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Nekomar's Diary

2008年02月29日(金) むつの遠足、のんの保護者会

むつ、幼稚園のお別れ遠足!!
のんの時もそうであったように、幼稚園は年少〜年中クラスは休園。

場所はのんの時と同じく、しながわ水族館

そしていつもの通り、朝から興奮している、むつ。
やたら早起きして、いつもの三倍の早さで支度する。
やればできるんじゃないか。

興奮して、やたらしゃべり、やたら陽気にご飯を食べる。
いや、普段からかなりテンションが高いタイプなのだが、それにしても。
熱があるのかとおでこに手を当ててみるほど。(当然、熱はなかった)
いやぁ、やはり幼稚園児。楽しみなんだなぁ。

子どもは楽しそうだが、私は朝から大変。
弁当などの支度をして、荷物を詰めて、
のんを送り出し、ほぼ同時刻にむつを幼稚園まで送らねばならない。
遠足の時には園バスは運行せず、幼稚園に集合することになるからだ。

ああ、そういえばのんの時は冷たい雨が降っていた。
雨の中、自転車で送って行ったっけ、と思い出す。

有り難いことに今日は晴天。気温もかなり高くて、遠足日和だ。
(といっても水族館だから気温は関係ないだろうけれど)

幼稚園で見送りが済んで、
いろいろと用事を済ませ…
午後、また幼稚園に迎えに。

それからがまた慌ただしい。
そのまま、むつを一時預かりの保育所へ。

今日はのんの保護者会なのだ。
来年度、三年生から、放課後に残って遊べる仕組みが始まるために、
それに関する説明会もある。参加しなければ。

保育所に送り、のんを下校途中でキャッチして、
そのまま児童館に行かせる。
(間に合わなければ、家に戻っていてもらって電話をしてもらう予定だった)

保護者会が無事終了、まずは学校の近く、児童館へ。
のんたちはまだ遊んでいて、工作をしていた。
「むつを迎えに行って、もう一度来るから片付けておいて」と言いおいて
むつを迎えに、保育所へ。

むつ、少し疲れ気味で待っていた。
それはそうだろう。

むつを連れて、もう一度児童館へ。
のんを引き取って、むつを乗せた自転車を引きながら
のんと並んで話しながら帰宅する。
途中、むつはばったり眠りこける。

ああ、なんと慌ただしい一日!!

でも…これで、ついに、というかやっと、というか、
幼稚園と学校の行事がこんな風にかち合うことも終了。
あとはそれぞれ、お別れ会があったり、卒園、卒業行事があるが
別の日になる。

なにやらホッとする。
来年度は同じ行事だから、かなり余裕ができる・・・はず!!



2008年02月28日(木) 先生に招待状

私の時代からそうであったように、
小学校の、所謂学級担任は、原則として1,2年、3,4年、5,6年と2年ごとに交代。

だから、のんたちはもうすぐ、担任の先生とのお別れをすることになる。
学年1クラスなので、クラス替えも無いから、
担任の先生だけが代わる格好。
・・・それはそれで、先生としてはやりにくかろうに、などと思ったりもする。

そして、これは私の頃とは違い、
…最近の小学校はみんなそうなのか、うちの小学校がそうなのか
詳しくわからないのだが…
のん達は1年生のときから、音楽と図工は専科の先生に教わっている。
(2年生から、算数もクラスの半分が他の先生に教えてもらう形をとる。)

先日の音楽の時間、音楽の先生がひとつ提案をしたと言う。

「音楽の最後の授業の時、担任のO先生を招待して音楽会をしましょう」

子どもたちが招待状を書き、
音楽室を飾り付け、O先生のために演奏をして、歌うのだと言う。

まぁ!!なんて素敵な!そして、なんて羨ましい!!

そんなわけで、今、音楽の時間中、子どもたちは一所懸命。
折り紙で花をたくさん作って飾るのだと言って、女の子たちは折り紙に夢中。
のんは、Kさんと一緒に招待状を作る係なのだと言って、
どんな招待状にしようか考えているのだと言う。

いいなぁーーー。

どんな音楽会になるのかしら。
なんの曲を演奏して、歌うのかしら。
ああ、見に行きたいなぁ。

そして、例によって、
そんなことを学校ですると、家でも同じように作りたくなる、のん。
折り紙の花が、我が家でも満開。
最初は「作って学校に持って行くの」と言って作っていたのだが、
そのうち花の数は持って行く数量を遥かに超えていて、
我が家の壁を飾っている。

そんなことをしているのんは、とても素直で、むつにも優しい。

気分が良いと、そんな感じなんだなぁ。



2008年02月27日(水) 遊ぶときの決まり

まぁ、よく毎日友達と約束をしてくること!!!
昨日あんなことがあって、今日はおとなしくしている?

…などと、思う間もなく。

「今日はC公園で、Yくんと約束して来た!」と帰ってくる、のん。

はいはい。

ここ数日、以前よりも日が延びて、遊びやすくなった様子。
少し前までは4時半でも薄暗かった。

「Yくんだけ?」と聞くと、そうだと言う。
うーん。
じゃあ、Yくんが帰ると言ったら帰ってくるのよ、
どこか違うところに行こうと言われた時にも、一度必ず帰って来てね、と
約束をする。

日記にも書いている通り、今までに何度か
言った場所に居なかったり、ふらふらしていたりしたのを
目撃したことがあるが、最近は落ち着いたのか、
そんなことをしなくても楽しめることがわかったのか、
C公園かK公園でずっと遊んでいるようになったから、
そのあたりは結構信頼できるようになってきた。

あとは、
「5時のチャイムで帰ってくるのよ」。

それがなかなか、難しい。
まあ、夢中で遊んでいるとどうしても、5時のチャイムなど耳に入らない
とは思う。
でも、お友達には何人も、
「5時になったから習い事の時間」などと言って、すぐに家にもどる
お子さんもいるのだ。
そのお子さんと一緒にのんも「じゃあ私も」と帰れば良いのにと思う。

でも実際は、なぜかその子たちを見送って、
「5時半まで遊んじゃダメ?」などと聞いてくるのが、のんである。

今まで何度かそういったことがあったので、
とりあえず、出かける前から約束をしていない限り、「5時!!」と決めた。
途中で約束をかえたり、その場の雰囲気で時間を延ばしたりしては
いけない!!と、私自身にも言い聞かせた。
のんには
「お母ちゃんは、途中で『うーん、じゃああと30分ね』なんて
 絶対に言わないから、聞きにくるだけ無駄だよ」
と言い聞かせた。

そして、今日。
「寒かったから」と、あっさり4時40分頃に帰ってくる、のん。
Yくんだけだったの?と聞くと、WくんやOさんも居たと言う。
あら、それは良かったねぇ。

とにかく、お友達と仲良く、たくさん遊べるのは良いこと。
でも、約束は守らないとね。



2008年02月26日(火) またしても、またしても。

のんが、一年生になった時に最初に自分から声をかけて、
仲良くなったお友達が、Nちゃんである。
そして、Nちゃんは学区外から通学してきている。
・・・ということは、この日この日の日記にも書いた通り。

友達と仲良くすることはとても良い。
自分たちで約束してきて、放課後に遊びに出ることは、とても良いこと。

でも・・・。
Nちゃんのお家へは、ひとりでは行かせられない距離なのだ。

だから、今までに何度も
「Nちゃんちの方に遊びに行くのはひとりでは無理だから」
「お母ちゃんに相談しないで約束してきてはダメだから」
と言っていたのに。

またしても、のん。

「O公園(Nちゃんのお家の隣の公園)に行くの、
 Cちゃんと、Yちゃんと待ち合わせて一緒に行くの、
 Nちゃんとママが迎えにくるから」

などと言う。

えーーーーーーー?本当??
Nちゃんのママ…火曜日はたしか、お仕事があるはず。
迎えに来てくれる?本当に??
いやいや、もしもそういう計画があるなら、前日にでも電話かメールを
くれるようなタイプのママさんだ。

とりあえず、Nちゃんのお家に電話・・・、と思っていたら、
すでにCちゃんとYちゃんが迎えにきてしまった。
いや、そもそもCちゃんとYちゃんは、そんな遠くに行くことをお家の人に
言ってあるのか?

「お家の人に言ってきた?」と聞くと、うん、と返事をする。
うーーーん。本当かなぁ。
CちゃんとYちゃんは、マンション下の広場で待っていると言うので、
とりあえずNちゃんのお家に電話する。

案の定、Nちゃんのママは不在。
Nちゃんが電話に出て、「みんながきてくれるって言うから待ってるの」と言う。

・・・すでに「迎えにきてくれる」ってところが間違っている。

じゃあ、CちゃんとYちゃんと、のんの三人でO公園?
あそこは学区外だから、本来行くべきではないのでは…?と考えていたら、
またインターフォンがなる。

Yちゃんのママだ。
Yちゃんのママに、「今日、子どもたちがどこにいくか聞きましたか?」と
聞くと、どうやらYちゃんママはO公園がどこにあるか知らずに
OKを出したと言うことが判明!

