 で、この話の最後に「なんか暑くなってきた」何故か照れるナツキさん……なぜ!(リアクションしずらいなぁ)(笑)。

・スクリューボールコメディは、普通のコメディーとどう違うのですか?という質問に「え?え?……ええー?」としばらく「え」しか言えなくて全く説明できなかったナツキさん(笑)(でもありとあらゆる「え?」で考えるナツキさんがかわいかった、よ))。
 スクリューボールは変化球という意味で……という話から、実際舞台に上がってから、お客さんにウケる場所が稽古場と違ったりで、お客の反応でまたコメディーとしてどんどん「変化」して言っているという話に。うん、設問の答えにはなっていないけれど、曲解として(笑)興味深い話でした。

<脱線>
 ちなみにスクリューボールコメディーの説明はみなこ茶で聞いた
「昔はヘイズコードで、男女のキスシーンやそういう場面は作れなかったから、それまでの物語(男女がくっつくまでの物語)をメインに書くしかなくて、それでそのへんのすったもんだからスクリューボールコメディの原型ができた」
 みたいな話が、私知らなかったのですごい目鱗でした。
 "ヘイズコード"そのものがスクリューボールコメディと関係していたのか。へー!と。
</脱線終了>

・仕事もスケジューリングも完璧な有能秘書と、料理も洗濯もしてくれるかわいい癒し系メイドと、どちらが欲しいですか?と聞かれて、また「ええー?」と長考リアクションなナツキさん(笑)。さんざん選びあぐねたあげく「料理ができるメイド」と回答。まあミズナツキさんはご自身に有能なスケジュール管理ソフトをインストール済みでしょうから、秘書はいらないよね(笑)。

・媚薬について。アルバート達が作っている媚薬とネコタナたちが作っている媚薬は同じなのかと聞かれて「冒頭にもあるようにもともとは同じ一族で、それが海を越えてわかれて、だから媚薬の作りかたも同じ流れを汲んでいて……ってこれ、どうでもいい情報だよねえ?」と思わず長々説明し始めた自分に向かってバッサリ(ジギャク!)(スカパン口調)。
 で、最後に「似て非なるものです」(一言でまとめた!)(笑)。

・ナツキさんが媚薬を使えるとしたら、誰に(は聞いてなかったかも)、どんなことをさせますか?と。で、ナツキさんは媚薬をつかって自分に惚れさせて料理を作ってもらうという回答(またそこなのか!)。いやそれは媚薬なんか使わなくても立候補者がいくらでもいるでしょう、と司会のつっこみ(笑)。

・今まで出た呪文(アドリブ)のエピソード「クリィーミーマミがあんまり受けなかった」と(また世代が試されているよ)(笑)。受けたのは親子観劇会のかめはめ波。
 最初は全部変えようとしていたけれど「さすがにやっていられなくて、ねえ?」(笑)。今は重複しつつも、受け答えを微妙に変えて、できるだけ同じにはならないようにしているとか。

・ショーのポンポンの件。客席参加型をナツキさん的にはコール&レスポンス的なもの「「リオデ」「ブラボー」みたいな」(ここ実演つき)なのを思っていたら、ヨシマサが「ポンポンでしょう!」と(笑)。キャトルの商品担当からすごい心配顔で「前宣伝」してくださいね、と頼まれていたけれど、ふたを開けたら……という実態。
(ポンポンがナツキさんの発案じゃなかったと知ってなんか安心したのは私だけだろうか)

・実際、七千個しか発注してなくて(そりゃ少ないだろう)(よっぽど売れ残るの危惧していたんだな)、当初の想定は「ひとりいっこ買ってくれれば」と。ところが実際には皆さん二個買い。舞台でも二個でふってるし「ポンポンなんだから二つなくちゃねぇ!」とナツキさん。それで三日目ぐらいには売り切れちゃったんだとか。その日「皆さんもご一緒にー!」と舞台から呼びかけても「だって持って(売って)ないじゃーん(口尖らせつつ)」な空気が感じられたとか(笑)。ユミコ氏とも「言いにくいね」「言うのやめようか」と思わず相談。

・売り切れの件はほんとすみません、と謝ってから
「もうプロデューサーにもキャトルの人にも怒っといたから、『意味ないじゃーん』って!」(って机たたきつつお怒り)(笑)。

・ちなみに現在はポンポンの代わりに劇場でぽきっと折って光るアレが売られているのですが、これがポンポンもきらきらしてて、サイリウムも光っていて、舞台から見てテンションあがるし、すごくきれいとのこと。「映像とか何かに残したい、(舞台から)写真でも撮ろうかなあ」と(無理ですあなた公演中です)(笑)。
(でも客席から見てもきれいだと思ったので、東宝でも併用でいいんじゃないかなぁ)

・全ツもリオなので、是非全国各地で振ってくださいと。「あ、でも次公演(花組さん)ではふらないでくださいね」(振らないわよ!)

