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今日は夏越しのようだ。 朝と夕に花火が上がって(うちのあたりはいまだに行事があると花火を上げる)なんだっけ?と思っていたところ夏越しだと。 昔は形代を納めに神社へ行って茅の輪くぐりをしたものだけどいつからかもう行かなくなってしまった。 普通は6月30日に行われるらしいが、うちのあたりはなぜか昔から7月末なのだ。 理由は知らない。 旧暦なのかな(調べよう) 何にせよ半年分の穢れを落としこれから半年の無病息災を祈るらしいのでひっそりと祈るだけ祈っておこうかな。 ここ数日でジョン・ディクスン・カーの「パリから来た紳士」と赤城毅の「書物迷宮」を読み終えた。 暑いわりには頑張った。 「パリ〜」はカーの主要登場人物であるHM卿、フェル博士、マーチ大佐などを主人公に据えた短編が納められている。 私は断然HM卿がご贔屓だ。 みんな癖があって厄介な人達だけど(マーチ大佐は比較的人が良い)なんといってもチャーミングなのはHM卿でしょう。 口が悪くて大声で容赦ない人なのに、閣僚から怒られたと言ってしょぼぼんとしょげていたり、若いカップルが目の前でイチャイチャすると怒るし。 年若い友人であるトムがHM卿をついつい弄りたくなるのもわかるというもの。 本当に可愛い人だ。 猛烈な勢いで次の作品も!と意気込む作品ではないものの落ち着いて読める古典作品だ。 いつでも手に取れるように次のカーを準備しておかなくちゃ。 赤城の書物狩人シリーズは知った時には既に絶版だった。 辛うじて電書で何冊か出ていたけれどなぜか真ん中だけ電書化されておらず新書を中古で買うかどうか悩んでいる。 なぜ全部電書化しないんだろう。 しかも謎の中抜き......。 そこはさて置き非常に好みのシリーズなのだ。 もっと早く知っていれば! 「世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する。その存在は謎に包まれ、彼らの活動が表に出たことは一度もない――書物狩人」というシリーズの2冊目の短編集。 虚々実々の駆け引きと裏の裏の裏を読む知略と。 本に纏わる蘊蓄、歴史が抱える秘史。 それらが滔々とル・シャスールの口から流れるように出てくる時の快感は水戸黄門の印籠みたいなものだ(多分違う) でもそこがいい。 絶対的な存在がいることの安心感。 短編なのもすっきりしていい。 ル・シャスールはスーパーマンでいいのだ。 正体を知りたい気もちょっとだけするけど別に彼は彼のままでいてくれたらそれでいい。 今回は最初に入っていたロルカの詩集を巡る話が一番好きだ。 スペインの農村の風景の美しさよ。 思わずロルカ詩集を引っ張り出そうかと思ったけど読み終わらないからやめた。 世界の色んな都市が舞台になるのも読みどころの一つ。 次も買ってあるので安心だけど電書化してない本はどうしようかな。 メルカリで探してみるか。
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