急いで、マンションの下に降りて直接Yちゃんママとお話をする。

ここなんですよ、とO公園の場所を教えると、
「それは…子どもたちだけで行かれませんね」と、絶句するYちゃんママ。

・・・。仕方ない。
YちゃんママがNちゃんのお家に、
私がNちゃんのママの携帯に、それぞれ連絡を入れることに。

そして、のんは何事も無かったかのように、
CちゃんとYちゃんと、近くの公園で遊び始める。

……!!!
そんなことで良いのか!?

後で聞いたところによると、Nちゃんは今日、ママが行かれないと
わかっていたので、自分だけで迎えにくるつもりだったらしい。
Nちゃんのママから「それが出来れば世話無いよねぇー、ゴメンね」などと
謝ってもらってしまったが。

私は、のんが許せない。

あれだけ何度も、「Nちゃんちは遠いから、子どもだけではダメだから」
「約束してきてはダメ」「あらかじめママ同士約束してから」と
話をしていたのに。

Nちゃんは、みんなが遊びに来てくれると思って、楽しみにしていただろうに。
Nちゃんは結局誰とも遊べず、
軽々しく「行くね」などと約束したのんたちは公園で存分に遊んでいる。

・・・。
とりあえず、のんが帰宅した時、もう一度話をする。
「本当に残念だけれど、あそこは子どもたちだけで行かれないんだよ」
「Nちゃんと約束するときは、学校の近くの公園か児童館で」
「自分ひとりで行ったことの無いところに誘われたら、
 約束して来てはダメ。まずは家に帰って聞いてから」

ああ、今まで何度同じ話を繰り返しただろう。
どうしてわからないんだろう。

・・・。
結局、断りの電話を入れたり、相手の親に連絡したりするのを
今日のようにYちゃんのママと私で
手分けしてしてしまうからいけないんだろうなぁ。
これを、子どもたちでさせて、謝らせていたら、きっと違うのかも。
…でも、それも……。
のんひとりなら、怒って、「電話して謝りなさい!」なのだが、
お友達も一緒だと……。

ううう。難しい。
こういうストレス、けっこうあるのだ。



2008年02月25日(月) むつの保育園

学校の保護者会。
でも、のんのではなく。
新一年生保護者会。
むつのだ!!

今日の手順としては。

幼稚園バスにのって帰ってくるむつを迎える
→むつを一時預かりの保育所に預ける
→ほぼ同時刻にのんが帰宅するので迎える
→のんを預かってもらうお友達のお家に送り出す
→保護者会のために学校に向かう

上記のことを、14時から14時30分までの
30分間に、すべてやり遂げなければならない。
ああ、なんと凝縮した30分。

本当は幼稚園の延長保育を利用することも考えたのだが、
むつがどうしても保育所が好きで、「いきたいー!」と頑張るのと、
迎えに行く時間、のんのプールの時間等々、いろいろ考えた結果、
やはり、
我が家から徒歩でも3分の保育所に、またお世話になることになった。
今年度になって何度か、保護者会やPTA行事の時にと
利用した一時預かりの保育所。

むつが「いきたいー!」と頑張るのもうなずけるほど、
先生方がとてもきめ細やかにひとりずつ見てくださって、
とても良い感じの保育をしてくださる。
夏はみんなで水遊び、こまめに公園にも連れ出してくださって、
行事ごとにいろんなものを作ったり、楽しく過ごし、
迎えに行くとかならず、「今日はこんなことをして遊んで…」と
いろいろ話をしてくださる。

幼稚園が、のんもむつもバスコースで、
あまり先生方と話をしたり、保育の様子を間近で見たことのなかった
私としては、何もかも新鮮で、とてもとても、ありがたい。

無事に保護者会も終わり、のんをプールに送り出し、
むつを迎えに行く。
今日は時間が短かったから、むつは少し不満そう。
「まだこの塗り絵やってたのに」などと言いながら出てくる。

他の幼稚園の子も、一時預かりとして何人も来ていることが多い。
「今日は○○ちゃんとあそんだの」などと、
他の子の名前が出てくることもある。

のんは…私がむつの妊娠で切迫流産、入院をしたこともあって、
小さい頃からずいぶんとお友達のお家で預かってもらったり、
私と離れて過ごすことが多かったりしたのだが、
むつはそんなことがほとんど無かった。

性質上の違いも、それからそもそもの「預ける理由が無い」こともあって、
むつと私はあまり離れていなかった。

でも。こうして、幼稚園以外の場所に預ける経験ができて、
むつにとっても、私にとっても、良かったかなぁと今更ながら感じる。

先生によると、むつは小さい子のお世話がとても好きだそうだ。
「むつちゃんだと、他のお友達では泣いちゃう赤ちゃんも
 泣かずにジッとしていてくれたりするんですよ」
などと、先生がすかさずおだててくださる。

思わず、プッと吹き出してしまう私。
むつが?!小さい子の世話?!
ぐはははははは。

きっと相手の赤ちゃんは、むつのことを自分と同じレベルの子だと思って
泣かないに違いない。

不思議なのは、むつがそれを家で一切、私にものんにも、父ちゃんにも
言わないと言うこと。
不本意なのか?それとも??



2008年02月24日(日) 強風のため

昨日ののんのワガママ+強風で出かけ損なった分、
今日出かけよう!という計画だったのだが、
朝からあまりにも強い風。

それでも、行くか!!と覚悟を決めて、サイトを見ると
最寄りのJR路線が全面運休だと言う。

どうも、なにか大きな力が私たち家族を出かけさせない方向に
動いているらしい。
…って、そんな大げさなものじゃないか。

それにしても、昨日に引き続きひどい風。
どうやら都心では最大風速26mなどというところもあったらしい。

我が家のベランダ、昨日のうちに余分なものは片付けたつもりだったのだが、
今まで風などで飛んだことの無い、プランターやらバケツやら
いろんなものが転がって、
果てはプランターに入れる水はけ用の敷石の袋まで転がった。

ベランダが石だらけ。
明日、片付けなければ。


そんなわけで、今日も家の中で過ごす一日。
一日が長いなぁ。しかも、なにやら私はずっとご飯を作っているような感覚。
ああ、来週こそは出かけたい。

のんとむつはよく遊ぶ。
相変わらず、私や父ちゃんに対してかなり生意気な口調ののんだが、
特に機嫌が悪い状態を維持しているわけではないらしい。

むつがしたことに対する反応でわかる、のんの機嫌。
「あ!それはいいね!」「そうしよう!」「あははは!!おもしろいね!」
などという楽しげな反応を聞くと、こちらも嬉しくなる。
いつもこうだったら良いのに。

でも、すぐに状況が変わる。
「それなら私も○○してやらないから」
「もう二度と○○しない」
などと言う発言が聞こえてくる。
しかも、最近は私に聞こえないようにコソコソ。

いや、聞こえているのだが、せっかく私に聞こえないようにと
気を遣っているのだから、と、
むつが訴えてこない限り口を挟まないようにしてみる。

・・・否、むつが訴えてきても、むつに対して
「それはこまったねー」「どうしようか」などという反応にしてみた。

それはそれで、いったん嫌な感じになり、
2人とも別々に遊び始めるのだが、
なぜか10分もしないうちに、のんのほうが「・・・じゃあ、こうしよう」
などと譲歩してくる。

端で見ている限り、どう見ても、
2人の関係が悪くなる最初のきっかけはのん。
本人も、それがわかっていて譲歩してくるのか?

そう思うと、やっぱり私がここで口を挟まなくて良かったと
胸を撫で下ろしたりする。

こういう繰り返しで、のんもむつも、お互いつきあい方を覚えて行くのか?



