NM Syndrome

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2004年02月15日(日) 矛盾する存在だから愛しい ( 『砂の器』 第5話)

慎吾ありがとーね。
スマステはいつもサムガと重なるから見ないでしまうんだけど、器の話を方言と絡めて話してくれたとか。
公式サイトで慎吾が中居のことを「かっこいい」と言うのを見てちょっと微笑ましく思った。
真っ先に茶化すのは慎吾だけど、それもちゃんと見ていてくれるから言えることだし、慎吾のにはいつだって愛情があることもわかってる。
そして認めてくれるのも慎吾だよね。
だから慎吾に「かっこいい」と言って貰えると誰に言われるより嬉しい。
大丈夫。すぐにいつもの中居に戻るから(笑)
遠くにはいかないから大丈夫だよ(ん、そういうことじゃないかな?笑)

いのっちが高校に入りなおすとか。
それってケジメつけたいってことなのかな。
勿論もう一度学びたいということも大きいとは思うけど、やっぱり小骨のように引っ掛かってたことかもしれないと
今度のことで少しだけ思いましたわ。
そう言えば慎吾も高校へ行かないでしまったんだよね。
SMAPとして過した3年は取り替えたくもないとは思うけど、でもそれと学校はまた違うから。
こればっかりは悔いの残ることかもしれないとちょっと思う。わからないけれど。
(でも中居の中では悔いになってるような気はするな。思い込みだけど)

「砂の器」第5話
こんなにもピアノに依存している和賀がもし逮捕されてピアノから引き離された時、生きていけるんだろうか。

ずるい男だね、和賀は。
捜査本部が解散したという記事を見たから、自分が殺した三木まで思う余裕ができたってこと?
でもそれは和賀らしいと思う。
基本的に優しくて人を思いやることのできる男だから自分に類が及ばないとわかればその本来の性格が出てくるのはOKだと思うのね。
だけど殺害現場近くから手を合わせようとした時、正直それをするのは和賀じゃない気がした。
手を合わせかけて結局やめるのが和賀じゃないかなと思ったんだけど。
どうもしっくりこなかったな。
中居の横顔は綺麗だったけどね(笑)それに長い袖から半分だけ出た手も良かったし(そこかい)
田所と一緒の和賀はいい顔してる。目付きとか傲慢で権力志向の強い悪い顔してるから(ふふふ)
あれも和賀だよね。来週の予告で和賀さんですね、と声をかけられた時のぞくぞくするような鋭くて怖い眼を持つのも和賀。
決して優しいだけでは出来ていない和賀が好きなんだ。
だってここまでの位置に来るまでに『いい人』だけでこられるほど世間は甘くない筈。
人に言えないことの一つや二つや三つ・・・・・(笑)
それを通り過ぎて今の和賀なんだから、あんな顔をされれば修羅場潜ってきたんだろうなあとは思うわけだ。
その反面無防備で儚い影を残しているのも和賀なわけで・・・・・・・。
あさみと一夜を過ごした翌朝さっさとピアノの前に座ってる和賀は良かった。
まだピアノの方が大事なんだ(ははは)何かあると縋り付くピアノ。
精神的に依存しているからピアノと一緒にいる和賀は色っぽくなる気がするわ。

朝の光の中、白シャツの中居は非常にヨロシイ。背中を向けて煙草を吸っている姿はうっとりするほど男だなー。
言ってることは冷たいんだけど、でも声が優しいって卑怯じゃないか。
振り向いた顔があんなに優しければ錯覚も起こすって(特に逆光の中の中居は綺麗だ)
でも一番好きなのはあさみといる中居、もとい和賀ではなく玲子に電話してる和賀だわ。
最初の電話は玲子の妊娠を聞いてお祝いを言ってもどこか上っ面だけだったのに、
公園で子供達を見ながらかけていた電話の声は心底優しかった。
処分を頼んだセーターの行方に疑問を持った和賀の不安と疑惑がもろに出たあの電話の時の顔が、今回は秀逸。
うわー、不安がってる。怖がってる。疑心暗鬼でどうしようもない顔。
いいですねー、中居サン。あなたのこんな顔が見られるとは思ってもいませんでしたわ(うっとり←で、いいのか?)

今回始めて刑事コンビよ、頑張れ、と思った(笑)
捜査本部の解散と共に今西と別れる吉村が新聞を持ってくるところの吉村の決意とか、
殺害現場で花を手向ける刑事二人とか。
あんなのを見ると刑事に応援したくなるじゃない(ははは;)
特に吉村(永井さん)が指を血まみれにしてセーターの切れ端を探している場面はなぜかほろりと。
きっとこの執念が和賀を追い詰めるとわかったからだろうけれど。
でもその反面、吉村頑張れとも思ったんだよね。
ちゃんと客観的に見られるようになったかな?(笑)

まだ見返してないからざっと印象に残ったところだけぽつぽつと。
福澤さんの演出は嫌いじゃない。
双方の場面をスライドさせながら交互に挿入していくのも、わかりづらいという人もいるかもしれないけれどワタシは好きだし、
奇しくも殺害現場に集まった和賀、今西、吉村が各々の立場で祈るところはやりすぎの感もあるけれど印象的だった。
思うにこの人は男性陣をうまく撮る人なんじゃないか?(笑)

ただね、白い影の時もそうだったけどこの脚本家には苦手な部分があるんですわ。
どうもヒロインに感情移入できないというか。
いつも脇の女性の方が魅力的だったりする。
今回の玲子のように。
あさみは前の倫子ほど子供っぽくないからその点はマシだけれど、どうしても未だにぴんとこないんだよなー。ワタシだけ?

最後のピアノのシーンは一番最初に『宿命』を聴かせたのがあさみだと、そういうことですか?
うーむ、和賀さんは自分ちのピアノの前にいる時が一番魅力的だ(笑)

あ、映画館に飾ってあった写真の和賀さん、どう見ても浮いてます(ほほほ)
あの人だけアイドルオーラ(はっはっは)
予告の作り方はほんとに上手い。色んな場面をそのまま使うんじゃなくてせりふとか入れ替えてるから実際の場面と全然違うのね。
でもそれで興を削がれるどころか益々期待させてしまう編集には脱帽。
来週の和賀がうっとりするくらいかっこいいぞー!
(叫んで終わるのってどうよ)

2003年02月15日(土) 過激発言にご注意


伊波