雲間の朝日に想うこと


< 尻尾が見えて居たのでしょうか >


複数の、
多岐に渡る情報を、
縒り合わせ。

統合された、
高度な情報を得る。


其の為に要する、
機能を、
十分与えられて居る筈なのに。





極乏しい情報に。

鋭く、
目を光らせる方が。



より深い意識を取り出す事が、
可能なのだろうか。








其れとも。




僅かな情報へ、
色を加える為に張られた、
其の網に。

俺が、
掛かっただけなのだろうか。












 「去年一年間は。」
 「少し変だったよね。」


坂の街の人が、
何気なく零した一言に。



 「変だった?」

 「うん。」


目を瞠る。















一つ、
一つ、
積み重ね在る筈の、
毎日の中で。

僅かに、
積み進めずに在った想い。





そんなに。

簡単に、
拾えて終う者なのかな。





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References
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Mar.10 2007, 「不要の起点だったのでしょうか」







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2007年03月14日(水)


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History
2006年03月14日(火) 埋まらぬ溝を暗示するのでしょうか
2005年03月14日(月) 無言は想いに成り得ぬでしょうか
2004年03月14日(日) 必要の無い格好良さでしょうか
2002年03月14日(木) 挑んでも良いですか
2001年03月14日(水) もう少し待ってみますか





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