2008年02月23日(土) 何故に

ものすごい風!!
どうやら春一番だったらしいのだが、「春一番」などと言う心躍るような
ネーミングとは裏腹に、
ものすごい色の雲が立ちこめて、恐怖を感じるほどの強い風。
しかも、よくある世紀末風景の映像にあるような、
地面の落ち葉や砂が巻き上げられてど、ど、ど、ど・・・と
上がっていくような感覚。

いやぁ、恐ろしかった。

と、長々と気象状況を書いてしまうほど、今日は特に何事もなく。

本当は昼、食事でどこかに出ようかという計画があったのだが、
例によってのんが、
「DSやりたい」だの、「ゲームをやってから(食事に)出たい」だの
自分のコトばかり強く主張して駄々をこねたので、出かける計画は無くなった。
当然、ゲームも取り上げられる、のん。

・・・。
これだけ厳しい父ちゃんと私に育てられて、
よくもまぁ、へこむこと無く、自己主張をするものだと
半ば呆れながら感心する。

ゲームやTV、お菓子など、子どもが駄々をこねて
その通りにしてやったことなど、今まで皆無なのに、何故懲りん。
感心すると同時に、不思議だ。

優しく聞いてやれば、子どもも優しくこちらの言うことを聞くものか?
こちらが強く出るから、のんも強力に言ってくるのか??

うーーーん。よくわからない。

そういえば、ずいぶん前、途方に暮れて、のんにまじめに聞いたことがある。
どんな風に言えば、言うことをきちんと聞いてくれる?と聞いたら
「もう少し、優しく言ってみれば?」などと言われたっけ。

優しいかどうかは別として、
かなり「こうだからこうしよう」「こうすると、こうなるから」などと、
きちんと原因と結果を説明しているつもりなのだが、
それでも、その通りに動いてもらえないのは……。

やはり、この年頃と言うことで、しばらくの間は待たねばならないのか。
ああ。くたびれる。



2008年02月22日(金) 男の子のお家

今日も今日とて、のんは友達と約束をして帰宅する。
今日は「Oくんのお家に呼ばれたの」と言う。

えーーーー。男の子ぉ?
私はこの一件以来、男の子の家には不信感が。
もとい、男の子の家は悪くない。
が、この時のように、男の子は途中で遊びに出てしまったり、
その時にどうするかの判断が、
のんたちにはまだ難しかったりするものなのだ、と身にしみたのだ。

「Nちゃんも一緒に行くの」という。

聞けば、のんとNちゃんが今日、公園で遊ぼうと約束をしていたところ、
Oくんが「僕の家に来て遊ぼうよ」と誘ってくれたのだと言う。
ちなみに、Oくんのお家はいつも遊ぶ、K公園の真ん前。
万が一、前回のように「公園に出よう!」となった時には
いつものK公園だろう。
場所的には心配は無いのだが・・・。

とりあえず、Nちゃんのママに連絡を取る。
すると、Nちゃんは以前にも遊びに行ったことがあると言う。
それどころか、Nちゃんを心配して送って行ったNちゃんママも、
良かったらどうぞ、と言われ、一緒にお邪魔したと言う。

あら、まぁ。

それを聞き、少し安心してOくんのお家に電話をする。
Oくんママに、「今日お誘いいただいたみたいで…」と話をすると、
そうなんですよ、良かったらママもどうぞ♪などという
とても嬉しい対応。

いやあ。有り難い。

横で電話の様子を見ていたのん、
「そうだよ、Oくんは大丈夫だよ、他の男の子みたいじゃないから」
などと言うので、笑ってしまった。
他の男の子はどうしてダメなの?

のんも、やはり前回、男の子たちが自分を置いて公園に行ってしまったことを
しまった、と思っているらしい。


結局、Nちゃんと待ち合わせをしてOくんのお家にお邪魔することに。
Nちゃんを待っていたら、待ちきれずにOくんが出てきた。
三人そろって、嬉しそうにOくんのお家に入って行く。
Oくんのママにもご挨拶をして、私は家に戻る。


ボードゲームをして遊んだ、と言って、のんが嬉しそうに帰ってきた。
Oくんのお家と我が家は徒歩3分もない距離なのだが、
マンションの下までOくんとママが送ってきてくれたそうだ。

お礼の電話をする。

そうか、こういう風にすんなりいくこともあるんだなぁ。



2008年02月21日(木) むつの友達付き合い

昨日、下校後はお友達のお家にお邪魔して遊んできた。
今日は公園で遊ぶと言う。
毎日毎日、楽しそうなのん。

むつは、なにやら原稿を持って帰ってきた。
見ると、卒園式の時の言葉が書いてある。
卒園児全員で声を揃えて言う言葉だ。

あああ。
もう、本当に卒園だ。
数えたら、今朝作ったお弁当。残りの弁当はあと3回。
来週は園の子どもたち同士でお別れ会があり、
お別れ遠足に行き、そして3月2週目には午前保育。
半ばには卒園式。

・・・。むつが卒園、一年生。
いや、未だに信じられない。

それでも、気がついていないのは親ばかりかもしれない。
むつ、今日は手になにやら握りしめて帰ってきた。
なに?と聞くと、
「ないしょだよ」と言いながら見せてくれたのは、白い大きなビーズ。

どうしたの?と聞くと、
「Kちゃんにもらった」と言う。
ふーーーーーーーむ。
まぁ、くれるというのだからいいのかな?
それにしても、あまりに大きくて存在感のあるビーズ。
じゃあ、お礼を書いて、アイロンビーズでもプレゼントしようか?などという
話をしていたら、
「Kちゃんね、ママに内緒なんだって」
なんてコトを言い出す。

えーーー。内緒かぁ。それは…いいのかなぁ。

「このビーズ、Mちゃんにもらったやつなんだって」

さらに、えーーーーー。
それは・・・・さらに、いいのかなぁ。

うーーん。のんの学年の時にも、誰があげただの、もらっただの、
奪っただの問題になったことを思い出す。

・・・まぁ、間違いなくもらったもの…だと信じたいが…。

じゃあ、とにかくきちんとお礼を書こうね、あとは今度Kちゃんのママに
お母ちゃんが会った時にお礼を言うからね、と言っておく。
こっそりでもなんでも、私にいきさつを教えてくれている間は
大丈夫かもしれない。……と、信じたい。

Mちゃんとも、Kちゃんとも仲良し。
Aちゃんとも仲が良いらしい。

園では、のん以外と遊ばず、ずっとひとりで居る印象のむつだが、
最近はとても友達とのつきあいがあるようになってきたらしい。

あんまり、あげたりもらったりのやりとりはして欲しくないのだが。
女の子はそういうこと、好きなんだろうなぁ。



2008年02月20日(水) のんの年頃

今日も相変わらずバタバタ。
人と会い、連絡を取り合い、話をして。
たまに不毛なことをやっているような気になるが、
気のせい、気のせい。

私が落ち着かないせいか、
のんが相変わらずの様子。

機嫌の良い時にはのんの方からこれでもか!と言うほどしゃべってきて、
楽しげにするくせに、
ちょっとなにかひっかかることがあると、とたんに機嫌を悪くして、
その後の態度のひどいこと。

よその…高学年のママさんに聞くと、
2、3年生はそうよ、と言う。
4年生くらいになって、すっと一段階大人になる感じらしい。

・・・・。
大人にはならなくてもいいから、
とりあえず、普通に会話が出来るようになろうよ、と思う。

むつは、最近1週間に一度くらいの割合で、
ものすごく早く寝てしまう。
今日も「眠い」と言い出し、ご飯を食べるや否や寝てしまった。

そんなわけで、19時くらいから私とのん。
二人で…じゃあ、本でも読もうかとなぞなぞの本を持ってくる。

「これはなに」「じゃあこれは?」などと楽しくしているうちは良いのだが、
なにかひとつ、のんの言ったことを私が聞き取れなかったり
聞き返してよくわからなかったりすると、
「○○だってば!!」と怒り出し、ぐずる。すねる。

それならもうやらない、楽しく出来ないのならみないよと言うと
それはそれで嫌だと言って泣く。

これではまるで3歳児。

・・・そんな時期なのかしら。
なにかもっと、落ち着かない要因があるのではないかなどと考えて、
心配になったり。



2008年02月19日(火) どこで遊ぶべきか

学校PTAでは、年度末ということで今年度のまとめの会合。
各学年、各部の委員さんに集まってもらって、
今年度の感想などを話し合う。

…と、私たちはその会合のための準備。片付け。

のんが帰宅する時間には家に居られないので、
学校からそのまま児童館に行ってもらうことにした。
ちなみに、むつは延長保育。

何日か前から、のんには
「今日は児童館で遊ぶようにしてね(そういう約束をしてね)」
とお願いしておいた。

でも、のんがそれを忘れているかもしれない。
そう思って、準備の合間、子どもの達の下校の頃にのんのところに行くと、
「今日はK公園で、NちゃんとSちゃんと約束したから」
と言う。

えーーーー!?どうするの?
だって、児童館でって・・・。
私が会合を終えたら、児童館に迎えに行くって言ったじゃない・・・。

「どうして?公園じゃ、どうしてダメなの?」

うっ。・・・・。うーん。
うん、確かに、友達が居るかどうかわからない児童館にぽつんと居るより、
公園に行っていた方が安心…?

