NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
オリンピックが始まったからブラタモリもお休みです。 地味に悲しい。 寒いせいかあまりテンションも上がらず購買意欲だけが高くなって困った。 積読本も借り本もうず高いのにまた追加してしまい(何冊かは言わない)もう私ってば何やってるんだろう。 でも今の気分だと難しい本や過激な本は手を出したくないので(そのまま落ちそう)何か軽い本を探さねば。 あまり考えないで読める本。 深刻にならない本。 心に残らない本。 そういうのがいい。 というのも借りてたマンガの中に結構ずしっとくる本があって。 「岳」という山岳救助を題材にしたマンガで主人公はボランティアで山岳救助をしている。 北アルプスが舞台で遭難や事故など現場の状況は厳しい。 助けるために救助に赴くが遺体と対面することも多く、運よく助かったとしても損傷が激しかったりする。 それでも人は山に登り頂上を目指す。 主人公の三歩(さんぽ)が助かった人にも助からなかった人にも「よく頑張ったね」と声をかけるのが好きだ。 助けられた人が一様に「ありがとうございます」より先に「すみません」を言うのが凄く日本人ぽいなあと印象深い。 その中でも生まれてから一度も東京を出たことがないおばあちゃんが勇気を出して北アルプスの麓までお孫さんと出かけて来て 雄大で美しい山々を仰ぎ見て微笑むお話しはとても良かった。 それにしても私はやっぱり山は怖い、と思う。 登りたいとも思わない。 そもそも高校の時全員参加の山登りがあって(学校所有の山小屋まで歩くのだ)これが半分トラウマになっている節がある。 そりゃあもう辛かった。 半分泣きながら登ったからね(笑) 体育の先生に叱咤されながらなんとかんとか頂上まで登った時そこから見た景色は覚えていないけどなんとなく達成感はあったのは覚えている。 だからといってまた登りたいとは決して思わなかったけども。 まあそんな思い出。 それでも山には私にはわからない何かがあるんだろうなあ。 色々考えたマンガだった。
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