・メイクのこだわりを聞かれて。黒塗りだと青のシャドウが一般的だけど、スチール撮りは緑を入れてみたとか。実際舞台だと(舞台栄えの関係かな?)やっぱり青寄りになっちゃうんだけど、ちょっと緑いれているとか(ちょっとうろ覚え、でも確かにスチールの緑のはきれいだなと思ったので、折角なので書いておきます)。

・どの衣装が好きですか?に今回どの場面も違っていてバリエーションがあって、それぞれ好きだけれど、パレードの白の衣装が好き、と。もとい久しぶりに羽を背負って「やっぱり宝塚!」て実感する、とのこと。

・誕生日の呪文アドリブ。昼の回がハクション大魔王で、ナツキさんが出だしを歌ってユミコ氏が「はくしょーんだいまおー!」と締める予定だった。それで練習までしていたのに(ちゃんとユミコ氏に声まねしてやってよーと真剣に練習させてた)、実際は「ハッピーバースデー」と切り返されたとか。なにも知らなかったナツキさん。後で聞いたら知らなかったのはナツキさんだけで、幹部部屋の残り二人(ナガさん休演中なのでハマコせんせいとアマセ)は、一生懸命練習する二人に笑いをこらえてプルプルしていたとか。

・で、夜の回は「サリーちゃん」で、「あたし最後まで歌えるから(世代ですな)」とナツキさんが、延々と歌って、ユミコ氏が適当なところで「いつまで歌っているんですか」とツッコむ予定だった。がこれも実際はナツキさんが歌う前にさゆちゅわんとバースデーソングを大熱唱で遮られたとか。これも幹部部屋で何も知らないナツキさんがサリーちゃんの歌稽古(笑)しているのを、ハマコ先生とアマセがプルプルしながら聞いていたとか。

・みなこが読み上げる「申請番号0816」も、誕生日には2回繰り返して読み上げられて、「え?(アドリブを)ちゃんと皆に了承とってるの?まさか勝手にやってんじゃないの?」と自分も公演中なのに心配したナツキさん。これもナツキさん以外は全員知っていた、と(笑)(でもそんな風に心配するナツキさんはすごくらしいなぁと思いました。ちょっといい話カウント)。

・その他、すべてのアドリブを全く知らされていなかったというナツキさん。「でもねぇ、誕生日ってわたくしごと(笑)じゃないですか。それをねえ」と言いつつも、それを組子だけじゃなくて、客席もひっくるめて劇場全体が自分の誕生日を祝ってくれているようで嬉しかった、と。去年も公演中誕生日だったけれど、ソロモンとマリポーサなんでアドリブ入れようがなかったし(笑)。とにかくすごく思い出に残る誕生日になったとか。よかったね。


[ナツキ茶メモ:この辺で握手会]

・ところで今回も握手会がありました。いや私が行き始めた頃はあったんですが、最近ずっとなかったから(東宝ゾロは特例、な感じに思っていたので)、すっかり油断(なんの?)してました。
 東宝ゾロ茶ほどではないものの、一応会場前に消毒ポンプが用意されて、茶会前にホテルの人が消毒を呼びかけてました。なんて冷静な状況報告はさておき、やっぱり触れあえるのはすごくうれしいですえへー。ちゃんと告ってきました(キモいこの人)。
 しかし毎回思うのは茶会で間近に見るナツキさんの化粧の濃さなんですが(笑)。客席(シアター形式です)から見てちょうどいいから、間近で見ると吸い込まれそうなぐらい濃い(笑)。隣にいたおねえさんと「あれはもう茶会仕様舞台化粧だねぇ」と。


[ナツキ茶メモ:オフ話らへん]

 オフは会場から集めた質問をナツキさんが箱から引いて答えるもの。まあ事前に選別はされていると思うのですが、ちょっとサプライズっぽくていいよね。

・茶会の前日の阪急貸切で「最近大爆笑したことは?」と聞かれて「ないしょ」と答えたというナツキさんに「気になるので教えてください」と。ナツキさん「いやあ、いえ、言えないなぁ〜」(なんなのよ)。
 ちなみに阪急貸切司会は谷みずせ君だったとかで、「なんか男なんだか女なんだかわかんなかったね!いや女性らしくなってたけど」(どっちよ)とイジりつつ、「最近爆笑したこと……この間の誕生日のアドリブも爆笑したけど、いつも楽屋で笑ってるけど……」というわけで「ないしょ」は完全にお茶を濁されました(笑)。