いや、でも児童館なら職員の方もいる。公園だと、なにがあるかわからない…。
いやいや、でも、普段だって私が家に居て、公園にひとりで行くんだから…。

仕事の慌ただしさも相まって、ついのんに負けてしまった。
「わかった。でも、K公園以外に行かないで、
 NちゃんとSちゃんが帰ったら、あなたも必ず帰るのよ」

そして、過保護とは思いながらもNちゃんのママに連絡を取る。
なにかあったら、帰るようにしてもらえるように。
私は家ではなく、学校にいるということも伝えて。

ただ・・・。

机を拭いて準備しながら、
やはりこの場合、最初に「児童館」と約束をしたのだから、
児童館に行かせるべきだったか、と考えたりする。
…いや、でも。
子どもが子ども同士で約束をして、しかも普段行っている公園に行くと言う
ことなのだから、そっとしておくべきか?

どこまで厳しくルールを守らせて、
どこから手を離してよいものか。
いつも、これで悩むのだ。

17時過ぎ、あわてて学校を出て公園に向かうと、
のんはNちゃん、Sちゃん、それぞれのママと一緒に楽しげに、
家の方向に向かうところだった。
NちゃんとSちゃんは家が遠いので、それぞれ迎えにいらしたらしい。
ちょうど良いタイミングで、私も迎えに行ったような格好になった。

のんは公園で遊べて、とても楽しそうだった。

これで良かったのかな、とも思う。
でも…とも、思う。



2008年02月18日(月) むつの剣道参観

家事をすませたら、むつの幼稚園へ。
本日は、むつたちの剣道の参観である。

何回か日記にも書いている通り、年長クラスになると剣道の時間がある、
むつの幼稚園。
のんの時の剣道の参観の様子はこちら

のんは「寒いから」「疲れるから」などと言って、
秋頃からかなり剣道を嫌がっていた様子だったが、
むつはちょうどその頃、運動会で「剣道の選手に選ばれる」などという
晴れやかなことがあったために、すっかり「剣道好き」と言う子になった。

今日の参観もとても楽しみにしていて、「見に来てね!」と念を押す。
本当は先週の金曜日に、参観直前の剣道の時間があったはずなのだが、
学級閉鎖のために流れてしまった。
前回の剣道の時間は先週の末。

むつに「剣道、忘れちゃったんじゃない?」と聞くと、
「忘れてないよ!!」とやりかえされた。
ふふふ。

ホールに上がると、子どもたちは道着に着替え始めていた。
普段の剣道の時間は体操着だが、今日だけは特別、道着をつける。
袴がかっこいい。

みんなで並んで、写真撮影。
稽古が始まる。

のんの時は
「あの子たちが、こんなに大きく立派になって…」
などと、クラスのお子さんひとりひとりに感動したものなのだが、
・・・どうにも、
むつのクラスのお子さんは、やっと名前が一致したところで、
あまり思い入れが…などといってはいけない。

むつが頑張って大きなかけ声を出している様子を
感動と言うより、微笑ましく見てしまった。

この辺りが、一番目の子と二番目の差だろうか。


夕方はのんのプール。
事情があって、近々のん、ひとりでバスに乗って行かねばならない
日があるので、
ひとりで家の鍵を閉めて、バス停に行き、バスに乗る練習をしている。

のんが鍵を閉めて家を出たあと、むつと私は一歩送れて家を出て、ついていく。
変な感じ。

バスが来て、カードを出し、乗って、
降りる停留所が近づいたらボタンを押す。
降りたら、すぐ目の前がプールの建物だ。

たったこれだけのことだが、何回か練習して、
こんな時はこうしなさい、こういうことがあったらこうしてね、と
教えながらひとつずつ。

どんどん、いろんなことが出来るようになっていく。



2008年02月17日(日) のんびり日曜日

今日も父ちゃん出勤。三人で過ごす。
でも昨日は朝から実家に出かけたし、のんびり過ごそう。
ということで。
朝ご飯がすんだら、午前中からゆっくり風呂に入る。わはは。
贅沢な時間〜。

のんびり風呂に入って、着替えて、のんびり昼ご飯。

ああ、穏やかな時間が過ぎて行く。

こんな時は、のんもむつもあまり諍いを起こさない。
…ということは、やはり、
普段慌ただしくバタバタと過ごしているから、
喧嘩になったりするのかなぁ。

普段の自分の生活を考えて、少し反省する。

夕方に父ちゃんが帰ってからは、子どもたちは父ちゃんとゲーム。
ビデオも見せてもらって、いつもの日曜日の様子。

ああ、何事も無い日。
こんなにのんびり。

でもまた明日からは、幼稚園と学校と…来週は忙しいぞ!(来週「も」?)



2008年02月16日(土) じいちゃん、ばあちゃんの家に

相変わらずの、のん。
一段階段を上ろうとして、上れなくて、いらついているかのように
私やむつに対してイライラをぶつけているような気がする。

今日は父ちゃん、休日出勤。
ずいぶん前からこの週末の出勤はわかっていたので、
私の実家、すなわちじいちゃんとばあちゃんの家に行くことになっていた。

あんまりにものんの態度が良くなかったら、
ばあちゃんに連絡して連れて行くのもやめよう、
昨夜のように連れて行っても、不機嫌な様子だったら、
それこそ連れて行ってくたびれるだけである、と思っていたら、
なにやらとても協力的。

行きの電車の中でも、二人であやとりをしながら、楽しげに。

こんな風に楽しそうな様子をすることも出来るのだから、
まだまだ、そんなに本格的に考えなければいけないほどではないのかも。

とにかく、むつに対して偉そうになにか命令したりするのは、
そうなる一歩前に私がのんを持ち上げて、
「さすがだねー、お姉さんはそういうことも出来るのね」などと
言っておくと、思いとどまって優しく接したりするらしい、とわかってきた。

でもねぇ。
四六時中、そんなにのんばかり持ち上げているわけにもいかんのだ。

そうこう考えているうちに、実家に到着。
少し遊んで、昼食をいただいて、
その後絵の具のセットと少し固い紙を出してくれた。
はがき大のしっかりした紙。

のんもむつも、それが非常に気に入って、絵はがきを描くことになった。
絵の具で、絵を描いたり、字を書いたり。

最初は花の絵を描いたり、大きなハートを描いたりしていたが、
そのうち「池」とか「青」などの漢字をひと文字、
絵の具で大きく書いていく、のん。
なんだこりゃ。

「ことばになっているのがいいなぁ」とリクエストしたら、
緑の絵の具をたっぷりと使った筆で
「みどりって、きれいだね」
などと描いてくる。
ちょっと、あいだみつおチック。

むつも夢中で絵を描く。
ただ、絵の具だからか、普段描いているような女の子の絵など描かず、
ただたっぷりと塗っていく。

子どもに好きなように絵を描かせると、おもしろい。

さんざん遊んで、帰りはむつも寝てしまうことを覚悟したのだが、
幸い、電車も程よく空いていて
   …座れたりはしないが、ぎゅうぎゅう詰めになるほどではない…
またあやとりをしながら最寄り駅まであっという間に到着。

ああ、楽しかった!
いつもこんな風に素直に出かけられたら、いいのに!!



2008年02月15日(金) 不機嫌なのん

どうしてああやって、むつに突っかかるんだろう。のん。
…まぁ、イライラする気持ちがわからんではないのだが。

何事もきっちり決まった通りにしたい、のん。
とりあえず適当に、楽しくできればいいわ、という、むつ。

おまけに、…というか、当たり前のことだが、
のんの方がなんでもよくわかり、良く出来る。
正しいことがわかるし、学校で習ってきたばかりのことを使いたいのだろう。

だがしかし。

それを、2歳8ヶ月も下の妹、しかも幼稚園児に
同じことをしろと強要するのはいかがなものか。

ここ何日か、衝突して、怒られるのはいつもそんなことが原因。
むつがなにかしていると、「それは違う」とのんが言い出し、
むつが言い返す、もしくは無視するとさらに怒る、のん。
むつが泣くまで容赦ない。

・・・。
なにか鬱積したものでもあるのかなぁ。
のんと2人で話をすると、そんな感じではないのだがなぁ。
昨日や、数日前も、むつの方が先に寝てしまうことがあり、
のんと2人きりで風呂に入ったり、寝るまで遊んで過ごしたりしたのだが
その時はとても良く話をしてくれて、クラスの様子や先生のこと、
遊んでいる時の様子なども話してくれて…。
とても楽しく過ごせるのだが。

