NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
さ、寒い。 手が悴んで上手く動いてくれない。 仰天まで起きていられるかしら。 「特捜部Q〜キジ殺し」読了。 取っつきづらさはピカ一だったが後半にいくにつれてどんどん加速して面白くなった。 他の人の感想で評価が低かったのが不思議なくらいだ。 警察物とはいえ謎解きが主ではなく犯人達は最初からわかっていて彼らを追いつめる証拠や証言を集めていくところに面白さがある。 しかも今回はダークヒロインとして常にストーリーのど真ん中にいたキミーという女性の存在感が凄かった。 これはある意味キミーという一人の女の人生の物語なのだ。 前作のミレーデという女性もそりゃあもう強かったけどキミーの強さというか怖さは別種のものだ。 元々加害者でもあるから同情する気はないが、それでも、ミレを思うキミーの思いだけは尊いと思う。 たらればは言っても詮無いとはいえ、もしもキミーにミレがいたとしたら。 彼女は幸せになれたのだろうか。 どちらにしてもあのラストは免れなかった気はするけども。 あれで良かったのだと思うしかない。 相変わらずカールとアサドは気が合ってるんだか合ってないんだかわからないがお互いがお互いを大事に思っているのはわかっている。 そんな二人のところに加わったローセという女性もまた強烈な個性の持ち主で特捜部Qは変わり者の集まりで上手く成り立っているようだ。 しかもみんな有能。 上司も大変だねえ(笑) さて次は3作目のPからのメッセージだ。 これを読み終わればアマプラで特捜部Qのドラマを見ることができる(Pから〜しかアマプラにはないのだ) しかしちらっとみたビジュアルではアサドがまるで別人ではないか? 小説のアサドは小柄で小太りだぞ。 ドラマはイケすぎじゃない? それをいうならカールだって随分オトコマエだけれども。 やっぱりドラマはもう少し寝かせておこう。 まずはPからのメッセージを読まねば。
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