NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
「葬送のフリーレン」を4巻まで読み終わった。 4巻で終わりかと思っていたらまだ続いていましたよ。 でも続いていて良かった。 旅の仲間が増えたり減ったりしつつ目的地はあるんだけど寄り道したり冬の間中一所に滞在したり(滞在せざるを得ないともいう)して割と長閑な風情。 いや、3巻4巻では戦闘シーンも多いし結構エグイ描写もあるにはある。 なのに、ずっと時間がゆっくり流れているような、そんな不思議な物語だ。 人は短命であるが故、人から人へ、物語や思いや記憶を伝えていくし、エルフは長命であるが故に過去の記憶を鮮明に覚えて時の果てまで持っていくのだろうか。 色んな要素がたくさん詰まっていて受け取るものもたくさんある。 でもとてもいいなと思うのは登場人物の思いはいつもまっすぐだということだ。 そして重くなりそうだとギャグ要素がしれっと入って心を軽くしてくれる。 このあたりが絶妙なバランスで上手いなあと。 絵の軽やかさも好み。 作者はゲームのRPGとかを念頭に置いてるのかな(年代的にもそうかなと) 私はゲームをしないからよくわからないけどこの世界は好きだな。 街並みとかラッカムやデュラックなどの挿絵に似ているし。 ヨーロッパっぽいから好きなのかもね。 いいシリーズ本が見つかって良かった。 追いかけよう。 で、実はマンガモードの間にもう一人新しい作家さんを見つけました。 新しいといっても自分にとっての新しいで、結構作品も出している人です。 こちらは最近の作品じゃないので買いそろえようと思ったら2巻が品切れ中。 いつ入荷するかもわからない。 でも電書はイヤ。 というわけでヤフオクで全6巻買い取りました。 綺麗な本で有難い。 こちらは小粋でかっこよくまるで外国映画のような作風が好み。 オノナツメの「ACCA 13区監察課」 今度はこれを読もう。 (まだマンガモード継続中らしい)
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