・「質問ではなく願望なのですが、水夏希ダンスリサイタルがみたいです」と。でも最近は大劇場か全ツかって感じで小劇場公演がない。大劇場公演はやっぱり家族連れとか団体さんとがひょいひょい観にくるものだから(これがなんかすごく変な語彙を使っていたんですが思い出せない……っ)。まあ要はそういう万人向け、一般向けの公演だから、そういう小劇場公演もやってみたいと。この間のあくあこんも、客層がコアな分小劇場的というか、ご要望のダンスリサイタルに近いけれど、「あれは歌手としてというか……アーティスト?(なぜか自慢げ)(笑)」なので、ダンスリサイタルも機会があれば是非、と。

・最近のマイブームは?に「ついにパソコンをつなぎました!」と(繋いだとこから始まるのか)。目的はもっぱら、妹さんとテレビ電話をするのだとか(もちろん姪っ子ちゃん目当てでもあり)もう「おばばか全開で」と。
 ナツキさん、今までほんとにパソコンさわってなかったらしく、最初は改行も変換もわかんなくて「どこ押せばいいの?」とユミコ氏に教えてもらったのだとか(ちなみにこの「改行」も言葉がすぐに出てこないレベルにうとい)(笑)。
 デジカメで写真を撮って送ることはできるようになった、と自慢。ところでナツキさん「写真を撮るのが好きじゃない」で、デジカメを持っていなかったとか。それをユミコ氏に話をしたら「あ、私余ってますよ」と。「デジカメ余ってるってどういうことー!」(笑)。ユミコ氏曰くこの間お茶会のプレゼントでもらったので(ライカのデジカメですな)、今まで使っていたのが余っている、ということだとか。いや、絶対ファンからももらっているだろうから、二桁レベルで持っているんじゃないかなあ、デジカメ(笑)。
 パソコンは「平気で時間がたつから怖い」ともゆってました。ですよね!(笑)。
(くれぐれも余計な検索はなさらぬように、キッズフィルターかけておいてください)

・「いつも熱い視線を浴びているナツキさん、どんな気分ですか?」との質問。まあやっぱりうれしいです、と。この週末も入り出の人が多くて、嬉しかったと。
 あと昔から観ていただいている方は、もうこちらも顔を覚えているので熱い視線を浴びつつなんか親近感みたいなものも感じる、と。「あたしのグルーピー?みたいな」グルーピーて!ほんと語彙が昭和です(笑)。

・「何か苦手なものはありますか?私は夏はゴキブリにおびえています。水さんはゴキブリ捕まえられますか?」の質問に「でもこれで『うん捕まえられるよー』(ゴキブリの触角持ってこちらに差し出す身振り)ってゆわれても困るよねぇ?」と(笑)。
 ナツキさんもゴキブリは苦手で、「あの黒光りするのがイヤ、しかも飛ぶし!」。
 そんなナツキさんのゴキブリ思い出話(笑)。名古屋のホテルに泊まった時にゴキブリが出て、ホテルスタッフに対応してもらったと。で、「あれは殺虫剤をいきおいよくかけちゃだめなんです。いきおいよくかけるとそれでゴキブリがばーって逃げちゃう。なので遠くの方からふわぁああっとさりげなくかけてやって。そうするとゴキブリも微動だにしない状態でふわぁああっと浴びて、そのうち、こてん、と」……ここでナツキさん、ゴキブリ実演で白目まで向いて「こてん」ってやったんだよね……ちょ、このひと雪組主演男役なんですが!(爆笑)。
 さらに(まだ続くのか)沖縄のゴキブリは本州と違うという話になって、あっちのゴキブリは丸いんだとか。屋久島に行った時、ボートにその丸い虫が出てきて「あー、虫だねー」とほのぼのしていたら「それ、ゴキブリです」「ええ!?」と。
「皆さんも島に行ったときは気をつけてください」いや島と言われても(笑)。

・これ(ゴキブリ)が、質問引く前にこれで最後、と言われていたんですが、このままゴキブリで終わるんじゃ!ともう一枚引くことに。でそのもう一枚が
「ユミコさんのタメ口はどうなりましたか?」
 この紙を引いて読んだ瞬間「だってユミコ、タメ口聞かないんだもん!」と質問用紙を放り投げた(!)ミズナツキ(爆笑)。
 一応「あ、これ借りますねー」とか、ラフな口調にはなっているけれど、タメ語じゃないと。でも前日のユミコ茶では、ユミコ氏曰く「(ナツキさんの誕生日に)タメ語は今日までだからね、と言われたけれど、タメ語使っている」と得意げに(笑)話をしていたとか。え?話が違うと思ったんですが、たぶんその「ラフな口調」がユミコ氏的には「やっべ、あたしチカさんにタメ語きいちゃったーvvv」なんじゃないかと私は推測(笑)。


(続くよ!)



BACK  INDEX   NEXT