うーーん。

ま、そんな時もあるか。

とほほ。


今日は夕方から、ジージのお家にお呼ばれ。
お邪魔して、夕食を一緒に。

でも、それでも。
そんな場でも、のんがへそを曲げる。
ボードゲームをしたのだが、自分が負けたのが悔しかったらしい。

いや、本人に言うと「誰がそんなこと言った?そうじゃないもん!」と
なるんだろうが、
機嫌の悪くなったきっかけは、誰が見ても明らかに、
のんがひどく負けたゲーム以降だ。

みんなが夕食を食べよう、となっているのに、まだゲームを続けようと
無理矢理しようとする。

そして、そんな時に場を取り繕おうとするのか、
はたまたもっとずるい考えなのか、
やたら明るく、楽しそうにふるまう、むつ。
「これ、美味しそうーー!食べるー!」などと言い、場はすっかり夕食の食卓に。

横では最悪に機嫌の悪い表情でボードに駒を並べている、のん。

うん、私が想像できる範囲でも、むつの態度は
のんの機嫌をさらに悪化させる態度だ。

あまりにひどい態度なので、一時は連れ出して説教しようかと思ったが
ジジババの手前、思いとどまる。

まぁ、最後には食べたいものを食べて、機嫌も治り、
楽しく遊んでお別れできたから、…よしとするか。

ま、こんな日もある・・・。けど、
何やらどっと疲れる。



2008年02月14日(木) バレンタイン巡業

このところ数日ののん。
一日だけピンスポットでいい感じの日もあったが、
それ以外はなにかしら、どこかしらで衝突をして、
私は精神的に疲労する。

ま、そんな時もあるさー。

さて、実は。
むつのクラス。
2月に入ってから、お休みのお子さんが多いこと、多いこと。
幼稚園だから、まぁ…風邪気味、というくらいで
お休みするお子さんもあるかとは思うが、それにしても、多い。
つい一昨日、休み明けの火曜日は「12人もお休みだった!!」と
むつが言っていたかと思ったら、
なんと、本日から学級閉鎖になってしまった。

お手紙と、連絡網が廻り、
今日、明日の2日間お休みですと言う。

まぁ!!!………。うへぇ。

今日、明日・・・。予定もいろいろあったのだが…・・・。仕方ない。

学級閉鎖と言うことで、あまり出歩いたりしてはいけない。
…とは言うものの。

今日は、例のイベントがある日。
バレンタインデーだ。

昨日の日記にも書いた通り、のんとむつ、
今年度に入ってから増えた男の子のお友達のお家にチョコレートを
配って歩く予定。
むつの大好きなFくん。のんとよく遊んでくれる、Iくん、
先日サッカーを一緒にしてくれた、Kくん、一年生のCくん。
クリスマス会を一緒に過ごしたお友達だ。

そして…のんは、「Sくんにもあげたい」といい、Sくんにも準備した。
いつも朝、一緒に学校に行っているSくん。
のん曰く、とても優しくて、他の子が走って行ってしまっても
のんのことを待っていてくれるのだと言う。
まぁ。それはそれは。


のんが下校してくるのを待ち、自転車でいざ、出発。

・・・と、その前に。
昨日、大もめに揉めて、結局買いに行かなかった、
「クラスの女の子で交換する」と言うチョコレート。
「どうするの?行くの?行くんなら、買いに行かないと」とさらりと聞いてみる。
「ううん、行かないって言っちゃった」とのんも、さらりと。

あ、そうなの。
ふーん。
うん、まぁ、そういうことならいいんでしょう。
自分の態度のどこがどうだったかは、きちんとわかっていないと思われるが、
まぁ、そういうこともあるんだと思ってもらえばよしと言うことで。

あらためて、いざ。

順路は、学校から反時計回りにKくん、Fくん、Iくん、Cくん、Sくん。

すると、気張ってきすぎたか、3〜4年生の彼らはまだ帰宅しておらず。
いやーん。
結局、FくんのおうちとIくんのお家は、図々しくも
お家にあがって待たせていただくようなことに。

さらにIくんのお家ではお茶までいただき、しばらく遊ばせてもらう。
いやーん。


Iくんのお家を出て、時間を見計らい、さて、大本命。
のんの彼氏、Tくんのところへ。
彼は今日、習い事。場所を知っているので、終わって出てくるのを待つ。
久しぶりー。ああ、また大きくなった!

お疲れさま、のん、むつ。
むつはさすがに自転車で廻るのに疲れたか(とはいえ、私の自転車の後部座席だが)
夕飯もそこそこに寝てしまった。



2008年02月13日(水) またしても、のん。

子育ては、三歩進んで二歩下がる。
先日の講演会でも講師の先生がおっしゃっていたが、
本当にその通り。

のんが「イライラしている」と書いて、
昨日は「落ち着いた」と書いた。

そして今日。

…話は少し遡るが、昨日、のんが急に
14日にお友達のお家で遊びたいと言いだした。
どういうことか聞くと、
女の子が3人だか4人だか集まって、チョコレートを持ち寄って
お互い交換するのだという。

あら、まぁ。さすがまだ二年生。かわいらしい集まりだこと。

でも。
うーん。14日、実はのんもむつも、忙しい。
役員を通じて今年度お友達になったFくんやIくんのお家に
チョコレートを渡しに行きたいと言っているのだ。
もちろん、永遠ののんの彼氏Tくんのところにも、チョコは準備済み。

もしもそのクラスの女の子の集まりに行きたいと言うのならば、
のんは下校するや否や自転車に乗って、かなりの早さで回らないとならない…。

うん。まぁ、ね。
クラスのお友達に誘われたら、そちらに行きたい気持ちもわかる。
じゃあ、かなりハードスケジュールになるけれど、
全部チョコを渡し終わってから、急いで合流させてもらえば?ということになった。

・・・。

ということで。
今日は下校したら、のんとむつと私とで、
女の子同士で交換する用のチョコを買いに行くことになっていた。

…外は寒い。風が強い。
いやいや、でも、のんがお友達と楽しく約束してきたのだから。

…チョコの費用は誰が出すの?・・・私だろうなぁ。
いやいや、でも、みんなで交換するんだから。
のんのお小遣いでは到底まかなえないだろうし。
(だいたい幾らくらいの?と聞いてこいと言ったのだが、はっきり聞けなかったのか
発案したお友達もわからなかったのか、のんは「わからない」と言う)

うん、よし行こうか!と支度して。
むつにも支度させて。

それなのに。なぜか、のんだけ遊んでいる。
いっこうに外に出る支度をしようとしない。

おまけに、「○○やってからいきたいなー」などと言い出す。
「えー、まだ日が射している暖かいうちに行こうよ」
というと、渋々、ようやく…と言う感じでムッとした態度のまま、
その場を離れるが、また座って違うことをしている。

???どういうこと?

「行かないの?」と聞くと、
「行くに決まってんじゃん」

このあたりでかなりカチンと来た。(カチンとくるのが早すぎるか?)

「決まってなんか無いわよ、寒いのにあなたの持って行くチョコを
 買ってあげに行くんでしょう、
 あなたが一番先に準備しないで、どうするの」

「行くって言ってんでしょ」
さらに生意気な言葉を吐く、のん。

もう、許せん。

「あなたが一番準備が遅いんでしょ!むつはもう待ってるんだよ!!」

私に怒鳴られたことで、さらにムッとして、座ってしまう、のん。

「ああ、わかった、じゃあチョコレート買わなくていいのね?」と言うと

「うん、別に持って行かなくてもいいよ」

え????なに?それは??

持ち寄って交換するっていう集まりのはずなのに、持って行かない?
そもそも、集まりに行きたくないの?

のんの真意が知りたくて、この辺りでかなりトーンダウンして
「どういうこと?行きたいわけじゃないの?」と落ち着いて聞いてみる。

それなのに。
「いくよ。買うよ。」

なーんだーとぉーーーーー!!
だれが!!誰が買うんだよ!誰が金を出すんだ!!
行くのだって、ひとりでは行かれないから私とむつもついて行くんでしょう!!
ついにドカンと雷が落ちる。

「もう少し考えなさい、考えてから、どうしても行きたかったり
 買って欲しかったら、それなりのことを言いにきてちょうだい」

ここで、むつなら…。
「ごめんなさい。おかあちゃん、いきたいの。ごめんね」
などと言ってくると思われる。

それがのんは。
「なにそれ」という顔をして、違う部屋に行ってしまう。

ムッカーーーーーーーーー!!!

