雲間の朝日に想うこと


< 此の程度で心強く想える物でしょうか >


其れが、
何を意味するのか。

脳裏に浮かぶ、
其れ以前に。


鼓動が速まり、
意識が、
全て其処に向く。






十年は、
長い様でも。

身体は、
違うと主張するのか。















けたたましい音と、
紅く塗られた画の。

其の直後に。


長く待たされる空き時間と。

自身の、
揺れ始めた感覚。







其の組み合わせは。

容易に、
源付近の其の規模を、
突き付けた。




























 「大丈夫か?」
 「娘は?」

 「何とか。」
 「今玄関開けさせてる。」

 「必要な事があるなら。」
 「何時でも連絡して。」

 「了解。」





制限の掛かる前の数秒で、
初動だけ、
取り交わしながら。

姫との会話を閉じる。




残りの裁量は。

其処に、
預けるしか無いから。






















例え、
離れた土地に居ても。

血を分けた其の想いは、
絶えず、
息災を祈って居るけれど。


離れた土地に、
在るならば。

祈るのが関の山だ。





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References
 Mar.11 2011, 「浮かんだ命が真実でしょうか」







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2022年03月16日(水)


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History
2011年03月16日(水) 代わりに壊れたのでしょうか
2006年03月16日(木) 何処で流れが絶てるでしょうか
2005年03月16日(水) 何処まで話して居るのでしょうか



< 信じる解は解たり得ますか >


解は無いのだ。



解は。

他者の納得感を指標に、
解なのだと、
思い込んで居るだけに過ぎず。




解は。

自らが揺らぐ、
其の環境に因って。

一意的ですら在り得ない事を、
証して居るのだ。











其れ故に。


何度、
振り返り顧みたとしても。

其の正しさを、
追える筈も無いのに。








其れでも。



解を辿れる、
其の縁を探して。

彷徨い続けて了う。






















きっと。

今、
隣に居てくれるあの子の、
其の姿は。


俺自身の振る舞いの、
正しさの証と。

信じて居るけれど。






きっと。

今、
隣に居てくれるあの子の、
其の姿は。


主たる存在なのだと、
信じて居るけれど。





きっと。

今、
隣に居てくれるあの子の、
其の姿が。


一つで在り続けて居るのが、
証だと想うけれど。





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References
 Fed.08 2017, 「鍵の在処は忘れないのですか」
 Jun.27 2015, 「想う相手は一人でしょうか」
 May.16 2015, 「何処で判って了いましたか」
 Mar.25 2015, 「真の主従は逆なのでしょうか」
 Mar.04 2015, 「底無しの深度に踏み入れてませんか」
 Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」
 Feb.22 2015, 「私は誰でしょうか」







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Background
 " ミステリと言う勿れ "







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2022年03月14日(月)


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History
2015年03月14日(土) 何方が増しな時間でしょうか
2011年03月14日(月) 色気の無い味気でしょうか
2007年03月14日(水) 尻尾が見えて居たのでしょうか
2006年03月14日(火) 埋まらぬ溝を暗示するのでしょうか
2005年03月14日(月) 無言は想いに成り得ぬでしょうか
2004年03月14日(日) 必要の無い格好良さでしょうか
2002年03月14日(木) 挑んでも良いですか
2001年03月14日(水) もう少し待ってみますか





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