もう二度と買ってやるもんか。チロルチョコ1個だって買うもんか。

・・・大人げない?
いやいや、どんな態度をしていても、いつも誰かが助けてくれる、
買ってきてもらえるなどと思ったら大間違い。
特に、今回に関しては、のんが「行きたい」という態度と言葉をすれば
私もむつも行ったのに。

ダメだ。
もしも明日、行くと言い出したら、自分のお小遣いで買わせよう。
それこそ、10円のチロルチョコなら買える。

それが不満なようならば、まずは今日の自分の態度を反省して欲しい。



2008年02月12日(火) のん落ち着く。

のんがカリカリして、イライラして、
もうどうにも我慢がならないくらいになって、
私がこの日記にそれを書く頃、
のんがすっと落ち着く。

面白いくらい、いつものパターン。

だから…きっと、いつものことというか、
決まっていることと言うか。
たまに、そんな日もあるんだね、という程度のものなのだろう。

でも、やっぱり、
あまりにもむつに対してひどいことを言ったり、したり、
私に対して嫌な態度をとると、私も「なんとかしなければ」と思い、
一応悩み、そして日記に書いたりする。

そんなわけで、いつも同じような日記を読んでいただいてすみません。


・・・ということで。
今日は何やら、嘘のようにいい感じの、のん。

たまにむつがちょっとワガママなことを言ったりしても、
「うーん。じゃあ、こうしてあげようか?」
などと譲歩してくれたりする。

なんてこった。

そうなると、私も先日までのんにイライラしていたのを
ひどく反省したりする。
あんなに怒ってゴメンなさいね、などと心の中で謝ったりする。
いやはや。


のんの宿題は、先日日記に書いた
「自分の小さい頃のこと」の学習が続いているらしく、
「小さい頃の話を聞いて、ノートに書いてくる」という宿題。

「小さい頃のことを教えて」と来る。
えーーと。
「2歳11ヶ月からは毎日克明な日記が付けてありますが、
 プリントアウトして持っていく?」
なんてバカなことは言えず。

でも、いつ頃のことが良い?いつの話でも良いよ〜、などと
待ち構えてみると、
のんはそれほど熱心ではない。
とりあえず、のんが面白がりそうな話…例えば、公園に行くと
なんでもすぐに上ってしまったとか、
歌を良く歌っていたとか、そんな話をすると、
嬉しそうに笑いながらも、「あっ、もういいや」。

えーーーーー。そうなのーー。ちっ。なんだつまらん。



2008年02月11日(月) まだイライラ

のん、引き続き意地悪。イライラ、カリカリ。
なぜにそれほど、むつに突っかかるのか。
なぜにそれほど、私の言うことを素直に聞けないのか。

私がその態度に対して、どうしてなの、と静かに説教をしようとすると
部屋のつい立ての向こうに逃げてしまう。
そういう態度は許せん。
怒る私。
ムッとした態度で、聞いているのか居ないのかわからない、のん。

・・・。

私は背が低い。標準よりも、かなり低い。
たぶん、のんが4〜5年生になったら私の背を抜くだろう。

親の背丈を抜くと、どんな子でも少しは、
文字通り親を見下ろすような態度に出ると聞く。
高学年のお母さんと話をしたら、子どもがそんな態度に出るので、
説教をする時まずは「座りなさい」と言って正座させると聞いた。

のん、今からそんな態度だと、
4〜5年生になってどんな態度になるか、想像もつかない。
今のうちからきちんとしないと………!!

・・・いや。

そんな風に、気構えてしまうからいけないのか?
やはり、長男長女に関しては、親が全く「初めて」で、
気負いすぎてしまうが故の堅苦しさというのがある気がする。

もっと、どっしり構えて、なにかしても笑い飛ばすくらいの余裕が欲しい。

・・・とは思うんだけどナァーー!!

現実にのんが「なにいってんの」とか「わかってるよ」などと
言ってくると、
「親に対して、なんて口調よ!!」と声を荒げてしまう。
ダメねぇ。



2008年02月10日(日) のんの意地悪

のんが意地悪だ。
定期的に荒れた様子になったり、言うことを素直に聞かなかったりするのは
いつものことなのだが、
それにしても、ここ最近ひどく反抗的で、むつに対してひどい対応をする。

…いや、いつも・・・ではないし、
楽しく遊んでいるときも多いから、
「ひどい対応」というのは大げさな表現かもしれないのだが。

どんな様子かと言うと、
例えば、二人で絵を描いていたとする。
それぞれの自由帳に描くのは、大概女の子の絵など。

「それ、誰?」と言う、のん。
「・・・。おかあちゃん」と、むつ。
「えー、変なのー。だってそんなところに線なんか入って無いじゃん」とのん。

ほっぺに短い線が入って、顔が紅潮している様子を表しているのが
変だと言うのだ。
いいじゃん。そんなの。

むつ、黙々と描き続ける。

「ねぇ。変じゃん」とさらにからむ、のん。
思わず私が口を挟む。
「いいじゃないの。のんだって、前そうやって描いたりしてたでしょう」

「そんなのかいてないよー。変なのー。」

私がムッとするのを見て、少し黙るが、
その後さらに、むつの日付の書き方も変だと言い始める。

「むつちゃん。ここのところ、点が入るのは変だよ」

「2008.2.10.」のように、ノートに描いた絵に日付をつけるように
これは私が頼んでいるのだが、むつの書いた「.」の場所が変だと言い出す。

むつは返事をしない。

「ねぇ。変じゃん、これ。直しなよ」

むつがさらに返事をしないと、
「わかった。じゃあもう、何にも教えてやらない。
 二度と教えないから。」

いつもこれだ。「もう教えてやらない」「もう遊ばない」
「もう何もあげない」などなど。

この辺りでむつが泣くときもあれば、私に言いにくるときもある。
「のんちゃんが、もう遊ばないって言うの・・・」

いいじゃん。そんなこと言う人とは、二度と遊びませんって
言ってやれば?と私が言うと、むつは
「だって・・・のんちゃんと、遊びたいんだもの・・・」

うーーん。そうか。そうなのか。
それは仕方ないねぇ。

むつはこんなにのんのことを好きなのに。
そう思うとむつが不憫になる。



2008年02月09日(土) サッカーをしに

のんの小学校、近々5、6年生がサッカーの試合に出場することになっている。
木曜日と土曜日が練習日。何回か私も見に来たのだが、
とにかく小規模校の為に、試合に出るぎりぎりの人数しか選手が居ない。

・・・と、ここでのんが、
「のんちゃんもサッカーやりたーーい!!」と言い出すわけだが、
そういうわけにはいかない。
そういうことは、せめて4年生くらいになってから言おうよ。
・・・

試合形式で練習しようと思っても人数が足りない。
そんなわけで、急遽招集が。
…といっても、さすがに5、6年生の男の子相手になんて私は無理無理。
父ちゃんの出番。
お父さんたちチームと子どもたちチームの対抗戦。

午前中から校庭に。
もちろん、ひとりで行かせるわけにはいかないので、
のんとむつと私も。

うううっ。寒い…!!!

雪もちらつく。
校庭は日曜日と水曜日の雪がまだ残っていて、ぬかるんでいる。
派手に転ぶお父さん方。
いやはや、もう大変。

体育館では、ママさんバレーの練習もしていたらしい。
子どもたちは体育館に入らせてもらったり、外で遊んだり。

のんは三年生のKくんを見つけた。
私と同じ役員をしている方のお子さんで、
少し前からのんはずいぶん仲良くしてもらっている。
サッカーボールを持ってきていたので、
2人でボールを蹴り合って遊んでいる。
………まるで男の子同士のよう。

むつは、やはり三年生のYちゃんが、パパについてきていたので、
一緒にいさせてもらう。
…というよりも、Yちゃんがずっと手をつないで、むつのことを見ていてくれる。
あっちにいったり、こっちにいったり、
何処に行くにも、Yちゃんとむつの手がつながっている。
面白いー。

10時から12時までの練習が終了、解散。
雪が降ったりやんだりする中を帰宅。


夜は夕方からまたしてもPTAの講演会。
前回雪の中行ったのだが、今夜も雪の予報。

ただ、前回とても有意義な話が聞けたので、今回もとても期待して行ったら、
しょぼしょぼだった。
これは、講師の手腕によるんだなぁ。
今年度、何度も講演会に行って、すごく楽しいと思っていただけに、
今回の資料を読み上げるだけのような講演(とも言えない?)にがっくり。

ちなみに、ちょうど我が家の夕食の時間に出てくるので、
夕食を作って家を出てきた。
シチューで煮込んだハンバーグ。
子どもたちはカレー皿に盛りつければ済むから、ちょうど良い。
美味しく食べているかしら、などと考えながら、聴講する。



2008年02月08日(金) ちょっとお出かけ

結局昨夜…というより、昨夕から寝てしまった、むつ。
およそ17時から寝始めて、
お腹がすいて起きたら支度をしてあげよう、などと思いながら
風呂の時間も過ぎ、
普段寝る20時も過ぎ。

明け方4時頃だったと思うが、トイレに起こされた。
トイレから戻ってきて、自分が普段の服装で寝ていることに気づいた、むつ。
ごそごそとパジャマのズボンに履き替えて。

そのまま、また寝てしまった。

6時過ぎ、上機嫌で起きてくる。
わははは。

すごいねぇ!寝過ぎだよ!!13時間だよ?!と言うと、
うひゃうひゃと笑う。
たっぷり寝て、気分が良いらしい。

むつは昼寝をしない分、たまにこういうことがある。
(ちなみにのんは、年長の時も昼寝をすることが時折あった)
まぁ、風邪も流行っている季節だし、
こうして自分で体を休めて、元気に過ごしてくれるなら良いことか。


昨秋からずっと、父ちゃんの帰りの遅い日が続いている我が家。
金曜日なら、少し遅くなっても良いかと、近くのショッピングモールへ。

買い物は、むつのタイツ、のんのノート、などなど。
むつはタイツが気に入って、2枚のタイツをあまりにも連日履くために
すっかりすり切れてきてしまった。
のんは、例の漢字練習をするノートが欲しいと言う。

買ってあげましょう。買ってあげましょう。

2人であちこち行って、選ぶ。
楽しそう。
ご飯はフードコートで。

むつはいつもラーメン。
ラーメンは子ども用のサイズが無くて、結局最後は残すから、
私から「違うのを食べてよ、残ったのを食べるのは嫌だよ」
と言った時もあったのだが、
「全部食べるから…!」と泣かれてしまった。

うーーーん。
大幅譲歩して、何回かに一度は違うものも食べようね、ということになったが
自分で「好きなものを選んでいいよ」とすると、決まってラーメン。

のんは、「好きなものでいい」と言われると、決まって
某大手ファーストフードのハンバーガー。

・・・。ま、たまにはということで。

最後に駄菓子屋のコーナーに寄って、お小遣いでいくつかの駄菓子を。
二人とも53円くらいの出費で、
満足のいくものが買えたらしい。
まだまだ、安上がり。



2008年02月07日(木) のんと語らう

いつもの通りの木曜日。
のんは帰宅するなり、ばたばたと約束してあったお友達のところへ。
むつは何をしようかなー、などと言いながらふらふら。

しばらくむつと遊んで、17時近くになったので、
「のんちゃんを迎えに行ってくるね」と言って私は外へ。
マンションのすぐのところで遊んでいるはずなので、5分も留守にしない。

むつはびらびらとピアノ…否、キーボードを弾きながら、「いってらっしゃーい」

そして、のんと戻ってきてみたら。
「あー!むつちゃん、ねてるー!!」とのんが笑う。

見ると、見事に鍵盤の前にうつ伏して寝ている、むつ。
キーボードのある部屋は北側の一番寒い部屋なので、膝掛けをさせているのだが
それを枕のようにして、まぁ、気持ち良さそうに。

最近昼寝もしてなかったしねぇ、などと言いながら、布団を敷いて
むつを布団に寝かせる。
夕食は18時。
むつを起こすが・・・起きない。

ま、いいか。お腹がすいて起きてきたら、その時に。

風呂はほぼ19時。
もう一度むつを起こすが・・・。起きない。

あらららら。
・・・ま、いいか。起きた時に考えよう。
などと言いながら、のんと風呂に入る。
二人きりで入るのは久しぶりか。

なにやらゆっくり語り合ってしまった。

もうすぐむつが一年生だね、と言う話題から始まった話だと思うが、
「むつちゃんは嘘をつくから、いや」と言う、のん。

「嘘って、どんな嘘?」と聞いてみる。

例えば、むつが知らないことをのんが言うと、「しってるよ!」とむつが言う。
ゲームで「こうやってするんだよ」と方法を教えると「わかるもん」
もしくは「できるもん」「このまえできたもん」とむつが言う。
だからいやだ、とのんが言う。

あーーー・・・。そうかーーー。うーーん。ウソ、かぁ。

確かに、教えようと思っているのにそんなあからさまに嘘を言われたら、
いやだろう。
わかるように、優しく言ってあげているのにね。

でも。でもね、のん。

そんな風に言いたくなっちゃうんだよ、きっと。
何もかも、のんが上で、何もかも、のんの方が上手に出来て、
何もかも「すごいね」と言われたら。

きっと、むつも「すごいね」って言われたいんだよ。

などと言う話をする。

むつのは、まだ「嘘」ではないと思う。
でも、嘘をつくようになるのは、残念なことだよね。
嘘をつく人は、どうして嘘をつくんだろう?
きっと、弱くて、でもみんなに注目してほしい人なんじゃないかな、

などと言う話もする。

・・・のんがどこまでわかってくれたのか。
これから、のんはどんな風にむつを考え、接するか。
それはまだまだわからないけれど、
やっぱり、こんな風に1対1で話す時間って必要なものだなと
強く感じる。

ちなみに。
むつはその後も起きず。夕食も、風呂もなし。
いいのか?!むつ?!!



2008年02月06日(水) のんの参観日

むつの幼稚園バスを見送ったら、学校へ。
いつもの行動なのだが、
今日はちょっと違う。フリー参観である。

…少し遡って、朝のこと。
我が家にはゲームの出来る万歩計がある。
私がのんを生むより何年も前につけていたもので、
最近電池を入れたら使えたので、与えてあった。

2人の子どもに1つのもの。
それはどうにも、難しい。

さすがに2人とも、学校や園には付けて行かれないので、
どちらが持つかと言うことについて揉めることは無いのだが、
それでも、揉めるネタはある。
歩いたポイントに応じて
画面のキャラクターにプレゼントをあげられる仕組みになっていて、
のんがポイントをためていたのに、むつが(のんに断りなしに)
キャラクターにプレゼントしてしまったとのこと。

朝から、喧嘩になる。

私、怒る。万歩計を取り上げる。
のん、泣く。

泣いた挙げ句、「もう学校行かない」などと言い出した。

・・・なんでだ?
ま、何もかも面白くないと言うことか。

あーあ。
あんまり、朝怒らないように気をつけていたんだけど。

仕方ない。
あまり優しくしても私の意図と違うので、
とりあえずさらりと、「なに言ってんのー、参観日だよ?」と送り出す。
「一時間目から見に行くからね」と言うと、涙を拭きながらうん、と頷いた。

そんなわけで、朝から学校へ。
PTAの役員としての、受付の当番は午後なので、
本当は3〜4時間目から見に行けば良いか…と思っていたのだが・・・。
仕方ない。

1時間目の国語が始まって少しして教室に入ると、
すっかり普段通りの様子ののんが、こっちを見て嬉しそうな顔をした。


この時期の参観といえば、一年前。
こんなことがあった、参観日。
あの頃と比べると……みんな、成長したなあ。
さすが二年生。

あの時の、例のSくんも、しっかり座って、きちんと話を聞いている。
いや、時々息抜きもしている様子だったり、
お母様が入ってきたらなにやらブーイングの音を出したりしてはいたが。

特に素晴らしかったのが、4時間目の音楽の授業。
水を打ったように静かに、先生の話を聞き、とてもとても行儀が良い。
へぇーーーー。
2年生、39人もの子どもが集まっても、こんな風にできるのかと感動。

今回の参観、行って良かった。



2008年02月05日(火) むつと剣道

むつ、剣道のある日を気にするようになってきた。

何度もこの日記に書いている通り、むつの幼稚園では
年長児のみ、月に3〜4回の剣道の時間がある。

むつはそもそも、剣道の時間が好き。
特に運動会で選手に選ばれたことで、ものすごく自信がついたらしく、
今まで一度も「剣道が嫌」と言ったことが無い。
(ちなみに、のんは「寒いから」「先生が厳しいから」いやがっていた時があった)

剣道の時間は裸足ですることになっているので、
寒い季節になった時でも、タイツは履かないことになっている。
剣道の稽古日はあらかじめ月のお便りに書いてある。

だがしかし。

去年まで、我が子らはタイツなど決して履かない生活をしていたので、
私はとんと「剣道」と「タイツ」の関係に無頓着で居てしまった。

すると先日、むつが「今日剣道だったの・・・」と言いながら帰ってきた。
ああ!しまった!!タイツだ!!

どうしたの?と聞くと、
タイツを脱いで、体操着のズボンを履き直してしたという。
ああ、なるほど。
まぁ、それほど困ることにはならないのだな、と思っていたら、
本人にとってはそれがとても嫌だったらしい。

朝「今日は剣道じゃない?」と毎日聞いてくるようになってしまった。
これは大変なことだ。

それならば、と、今週は何曜日に剣道だからね、
もしくは今度は○日に剣道だよ、と予定を教えてあげることにした。

すると、「今日は火曜日だから違うね、明日の明日の、明日だよね」
などと、今度の金曜日の予定も言う。
こうなってくると、楽しみなんだかプレッシャーなんだか。

まぁ・・・。
のんのように、さっぱり予定を気にしないよりも、いい…のか?
本人、気に病んでいる感じではないから、
そのくらいのプレッシャーはあってもいいものか??



2008年02月04日(月) クレープ屋さんごっこ

久しぶりで、幼稚園へ。
…いや、先週も参観に行ったから、久しぶりではないのか?
最近とんと幼稚園に行っていないので、久しぶりな気がしてしまう。

今日の用件は、謝恩会の余興の練習。
3月の半ばにある、むつの幼稚園の卒園式。
卒園式が午前中、そのまま午後はホールで謝恩会が開かれるのだが、
その時に先生方、子どもたち、ママさんたち…で、それぞれ出し物を
することになっている。
それの練習が、ホールで1時間ほどあるというので、行くことに。

のんの時には、のんたちが運動会でやったダンスと同じ曲だった。
今回は、先日のおゆうぎ会で、むつたちのクラスではない方のクラスで
使った曲から。
子どもたちがノリノリで踊っていた曲。

ああ、楽しそうだなー、
こんなのも最後だなー、などと思っていたら、
いつの間にか、舞台であがって踊るメンバーのひとりになっていた。
あはははははは。

いや、まぁ、でも。
結局のところ、前年度、一緒に役員をしたママさんばかりの
メンバーになったので、仕方ないか。
こうなったら、もう最後だから。がんばりましょう。

月曜日は、穏やかである。
プールがあるので、友達と約束してこない日、と決めているからだ。

帰宅して、プールに行くまでの間の1時間半ほど。
宿題を済ませ、明日の支度をして、プールの支度をして、
それからのんびり、のんとむつで遊ぶ。

昨日に引き続き、クレープ屋さんが今の流行らしい。
のんがメニューを考えて、次々に書く。
むつが私に見せにくる。

注文する。
「ばななちょこくりーむでーす」とむつが言う。
「・・・・。で?」と冷たく、のんが言う。

慌てて、むつが私のところに聞きにくる。
「だい、でしょうか、しょう、でしょうか?」

サイズの大小を聞いてこなかったからと、のんが怒っているらしい。
なんであんなに厳しいんだ。
むつはきっと、将来アルバイトをした時に、
かなり厳しい店長の下であっても耐えられるに違いない。

のんが折り紙でつくる。渡す。
むつが持ってきて、渡してくれる。

私が食べている間は、ぬいぐるみがお客さん。
「なににしますかー?」とにこやかに、むつ。

そしてまた、サイズの大小を聞き忘れ、ぬいぐるみの所に戻る、むつ。

・・・。
どっちもどっちなのか・・・。



2008年02月03日(日) 雪の中を

明け方には既に雪になっていた。
しんしんと降り積もる。風も強い。
なんてこった。

本日、私は地域の自治体の主催で行われる、
家庭教育講演会に、小学校のPTAとして参加することになっている。
そもそも、各学校から代表3名ずつ、プラス地域の方、などなど
ということなので、
全部で・・・120名くらいか。
ホールというよりも、地域のセンターの会議室のようなところで催されるので
規模も小さい。

…行かねばなぁ。

「えーー!おかあちゃん、何処に行くの!!」と追いかけてくるので、
「先生の話を聞きにいくのよ」と答えると
「いきたーい」などと言う、むつ。

のんは、私が居ないとその分父ちゃんとゲームをしたりTVを見たりできるので
「行ってらっしゃーい」と楽しげに見送ってくれる。

行きのバスは時間通り。
本当は自転車で行かれる距離なのだが、さすがにこの雪では自転車は無理だ。

講演の内容は、ヒトコトで言うと最近の子どもたちの睡眠時間が
異常になってきている、
夜型の生活が子どもに及ぼす影響とは、という話。

理想論を掲げられて終わりかと思っていたら、
そこは私の認識が甘かったらしい。

なぜに人類は昼行性かという話から始まり、
脳の仕組みやら、夜型になると人体にどんな影響があるかと言う話やら、
非常に面白くためになった。

・・・我が子らは就寝時間、20時。
そうか、だからこうなのか、などと妙に納得する部分もあり。


そして、帰りのバスが来ない。
いや、ある程度交通事情が乱れるだろうとは予想していたのだが、
果たしてバスは20分遅れでやってきた。
足が冷たいーー。

昼ご飯を済ませ、帰宅したら既に15時過ぎ。
子どもたちは雪で遊んだの?と聞いたら、外に出なかったと言う。

家でクレープ屋さんごっことやらをしていたという。
まぁ、それはそれは。

…去年の春、今年度が始まってから、
かなり子どもたちだけで留守番をしたり、私が不在だったりと言うことが
いろんな理由で多かった。
毎回「結構平気なもんなんだなぁ」と感じ、
すごいなぁ、と感心する。



2008年02月02日(土) 漢字練習

寒い寒い。天気はほどほどだが、寒い寒い。
明日は雨か雪だと言う。うーー。
寒いとどうにも、何もする気がなくなっていけない。

結局、今日もどこにも出ず。
どうやら花粉も飛び始めているらしく、
父ちゃんも外に出たがらないので、我が家はこもりっぱなしだ。

子どもたちはあっちにいったり、こっちにいったり。
いきなり、のんが机に向かって何事かやり始めたので、
なにをしているのかとのぞいてみたら、
先日何かのおまけでもらったノートに、
二年生で習った漢字を練習していた。

なんだなんだ。
「なに?!宿題なの?」と聞いたら、
「違うよー」宿題のわけないじゃん、というニュアンスで苦笑された。
いやいやいやいや。
宿題でもないのに、ノートに漢字を並べて書いている方が、普通は笑うけど。

どうも、なにかを見て書いたり読んだりするのが好きらしい。
いいことなのだが・・・。
なんか、可笑しい。

びっしり書いて、丸をつけろという。
上手くかけていたら花丸で、そこそこ上手だったら二十丸。

まぁ、せっかく練習したのだからとおまけでつける。
喜ぶ、のん。
学校ごっこのつもりかしら。



2008年02月01日(金) ちょっと早めの節分

さて、気持ちを切り替えて2月!!
あと30日と少しで、のんは三年生だそうだ。
同じく、むつは幼稚園を卒園。

ああ、なんて早いんだ。

14時過ぎ。いつもの時間に、むつが乗ったバスが、バス停に来る。
ああ!そうか!!今日は節分の豆まきをしたのか!
バスの中には、自作の鬼のお面をかぶったむつが。
むつは最後から2番目のバス停なので、
中にはもう一人、鬼のお面をかぶったお嬢さんが座っている。

あははは。可愛いなぁ。面白いなぁ。
この日はいつも、
「もっと早いバス停なら、たくさんの鬼の子が乗っている様子を見られるのに…」
と残念に思うのだ。

今年の鬼のお面は、ティッシュペーパーのボックスをもとに作ってある。
色紙を貼って、角をつけて、目鼻をつけて。
なかなかの力作。
升と、豆も持って帰って来た。

あー。そうだった、撒くんだなぁ。何処に撒くんだろう。
数年前のベランダは掃除が大変だった…などと考えていると、
むつが
「早く食べたーーい!!」
えっ。だって、撒くんでしょ?

幼稚園ではいつも、撒く用にビニール袋に一握りと、
食べるように小さなパッケージに入ったもの、両方を子どもたちに渡してくれる。
小さなパッケージのものは、おつまみみたいに、少し味もついているらしい。

「食べるのはこっちだよ、この(ビニール)袋のはまくんでしょ?」
と言うのだが、
「えー、こっちもたくさん食べたいの・・・」とむつ。

えーー。いいの?いや、いいのか??
掃除のことから言えば、全部食べてくれたらありがたいんだが。

そんな話をしているうちに、のんが帰ってくる。
「わー、良いなー、食べたーーい!」

全部食べることに決定。

撒くようにもらった方は一応フライパンで炒って。
ま、子どもたちに渡すものだから、とりあえずそんな毒の入ったようなものは
渡さないだろう。と時節柄信じてみる。

「あったかくて美味しいー」とぱくぱく食べる、のんとむつ。
えーっと、でも本番は日曜日だから、残しておいてね…、などと言う
声も届かず。

ちなみに、のんたちの給食でも、少しの豆が出たらしい。

のん、鼻も少し止まって来たので、今日は公園に1時間弱遊びに出る。
寒いのに、よく行くなぁ。
…ってことは、先日断って来たのは、自分でもやっぱり体調が良くなかったのかな?


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